エアコンクリーニングQ&A|臭い戻りとは?

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エアコンの臭い戻りとは?

プロのエアコンクリーニング業者でエアコン洗浄しているのに、洗浄したすぐ後や数日後にエアコンが臭くなること。下手な業者や知識の乏しい業者による洗浄不足が原因で起こります。

エアコンの臭い戻りとは

臭い戻りの原因

壁掛けエアコンクリーニング業者の言い訳としては「エアコンの洗浄範囲は限られているので全ての臭いは取れない」「基盤周辺などの洗浄できない部分の臭いは取れない」「室内機ではなく室内のカーテンやカーペットなどに臭いの原因がある」etc.

ダメなエアコンクリーニング業者の対応

エアコンクリーニング依頼前に確認しておくことが大切ですが、「臭い戻り」の再作業や返金などには応じない業者も見受けられます。また同じ業者や担当者が再作業したとしても「臭いが取れない」ことも多いんですよね。

業者によって色々な言い訳を用意しているのかも知れませんが、真実は一つのみ。「臭い戻り」の原因は、単純にエアコンの洗浄不足です。

※エアコンクリーニング後の臭い戻りとは、臭いの原因が「室内機」にあることが前提であり、室外に臭いの原因ある場合は「臭い戻り」とは言いません。

低レベルのエアコン洗浄

「壁掛けエアコンクリーニング」は業者によって洗浄方法がマチマチ。そしてその業者が行う、低レベルのエアコンクリーニングによって「エアコンの臭い戻り」は起こってしまいます。以下に主な「エアコンの臭い戻り」の原因を記載。

見えるところしか洗浄しない

臭いの原因は「エアコン内部」に隠れています。見えない箇所・手の届かない箇所の汚れを想像しながら、広範囲に隅々まで「エアコン内部」を洗浄していくことが必須なのですが・・・。

①吹き出し口に偏った洗浄

吹き出し口の洗浄例

※吹き出し口の洗浄例

エアコン汚れが一番目立つのは「吹き出し口」です。そして「エアコンクリーニングを依頼する」お客様が一番気にしているのも「吹き出し口」。エアコンクリーニング業者も「吹き出し口」をメインに洗浄することが多いんですよね。また「吹き出し口」しか洗浄しない業者も存在しています。洗浄箇所が「エアコン下部」だけで、且つエアコン上部に臭いの原因があれば、何度洗浄したって「エアコンの臭いがなくなる」ことは絶対にありません。吹き出し口の汚れがなくなることで、エアコン上部の臭いがダイレクトに吹き出すようになり、洗浄前とは違う嫌な臭いを放つことだってあります。

②隠れた箇所へ「汚れ・洗剤」が飛散

ゴミや洗剤の飛び散り

※左:ドレンパン内部/右:熱交換器裏側・ファン裏

「吹き出し口」を高圧洗浄機で「無意識」に高圧噴射していると、ゴミ・汚れ・洗剤たちは方々に飛び散ります。洗浄中に「ファン」がクルクル回ることで、ドレンパン内部や熱交換器の裏側・ファン裏などの見えない箇所は、それら「ゴミ・汚れ・洗剤たち」の格好の溜まり場に。その飛び散った「ゴミ・汚れ・洗剤たち」が腐食することで、作業前よりもエアコンは悪臭を放つようになります。また使用している洗剤(強アルカリ性)によっては「すすぎ不足」により、熱交換器のアルミフィンから「アルミの腐食臭」が漂うことも・・・。

③エアコン背面の洗浄不足

エアコン背面の洗浄イメージ

※エアコン背面の正しい洗浄イメージ

どんなに注意して洗浄しても、「吹き出し口」からの飛び散りを100%防ぐことは不可能。その「ゴミ・汚れ・洗剤たち」を洗い流すためには「エアコン上部」の洗浄が必須となります。ただ「エアコン上部」は「エアコン故障」に直結する箇所。特に「熱交換器背面」「熱交換器天面」は、怖くて手を出さない・出せない業者も多いんですよね。公然と「壁掛け状態なのでエアコン背面側の洗浄はできない」と断言している業者すらいます。ただのスキル不足なのですが・・・。そんな業者のスキル不足こそが「エアコン臭い戻り」の原因だったりします。

④ドレンパンの洗浄不足

ドレンパンの洗浄イメージ

※ドレンパンの正しい洗浄イメージ

「ドレンパン」の分解有無を言い訳にする業者も多いですが、エアコン上部をガンガン・バシャバシャと洗浄できれば、ドレンパン内に溜まったゴミや汚れたちも「ドレンホース」を通って室外に排水されます。臭いを放つような汚れが「ドレンパン内」に堆積することはありません。ただエアコン上部の洗浄は「素人業者」にとっては鬼門。そこで吹き飛ばされた「ゴミ・汚れ・洗剤たち」は洗い流されることなく、室外に流れることなく「ドレンパン内」で蓄積・腐食してスライム化。その残留物が原因でエアコンから悪臭がすることもあります。また堆積したスライムによって、エアコンが「水漏れ」を起こすようになることも・・・。

