稲城市矢野口でエアコン掃除|2023.03.25

プロ掃除業者の「ビフォーアフター」紹介します!
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お掃除屋さんのおそうじ日記

稲城市矢野口で
エアコンを徹底洗浄!

今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコンと
ナショナルルームエアコン、
東芝ルームエアコン各1台です。

エリア外の出張|稲城市

(訪問日:2023年3月25日)

本日は、稲城市矢野口でエアコンクリーニングしてきました。mailにてお申し込みいただき「東京都稲城市矢野口に在住していますが、クリーニングをお願いすることはできますか」とのこと。

「稲城市ですとエリア外のため出張費がかかります。下記をご参照の上、出張費を算出ください。https://iwa-cle.jp/business-area.html (30km以上の場合は、1kmにつき500円加算願います。)」と回答すると、「29kmで5,000円になります。よろしくお願いいします。」とご了承・ご返信いただきました。

エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-J22D-W|2014年製

午前7時頃に晴海を出発。世田谷・川崎経由で「稲城市」まで向かいます。ただ交通渋滞が少なかったため、少し早めに到着してしまいました。ここで一旦コンビニにて時間調整。8時50分頃にお客様宅へ移動し、マンション内の駐車スペースに車を停めます。道具類を降ろし終えたら、駐車位置確認のためお客様にお電話を・・・。するとそのタイミングで管理人さんが近づいてきました。どうやらこのスペースは既に予約済みとのこと。別の駐車スペースへ誘導いただいているタイミングで、お客様も降りてこられました。そのまま一緒にエレベーターでお部屋まで移動。それでは入室してエアコンを確認しましょう。

本日のお相手は「スタンダードエアコン」2台と「お掃除機能付きエアコン」1台です。お客様に作業順をお伺いし、寝室の臭うエアコンからスタートすることにしました。mailにて「部屋が狭くベッドがあり少し動かしても1メートル程度しか空きません。すのこベッドに布団をひいているので、布団はどかせます。」と連絡いただいていましたが、寝具・マットは移動済みです。事前準備に感謝。おかげさまで、フレーム状態のベッドを壁側に立て掛けるだけでスペース確保は終了しました。

▼富士通ゼネラルルームエアコン|AS-J22D-W

エアコンクリーニング-矢野口-富士通ゼネラルルームエアコン|AS-J22D-W

こちらからのエアコンは、昨年の今頃にエアコンクリーニングしたとのこと。ただ夏前にはエアコンが臭くなっていたそうです。定期的にエアコンクリーニングしているが、何を基準に業者を選べばいいのか解らなくなっているとのこと。確かに、どの業者のホームページにも「いいこと」しか書いていませんからね。当店もですが・・・。それでは恒例の「前の業者の粗探し」を・・・。まずは室外の確認から。

▼逆流防止弁の確認

エアコンクリーニング-矢野口-逆流防止弁の確認

念の為「ドレンホース」周りをチェック。うん、ドレンホースは排水溝まで伸びていません。しかもドレンホース出口には「逆流防止弁」も発見。どうやら室外の臭いを室内に吸い込まない処理はされているようです。しかしこのまま洗浄すると「逆流防止弁」内にゴミが詰まる可能性もあります。ご覧のように洗浄前に取り外しておきました。ただ既に少しゴミが詰まっているようです。この汚れも臭いの一因になっているのかも知れませんね。

▼エアコン上部の確認

エアコンクリーニング-矢野口-エアコン上部の確認

それではエアコン上部のチェックを・・・。①エアコン全景:熱交換器は問題なし。思ったよりきれいでした。②エアコン背面:背面パネルや熱交換器背面も特に問題なし。洗浄されている? ③基盤下部(リモコン受光部基盤):こちらにはホコリが目立っていました。④ドレンパン:う〜ん、これくらいの汚れでは「臭い」に直結しないですよね。

▼エアコン下部の確認

エアコンクリーニング-矢野口-エアコン下部の確認

次はエアコン下部のチェック。黒い吹き出し口なので汚れは目立ちにくいですが、1年前に洗浄していますからね。クロスフローファンに「ホコリ・汚れ」はありますが、汚れすぎ感ではありません。まっ、見える箇所なら皆さん掃除しますからね。ぱっと見だけなら、1年前にプロが洗浄したエアコンだとも言えるでしょう。ただ少し違和感もありました。ご覧のように左右風向ルーバーの軸が1箇所(右から二番目)抜けているのです。

▼左右風向ルーバーの欠損

エアコンクリーニング-矢野口-左右風向ルーバーの欠損

そして軸の欠損も2箇所で発見。定期的なエアコンクリーニングでプラスチックが劣化したのでしょうか? ブラシでゴシゴシ中や拭き取り時に欠損させてしまったのかも知れませんね。

