☆エアコンクリーニング訪問便り☆
東京都渋谷区のおそうじ日記
《2019年》
2019年のおそうじ日記(渋谷区訪問)を下記に纏めました。
渋谷区西原|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年3月13日)
本日は、渋谷区西原でエアコンクリーニングをしてきました。訪問先は、管理会社物件である中古の一戸建て、お客様の在宅していない、空室での作業です。
空室クリーニング済みの物件ですが、エアコン4台は手付かずとのことです。かなり年季の入ったエアコンなので、空室作業の清掃業者では荷が重く、躊躇したのかも知れません。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-3210JX|1998年製造|他3台
前々日に管理会社より、物件購入者の入居が迫っており、急遽エアコンクリーニング業者を探しているとの連絡をいただきました。閑散期な時期でもあり、即対応させていただきました。今回のエアコンは懐かしさ満載です。新築時に設置したエアコンだと思いますが、一番新しいエアコンでも2001年製です。エアコンが故障した場合の補償期間は軽く超えていますが、他の3台にいたっては20世紀ものです。事前連絡で古いエアコンの対応については、了承いただいていますが、さすがに緊張しますね。
▼レトロな日立エアコン
古いエアコンは本当にリスクが高いです。以前コンセントを抜いただけで、エアコンが運転しなくなったこがありました。コンセントを何度となく抜き差しすることで、無事運転しましたが、本当にビックリしました。原因はおそらくコード内の断線だと思います。一度も抜いたことのないコンセントのコード内は固着しており、経年劣化により弱っています。そこにコンセントを抜いたことで断線し、電源消失。また抜き差しすることで線の位置が重なり電源復活というところでしょうか。お客様にはその旨説明し、漏電などの恐れもありますので、エアコンの買い替えも含め、電気工事業者に相談することをおすすめしました。
またルーバーなどを動かすモーター類は、経年劣化により腐食しています。洗剤噴霧により腐食が加速することで、モーターが動かなくリスクも高くなります。
エアコンは電化製品です。寿命を過ぎればいつかは必ず故障します。見た目は大丈夫でも見えない部分の経年劣化のため、ちょっとショックを与えただけで、動かなくなる場合もあります。
エアコンクリーニング作業も、そのきっかけになる場合がありますので、ご依頼の際は、経年劣化によるエアコンの動作不良が起こることがあることを、ご理解くださいますようお願いいたします。
▼パネルと方向ルーバーの動作不良
リビングに設置していたエアコンは、パネル・ルーバーとも動かない状態でした。以前エアコンクリーニングをした業者のコネクター付け忘れと、ルーバーの差し違いが原因のようです。このエアコンは、パネルが上下に開くタイプで、カバーを取り外す際にコネクターを抜く必要があります。単純なミスではありますが、作業後の動作確認はしなかったのでしょうか・・・疑問ではありますが、そのような業者が存在していることも事実です。
※当店では、作業前・後の確認、原状回復を徹底しております。エアコンクリーニングご依頼の際はご安心ください。動作などに問題がある時は、作業できない場合もありますので、予めご了承ください。
▼養生イメージと汚水
汚れ具合や機種などを考慮の上、リビングのエアコンはドレンパンをはずして作業しました。当店では古いエアコンだとしても徹底洗浄していきます。故障リスクは前述の通りですが、エアコンの構造を理解していれば、問題はありません。しっかと基盤周辺の養生をすることができれば、エアコンクリーニングのミスが原因で故障することは絶対にありません。
このような古いエアコンの場合、リスクを避けるため洗浄範囲の限定された簡易清掃をする業者も多いと思います。また当店の洗浄作業を見たら、チャレンジャーだと感じる、スキルの低い業者も多いことでしょう。しかし、当店では大量の洗剤と水を使用して、エアコンをバシャバシャと丸洗いしていきます。
※エアコンクリーニング時の故障原因は、ほぼ作業ミスです。ミスが起きないようにスキルアップを目指す業者は少なく、ミスを起こさないために、作業範囲を限定していく業者が多い傾向にあります。
▼エアコンクリーニング全景
本日のトータル作業時間は、約5時間。想定時間を30分オーバーしましたが、エアコン3台はドレンパンをはずしてのクリーニングです。空室作業だと時間の制約も少ないため、作業方法の選択肢が広がります。また部屋に荷物がないため、作業効率もあがりました。結果、ドレンパン分解という作業内容の割には早く終了することができました。
お掃除機能付きを簡易清掃
(訪問日:2019年5月19日)
本日は、渋谷区恵比寿でエアコンクリーニングをしてきました。訪問先は、内覧前の空室のお部屋です。エアコンの吹き出し口の汚れが目立つため、オーナー様から、エアコンクリーニング(簡易清掃)の依頼がありました。
