エアコンが故障したら?
当店が責任をもって、製造メーカーに修理を依頼いたします。
- 提携・協力業者による故障時
- 協力業者による不具合の際は、実際に施工した「協力会社」が窓口となります。当店による故障時と同様に対応いたしますのでご安心くださいませ。
賠償責任保険加入店
エアコンクリーニングサービスでは「外せるパーツの分解・取り外し」「基盤の取り外し・基盤やファンモーター周辺部の徹底した養生」など、電装部が浸水しないように細心の注意を払ってエアコンクリーニングしています。サービスには万全を期しておりますが、万一に備えて賠償責任保険「あいおいニッセイ同和損保:タフビズ賠償総合保険」に加入しています。
- 後日の故障の際は
- 作業終了時にエアコンの動作確認はしていますが、数日後に不具合を起こすことも想定されます。その際は気軽にご連絡ください。ただ修理の依頼主(窓口)は、あくまでも当店であることが保険対応の必須項目となります。お客様が直接修理依頼した際や、お客様が支払った修理代金の請求には対応できませんので予めご了承ください。
故障の原因
電化製品全般にいえることですが、エアコンも「いつか必ず壊れます」。さっきまで動いていたのに・・・、そのタイミング(自然故障)がエアコンクリーニング直後や数日後に起こることも稀にあります。故障の際は速やかに修理依頼しますが、メーカーのサービスマンの判断により「明らかにエアコンクリーニングが原因ではない」と判断された場合は、出張費・修理代などのかかる費用はお客様負担となりますので予めご了承ください。
経年劣化による破損・故障
誠に申し訳ありあませんが、経年劣化による破損・故障などには対応しておりません。予見・予知が難しい破損・故障なども対応不可となりますので予めご了承ください。
- 経年劣化部品とは
- 本体カバーやルーバー(風向板)など「プラスチック部」の紫外線劣化による破損や、スイングモーター(ルーバーを動かしている小さなモーター)などの耐久性が高くない(手で動かすことでモーター内部に異常が発生することも・・・)部品の劣化故障など。
◎元々の建て付けが悪い、以前分解した業者による組み立て不良などにより「プラスチック部が変形(経年により)」していることもあります。そしてこのようなエアコンを分解して「正確に組み立てる」ことで、逆に不具合が生じてしまうことも・・・。このような経年による変形なども、当店では修理対応できません。クレームや修理代金の請求などは、故障原因を作った前の業者宛でお願いします。
過失による故障の際は
当店の過失によってエアコンが故障した場合は、その場でお使いのエアコン製造メーカーへ修理を依頼いたします。
ただ修理日程は、時期・故障箇所・各メーカー・お客様の都合などにより異なり、極力早い対応をメーカーには促しますが「事故当日(修理依頼日)」に出張修理が完了することはありません。ご不便をお掛けして申し訳ありませんが、予めご了承ください。
- 繁忙期の修理について
- 夏のシーズン中などは、初回の訪問までに1週間以上かかることも想定されますが、その間の「迷惑料・健康被害・代替品の手配」などは補償致しかねますので予めご了承ください。
エアコン故障時の対応例
下記の書類は、とあるお客様宅でエアコンが故障してしまった際の「サービス報告書」です。
1枚目の書類が「サービス受付速報」。4月14日にエアコンの修理を依頼すると、翌々日の16日にメーカーのサービスマンがお客様宅に訪問することになりました。そして2枚目の書類が「サービス結果速報」。記載されている内容は「訪問致しましたが、電装系部品の交換が必要ですので、再度訪問いたします」とのこと。
このように、メーカーへ修理を依頼した際は「2回訪問」することが通例です。そして3枚目の書類「サービス結果速報」では、4月20日に「お客様とのご相談の上、訪問日を打ち合わせさせて頂いております。」とのことでした。
上記の書類は「サービス完了速報」と「サービス完了報告書」です。14日の修理依頼から約1週間強。4月22日にエアコンの修理は無事完了しました。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、この期間はエアコンが使用できなかったことになります。また誠に申し訳ありませんが、この間の当店からのアフターフォローは一切ありません。故障後の対応は全てメーカー任せとなっておりますので、予めご了承ください。
