三鷹市井の頭でエアコン掃除|2021.11.13

エアコン・ハウスクリーニングなら、ニオイもヨゴレもおまかせ!
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お掃除屋さんのおそうじ日記

三鷹市井の頭で
エアコンを徹底洗浄!

今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン1台です。

エアコンのニオイについて

(訪問日:2021年11月13日)

本日は、三鷹市井の頭でエアコンクリーニングをしてきました。当店でエアコンクリーニングしたことのある勤め先の同僚から紹介されたとのこと。エリア外のため出張費(3,000円)がかかることをご了承いただき、お友達割(500円引き)が適用されるためエアコンクリーニング料金は計12,500円。これでもまだ、ダスキンよりは割安なんですよね。最近はこのように、エリア外に出張する機会も増えてきました。

エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F36WTES-W|2019年製

午前9時前にお客様のマンション前に到着。電話口で教えていただいたマンション入り口前の駐車スペースに車を停めたら、道具類を台車に積んでいきます。車のダッシュボードに「清掃中・お部屋番号」を記載したホワイトボードを提示したら準備は完了。それでは3段脚立を持ってお客様宅に移動しましょう。

玄関口で挨拶をすませてから、道具を移動しながらエアコンの気になる点を確認。お客様のお話では「引っ越してから1年位だが、夏の終わり頃からエアコンの臭いが気になってきた」とのこと。ただエアコンを確認すると2019年製と記載されています。・・・ということは、お客様の入居時には新品のエアコンが設置されていたのでしょう。う〜ん、新品のエアコンが1年位でそんなに臭くなりますかね?。お部屋の環境だって悪くはありません。少し疑問ではありますが、エアコンを分解しながら確認していきましょう。

▼エアコンの分解

エアコンクリーニング-井の頭-エアコンの分解

まずはエアコンの動作確認。ただエアコンからは、嫌な臭いはしてきません。ここでお客様に確認すると「エアコンが臭かったので、夏以降は使用していない」とのこと。いや〜、ますます判らなくなってきましたが、とりあえず作業を続けていきましょう。

エアコン内部を徹底洗浄するためには、エアコン自体も徹底分解。右画像のような状態にしてから、今度はエアコンを徹底養生していきます。エアコンを「徹底分解・徹底養生」しておけば、もうエアコンが壊れるリスクはありませんからね。これなら汚れのことだけを考えて、バシャバシャとエアコンを丸洗い洗浄できるようになります。

▼臭いの原因チェック|吹き出し口・ドレンパン

エアコンクリーニング-井の頭-臭いの原因チェック|吹き出し口・ドレンパン

徹底養生前にエアコンの汚れ具合(臭いの原因)もチェック。新品のエアコンを1年使用した汚れ具合はこんな感じでした。う〜ん、この程度の汚れ方でエアコンが臭うとは考えにくいですね。クロスフローファン(左画像)やドレンパン(右画像)の見える箇所もこんな感じ。画像はありませんが、熱交換器前面・天面・背面もキレイなままでした。これならドレンパン全体やドレンパンの背面、熱交換器の下部などが臭いの原因ではないとは思いますが・・・。

▼ドレンホース出口|洗剤噴霧前・後

エアコンクリーニング-井の頭-ドレンホース出口|洗剤噴霧前・後

ただ、見た目がキレイなのにエアコンが臭うと言われています。見えない箇所が汚れている可能性も完全には否定できません。古いエアコンや「簡易清掃業者」が適当に洗浄した後のエアコンではありませんが、やるべきことをやりますか・・・。ご覧のように、念のためにドレンホース出口を簡易に塞いでおきました。この一手間で、室内機から流れ出る洗剤の時間稼ぎが可能となります。その結果「ドレンパン内部(背面含む)や熱交換器の下部」の洗剤の浸透時間を稼ぐことも・・・。

メイン洗剤噴霧後は、このように(右画像)溢れた洗剤たちが「チョロチョロ」と室外機周辺に流れて出ています。この状態のまま「高圧洗浄機」をセットしながら「ドレンパン・ドレンホース内」をもう少し浸け置き。高圧洗浄機のセットが完了したら、養生テープをはずして今度は濯ぎ作業です。う〜ん・・・この感じ(室外機周りの汚水)では、やはりエアコン内部に臭いの原因があるとは思えませんね。