エアコンクリーニング(簡易清掃)|三菱ルームエアコン|MSZ-HW223-W|2013年製造
予約時に駐車スペースがあると伺っておりましたが、現着するとかなり狭いスペースです。小型車でギリ位のスペースでしたが、サイドミラーを畳みながら、なんとかギリギリ駐車できました。訪問先のお部屋は、3階建てのメゾネットタイプです。各階の各部屋に同タイプのエアコンを設置されていましたが、汚れが気になるのは、3階のこの1台とのことです。
▼三菱のお掃除機能付きエアコン
エアコン下部には、後付けのルーバーが付いていました。かなり強力なテープ+ネジ固定で、予想外の強敵です。しかも、エアコンカバーと本体の接着面に固定されています。カバーの分解は諦めようかとも思いましたが、なんとか外すことはできました。予想外のタイムロスです。
今回のエアコンクリーニングは、簡易清掃です。お掃除機能付きエアコンでも、ユニットの分解は必要ありません。エアコン上部の洗浄は行わないため、エアコンの養生も簡易となります。
▼簡易清掃の養生
このエアコン、簡易清掃で対応できるレベルの汚れではありませんでした。ユニットや熱交換器も汚れています。しかしお客様の要望は、このエアコンを使うためではありません。お部屋を貸す為のエアコン清掃が目的です。エアコン運転時に汚れが目立つ、吹き出し口周辺の洗浄を行ってきました。
簡易清掃は、エアコン下部からのアプローチのみで汚れを洗浄することになります。エアコン上部とは違い、アルミの腐食などを考慮する必要はありません。洗浄力の強い洗剤を使用し、洗剤の持つパワーで汚れを除去していきます。
▼吹き出し口洗浄中
カビ取り剤・厨房用洗剤を吹き出し口周辺にたっぷりと噴霧します。クロスフローファンは、繭玉のように泡まみれになっています。その後、メイン洗剤(ホワイトクリーナー+次亜塩素酸ナトリウム)で、エアコン内部に汚れが飛び散らないように、噴霧器を使用して優しく洗い流します。固形汚れの除去を確認後、高圧洗浄機ですすぎ作業を行い、エアコンクリーニングは終了です。
▼吹き出し口洗浄後
たっぷりの洗剤で洗浄したため、吹き出し口周辺はスッキリです。エアコン上部に臭いの原因がなければ、この洗浄方法でも問題はありません。
▼洗浄後の汚水
バケツに残った汚水は真っ黒です。徹底洗浄とは違い、使用した洗剤・すすぎ水の全てがバケツに残ります。後付けのルーバーの脱着や、途中車の入れ替えが必要となり、作業時間は60分かかりました。料金は、お掃除機能付きエアコンでも6,000円(税込)です。
渋谷区東|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年7月27日)
本日は、渋谷区東でエアコンクリーニングをしてきました。3年前の同時期にお伺いした、エアコンクリーニングのリピーター様です。前回同様、駐車スペースはありませんので、最寄りのコインパーキングに駐車してから、お客様宅に訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAM-36NXS|2003年製/RAS-22HRX|2003年製
本日のエアコンは、日立のマルチエアコン2台と、一般のエアコン1台です。マルチタイプの場合、エアコンクリーニング中はブレーカーを落とす必要があるため、もう一台のエアコンも運転できなくなってしまいます。暑い時期にエアコンを使用できないのは申し訳ありませんが、予めご了承ください。また、3台とも15年前の古いエアコンです。故障の際の注意点は説明済みではありますが、作業には気を使いますよね。
ペットの猫が2匹いるため、彼・彼女らを移動させながらの作業となります。お客様に順番を決めていただき、奥の猫ちゃん部屋からエアコンクリーニングを行いました。こちらのエアコンは使用頻度が少ないらしく、殆ど汚れてはいませんでしたので、カビ取り剤は使用せずに、エアコンの内部洗浄を行いました。
次はリビングのエアコンです。3年前に洗浄をしていますが、先ほどのエアコンと比較するとかなり汚れています。今回はドレンパンを分解してから、内部洗浄を行いました。
▼ドレンパン|洗浄前
エアコンから外した、ドレンパンやカバーなどのパーツ類は、女性スタッフがお風呂場をお借りして洗浄しています。当店は二人作業ですので、エアコン内部の洗浄と同タイミングでパーツ類の洗浄が行えるため、作業時間の短縮が計れます。
▼ドレンパン|洗浄後
ドレンパンの洗浄には、カビ取り剤も使用しています。しっかりと殺菌洗浄されていますので、見た目以上にキレイになっています。
▼吹き出し口|洗浄前
ドレンパンを外しているので、吹き出し口の汚れも確認しやすくなります。使用頻度が高く・キッチン隣接・ペットもいると、エアコンの設置箇所としては悪循環のため、エアコン内部はかなり汚れていますね。
▼吹き出し口|洗浄後