汚れ落ちの悪い洗剤

臭いの原因は「手の届かない」ところに隠れています。擦ったり・拭き取ったりできない箇所の洗浄には「洗剤の洗浄力」に頼るしか術がないのですが・・・。

⑤熱交換器の洗浄例

熱交換器の洗浄例

上記の3種の画像は、全て同じ日の同じエアコンです。熱交換器のアルミフィンには「ヤニと油」が染み込んでいました。当然ではありますが「ヤニ臭・油臭」も染み込んでいます。右上の画像は「洗剤A(ホワイトクリーナー+次亜塩素酸ナトリウム)」で洗浄したもの。下の大きな画像はその後に「洗剤B(ゴールドZ・強化版)」で洗浄したものです。アルミフィンの色の違いは一目瞭然ですよね。「洗剤A」の段階では、臭いも少し残っていました。

※ただ下画像「洗剤B」がなければ、右上画像「洗剤A」でも洗浄後の比較画像としては問題ないレベル。見た目だけならですが・・・、ただ臭いは完全にとれていません。

さてこの「洗剤A」で使用している「ホワイトクリーナー」単体でも、洗浄力の強いと言われている「エコ洗剤(環境対応型)」の20倍以上の洗浄力です。その洗剤Aをたっぷりと3ℓ、エアコン内部の隅々まで時間をかけて噴霧器で丁寧に噴霧しました。しかし完全に臭いを取り切ることができなかったので「洗剤B」を3ℓ追加投入しています。これは耳あたりの良い「エコ洗剤」などでは全く歯の立たない蓄積汚れたち。強烈な汚れ相手だと「エコ洗浄」こそが「エアコン臭い戻り」の温床だったりするんですよね。どんなに強い洗剤を使用したとしても、エアコン内部に洗剤成分を残さなければ全く問題ありません。汚れの落ちない洗剤で「エアコン内部」に汚れや臭いの原因を残したり、汚れの落ちない洗剤の洗剤成分をエアコン内部に残してしまう方が問題なのです。

⑥クロスフローファンの洗浄

クロスフローファンの色に「黒」が多い理由はご存知ですか? そうです。答えは簡単でしたね。汚れが目立たないため。そしてそれは「エアコンクリーニング業者」にとっても優しい色なのです。

クロスフローファンの洗浄A

※右画像は、メイン洗剤(ホワイトクリーナー+次亜塩素酸ナトリウム)噴霧後に、高圧洗浄機で高圧噴射したあとのファンです。「ファン裏」には「カビ取り洗剤」も使用。

そこで敢えて「黒いファン」とは違う「スケルトンファン」を例題にしてみました。ご覧の通り(右画像)高圧噴射後の「クロスフローファン」には、まだ汚れが残っていますよね。ただこの程度の汚れは「黒いファン」なら誰も気づきません。キレイになったと喜ばれるくらいの状態だったりします。当店の使用している洗剤は「エコ洗剤」20倍以上の洗浄力ですが、仮に「エコ洗剤」だったとしても「黒いファン」なら誰も汚れ残りには気づきません。なんなら洗浄水のみの高圧洗浄でも大丈夫。これが「黒いファン」マジックです。表層の白っぽい「ホコリ汚れ」がなくなってしまえば、「黒いファン」はキレイに見えてしまうんですよね。そこに臭いの原因が残っていたとしても・・・。

クロスフローファンの洗浄B

※左:厨房用アルカリ洗剤を追加噴霧/右:洗浄後

洗浄力の強い洗剤を使用すると「ファン」からは汚れが浮き出て(左画像)きました。そして洗浄後の「クロスフローファン」(右画像)には、小さな黒点すらありません。羽の裏側も付け根や軸だってキレイに洗浄済み。さてさてこの「厨房用アルカリ洗剤」、熱交換器のアルミフィンに使用したら一瞬でアルミは白化してしまいます。ただプラスチックならノー問題。何日も浸け置きすれば劣化に繋がるでしょうが、数分程度なら全く問題ありません。また「厨房用アルカリ洗剤」が熱交換器裏側に飛ばないような配慮もしています。

どんなに強い洗剤だとしても、使用箇所(素材・材質)や正確な希釈など、正しい洗剤の知識を持っていれば何ら怖いことはありません。実体験もないまま「人から見聞きした情報」や「耳あたりの良い言葉」を巧みに利用し、間違った情報をプロっぽく語っている業者たちも多いですよね。一番怖いのは「何も知らないで」洗剤を扱っている人たち。そしてそれを「言い訳材料」にしている人たちです。「エコ洗剤」も「洗浄力の強い洗剤」も正しい知識を持って使用すれば、人やエアコンに悪さをすることはありません。

エアコンの臭い戻りは、上記のような「業者による洗浄不足(①〜⑥)」が主な原因で起こっています。エアコンクリーニング依頼の際には、再作業や返金の有無なども事前確認しておきましょう。

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