▼洗浄後のエアコン|熱交換器・吹き出し口

エアコンクリーニング-井の頭-洗浄後のエアコン|熱交換器・吹き出し口

洗浄後のエアコンはこんな感じです。洗浄前と大差ありませんよね。正直な話、この洗浄によってエアコンの臭いが改善されたとは思えません。

▼洗浄後の汚水

エアコンクリーニング-井の頭-洗浄後の汚水

洗浄後の汚水だってこんなにキレイです。室外に排水された汚水たちもこの程度だったでしょうね。エリア外まで出張しているのに、これではイマイチ盛り上がりません。たっぷりの洗浄力のある洗剤と大量の洗浄水(お湯)でバシャバシャとエアコンを丸洗い洗浄しましたが、これなら誰が洗浄したって同じだったでしょうね。それこそ「エコ洗剤」のエコ洗浄や「簡易清掃」でも同じ結果だったと思います。まっ、エアコン内部に洗剤成分を残してしまったり、適当な「抗菌コート施工」で洗浄前よりもエアコンの状況を悪くする「やらかし素人業者」もいたりはしますが・・・。

◎私のいう素人業者とは「経験年数」とは異なります。昨日今日始めた業者でも志をもって頑張っている業者もいれば、何年・何十年たっても「何の変化も・進化もない(いい方向への)」ダメな業者もいたりします。「業界歴○○年、年間○○○○台の実績」こんなセールストークには何の意味もありません。何年・何台やったかではなく、何をどれだけやってきたかが大切なのです。これは個人であろうが、大手であろうが同じこと。問題はその人間の「資質・人となり」だったりするんですよね。

▼臭いの原因の考察|ドレンホース出口付近

エアコンクリーニング-井の頭-臭いの原因の考察|ドレンホース出口付近

さてさて、それではエアコンの臭いの原因は何だったのでしょうか。ここからは当店の経験値内での考察ですが・・・、室外機の横(画像の左側)に排水溝が見えますよね。おそらくこの排水溝がエアコンの臭いの原因だと思われます。排水溝は常に臭いを持っており、その臭い(悪臭)は上に上がってくるんですよね。そして雨の前日などの低気圧が発達している時は、特に室外と室内での気圧差が大きくなります。この気圧差によって、室外のドレンホースから室内のエアコンに空気を吸い込んでしまうことも。キッチンのレンジフードを回すと窓や玄関などが開けづらくなるような場合は、その傾向が強く現れます。今回は、この気圧差が原因でドレンホースから排水溝の悪臭を吸い上げ、それがドレンパンを通してファンから吹き出してしまったのでしょう。

お客様にはその旨ご説明し、ホームセンターなどで購入できる「逆流防止弁」の設置をおすすめしました。手持ちでも「おとめちゃん」は持っていたのですが、希望がない限りはこちらからオプションを勧めることはありません。ホームセンターにいけば600円位で購入できますからね。そうそう、エアコンの洗浄後の臭いついて、他のお客様ではこんなこともありました。

▼再クリーニング中のエアコン

エアコンクリーニング-井の頭-ダイキンルームエアコン|F36UTCXP-W

上記の画像はエアコン再洗浄中(浸け置き)の風景です。10月10日に2台のスタンダードエアコンをクリーニングしたのでですが、数日後に1台のエアコンが臭いとお客様より連絡が・・・。17日に再訪問して確認すると確かにエアコンからは臭いが・・・。ただこちらのエアコン、2台ともドレンパンを分解してから洗浄しています。洗浄方法には問題なかったと思うのですが、一体何が悪かったのでしょうか?。実は洗剤が原因による洗浄不足は稀に起こっていたりします。今年の場合は、それが複数件ありました。


7月に訪問したリピーター様の新居のエアコンで1件。訪問すると、見た目はそれほど汚れていないダイキンのスタンダードエアコンでした。ただ前の居住者の臭いが染み込んでいるかもしれません。念の為MAX仕様のメイン洗剤「ゴールドZ(強化版)」+次亜塩素酸ナトリウム配合で臨んだのですが、結果は敢えなく撃沈。数日後に再クリーニングし、今度は「リンダ シルバーNファースト」単体で浸け置き(ドレンホースを塞いで)洗浄してみると、何と汚れが浮き出てきたのです。しかも室内機側の目に見える箇所も・・・。もう何が何だか解りません。私はケミカルのプロではありませんので、「ゴールドZ(強化版)」メーカーに問い合わせしてみると、社長さんからの回答はイマイチ。若干の不信感(前回のリコール)もあったため、今回は洗剤を切り替えることにしてみました。次の日からは不安を払拭させるために、メイン洗剤は「リンダ シルバーNファースト」+次亜塩素酸ナトリウム配合オンリーのワンパターンに。これも臭い戻りや汚れ残しを防ぐために「良かれと思って」の行動だったのですが・・・