吹き出し口には、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄してから、メイン洗剤を噴霧しました。クロスフローファンには油汚れが多かったため、追加で厨房用アルカリ洗剤を噴霧・浸け置き洗浄を行なっています。ご覧のように見違えるようにキレイになりました。当店の徹底洗浄なら、ファンの羽一枚一枚までも、スッキリと洗浄することが可能です。
▼2台目|洗浄後の汚水
エアコン上部の背面パネルにもカビとり剤を噴霧しています。その後、エアコン上部に(背面パネル・熱交換器)メイン洗剤をしっかりと重ね噴きして、洗剤成分が浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して、高圧洗浄機ですすぎ作業を行います。当店のメイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムも追加してありますので、エアコン内部も殺菌洗浄が可能となります。ご覧のように、エアコン内部の汚れは、しっかりとバケツ内に納めることができました。
▼1・3台目|洗浄後の汚水
上記の画像が、1・3台目の汚水です。バケツに溜まった汚水は、マンション廊下通路の排水溝に流させていただきました。本日の作業時間は、約3時間。料金はスタンダードタイプで、リピーター様でしたので、3台で23,000円(税込)です。
渋谷区幡ヶ谷|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年7月29日)
本日は、渋谷区幡ヶ谷でエアコンクリーニングをしてきました。お客様は若いご夫婦で、赤ちゃんが生まれたことで、エアコンの汚れが気になるようになり、当店にエアコンクリーニングの依頼をされたそうです。アパートには駐車スペースがないため、近隣のコインパーキングを探しましたが、全て満車状態です。またアパート周辺は一方通行の道が多いため、やっとの思いで駐車場所を見つけましたが、お客様宅に到着するのに時間がかかってしまいました。お客様とは電話で連絡を取ってはいますが、30分以上の遅刻です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱重工ルームエアコン|SRK25AZ-W|1999年製/三菱ルームエアコン|MSZ-GV282-W|2012年製
それでは気を取り直して、エアコンクリーニングを始めましょう。アパートの2階のお部屋には、2台のエアコンが設置されています。寝室のエアコンは故障したため、2年前にオーナーに交換してもらったとのことでした。
まずは、キッチン横の古いエアコンから洗浄していきましょう。このビーバーエアコンですが、基盤がむき出しで端子盤が電装下部に設置されています。このままの状態では完璧な養生は不可能なため、エアコンを徹底洗浄することはできません。リスク回避のためにドレンパンを分解してから、エアコンの内部洗浄を行いました。
▼ドレンパン(1台目)|洗浄前・後
初めてエアコンから外されることになったドレンパンは、強烈に汚れていました。かなりの悪臭も放っています。このドレンパンの洗浄は、外したカバーなどのパーツと一緒に、お風呂をお借りして女性スタッフが丁寧に洗浄しています。ご覧のように、洗浄後のドレンパンは見違えるようにキレイになりました。
下記は、吹き出し口周辺の画像です。こちらも20年来の汚れが蓄積されています。
▼吹き出し口(1台目)|洗浄前・中・後
吹き出し口周辺の洗浄には、カビ取り剤を使用しています。ファン裏から全体にカビ取り剤を噴霧・浸け置きしてから、クロスフローファンを手でゆっくり回し、メイン洗剤をたっぷりと何度も重ね噴きしていきます。頑固な汚れだったたけ、厨房用の強アルカリ洗剤を噴霧して、繭玉のようにしてクロスフローファンを浸け置き洗浄しました。
▼熱交換器(1台目)|洗浄前・後
熱交換器の汚れも、キッチン隣接のため凄いことになっています。メイン洗剤を「ホワイトクリーナー」から強力アルミフィンクリーナー「リンダ シルバーN プラス」に変更し、徹底洗浄を行いました。噴霧器を使用して、熱交換器の隅々まで何度も重ね噴きしていきます。洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと、丸洗い洗浄していきます。
▼洗浄後の汚水|1台目
ご覧のように、20年来の汚れが室内のバケツに納まりました。真っ黒な汚水ですよね。当店では、エアコンの汚れ具合によっては、洗浄力の強い洗浄剤を使用しています。たっぷりのお湯を使用して、徹底的なすすぎ作業を行なっていますので、洗浄後のキレイなエアコンに洗剤成分が残ることはありません。ご安心ください。
次は、2年前に交換した奥の寝室のエアコン洗浄です。
▼ドレンパン(2台目)洗浄中
使用期間2年の割には、エアコンは汚れていました。ドレンパンの洗浄は、ずらしてからカビ取り剤を内部に噴霧し、浸け置きしました。
▼吹き出し口(2台目)|洗浄前・後
吹き出し口もご覧のように汚れています。こちらもカビ取り剤を使用して、浸け置き洗浄を行なっています。