▼前面パネルの欠損|汚水

エアコンクリーニング-矢野口-前面パネルの欠損|汚水跡

そして業者の足跡はこんなところにも・・・。左画像は前面パネルの内側。下部の留部1箇所が折れ曲がっていました。右画像は「配管類」のスリーブ付近です。これは明らかに汚水跡ですよね。すぐに拭き取っておけば、一般的な壁紙に汚れが残ることなんてないのですが・・・。

▼本体カバー内側の汚れ

エアコンクリーニング-矢野口-本体カバー内側の汚れ

そして本体カバーの裏側には、前回の掃除跡がそのまま残っていました。他の箇所はこんなに汚れていないのに、ここだけは1年とは思えないような汚れ方をしていますよね。不自然なこの汚れの原因は「洗浄後の汚水残り」で、前回の業者が本体カバーをつけたまま洗浄したという証でもあります。吹き出し口の繋ぎ目から漏れた汚水たちが、本体カバー内側に残ってしまったのでしょう。これで昨年の業者は「本体カバー」すら取り外さない「簡易清掃業者」だったことが判りました。これじゃ「臭い戻り」必須ですよね。

▼洗浄後のエアコン(1台目)

エアコンクリーニング-矢野口-洗浄後のエアコン(1台目)

昨年はノータッチのエアコン上部も「次亜塩素酸ナトリウム」入りのメイン洗剤で殺菌洗浄(左画像)。エアコン下部も同様に殺菌洗浄済み(右画像)です。ただ元々「熱交換器」は汚れが目立っていませんでした。昨年より前の業者の中には、エアコン上部を洗浄する業者もいたのでしょう。

▼汚水|洗剤噴霧後・洗浄後

エアコンクリーニング-矢野口-汚水|洗剤噴霧後・洗浄後

このエアコンは室内に汚水が残りにくいタイプ。エアコン上部に噴霧した洗剤や高圧噴射した洗浄水(お湯)の大半は、ドレンパン・ドレンホースを通って室外に排水されています。昨年洗浄しているので、室内に残った汚水はそれほど汚れていませんでした。それでも昨年よりキレイになっていることは保証しておきます。

▼欠損の補修と壁紙汚れの除去

エアコンクリーニング-矢野口-欠損の補修と壁紙汚れの除去

欠損部は「アロンアルフア」で、壁紙の汚れは「カビ取り洗剤」で補修・洗浄しておきました。そうそう、逆流防止弁もビニールテープで再設置してあります。

▼乾燥運転(1台目)

エアコンクリーニング-矢野口-乾燥運転(1台目)

エアコンの徹底洗浄が終わったら、パーツ類を元通りに組み立てて「乾燥作業」「動作確認」「乾燥運転」で終了です。それではリビングのエアコンへ移動しましょう。

エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ナショナルルームエアコン|CS-40RFX2-G|2006年製

リビングには15年以上前のナショナルお掃除機能付きエアコンが設置されていました。ここで一旦「古いエアコン」の注意点をご説明、ご了承いただいてから作業を進めます。お客様のお話では、このエアコンは使用頻度が低いとのこと。ただ一度だけエアコンクリーニングしたことはあるそうです。

▼ナショナルルームエアコン|CS-40RFX2-G

エアコンクリーニング-矢野口-ナショナルルームエアコン|CS-40RFX2-G

まずは動作確認から。こちらの古いエアコンですが、電源を入れる前から「クリーンランプ」が点滅していました。ただ冷暖房の運転には問題ないようです。前面パネルや上下風向ルーバーの動作も問題なし。それではと「クリーンランプ」を消すためにリセットボタンを探しましたが、該当するボタンは見当たりません。ここでリモコン側のリセットは一旦諦め、本体側のリセットボタンを探すため前面パネルを開けてみます。それが上記の画像。ご覧のように「お掃除ロボット機構」が変な位置(左端)で動かなくなっていました。どうやらこれがエラーランプの原因のようですね。お客様に故障箇所の確認・説明をしてから分解作業に入ります。

そうそう、この状態では左側の「フィルター」を取り外すことはできません。「お掃除ロボット機構」が完全に塞いでいますからね。ただフィルターは、ご覧の通りキレイな状態。リビング設置ですが、本当に使用頻度は低いのでしょう。このフィルターの汚れ具合を見る限り、前回の洗浄からほとんど使用していないのかもしれませんね。