そして9月にもう1件。何度も訪問しているリピーター様の同じエアコンを前回通りに洗浄したのに、エアコンが臭いと連絡がありました。昨年と今年の洗浄方法の違いは使用した洗剤のみです。もうこれで何が何だか本当に解らなくなってしまいました。「何が臭い戻り補償だ。汚れや臭いは残しませんだ。」口ばっかりのペテン師だな・・・。かなりの自己嫌悪・・・究極に自信喪失中です。そして今度は「ホワイトクリーナー」+「次亜塩素酸ナトリウム」配合の標準仕様のメイン洗剤で、ドレンホース出口を完全に塞いで浸け置き洗浄(再クリーニング)。すると室外側から茶色い液体が・・・。ふ〜っ、汚れ残ってるやん、まじ卍?、もう意味?が判りません。精神が崩壊しそうな気分です。これじゃ、他の業者の悪口いってる場合じゃないですよね。

今度は「リンダ シルバーNファースト」の製造メーカーにmailで質問。この回答が本当に支離滅裂でした。そもそも「リンダ シルバーNプラス」から新製品に移行した時にも質問(洗浄力の違いや濯ぎ方法・リンス剤の有無など)しています。メーカーの回答では「新商品の方が洗浄力は強くなっている」とのことでした。ただ「ゴールドZ(強化版)」製造メーカー社長さんの見解では、色素成分を追加しているので洗浄力が強くなったとは考えにくい。どちらかと言うと「アルミ腐食」を防ぐ方向(洗浄力低下)にマイナーチェンジしたのでは・・・とのこと。適当な希釈率で洗浄するエアコンクリーニング業者や、中和や濯ぎが足りていない業者も多く、熱交換器のアルミフィンを腐食させてしまう事案がよく起こっているそうです。ただ私は前者である大手洗剤メーカー(リンダ)の意見を信じてしまいましたが・・・。

リンダさんの1回目の回答は「濯ぎ不足(洗剤の残留成分がアルミを溶かして臭いを発生させている)」とのこと。これはありえないので即却下(洗浄方法や洗浄水の量などを説明済み)し、その後mailのやりとりを何度かしていると「次亜塩素酸ナトリウムよりもシルバーNファーストの方が洗浄力は強い」とか、「洗剤噴霧は噴霧器ではなく高圧洗浄機にて希釈液を噴霧するように作成している」とか・・・、「高圧洗浄機で洗剤を噴霧すれば臭いの発生を抑えられると思います」、「それ以外に関しては弊社開発担当とも相談しましたが、原因は思い当たりませんでした。との返答が・・・。

えっ本気ですか? そもそも「次亜塩素酸ナトリウム」は追加で配合、シルバーの希釈率に変更はありません。なんなら「次亜塩素酸ナトリウム」の分量だけ希釈水(お湯)は減っていますので、標準希釈倍率10倍が9倍位になって洗浄力はアップしているくらいです。そして「高圧洗浄機」で洗剤噴霧なんて・・・それじゃ機械の劣化が著しく進行しちゃいますよね。しかも濯ぎ(お湯)作業だけでなく、洗剤噴霧でも洗剤(強アルカリ)が飛び散ります。防毒マスクとゴーグルの重装備が必須なのでしょうか。かぶれ予防などを考えたら、顔全体も覆うマスクが必要なのかも知れません。それともエアコン洗浄カバーも洗浄範囲の広い「オープンタイプ」ではなく、リンダも販売している「洗浄しにくい・広範囲に洗浄できない」全てを囲うタイプが推奨なのでしょうか。丁寧にご返信はいただきましたが、どうやら「リンダ」さんの担当者ではこれ以上の回答はできないらしいです。

