西東京市ひばりが丘で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン2台です。
エリア外への出張(西東京市)
(訪問日:2021年11月1日)
本日は、西東京市ひばりが丘でエアコンクリーニングをしてきました。10月24日にmailにて下記のようなお問い合わせをいただいています。
はじめまして。エアコンの吹き出し口のフェルトにカビが生えてきており検索にて貴社が出てきたためお問合せさせていただきました。
西東京市ひばりヶ丘北4丁目のマンションなのですが、23区外なのですが出張は可能でしょうか。
お掃除機能付きと通常タイプ1台ずつどちらもメーカーはダイキンです。
ご予約状況に記載がある日程ですと、10月28.11月1日.11月8日.11月15日.11月18日の早めの日程でお願いしたいです。
勝手なお願いで申し訳ございませんが、ご対応可能であればよろしくお願い致します。
※お名前・電話番号・住所・エアコン台数の記載もあり
昨年の7月25日に別業者さんにてクリーニングしてもらいましたが、本日カビていることに気付きました。
よろしくお願いいたします。
翌日に下記の返信をさせていただき、ご了承いただいたので本日お伺いすることとなりました。
お問い合わせありがとうございます。
当店の営業エリアは23区内のため遠方の場合は出張費がかかります。
※西東京市の場合、出張費が5,000円。
料金はお掃除機能付き18,000円、スタンダードエアコン10,000円、出張費5,000円なので計33,000円となります。
※駐車スペースがない場合は、最寄りのコインパーキングを利用しますので別途駐車料金の負担をお願いいたします。
また日程ですが、11月1日(月)15時30分頃ならお伺い可能です。
※作業時間は約4時間位。
それ以降ですと、15日(月)9時頃、18日(木)13時頃となります。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F36UTCXP-W|2018年製
午後3時半過ぎにお客様のマンション前に到着。少し遅くなってしまいましたね。マンション下で駐車スペースをお客様に電話で確認。少し手狭な駐車スペースには、別の軽自動車が停車中でした。ただ車には人が乗っていて、スマフォを弄っている感じです。移動の有無を確認しようと近寄っていくと、車は動きだしてくれました。通りすがりの人がちょっと休憩していただけだったようですね。駐車場を探す手間がなくなって助かりました。
狭い駐車スペースではありますが、道路にハミ出しながらもなんとか駐車は完了。これなら交通の妨げにも駐車違反にもはならないでしょう。道具類を台車に積み込み、お掃除機能付きエアコンなので3段と5段の脚立を2脚用意しました。それではお客様宅に移動してエアコンを徹底洗浄しましょう。
▼ダイキンルームエアコン|F36UTCXP-W
上記の画像が本日のお相手である、ダイキンの「お掃除機能付きエアコン」です。お掃除ユニットの分解がとっても簡単なタイプなので今日はラッキーですね。訪問時間は遅れてしまいましたが、これなら当初の作業終了時間(午後7時30分)までには作業が終えられそうです。それでは1年前に洗浄されたというエアコンをチェックしてみましょう・・・。
▼吹き出し口のカビ汚れ
お客様が気になっている吹き出し口を覗いてみるとこんな感じに汚れていました。いやいや、1年前に洗浄した割には汚れていますよね。フェルト部と左右風向ルーバーのみが、他の箇所とは違う汚れ方しているようです。しかも2018年製のエアコンで、お客様に確認すると使用期間は2年半位とのこと。新品のエアコンを使用1年位でエアコンクリーニングして、その後2シーズン弱の使用でこんな汚れ方・・・。なんか怪しい感じですね。これは・・・前回のエアコンクリーニング業者の洗浄方法にも問題がありそうです。
▼吹き出し口の洗浄
上記の画像が「吹き出し口」洗浄の様子です。①洗浄前の吹き出し口。②カビ取り洗剤噴霧・浸け置き。③メイン洗剤噴霧後に、追加で厨房用アルカリ洗剤を噴霧・浸け置き。④高圧洗浄機を使用して、洗浄水(お湯)で濯いだ後。この順で吹き出し口を徹底洗浄していきます。
カビ取り洗剤とメイン洗剤には「次亜塩素酸ナトリウム」が、厨房用アルカリ洗剤には「苛性ソーダ」が配合。強力な洗浄力のある洗剤たちが汚れをグングン浮き出しながら殺菌洗浄していきます。
▼洗浄後の吹き出し口
「エコ洗剤」や一般的なエアコン用洗剤では落とすことができない「フェルト部」の汚れだってご覧の通り。スッキリとキレイに洗浄できています。「次亜塩素酸ナトリウム」でしっかりと殺菌処理してありますので、フェルト部にカビの胞子が残っていることはありません。1〜2年位では、洗浄前のような汚れ方になることはないでしょう。
