毎年のエアコンクリーニング

（訪問日：2019年5月20日）

本日は、文京区小石川でエアコンクリーニングとトイレクリーニングをしてきました。今回で4回目の訪問となるリピーター様です。2階のリビング設置されたエアコンでキッチンも隣接。少し汚れやすい環境なのでしょうか。今回で2回目のエアコンクリーニングです。毎年他の業者に依頼していたそうですが、当店へ切り替えていただきました。

エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜ダイキンルームエアコン｜F36NTES-W｜2012年製造

幼稚園への送り向かいのため、訪問時間を9時5分頃に指定されています。私たちの入室と入れ替わるように、お客様は途中外出されました。その間に道具類を運び入れながらエアコンクリーニングの準備に入ります。

▼ダイキンルームエアコン・ストリーマ付き

このダイキンエアコンは「ストリーマ付き」。以前の業者は、ストリーマを外さずに洗浄していたそうです。色々な業者がいますよね。当店は取り外せるものは外してから内部洗浄しています。

エアコンをワンシーズン使っていると、翌シーズンには臭いが気になるとのこと。実はこのエアコン、汚れやすい要素が結構あります。キッチン隣接のために、エアコンには油汚れなどが溜まりやすい。また元気な小さなお子様が4人もいるので、でホコリも舞いやすいのでしょう。家族が集まるリビングは、エアコンの稼働率も高いですよね。そして換気の問題もあります。2階の窓は大きな1面のみなので、空気の入れ替えも難しいのかもしれません。

▼徹底洗浄後のエアコン

前回訪問時のメイン洗浄剤は、環境対応型エコ洗剤の「エコクリーナー」でした。まだ「エコ洗浄」業者の頃ですね。とはいっても「カビ取り洗剤」や他の強アルカリ洗剤も併用はしていましたが・・・。現在は、洗浄力の強い「ホワイトクリーナー」をメインに使用しています。またドレンパンを外さない場合などは、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合。前回と全く同じ洗浄方法でも「汚れの除去率」は何十倍も上がっていることでしょう。

背面パネルには、カビ取り洗剤も噴霧します。このカビ取り洗剤は、背面パネルの洗浄をしながら「ドレンパン背面」にも溜まります。その結果、背面のドレンパンの浸け置き洗浄も可能。正面のドレンパン・吹き出し口周辺にもカビ取り洗剤を噴霧して、しっかりと浸け置きしておきました。

メイン洗剤の噴霧には、スプレイヤーではなく噴霧器を使用。エアコン内部の隅々まで何度も重ね噴きしていきます。洗剤成分が浸透・作用してきたら、大量の洗浄水（お湯）で高圧洗浄。エアコン内部をバシャバシャと丸洗いしていきます。

▼徹底洗浄後の汚水

ホコリが浮いていますが、使用頻度や設置条件などを考慮すれば丁度1年分位の汚れですかね。臭いの除去のため、エアコン上部の熱交換器アルミフィン・ドレンパンを中心に洗浄しておきました。

エアコンの臭い・汚れ防止のために、念仏のように「抗菌コートを唱える（勧める）」業者が、増えていますね。そんな意味のない溶剤をエアコン内部に擦り付ける時間があったら、その時間をエアコンの内部洗浄に使うことの方が重要。洗浄不足のエアコンに抗菌コート施工するのは、汚れたエアコンに市販のスプレーを使用することと大差ありません。その念仏や呪文は「業者の営業トーク」ですのでご注意を。

▼エアコンの設置位置

エアコンは、設置条件によっては分解作業ができない場合もあります。特に戸建住宅の場合は、エアコンのサイズや設置場所などを考慮していないことが多く、壁や天井にギリギリに設置されていることもあるのですよね。

このエアコンも右側の隙間は2〜3センチ位しかありませんでした。この設置条件では、機種によっては分解できないこともありますね。前回の業者がストリーマを取り外さなかったのも、そこに理由があったのかも知れません。当店は基盤を引っ張りだしているので、ストリーマの取り外しも可能でした。

東芝の古いエアコン

（訪問日：2019年6月9日）

本日は、文京区関口でエアコンクリーニングしてきました。本日のお客様は、マンションのワンルームにお住いの男性です。昨年からエアコンが臭うようになったそうで、今年はまだ使用していないとのこと。

エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜東芝ルームエアコン｜RAS-2555DV｜2005年製造

車をマンション前のスペースに停めてから、お客様のお部屋へ訪問しました。駐車スペースがあると、移動が楽になるので本当に助かります。

本日のエアコンは、東芝製で13年前の古いエアコン。予約時に注意点は説明済みですが、もう一度お客様に確認してからエアコンクリーニングをはじめました。

※エアコンの下はベットでしたが事前に移動してありました。お気遣い感謝です。エアコンとの距離が少し近かったので、ベッドはマスカーテープで養生しておきました。

▼吹き出し口｜洗浄前

エアコンが臭うとのことでしたが、吹き出し口やクロスフローファンはそこまで汚れていません。しかし臭いの原因は「見えないところ」にもありますからね。ファン裏・ドレンパン裏には「カビ取り洗剤」を噴霧・浸け置きしておきました。

▼吹き出し口｜洗浄後

その後は、時間をかけながらメイン洗剤を噴霧していきます。浸透・作用してきたら高圧洗浄機ですすぎ作業。上記画像のように、吹き出し口周辺の汚れは「スッキリとキレイ」に洗浄できました。