ここで、一度見切り?をつけた「ゴールドZ(強化版)」メーカーの社長さんにショートメールで質問。すると、すぐに折り返しの電話がありました。いやいや、なんだかんだいっても親身に話を聞いてくれます。有難いですね。そういえば、前回の時も他の洗剤の提案がありますと言われていましたが「しばらくシルバーNファーストを使ってみます」と突き放してしまいました。その節は本当に申し訳ありません。社長さんいわく「シルバーやゴールド」に配合されている成分が「次亜塩素酸ナトリウム」と相性が悪い可能性があり、相乗効果ではなく成分の低下も考えられるとのこと。

ただ「ホワイトクリーナー」にはその成分は含まれていないので「次亜塩素酸ナトリウム」を配合することは有効だそうです。ケミカルのプロではない私は、もうその話を信じる(乗っかる)しかありませんよね。次の日からは「ホワイトクリーナー」+「次亜塩素酸ナトリウム」配合をメイン洗剤として確定させ、ヤニや油汚れが取りきれない場合のみ「ゴールドZ(強化版)」を単体で追加噴霧することに変更。今に至っています。


▼洗浄前のドレンパン・クロスフローファン

エアコンクリーニング-井の頭-洗浄前のドレンパン・クロスフローファン

そしてそのメイン洗剤で「ドレンパン」を分解して作業したお宅です。色々と心に迷いがある中の出来事だったため、臭い戻り対策の助言もしないまま訪問した次第。エアコンをつけたままでドレンホースを塞いでいると、エアコンの臭いが軽減してきました。これは・・・ここでお客様にお声掛け。「今臭いはしますでしょうか?」、どうやら臭いはしなくなったようです。若干お部屋の臭い(い草の臭い)がある気がしますが、それはエアコンの問題ではありません。ただエアコンがこの臭いを吸い込むことで臭くなることは否定できませんが・・・。

※主に中国産い草の乾燥方法は「石炭乾燥」で、この方法で乾燥した「い草の匂い」は「酸っぱい」とか「飼育場の匂い」とか言われています。

団地タイプの住宅のため油断(密閉率は低いと・・・)していましたが、お客様に確認すると「玄関や窓などが開けにくいこともある」とのこと。今回の臭いの原因も説明(気圧差によって室外の空気を吸い込む)し、ベランダの排水溝近くまで長く伸びていたドレンホースを床に届く手前でカット。これでこの件は解消です。これでも問題がある場合は、気軽に連絡くださいとお伝えし帰路につきました。そして11月に、またエアコンが臭うとの連絡が・・・、臭い戻り補償の期間はとっくに過ぎていましたが、もう乗りかかった船です。迷うことなく訪問することにしました。原因も知りたいですからね。

ただ今回の件は、先月解決したエアコンが臭うのではなく、別のもう一台のエアコンが臭うようになったとのこと。臭いの確認のためエアコンを運転させてみましたが、前回とは違いエアコンから臭いがしてきません。上記の画像がそのエアコンの洗浄前。洗浄後1カ月位ですので、ドレンパンもクロスフローファンもキレイなままですよね。本来であれば「臭いがしない・確認できないもの」を再クリーニングすることはありません。ただ若干の自信喪失中・・・、そして、もう一度呼ばれるのも正直ウンザリ(今回で3回訪問)です。時間はかかりますが、再クリーニングしちゃいましょう。

▼ドレンホースを塞いで洗浄

エアコンクリーニング-井の頭-ドレンホースを塞いで洗浄

今回の洗浄方法は前回とは異なります。仮に臭いの原因が残っているとするならば、その箇所は「ドレンパン背面」「熱交換器下部」。壁掛け状態のエアコンクリーニングで洗浄するには「浸け置き」しか方法(完全分解は除く)がありません。「ドレンパン出口を直接塞ぐ」か「ドレンホース出口を塞ぐ」か迷いましたが、ドレンホースも浸け置きできる後者を選択。上記がその洗浄例です。ドレンホース出口に詰め物をしてビニールテープで周囲をグルグルと完全に密閉、出口を上に向けて固定させます。これで洗浄準備は完了。今回はドレンパンをつけたままでの浸け置き洗浄のみで、エアコン下部の洗浄(濯ぎはしますが・・・)は一切行っていません。それでも作業時間は、ドレンパンを分解した初回のエアコンクリーニングよりもかかるんですよね。