▼エアコンの簡易分解

エアコンクリーニング-矢野口-エアコンの簡易分解

古いエアコンを徹底洗浄するには注意が必要です。せっかくキレイに洗浄できたとしても、壊してしまっては意味がありませんよね。丁寧に慎重に取り外せるものを分解・分解。ご覧のように「基盤」「ドレンパン」も本体から取り外して、故障のリスクを回避しておきました。

▼汚れの確認|背面・吹き出し口

エアコンクリーニング-矢野口-汚れの確認|背面・吹き出し口

上記の画像をご覧ください。これは同じ日の同じエアコンの画像です。左画像は普段目視できない「エアコンの背面」、右画像が普段から目視できる「吹き出し口」です。一目瞭然ですよね。目につく箇所はキレイにし、見えない箇所はそのまんま。これもエアコンクリーニング「あるある」です。

▼熱交換器の汚れ方とユニット裏面の洗剤跡

エアコンクリーニング-矢野口-熱交換器の汚れ方とユニット裏面の洗剤跡

そして熱交換器の表側(左画像)も汚れた箇所と汚れていない箇所に分かれていました。とりはずした「お掃除ロボット」を確認すると(右画像)裏側には洗剤跡が残っています。これが意味するものとは・・・。

▼欠損|ネジ留部・ユニットのスターター

エアコンクリーニング-矢野口-欠損|ネジ留部・ユニットのスターター

そして欠損箇所も多々。左側の画像は本体カバーのネジ部。左側と下部バーのネジ部も欠損していました。ネジを外さないで無理矢理引っ張ったのか、電動ドリルで締め過ぎたのかが原因なのでしょう。右画像は「お掃除ロボット」裏側にある「お掃除ロボット機構」のスターターです。ご覧のように配線の結束部(ハンダ部)が1箇所抜け落ちていました。これが「クリーンランプ」点滅の原因だと思われます。

この断線の犯人は、おそらく「洗剤」。お掃除ロボットの裏側には「洗剤跡」が残っていました。そして熱交換器(表側)は不自然な汚れ方をしていましたよね。この2点で考察すると、前の業者は「お掃除ロボット」を取り外すことなく、隙間から洗剤を噴霧・高圧洗浄していたということが想像できます。熱交換器から跳ね返った洗剤たちが「お掃除ロボット」の裏側に付着。その洗剤によって、スターターの結束部(ハンダ部)が腐食して断線したのでしょう。そうなんです。結局は前回の業者が「エアコン故障」の犯人でした。ただ「お掃除ロボット」が動かなくなったのは後日なのでしょうね。こういった「やり逃げ」業者もよく見かけるようになりました。

▼カビ取り洗剤噴霧

エアコンクリーニング-矢野口-カビ取り洗剤噴霧

吹き出し口はキレイでしたが、念のため「ファン裏」にはカビ取り洗剤を噴霧しておきました。「背面パネル」「ドレンホース」にも同様に噴霧してあります。

▼洗浄後のエアコン(2台目)

エアコンクリーニング-矢野口-洗浄後のエアコン(2台目)

いつも通り、見える箇所も見えない箇所も殺菌洗浄済み。数年後に他の業者が分解したとしても、不自然な汚れ方はしていませんよ。

▼洗浄後の汚水(2台目)

エアコンクリーニング-矢野口-洗浄後の汚水(2台目

エアコン上部から小さなゴミが落ちてこなくなるまで洗浄していたら、室内に残るバケツの汚水は2杯になりました。これも前回業者の落とし物? 洗浄残りや吹き飛ばされたゴミたちが原因。洗浄力の強いメイン洗剤(次亜塩素酸ナトリウム配合)も3ℓ使用しています。

▼乾燥運転(2台目)

エアコンクリーニング-矢野口-乾燥運転(2台目)

こうやって見ると、パステルカラーのキレイなエアコン。当店で自信をもって洗浄した証として、本体カバーには「高圧洗浄済み」シールも貼付済みです。ふ〜っ、只今の時間は14時30分頃。やはり古いエアコンは時間がかかりますよね。このエアコンだけで3時間も要してしまいました。そうそう、間に合わせ感はありますが「欠損部」「スターター」も補修しておきました。「お掃除ロボット機構」も分解して元の位置に戻してあります。いつまで持つかは判りませんが・・・。

▼東芝ルームエアコン|RAS-G221M(W)

エアコンクリーニング-矢野口-東芝ルームエアコン|RAS-G221M(W)

3台目は東芝のスタンダードエアコンです。年式も新しめ(2021年製)なので汚れもこの程度。う〜ん、これは洗浄しなくてもよかったのかもしれませんね。只今の時間は15時30分。写真撮影や補修などにも時間を費やしましたが、この段階で1時間以上の超過です。急いで片付けをして帰路につきましょう。

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