どんな洗剤を使用するの?
「耳あたり」のよい「洗浄力の弱い」誰にでも扱える優しい洗剤ではなく、「耳あたり」の悪い「洗浄力の強い」プロ仕様の洗剤を、信念を持って使用しています。
エアコン洗浄用のメイン洗剤
エアコン洗浄用のメイン洗剤は、2019年4月から「より洗浄力を強化・追求するために」変更することになりました。今まで使用していた「エコ洗剤」から、より洗浄力の強い「ホワイトクリーナー」へ変更しています(エアコン内の汚れの洗浄力は約20倍パワーアップ)。また殺菌力強化のため「次亜塩素酸ナトリウム」も追加配合。洗浄力の強いメイン洗剤を使用することで、「エコ洗浄」時代では落とせなかった「臭い・汚れ」にも対応可能となり「諦めていた・見て見ぬ振りしていた」エアコン内部の汚れも徹底洗浄できるようになりました。

「エコ洗浄」をご希望の際は、事前にお教えください。天然素材系「天使の松」と環境対応型「エコクリーナー(Kirei)」を常備しています。しかし「エコ洗浄」では、臭い・汚れの完全除去はできません。申し訳ありませんが、臭い戻りの補償はできませんので、あらかじめご了承ください。
※エコ洗浄の場合は、臭い残りを一時的にカバー(誤魔化す)するために、抗菌剤配合のエアコン専用消臭・除菌剤(イレーサー・プロ)を、エアコン内部にスプレーしています。
◎2023年1月より「エコ洗剤」の扱いは終了しました。
※徹底洗浄を掲げている当店では「エコ洗剤」の使用機会はほとんどなく、常備している「エコ洗剤」が容器内で腐食してしまうため。

使用する洗剤はベストチョイス
当店は「臭い・汚れ・除去宣言!」を掲げております。エアコン洗浄後、万が一臭い戻りがある場合、1週間以内にご連絡いただければ責任を持って再訪問・再作業いたします。
- 使用するメイン洗剤の選択
- 「エアコン内部にヤニや油汚れがギッシリと付着している」「熱交換器に動物臭や生活臭がこびりついている」「多くの人が出入りする店舗などに設置されている」「使用期間の長い古いエアコン」「空室時や入居時のエアコンクリーニング」などの場合は、メイン洗剤を洗浄力の強い「ゴールドZ(強化版)」に変更しています。また汚れ具合によっては、強力アルミフィン洗浄剤「リンダ シルバーN ファースト」も追加噴霧。エアコン内部に臭い汚れを残さないように、最適な洗浄剤を使用しています。

汚れの具合や洗浄箇所で洗剤を使い分け
洗浄箇所 | 用途 | 使用洗剤 |
---|---|---|
熱交換器 | 油・ヤニなどの除去 | リンダ シルバーN ファースト |
背面パネル・ ドレンパン・ 吹き出し口 |
カビ・スライムの除去 | リンダ Newカビクリーナー |
吹き出し口 | 油・ヤニなのど除去 | ニイタカ ニューケミクール |
※クロスフローファンは、カビ取り洗剤「リンダ Newカビクリーナー」や厨房用アルカリ洗剤「ニイタカ ニューケミクール」で、繭玉のような状態で浸け置き洗浄することもあります。