▼洗浄後の汚水|再クリーニング

エアコンクリーニング-井の頭-洗浄後の汚水|再クリーニングW

そして上記が洗浄後の汚水。室内のバケツには「ドレンパンから溢れ出た洗剤やその後の洗浄水」、室外のバケツには「ドレンパンで浸け置きされていた洗剤とその後の洗浄水」が残っています。まったくキレイな透明という状態ではありませんが、洗剤にだって色はついていますからね。この感じでは、このバケツの中に今回の臭いの原因は入っていないでしょう。お客様にも「この洗浄によって臭いが軽減されることはありません」と説明しておきました。結局原因は何だったのか・・・。

これは本当に難しいですね。考えられる1例としては「前回同様に室外の臭いを吸い込んでしまった」こと。排水溝からは離れていましたが、室外に全く臭いがないわけではありませんからね。別例としては「エアコンがキレイになった」こと。慣れ親しんだエアコンの臭いがなくなったことで、単純に室内の空気を循環させているエアコンに臭いがあると感じる(錯覚)ようになってしまった可能性もあります。「臭い+臭い」は必ず「悪臭」になるのではなく、「臭い+臭い=微臭」になることもあるんですよね。「香り+香り=悪臭」になることや、芳香剤などの良い香りが蓄積すると「悪臭」になることだってあります。エアコンクリーニングしたことで、臭いに過敏になっているのかもしれませんね。人間の臭いの感覚なんて、個人差もありますが意外に適当だったりします・・・。室外からの空気流入を防ぐため「逆流防止弁」の設置をおすすめして帰路に・・・。

これと全く同様の、無意味な再クリーニングが10月19日には1件ありました。そして9月19日に訪問したお客様から10月4日にmailがあり、「ドレンホース出口の処理」をご説明。返信がなかったのでおそらく解決したのだと思います。そういえば、8月18日に訪問したお客様からも連絡がありました。ドレンホースを塞いでも改善できないと言われましたが、もう少し様子をみるとのこと。忙しくてバタバタしていましたが、今思えば洗剤に原因があったのかも知れません。

▼焼けたコンセント

エアコンクリーニング-井の頭-焼けたコンセント

そして別のお客様では、またまたこんなことも・・・。10月25日に1階が店舗で2階が居住部分となっているお客様宅で、ダイキンのスタンダードエアコンを2台洗浄してきました。数年前に他の業者でエアコンクリーニングしたことがあり、その業者が付着させている汚れ(熱交換器の裏側)の洗浄に手間取ったことを記憶しています。そのお客様から翌日下記のようなmailをいただきました。以下はそのやりとりです。

10月26日(16時46分)


昨日エアコンクリーニングでお世話になりました、○○です。すっかりきれいな空気になり快適です。丁寧なお仕事ありがとうございました。
その後気付いた事ですが洗面台のコンセントが焼けておりました。高圧洗浄機等の電源をこちらから取られましたでしょうか。写真を添付しますのでご確認をお願いいたします。

10月26日(18時59分)


こんばんは。
画像確認しました。ご指摘の通り、高圧洗浄機は洗面所のコンセントを使用しました。コンセントカバーの焼けに気づかず申し訳ありません。コンセントカバーを取り替える際は、こちらで費用負担いたしますのでお教えください。
いわさき

10月30日(12時54分)


その後、化粧台のメーカー(ノーリツ)に修理の依頼をし、11月1日(月)に診て頂くことになっております。修理内容や代金については、それから改めてご報告しますので、よろしくお願いいたします。取り急ぎ現時点での状況のお知らせまで。

10月30日(20時11分)


お手数をお掛けして申し訳ありませんでした。
見積書・請求書・領収書などを画像でいただければお支払いいたしますので、お手数ですがお振り込み情報をお教えください。以下、高圧洗浄機のメーカーからは、こんな回答がありました。
コンセント焼けにつきましては、様々な原因がある為断定することが難しい現象でございます。考えられる原因としましては下記がございます。・電源コードの劣化によるショート・コンセントの劣化によるショート・コンセントとプラグの間に緩みがありショート・湿気のある場所での使用の際、ホコリや異物が入り通電経路ができ、放電によりショート。※上記以外にも原因がある場合がございます。
お写真を拝見した限り、水気のある個所のコンセントを使用されていたかと思われます。複数の原因が重なった可能性もございますので、一概に本体の電源コードが原因と断定はできかねます。古い機種の場合、電源コードを点検、修理に出していただくのもよいかもしれません。
○○さま宅で使用していた高圧洗浄機は修理依頼済です。ご指摘のお掛けで他のお客様にご迷惑をかけることは防げました。○○さまには、お手数をお掛けしてしまいましたがご指摘ありがとうごさいました。
いわさき