当店が使用するエアコン用のメイン洗剤は、洗浄力の強いアルカリ洗剤「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。今回のように吹き出し口周辺の汚れが軽度な場合は、臭いの原因はエアコン上部にあるのでしょう。熱交換器のアルミフィンを徹底洗浄する必要がありますね。締め切ったお部屋で換気をせずにエアコンを使用していると、エアコンはお部屋の臭いを吸い込んでしまいます。その結果、エアコン内部には臭いがどんどんと蓄積され、エアコンから吹き出す空気が臭くなるんですよね。お部屋の換気はとっても大切ですのでご注意ください。

▼洗浄後の汚水

※バケツ（12ℓ）に残った汚水は4ℓ位。室内に残るバケツの汚水は、吹き出し口周辺の汚れがメインです。どんなにエアコンが臭くても、吹き出し口が汚れていなければこの程度だったりします。

当店では、メイン洗剤を1ℓ・洗浄水（お湯）を20ℓ使用してエアコンクリーニングするのが基本となっています。エアコン下部の洗浄だけであれば「全ての汚水」が室内に残るはずですが、そんなことは絶対に起こりません。それは汚れ具合や状況に合わせて、洗浄方法を変えているから。今回は臭いの原因である「エアコン上部（熱交換器・ドレンパン）」をメインで洗浄しました。その結果、室外に排水される汚水の量が多くなり、室内に残るバケツの汚水量は少なくなるのです。

この徹底洗浄により、エアコンの臭いは一層されました。作業前にエアコンから吹き出されていた悪臭とは違い、洗浄後のエアコンからは爽やかな優しい空気が吹いています。

きれいなお部屋のキレイなエアコン

（訪問日：2019年7月14日）

本日は、文京区本郷でエアコンクリーニングしてきました。駐車スペースはないと聞いていましたが、マンションの裏に停められそうなスペースを発見。ただ土曜日の遅い時間なので管理人さんは不在です。正式な許可はとれませんが、スペースがあることをお客様に電話にて説明・・・、了承いただいたので車を停めることができました。移動時間が短縮できるので助かりますね。

エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜富士通ゼネラルルームエアコン｜AS-C28F-W｜2017年製

本日のお客様は、一人暮らしの女性の方です。ホームページで予約状況を確認され、空いていた夕方の最終枠を予約いただきました。女性スタッフ同行のため、遅い時間でも安心して予約ができたとのこと。

そして、お使いのエアコンは「スタンダードタイプ」と聞いています。ただ見た目は「お掃除機能付きエアコン」のようなフォルム。「お客様がエアコンのタイプを勘違いしているのかな？」と前面パネルを開けてみましたが「お掃除ユニット」は見当たりません。どうやら私の勉強不足のようですね。最近のエアコンは、奥行き（熱交換器が大きくなる）のあるタイプが増えてきました。外観だけでは判断するのは難しいですね。

▼富士通エアコン｜洗浄中

お客様の話ではエアコンの使用期間は1年位。汚れや臭いは気にならないが、暑くなる前までにエアコンをキレイにしておきたいそうです。それではエアコンの汚れ具合をチェックしてみましょう。室内はきれいに整理整頓されています。床もフローリングなので「ホコリが舞いやすい」環境ではありません。フィルターも定期的に掃除されていました。綺麗好きな方のお部屋はとってもキレイですね。新しいエアコンからの使用期間は1年位。設置環境の整ったエアコン内部は、お部屋と同じで汚れていませんでした。エアコンからは嫌な臭いもしていません。この程度の汚れなら「簡易清掃」でも大丈夫そうですね。

▼洗浄後の汚水

今回のエアコンクリーニングには、カビ取り洗剤は使用しませんでした。吹き出し口やドレンパンもキレイだったので、メイン洗剤単体でエアコン洗浄しています。ただメイン洗剤には、殺菌力強化のため「次亜塩素酸ナトリウム」も配合済み。しっかりとエアコン内部を殺菌処理することは、エアコン汚れの抑制にも繋がります。今流行りの「エコ洗剤」＋「抗菌コート」の組み合わせなんかより、このパターンの方が効果は絶大なんですよね。

メイン洗剤噴霧後は「高圧洗浄機」使用して、たっぷりのお湯でエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄。洗浄後のキレイに殺菌処理されたエアコン内部に、洗剤成分が残ることはありませんのでご安心ください。エアコンクリーニングに大切なのは「優しい洗剤」や「無意味なコーティング」ではありません。内部の汚れをしっかりと除去して「無駄なものをエアコン内部に残さない」こと・・・、これが一番重要なのです。

エアコン洗浄後の汚水は、上記画像のように汚れていませんでした。ただエアコンクリーニングしたことで、お客様は満足・安心されているようです。

▼洗浄後の乾燥運転

当店では、責任を持ってエアコン内部を徹底洗浄した証として、エアコン本体カバーなどに「エアコン洗浄済」シールを貼付しています。エアコンの乾燥作業・動作確認などをしたら、エアコンの組み立て。ルーバーなどの動作確認が終わったら、乾燥運転で本日の作業は終了です。上記の画像が今回のエアコンのフォルム。この奥行き感に惑わされてしまいました。同メーカーのお掃除機能付きエアコンを全く同じ見た目です。私のように外観で勘違いする業者も多いのではないでしょうか。