▼洗浄後の汚水|2台目
上記は、2年使用したエアコンの洗浄後の汚水です。割と汚れいますよね。この3倍位の汚水が、室外にもドレンホースを通って排水されています。疑問に思い年式を確認すると、7年前のエアコンでした。アパートのオーナーが中古のエアコンを設置したのでしょう。道理で汚れていたはずです。このエアコンは、2年分の汚れではなくて6年分の汚れだったのですね。
渋谷区西原|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月6日)
本日は、渋谷区西原でエアコンクリーニングをしてきました。閑静な住宅街に立つマンションですが、来客用の駐車スペースはないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|C36RTV-W|2014年製
今日のエアコンクリーニングは、ダイキンのマルチタイプのエアコン2台です。マルチタイプの特徴としましては、1台の室外機で複数の室内機を設置できるという利点があります。ただ、1台の室内機が冷房運転をしていると、もう一台の室内機で暖房運転をすることはできません。「寒がりさん」と「暑がりさん」では、同居できませんね。
お客様のお話しでは、2年前に他業者にてエアコンクリーニングを行っているそうです。それでは、リビング設置のエアコンから洗浄を行っていきましょう。
▼ブレーカー
まず最初に、エアコンの動作確認。その後、エアコンの運転を止めて、コンセントを抜いてから作業を行います。しかし、マルチタイプのエアコンには、コンセントはありません。お客様にブレーカーの位置を教えていただき、マルチエアコンのブレーカーを落としてからエアコンクリーニングを行います。必然的に、もう一台のエアコンも使用することが出来なくなりますので、予めご了承ください。
▼吹き出し口|洗浄前
2年前に洗浄を行っていますので、吹き出し口周辺はそれほど汚れてはいませんでした。しかし、見えない所にも臭いの原因はあります。当店では、エアコン内部の徹底洗浄のために、カビ取り剤を使用します。目視できない「背面パネル」「ドレンパン」「ファン裏」「ドレンパン裏」には、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄を行っています。
▼吹き出し口|洗浄後
その後、メイン洗剤を「背面パネル」→「熱交換器・背面」→「熱交換器・前面」→「ドレンパン」→「ファン裏」→「ドレンパン裏」→吹き出し口全体に、噴霧器を使用して丁寧に噴霧していきます。クロスフローファンは、全体にメイン洗剤を行き渡らせるために、ゆっくりと回しながら、洗浄を行います。この順にメイン洗剤を何度も重ね噴きし、洗剤成分をしっかりと浸透・作用させていきます。
※本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」と「ゴールドZ(プラス強化版)」をブレンドして、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。
▼洗浄後のキレイなエアコン
その後、高圧洗浄機を使用して、メイン洗剤を噴霧した順に、エアコン内部をバシャバシャと何度も丸洗い洗浄していきます。ご覧のように、洗浄後のエアコンはスッキリとキレイに洗浄できています。熱交換器のアルミフィンも、元々のキレイなアルミ色を取り戻すことができました。
次に、寝室設置のエアコンの洗浄を行いましたがは、それほど汚れてはいませんでした。
▼洗浄後の汚水
上記の画像は、今回のエアコンクリーニグ後の室内に残った汚水です。バケツ内の汚水は、2台とも4ℓ位ですが、エアコン内部の洗浄には、お湯を20ℓ使用しています。この汚水の4倍もの洗浄水が、汚れ臭い菌を乗せて室外に排水されているのです。当店ではエアコン上部の洗浄を、特に注力して行っております。エアコン下部の汚れは比較的洗浄しやく、汚れ落ちも確認しやすいのですが、エアコン上部の場合は簡単ではありません。しっかりと丁寧に洗浄を行わないと、臭い戻りの原因にもなるのです。生活臭・脂臭・ヤニ臭などは、吹き出し口周辺の洗浄では落とすことができません。
▼乾燥運転中のエアコン
エアコンクリーニング2台の場合は、2台目の洗浄中に1台目のエアコンの乾燥運転を行っております。しかし、マルチタイプエアコンの場合はそうはいきません。2台目のエアコンクリーニングを行うためには、動作確認のために戻したブレーカーを、もう一度落とす必要があります。洗浄後の1台目のエアコンは、簡易的な乾燥運転しかできませんので、2台目のエアコンクリーニング後に、2台一緒に乾燥運転を行うことになりました。
内部洗浄後のエアコンカバーには、当店で責任を持ってエアコンクリーニングを行った証しとして、「高圧洗浄」済シールを貼付しています。エアコン使用時の簡単なアドバイスを伝授後、2台のエアコンに送風運転を1時間セットして、本日のエアコンクリーニングは終了となりました。