11月1日(14時49分)


ノーリツの方がみえましたが、今日は状況確認のみで必要な部品の発注し、揃い次第修理をするとの事でした。修理完了後、また改めてお知らせします。引き続きよろしくお願いいたします。

11月8日(17時12分)


その後 ノーリツさんの修繕が完了しました。壁に打ち付けてある洗面台を外し、裏面から配線の状態や通電を確認。幸い配線に問題なく、焼けた部品の取り替えで済んだのですが、メーカー出張修理の為出張料技術料がだいぶかかり11,660円でした。<以下省略>
コンセントの画像もありましたし、磐崎さんもメールの方がご都合がよいかと最初はメールでご連絡いたしましたが、正直なところ文をまとめるのが苦手で、毎回書いては直し、いろいろ書いては結局ごっそり削って送信しておりましたので言葉足らずもあったかと思います。全てメールでのやり取りになるとは思わなかったので、初回のメールに一言「ご都合の良いときにお電話お願いします」と書けば良かったと後悔しております。エアコン快適ですと初回メールをお送りしたその夜からなぜか(クリーニング前とはまた違う)匂いが出ており、HPに一週間以内に連絡くださいと記載があったので相談のご連絡もしたかったのですが、コンセントの件もあり、ご負担頂く金額が大きく、重ねては申し上げにくくなって…、しかもまたメールでお伝えするとなると、なんと書けばよいのか…と毎日悩みぐっと飲み込んでおりました。数日間は気候が穏やかだったので少々の寒さは我慢しエアコンを使わずにおりましたが、涼しくなったここ2日ほど暖房運転するうち、匂いが落ち着きました。冷房、ドライ、空気清浄のモードに変えるとまた匂うのですが、暖房運転のように使ううちに無くなるものでしょうか…。取り留めないままですが今回はこのまま送信させていただきます。

11月9日(6時25分)


エアコンの臭いの件ですが、エアコンは室外の臭いを吸い込むこともあります。※機密性の高い部屋でおきることが多いので、違うような気もしますが・・・。清掃時にもお話ししましたが、隠蔽配管の場合は原因の確認ができません。※逆流防止弁などが既に設置されていると、そこに洗浄したゴミが溜まって臭うこともあります。またドレンパン内部に臭いの原因が残っていることもありますが、お使いのエアコンはダイキンのため簡単にはドレンパンの分解ができないタイプです。※分解できたとしても、ドレンパン(背面)の洗浄はできません。ドレンホースの出口を塞ぎ、ドレンパン内部を洗剤で浸け込むことで、改善できることもあるのですが、隠蔽でドレンホースの出口が塞げない場合はどうしようもありません。※内部クリーンのみでエアコンが臭う場合はこの原因も考えられます。今回使用した洗剤は業界内でも洗浄力のあるタイプを3ℓ位噴霧したと記憶しています。それでも汚れ(臭いの原因)があるならば、洗剤噴霧だけでは汚れがとれない・落ちないということ。どれだけ洗剤を噴霧したところで、ドレンパンを浸け置きしないかぎり臭いの原因が取れることはありません。※これ以上強い洗剤を使用すると、アルミが焼けたり白化してしまいます。改善方法としては、室外に原因がある場合は隠蔽配管内の洗浄。ドレンホースへの逆流防止弁の設置もしくは取り替え。※どちらも隠蔽のため対応は不可。エアコン内部(ドレンパン背面など)に原因がある場合はオーバーホール業者でのエアコンクリーニング。※申し訳ありませんが壁掛けでの洗浄の場合は限界もあります。

11月11日(15時17分)


運転モードによって匂いが出たり出なかったりするのが不思議なのですが買い替えも含めて検討します。隠蔽配管やマルチのエアコンは メンテナンスや買い替え時にいろいろと不都合があると勉強になりました。詳しいご返信ありがとうございました。


・・・と、こんな感じのやりとりがあったりもします。ここまでの長文失礼いたしました。このお客様の場合も「原因は隠蔽配管なのか」、「エアコンがキレイになったことのニオイの変化なのか」「はたまた当店への疑心暗鬼からエアコンの臭いに過敏になってしまったのか」、正直理由は分かりません。ただこのように、隠蔽配管の場合は対応することはできませんので予めご了承ください。

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