▼洗浄後の汚水(1台目)
上記の画像は室内に残ったバケツの汚水です。エアコン下部の汚れがメインですが、まあまあ汚れていましたね。この3倍位の洗剤と洗浄水(お湯)が、エアコン上部の汚れを乗せて室外にも排水されています。
▼洗浄後のエアコン全景
エアコン上部もご覧の通り。熱交換器のアルミフィンだってスッキリと殺菌洗浄済みです。一般的なエアコンクリーニング業者では洗浄を怠る「背面パネル」や「熱交換器背面・天面」「ドレンパン」だって、たっぷりの洗浄力の強い洗剤と大量の洗浄水(お湯)でバシャバシャと丸洗い洗浄。前回のエアコンクリーニングとは全く違う仕上がりになっているはずです。
さてさて前の業者のエアコンクリーニングですが、当店の見立てでは「簡易清掃業者」が「エコ洗浄」したのだと思います。恐らくですが・・・「エコ洗剤」のすすぎ不足や「抗菌コート」なども要因なのかも知れませんね。エアコン内部に残っていた洗剤成分やその上に上乗りした「抗菌コート」たちが、吹き出し口で他の汚れを吸着させやすくし、その汚れと一緒になってカビが増殖したのでしょう。これも「エコ洗浄」あるある。エコ洗剤をメインで使用している業者は、エアコンの汚れを落とすのも苦手ですが、洗剤成分を洗い流すための「エアコンの洗浄(濯ぎ)」はもっと苦手だったりします。それでは次のスタンダードエアコンへ移動しましょう。
▼ドレンパン|洗浄前・中
こちらは寝室のエアコン。外観はとってもキレイでした。サクサクっと分解してエアコンの汚れをチェックすると、エアコン上部の「ドレンパン」は汚れている(左画像)ようです。エアコンをしっかりと養生する前に「カビ取り洗剤」を噴霧して浸け置き(右画像)しておきました。この雰囲気だと、前回のエアコンクリーニングではエアコン上部の洗浄はしていないのでしょうね。
▼洗浄後のドレンパン
洗浄後のドレンパンはこんな感じ。多少ゴミが残ってはいますが、この程度の汚れでエアコンが臭うことはありませんのでご安心を。1年前の洗浄よりも確実にキレイになっています。
▼洗浄後の汚水(2台目)
上記の画像が洗浄後の汚水です。とってもきれいな汚水が室内のバケツには残りました。寝室のエアコンなので使用頻度も低いのでしょう。比較的新しいエアコンで、昨年見える箇所のエアコン下部(吹き出し口・クロスフローファン)は洗浄されていますからね・・・。
▼ドレンホースの出口
ただこのキレイなエアコン、洗浄中のドレンはけが悪かったんですよね。エアコン上部をバシャバシャと丸洗い洗浄していると、ドレンホースの排水が追いつかずドレンパンから洗浄水が溢れることもしばしば。そこでお外をチェックしてみるとこんな感じ・・・、ドレンホースの出口には「防水キャップ」そしてご丁寧に「ゴミ取りネット」まで装着されていました。このゴミ取りネットにエアコン上部のゴミが詰まり、排水を悪くしていたのでしょう。
▼防虫キャップとゴミ取りネット
ドレンホースから取り外した「防水キャップ」は、洗浄してから再セット。ゴミ取りネットはお客様に説明して廃棄しておきました。当店では「防水キャップ」や「ゴミ取りネット」の設置はおすすめしておりません。そもそもドレンホースから虫が上がってくるなんてレアケース。エアコン内部がとっても汚れていて、室内に侵入済みのゴキブリの糞などの「誘引フェロモン」がない限り、ドレンホースからわざわざ侵入するほどの魅力はエアコンにはありません。
エアコンでゴキブリを見かけることが多いのは、そこがちょうどいい隠れ家だから。すでに室内に侵入済みのゴキブリたちが、たまたまエアコン付近にいただけだったりします。ドレンホースに取り付けるなら「防虫対策」しかできない「防水キャップ」などよりも、異音や異臭・外気の侵入やそれによる水漏れ対策にもなる「逆流防止弁」の設置がおすすめ。ちなみに・・・当店ではオプション対応で、エアコン用消音防虫弁「音止(おとめ)ちゃん」も設置しています。
▼洗浄後のエアコン
当店で責任を持って徹底洗浄した証として、エアコン側面には「高圧洗浄済み」シールを貼付しています。作業日(本日の日付)も記入していますので、次のエアコンクリーニングの目安にも最適。当店の電話番号やmailアドレスも記載されていますので、リピートする際は前回の作業日をお教えくださいませ。
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※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
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