エアコンクリーニングQ&A|熱交換器とは?

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熱交換器とは?

エアコン内部に取り込んだお部屋の空気を、アルミフィンを冷たくしたり熱くすることで、空気の温度を調節しています。

熱交換器

熱交換器の仕組み・汚れ

エアコン熱交換器の大部分は、薄いアルミ板が並んでいる集合体。室外機の熱交換器とパイプで繋がっており、パイプ内の冷媒ガスを循環させることで、室内機はアルミフィン温度の上げ下げをしています。

※室外機と室内機では、お部屋の空気の循環は行っていません。

エアコンから吹き出している風は、熱交換器であるアルミフィンの隙間を通っているお部屋の空気のみです。エアコンは、吸い込んだお部屋の空気を熱交換器で温度調節し、そのままお部屋に吹き出しているだけ。お部屋の空気や熱交換器が汚れていれば、室内機から吹き出す風も同じように汚れているのです。また、室内機のフィルターやアルミフィンにホコリが溜まっていると、空気の吸い込みが悪いため電気代が高くつくことも・・・。

エアコン構造イメージ

熱交換器は、エアコンが温度調節するために大切な部品。能力を十分発揮させるために、フィルターをつけることでゴミやホコリからアルミフィンを保護しています。フィルターにゴミやホコリが溜まってしまうと、空気の流れが遮られてしまうため出力をあげなくてはいけません。そのために余計な電力が必要になってしまうのです。

また、フィルターがホコリやゴミで目詰まりすると、エアコンはフィルターのない隙間から一生懸命空気を吸い込むことに・・・。フィルターを通さない「汚れた空気」を直接吸い込むことで、アルミフィンはどんどんと汚れてしまいます。アルミフィンに詰まったゴミやホコリは電気代にも影響しますが、カビや臭いの原因にも・・・。

熱交換器の洗浄方法

熱交換器の洗浄で一番大切なのは、使用する洗剤のチョイス。強いだけの洗剤であれば「熱交換器」は簡単に痛んでしまいますし、弱い洗剤では汚れや臭いの除去に効果がありません。この絶妙なバランスのエアコン用アルカリ洗剤を、製造ケミカルメーカーの意図通りに希釈して、エアコンが痛まない配慮もしています。

熱交換器(アルミフィン)を洗浄するメイン洗剤には、信頼できるケミカルメーカーが製造したエアコン洗浄用強力アルカリ洗剤「ホワイトクリーナー(アルミ防錆剤入り)」に、殺菌力を高めるために「次亜塩素酸ナトリウム」も配合。汚れ具合によっては「ゴールドZ(強化版)」を追加噴霧していきます。

メイン洗剤をたっぷり噴霧

熱交換器背面・天面・前面の順で、メイン洗剤を何度も重ね噴き。洗剤成分が浸透・作用し、汚れが浮き上がるまで3・4ターン位、最低でも700ml位は熱交換器に噴霧していきます。汚れ具合によっては3ℓ以上使用することも・・・。メイン洗剤を惜しむことなく時間をかけて「熱交換器」を徹底洗浄しています。

熱交換器洗浄イメージ

熱交換器のアルミフィンに油汚れが付着していると、洗剤成分が油汚れに作用して泡立ってきます。これは界面活性剤の力で、汚れをグイグイ浮き上がらせているところ。この泡立ちがなくなるまで、メイン洗剤を何度も重ね噴きしていきます。アルミフィンにキツイ油汚れ・ヤニ汚れが付着していて、通常のメイン洗剤では臭い汚れの除去が難しいと判断した場合には、追加で「ゴールドZ(強化版)」をお湯で希釈してから噴霧。最適な洗剤を随時追加していくことで、エアコン内部を徹底洗浄していきます。

熱交換器洗浄|前面

メイン洗剤の洗剤成分が浸透・作用してきたら、大量の洗浄水(お湯)でバシャバシャとエアコン内部を丸洗い洗浄。どんなに強い洗剤を使ったとしても、エアコン内部に洗剤成分が残ることはありませんのでご安心ください。

※ゴールドZ(強化版)には「アルミ防錆剤」が含まれていないため、アルミフィンが弱っているとアルミの白化が見られることもあります。

広範囲の隅々まで丁寧に洗浄

当店なら、熱交換器背面・天面の汚れだった洗浄可能。専用の工具を使用することで、見えない箇所でも丁寧に洗浄していきます。

熱交換器洗浄|背面・天面

最近のエアコンは、熱交換器背面の面積が広くなってきています。前面に見えている熱交換器の洗浄だけでは、エアコンの悪臭を除去することはできません。このように見えない箇所(背面や天面)は「洗浄しない・触らない」という業者も多いんですよね。熱交換器の洗浄に大切なのは、熱交換器の奥まで浸透して汚れを落とすことができる「洗浄力のある洗剤」と「広範囲の隅々までの洗浄範囲」です。そして汚れ具合にあった最適な洗剤を、汚れが浮き上がるまでたっぷりと噴霧し、大量の洗浄水(お湯)を使用して浮き上がった汚れと洗剤成分をしっかりとすすぐこと。この作業ができれば、どんな汚れだって怖くはありません。

エコ洗剤単体使用での「エコ洗浄」をご希望の際は、臭いが完全に除去できない場合があります。またその際は、臭い補償の対象外となりますので、予めご了承ください。

熱交換器の洗浄例

エアコンが汚れているといっても、設置環境や使用期間・機種などによって汚れ方は全く違います。ワンパターンな洗浄方法では、エアコンの汚れや臭いをとることはできません。

熱交換器|ホコリ汚れ

熱交換器のアルミフィンにホコリが目詰まりしていると、そのままメイン洗剤を噴霧してもアルミフィンの奥までは行き届きません。メイン洗剤を噴霧する前に高圧洗浄機を使用して、アルミフィンの汚れを吹き飛ばしておきます。

熱交換器|油汚れ

同じ目詰まりでも、油汚れが原因だと簡単ではありません。一度メイン洗剤を噴霧して浸け置き。ここで一旦、高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばします。詰まりが解消されたら、再度メイン洗剤を噴霧。今度は洗剤成分が浸透・作用するまで、何度も重ね噴きしていきます。

熱交換器|ヤニ汚れ

熱交換器のアルミフィンにヤニが付着していると、このヤニ臭をとるのはとっても大変。「ホワイトクリーナー」+「次亜塩素酸ナトリウム」のメイン洗剤噴霧後に、追加で「ゴールドZ(強化版)」をたっぷり噴霧していきます。カビ汚れなどがない場合は「ゴールドZ(強化版)」のみで洗浄することも・・・。そして大切なのは、洗剤の使用量と噴霧時間。何度も何度も時間をかけて、広範囲にメイン洗剤を重ね噴きしていきます。アルミフィンのヤニ色がとれたとしても、ヤニ臭がとれたとは限りません。しっかりと洗剤成分を作用・浸透させていくのが、ヤニ臭を取り除くのには必須なのです。

臭いの原因は「熱交換器」だけにあらず

「エアコンが汚れているから」「エアコンが臭いから」とネット検索してプロの業者に依頼したのに・・・、「エアコンは臭いまま!」こんなことも起こり得ます。洗浄した「熱交換器」がキレイに見えても「臭いの原因が全て解消された」わけではありません。エアコン洗浄後の「臭い戻り」にもご注意を。

洗浄してもエアコンの臭いが取れない

エアコンの臭い戻りとは?

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