渋谷区初台|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月24日)
本日は、渋谷区初台でエアコンクリーニングをしてきました。エアコンクリーニングで4回、お風呂クリーニングで1回訪問している、リピーター様です。初回は「くらしのマーケット」経由でしたが、その後は直接取引となりました。ペットのワンちゃんたちと生活しているため、どうしてもエアコンは汚れがち。毎年エアコンクリーニングでお伺いしています。マンションに駐車スペースはないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてから訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|シャープルームエアコン|AY-A22SD-W|2011年製
このシャープのエアコン、初めて出会った時にはカバーを外すのに手間取ったことを思い起こします。シャープ製品独特の爪がキツク噛んでいるので、右側のカバーを外すのにはどのお家でも手間取ることがあります。このエアコンの場合は、下にカーテンレールがあるので余計に大変でした。ただ一度分解しておけば、カバーの噛み合わせに緩みがでてくるので、次に訪問するときは簡単に外すことができるようになります。業者によっては分解できずに、左右のカバーをつけたまま洗浄を行っているかも知れませんね。
▼洗浄前のエアコン
熱交換器のアルフィンには、薄っすらとホコリが付着していますが、エアコン上部はそれほど汚れてはいませんね。
使用期間は丁度1年位。リピーター様ですので、エアコンクリーニングに最適な時期を理解していただいています。エアコンクリーニングは、冷房を使わなくなる、暖房を使い始める前のこの時期が最適です。暖房運転では、エアコン内部がカビることはありませんので、来シーズンの夏も快適に冷房を使用することができます。反対に冷房使用時にエアコンクリーニングを行うと、メンテナンスが悪ければエアコン内部がカビてしまいますので、暖房シーズンでも吹き出し口からはカビの胞子がが飛んできたり、来シーズンの冷房を使う頃には、すでにカビていることもあります。
▼吹き出し口|洗浄前
昨年は、ドレンパン分解して作業をしましたので、今回は分解せずに洗浄を行いました。いつものように吹き出し口の洗浄にはカビ取り剤を使用して、しっかりと浸け置き洗浄を行っています。
▼吹き出し口|洗浄後
ご覧のように、スッキリと洗浄できました。この機種ですが、吹き出し口が入り組んでいるため、左右方向ルーバーの奥などについたカビ汚れの除去は難しいです。エアコン用のアルカリ洗剤では、まず落とせません。洗浄後に見える部分を、一生懸命にタオルで拭き取っている業者も多いのではないでしょうか? 当店は、カビ取り剤をたっぷりと噴霧して浸け置き洗浄を行っているので、カビ汚れを拭き取る必要はありません。乾燥作業前でもこのクオリティー。このタイプのエアコンを、ドレンパンを分解しない洗浄方法でも、スッキリと殺菌洗浄することが可能です。
▼洗浄後の汚水
今回も昨年と同程度の汚れが取れました。1年使用なので汚れている感じはしますが、初回訪問時と比較すればキレイな方です。毎年丁寧に、エアコン内部を洗浄していますからね。
この後は、乾燥運転を行います、しかしこのエアコン、毎回同じ若干の不具合が起きてしまいます。コンセントを入れると、暫くリモコン受信でエアコンか作動しなくなったり、ランプが点滅したり・・・。当店では、リモコン受信基盤は必ず分解していますので、水などの浸水によるものではないのですが・・・。ただ、数分もすれば元に戻ります。若干の不安を感じながら、毎年作業を終えていますが、お客様も了承済みなので、良しとしておきましょう。問題があるようなら、当店で責任を持って補償させていただきますので。
簡易清掃1年後の徹底洗浄
(訪問日:2019年11月7日)
本日は、渋谷区西原でエアコンクリーニングをしてきました。玄関が別れているお部屋には、1台ずつダイキンのスタンダードエアコンが設置されています。指示された駐車スペースは住宅前の私道のため、車のダッシュボードに「エアコンクリーニング中」「電話番号」を記載したプレートを置いてから、お客様宅に伺いしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F22TTES-W|2016年製
本日のエアコンは、昨年の夏前に他業者にてエアコンクリーニングをしたことがあるとのことです。洗浄後1シーズ半位使用しているということですね。息子さんが使用しているお部屋のエアコンから洗浄していきましょう。
前面パネルを開けてみると、フィルターにはホコリがついていません。キレイに掃除されているのですね。ルーバーも拭き掃除がされていました。
▼ダイキンのエアコン
エアコンの外観をみる限りでは、それほど汚れていない気がします。前の業者がしっかりと洗浄しているのかも知れませんね。とりあえず、エアコンを分解してみましょう。
エアコン内部の汚れ具合は?