当店では、高圧洗浄機を使用した濯ぎ作業後の“汚れの拭き取り”作業は行っておりません。「汚れを拭き取る必要がある」ということは「手の届かない箇所の汚れは落ちていない」ということ。それではエアコンクリーニングした意味がありませんよね。エアコンをすすいだ後は、エアコン内部はキレイであることが絶対条件です。
※汚れ具合にもよりますが、洗浄力の弱い「エコ洗剤」では吹き出し口に汚れ残りがあり、洗浄後の拭き取り作業でタオルが真っ黒になることもありました。
エアコンの嫌な臭いの原因は、手の届かない“目視できない”内部の汚れがメイン。表面の見える部分がキレイになっても、洗浄後のバケツの汚水が真っ黒でも、洗浄不足で内部に汚れが残っていればエアコンの臭いは取れていません。エアコンクリーニングで臭いがなくなったと安心していても、数日後にはエアコンが悪臭を放つこともあります。簡易清掃業者による臭い戻りには注意しましょうね。
- エコ洗剤単体使用の頃は・・・
- 当店でも以前は、エアコン用のエコ洗剤のみで「エコ洗浄」して、落とし切れなかった汚れファン裏・(ドレンパン裏・吹き出し口など)は届く範囲で、タオルで拭き取る作業もしていました。
また、過度に汚れているエアコンは臭いが取り切れないこともあるため、お客様に了承を得てからエアコンクリーニングしていたこともあります。汚れや臭いが取れないのは、お互い気持ちの良いものではありませんよね。
アレルギーがあるから・・・
「エコ洗浄」業者の啓蒙活動からか「アレルギーがあるから」「赤ちゃんがいるから」「ペットがいるから」といって、「エコ洗剤」を希望されるかたも増えてきました。エアコンクリーニング業界は「エコ洗浄」ブーム真っ只中です。「赤ちゃんの哺乳瓶も洗える」「触っても問題ない」と宣伝活動にも力が入っていますよね。ただ良く考えてみてください。お客様が洗剤に触れる機会はありません。エアコン洗浄している業者がお客様に向かって洗剤を吹き付けることだってありません。洗剤が噴霧されるのは、エアコン内部だけ。作業している業者には「飛沫」を吸い込むリスクがありますが、お客様のいる場所まで飛沫が届くこともないでしょう。
当店が使用する洗剤には「苛性ソーダ」も含まれています。この「苛性ソーダ」は洗浄力が強い反面、エアコン内部に悪さを起こすこともあります。ただ、使用方法を間違えていなければ、「苛性ソーダ」が悪さを起こすこともありません。正確な希釈・完璧なすすぎをすれば、エアコン内部に不具合が残ることはないのです。
ただ、全ての業者が「洗浄力の強い洗剤」を使いこなすことはできません。正確な希釈・完璧なすすぎ作業ができなければ、エアコン熱交換器のアルミフィンは、白化してしまったり、アルミ焼けをしてしまったり、銅管の腐食によるガス漏れや故障なども考えられます。洗浄不足による「残留洗剤が原因」でエアコンが悪臭を放つことも・・・。そんな技術不足を補うため・スキルのない業者を増産させるため・素人業者でも参入しやいように「エコ洗剤」は活用されてもいるのです。
※「苛性ソーダ」を悪く言う業者も多くいますが、前述している通り「正しい情報を持ち合わせていない」「上手に扱うことのできない」輩の言い訳にすぎません。
当店は、自信を持ってお答えします。「アレルギーがあるなら、そのアレルゲンを徹底洗浄しましょう」。アレルギーがあるので「人や環境に優しく、しかもエアコンの汚れにも優しい」エコ洗剤で、エアコン内部に汚れを残してしまう・・・。こんなことではエアコンクリーニングをした意味すらありません。エアコン内部の汚れは「蓄積汚れ」です。数年かけて蓄積されてしまた汚れは「エコ洗剤」では歯が立たないことも・・・。表面上はキレイに見えても、エアコン内部にはまだまだ汚れが残っていますよ。せっかくお金を払って業者に依頼するのであれば、エアコンが徹底洗浄できるプロに依頼しましょう。
「エコ洗浄」業者が洗浄したエアコンを、1週間後に徹底洗浄したことがあります。いわゆる「臭い戻り」をしたエアコン。当店のホームページに辿り着き、徹底洗浄を希望されました。結果は・・・熱交換器のアルミフィンからも、クロスフローファンからも、まだまだ汚れが浮き出てきます。表面上の汚れやホコリなどは見当たりませんでしたが、下層の汚れは残ったままだったのでしょうね。「エコ洗剤」の洗浄力などこの程度。何にでも限界がありますからね。
《エコ洗浄が原因で、体調不良》こんな事例もあるのでご注意を。