このように、お客様とメーカーがスケジュール調整しながら訪問日程が決まっていくのですが、今回のケースは時期が良かったですね。これが夏のシーズン中だと大変なことに・・・。「1カ月以上もエアコンが使用できない」こんなことだって考えられます。最悪のケースを想定すれば、エアコンクリーニングは「オフシーズン」に依頼することが最適なのかもしれませんね。今回の修理費用は39,600円。当然ではありますが、当店が責任をもってメーカーにお支払いたしました。
故障原因の検証
メーカーへの修理依頼時には、当店からメーカーに確認してもらうことがあります。それはエアコンの「故障原因」。どのようなことが想定されエアコンが故障したのか、それを現場で修理にあたったサービスマンに直接聞くことにしているのですが・・・。ただメーカーのサービスマンも人間。色々な方がいますよね。親切に一緒に考えてくれる人もいれば、「エアコンクリーニングが原因です」と取り付く島もないことも・・・。今回は後者のようです。
しかし、何度も同じ原因でエアコンを故障させる訳にはいきませんよね。漠然と故障原因は思いついていましたが、確信までは持てません。運良くこの数日後には、同メーカーのエアコンクリーニング依頼が入っていました。これは・・・自分で検証するしか方法がありませんね。
▼熱交換器天面
このメーカーの特徴でもある「熱交換器天面」。パーツを取り除くとこのような隙間(左画像)が空いています。エアコンの故障箇所は「ファンモーター」でした。そこで・・・分解分解(右画像)。
▼クロスフローファンの分解
ご覧のように、ドレンパンと一緒に「クロスフローファン」も取り外して検証することに・・・。
▼洗浄後の各パーツたち
汚れがなくなったので、ファンモーターカバーもよく見えるようになりましたね(左画像)。右側の画像は洗浄後の「クロスフローファン」で、ファンの右横にあるのがファンモーターです。「ファンモーター」のファン側の軸周辺は、黒いスポンジ系の素材で円状に保護されていました。これは恐らく、軸側からファンモーター内部への浸水を防ぐためのものだと推察されます。
▼ファンモーターカバーの隙間
そして、上記の画像がファンモーターカバーの隙間(赤色点線部)。全てのパーツをバラバラに分解してはいませんが、ここで当店の検証は終了です。ここで結論を・・・恐らくなのですが、この隙間が今回の故障の原因なのでしょう。執拗にこの隙間に向かって、高圧洗浄機で洗浄水(お湯)を高圧噴射してしまったのだと思われます。猛省猛省。
ここから浸水してしまった洗浄水は、円状の浸水保護用の素材内で抜けることなく溜まっていたのでしょうね。浸水を防ぐための保護素材が裏目にでて、水溜りを形成してしまったのだと思われます。エアコンの電源を入れた段階では、まだ故障は起きていませんでした。リモコン受光部基盤なども正常に点灯し、左右風向ルーバーも正常に動作していましたからね。そして暖房運転の準備が整い「ファンモーター」が動きだすと電源喪失。う〜ん。予想通りではありましたが、ここが浸水経路だったのですね。以後気をつけて洗浄することにしましょう。
当店ではこのように故障した際は、故障原因を検証することにしています。同じ失敗を繰り返さないように、それでもエアコンを徹底洗浄するために・・・。今回のようにご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
故障時の作業料金
誠に申し訳ございませんが「エアコンの修理可・不可に関わらず」、エアコンクリーニング料金は「当日(作業日)」に徴収しております。予めご了承くださいませ。
- 古いエアコンについて
- メーカーによるエアコン補修用性能部品の保有期間は10年となっており、「故障部品の調達不可」によって古いエアコンは修理できないことの方が多いです。申し訳ありませんが、その際は補償不可となりますので予めご了承ください。
◎上記のようなケースはごく稀ですが、念のためにご理解ください。当店において、エアコンクリーニング後の動作不良が起きた割合は、0.1%未満(2023年度実績)です。
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法