▼ドレンパンの洗浄
エアコンを分解してみると、色々と解ってしまいますね。外観とは別に、隠れていた内部は汚れているようです。ところどころ外していないパーツや洗浄していない箇所もありました。見えるところはキレイに系の簡易清掃業者の仕事でしょうか?
ドレンパン内の汚れが目立っていましたので、エアコンをカバーで養生する前に、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄しておきました。この泡の力が、ジクジクと汚れに浸透していきます。
徹底洗浄するには?
▼エアコンの養生
当店の養生作業は他業者とは別物でしょう。徹底洗浄はエアコンの背面部も洗浄範囲のため、エアコンの設置状況や機種などによっては、壁には洗浄水が漏れることもあります。壁の養生だけでは不完全なため、床が汚れないようにマスカーテープで壁と床の繋ぎ目もしっかりと養生。また、エアコン内部をしっかりと洗浄するためには、しっかりと分解して、丁寧にエアコン内部を養生することも大切。リモコン受光部基盤も分解してからエアコンクリーニングをしてます。しっかりと分解・養生ができているからこそ、エアコン上部の熱交換器背面やドレンパンにも、高圧洗浄機でバシャバシャと洗浄水(お湯)を噴射することが可能なのです。
▼吹き出し口|洗浄前
エアコン上部と比較すると、エアコン下部の洗浄は簡単です。ファンモーターに洗剤や洗浄水をかけない限り、エアコンが壊れることはありません。簡易な養生でも洗浄することができるのです。また、汚れが一番目立つ場所でもあり、黒い汚水が一番でる場所。エアコンクリーニングというパフォーマンスには一番の打って付けですよね。だからこそ、ここをメインに洗浄する「スキルの低い」業者が多くなってしまいます。「エコ洗剤」の弱い洗浄力で汚れが残っていても、黒いクロスフローファンなら気づくことはありません。結果、洗浄不足により、エアコンの臭い戻りが起きてしまうのです。
▼吹き出し口|洗浄後
当店の洗浄は他業者とは異なります。ワンパターンな洗浄をするのではなく、エアコンの汚れ具合によって、使用する洗剤や洗浄方法を替えています。吹き出し口周辺の洗浄には、カビ取り剤を使用しました。ファンの洗浄には、メイン洗剤の他に厨房用アルカリ洗剤も噴霧・浸け起きしています。当店なら、表面の見える部分のみを洗浄するのではなく、目視できない裏や奥までも徹底洗浄可能。これなら無意味な「抗菌コート」は不要ですね。抗菌剤などを無駄に塗らなくても、しっかりと殺菌・滅菌できています。
▼熱交換器天面のパーツ
画像は洗浄後のエアコン上部。なかなか見る機会のない場所だと思います。ご覧のように洗浄後はこんなにスッキリとキレイになりました。当店のエアコンクリーニングは、このように見えない箇所も徹底洗浄しています。天面についている白いものは、アルミフィンの繋ぎ目にあるパーツ。ついたままの状態では、水ハネが多く洗浄が大変になります。また、パーツ真下の汚れは洗浄することができませんよね。当店では、このパーツも分解してから洗浄するように努めています。
▼洗浄後の汚水
これが今回の汚水です。1シーズ半でこれだけ汚れるのですね? 否、前回エアコンクリーニングをした業者の洗浄不足が原因でしょう。2台目のエアコンは、設置状況が悪く洗浄するのが難しい状態でした。しっかりと養生もせずに、パパッと洗浄したのかも知れませんね。1台目には20ℓ、2台目には40ℓの洗浄水(お湯)を使用して、徹底したすすぎ作業をしました。
簡易清掃業者の後始末
今回のように「他の業者でエアコンクリーニングをしたことがあります」というエアコンに出会う機会が増えてきました。5年前と言われてしまうと確認できませんが、1〜2年後位なら業者による洗浄の形跡が残っています。汚れがある場所とない場所、汚れやすい箇所と汚れにくい箇所、配線の位置や結束バンドの有無などを確認すると、前の業者が掃除をした場所、していない場所がよく判断できます。高確率で、エアコンの背面パネルや熱交換器背面は洗浄されていませんね。ドレンパンも同様。熱交換器前面のアルミフィンすら手付かずの場合もあります。ファン裏やドレンパン裏なども洗浄できていないですね。
臭い戻りの原因
エアコンを運転させた時に感じる不快なカビ臭は、エアコン下部の吹き出し口が原因です。よって、ここを一生懸命に洗浄する業者が多いのも事実。しかし、悪臭の原因はそれだけではありません。エアコン上部が洗浄不足だと、カビの臭いとは違う悪臭がすることがあります。また、本当にスキルの低い業者の場合は、クロスフローファンの汚れを吹き飛ばし、熱交換器の裏側やドレンパン裏などに貼り付けてしまうことも・・・。洗浄不足が原因のゴミや洗剤成分は、数日後には腐敗して今まで以上に悪臭がすることもあります。これは、吹き出し口が汚れていればいるほど起こる現象。エアコンの汚れや臭いを徹底洗浄するためには、業者のスキルが一番大切。価格や日程で選ぶのではなく、しっかりと情報を精査し、しっかりとエアコンクリーニングができる業者を選択しましょうね。
2シーズン後のエアコンクリーニング
(訪問日:2019年11月9日)
本日は、渋谷区代々木でエアコンクリーニングをしてきました。昨年の5月にお伺いしたリピーター様です。マンションの来客用駐車スペースに車を停めて、お客様宅に訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-220CF-W|2011年製/ダイキンルームエアコン|F28LTES-W|2010年製
9月の中旬にmailにて「エアコンから硫黄の臭いがするようになりました。まだエアコンが必要な時期で、乳児がいるため今回は1台でお願いします。」とご予約をいただきました。土日の午後を希望されているので、スケジュールの調節で何度かmailでやりとりをしましたが「においが落ち着いてきたので、やはりエアコンが必要ない時期に2台まとめてお願いしたいです。」とのご連絡があったため、オフシーズンの11月に訪問です。
それでは2シーズン頑張ったエアコンをチェックしてみましょう。まずは、寝室設置のエアコンからです。
天井高めでエアコンとの隙間は狭い
▼寝室のエアコン
こちらのマンションですが天井は高め、そしてエアコンも天井近くに設置されています。この間まで奥様は妊婦さん、今は小さな赤ちゃんもいますので、フィルター掃除は大変なのかも知れませんね。エアコンのフィルターには、2シーズン分のホコリがたっぷり吸着していました。
このエアコンは設置条件もよくありません。前回訪問時とはお部屋のレイアウトが変わっていました。エアコンの下には動かせない大きなベッドが置かれ、微妙な位置にあるためにベッド上での作業は不可能です。空いた狭いスペースに4段脚立を立てるしかないのですが、脚立をしっかりと開くスペースすらありません。不安定な状態での作業となりますが、足元に気をつけながらエアコンクリーニングを続けるしかありませんね。
しっかりと足を踏ん張ることができないのに、エアコンと天井との隙間がないのでカバーは外しにくい・・・全く好条件ではありませんね。狭い隙間に工具を挟むことで、何とかエアコンカバーは分解できました。中々しんどいですね。それでは内部の徹底洗浄をしていきましょう。
▼吹き出し口洗浄中
ドレンパン内部を確認してみましたが、それほど汚れてはいません。ドレンパンの分解は必要ないと判断し、そのままの状態でエアコンクリーニングをすることにしました。背面パネル・ドレンパン・吹き出し口にはカビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄しています。
▼吹き出し口|洗浄前・後(1台目)
ご覧のように、吹き出し口はスッキリと洗浄できましたね。カビ取り剤を使用していますので、見た目だけではなく殺菌洗浄もできています。
それでは、リビング設置のエアコンに移動しましょう。
▼リビングのエアコン
やはり、リビングのフィルターも手付かずですね。キッチン隣接のため油もギッシリと付着しています。そして天井との隙間はこちらもありません。このダイキンエアコンの方が、天井との隙間がないと分解するのは大変です。エアコンの上には手が入れられないため、内側からのアプローチでカバーを外すことに・・・。ただ、脚立をしっかりと開いて固定できているので足元は安定しています。先ほどの寝室設置のエアコンほどの苦労はありませんでした。
しっかりとエアコンを分解したら、丁寧にエアコン内部・外側を養生し、徹底洗浄していきます。このエアコンは油汚れが目立っていたため、「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合したメイン洗剤を、たっぷりとエアコン内部に噴霧・重ね噴きしました。
▼洗浄後のエアコン
若干の目詰まりをおこしていた熱交換器のアルミフィンも、メイン洗剤の洗浄力でスッキリとキレイなアルミ色になりましたね。大量の洗浄水(お湯)で徹底したすすぎ作業をしていますので、キレイになったエアコン上部に洗剤成分は残っていません。洗浄後にアルミフィンが腐食することはありませんので、ご安心ください。
▼吹き出し口|洗浄前・後(2台目)
クロスフローファンの洗浄には、追加で厨房用アルカリ洗剤を使用しました。ファンにたっぷりと噴霧して、繭玉のような状態にして浸け置き洗浄をしています。吹き出し口周辺は、すべてプラスチック製の場合が多く、苛性ソーダを含んだ強アルカリ洗剤を使用しても全く問題はありません。ただ、洗剤を熱交換器裏などのアルミに吹き飛ばさない技術は必要ですが・・・。
洗剤の洗浄力をフル活用していますので、ご覧のようにスッキリとキレイな吹き出し口に生まれ変わりました。当店のエアコンクリーニングなら、タオルで汚れの拭き取り作業をする必要もありません。洗剤を噴霧・浸け置きし、洗浄水(お湯)を高圧で噴射するだけで、この通りにキレイなエアコンになります。
2シーズン後のエアコンの汚れ
▼洗浄後の汚水
2シーズンの割には汚れたエアコンでした。リビング設置のダイキンエアコンの汚水は真っ黒です。1台目には20ℓ、2台目には40ℓ位の洗浄水を使用しました。
エアコンを清潔に保つためには、エアコンのメンテナンスが大切です。お部屋を掃除することで、ホコリを舞いにくくすることができ、換気をすることでお部屋の雑菌の増殖を防ぐことができ、フィルターを掃除することで、エアコン内部のホコリの侵入を防ぐことができます。料理をするときには、レンジフードを強で動かすことも大切。料理中のその油、隣接しているエアコンが全部吸い込んでいるかも知れませんよ。
赤ちゃんがいるから「エコ洗剤」
業者やマッチングサイトなどの啓蒙活動によって、しっかりと浸透してしまったエアコンクリーニングの「エコ洗剤」使用。本気で語っている無知な業者は別としても、大半の業者は「エコ洗剤」で、エアコン内部の汚れが落とせるとは考えてはいません。それでは何故推奨しているのか? 単純に「耳当たりがよい」「お客様から受けがよい」から。それに輪をかけて、間違った情報に洗脳されてしまった「エコ洗剤」希望する「エコ信者」の消費者も増えています。負の連鎖としか言えません。また「エコ洗剤」を使用することで、業者にとっては都合の良いことも沢山あります。
しかし、当店では「エコ洗剤」は推奨していません。答えは単純「汚れが落ちない」からです。赤ちゃんの健康のためにエアコンクリーニングを依頼したのに、人や環境に優しい「エコ洗剤」を使用(希望)したので、エアコン内部に汚れや臭いが残ってしまった。これじゃ泡沫転倒ですよね。お金を払って業者に依頼した意味すらありません。
毎日とはいいませんが、毎月エアコンクリーニングをするなら「エコ洗剤」でもいいのでしょう。しかしそんな人は絶対にいませんよね。早い人でも半年だと思います。1年・2年と蓄積してしまった汚れは「エコ洗剤」などの中性洗剤では、落としきることはできません。業者やマッチングサイト発信の啓蒙活動・マインドコントロールにはご注意を。エアコン内部の見えない汚れは落ちていませんよ。
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
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