
北区志茂で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコン1台です。
中古で購入したエアコン
(訪問日:2023年3月4日)
本日は、北区志茂でエアコンクリーニングしてきました。本来は2月25日(土)午後1時頃に訪問する予定でしたが、家庭の事情で急遽当日の午前11時頃に予定変更のお願い。駐車場の手配なども含め、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。前日にmailもいただき、お優しい心遣いにも感謝です。それでは当日のお話を。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-R40B-W|2012年製
本日の訪問予定時間は午後3時頃です。ただ前の現場の作業は早く終わったので、移動前にお客様にお電話を・・・。前倒し可とのご了承をいただき、訪問時間を午後2時頃に変更することに。たびたびのご配慮に感謝です。予約いただいている駐車スペースに車を止め、3階のお部屋まで階段で道具類を運び入れます。1週間遅くなってしまいましたが、頑張ってエアコンをキレイにしていきましょう。
▼エアコンの簡易分解

本日のお相手は、富士通ゼネラルのお掃除機能付きエアコン。「赤ちゃんを迎えてエアコンをきれいにしたいと思い依頼した次第です。」とのこと。そして作業中に気づいたのですが、こちらのエアコンには分解・取り外した形跡がありました。お客様に確認すると数年前に中古で購入したとのこと。リユース家電なので、エアコンも分解清掃されているのでしょうね。それなりに・・・。
※数カ月前から「お掃除ロボット」は動かなくなっているそうです。
▼お掃除ロボットの簡易分解

当店のエアコンクリーニングは、壁掛けの簡易分解。完全分解や壁から降ろすオーバーホールとは異なります。ただ洗浄に邪魔になるパーツ類は全て取り外し。当然ではありますが「お掃除ロボット」も取り外しています。汚れ具合にもよりますが、他のパーツと同様に洗浄することも。その際は「洗剤や水に弱い」基盤などは全て取り外して、ご覧のように「お掃除ロボット」自体も簡易分解していきます。
▼カビ取り洗剤噴霧

そして「赤ちゃんがいようが」「ペットがいようが」、誰がいようがいまいが「エコ洗剤」だけなんて論外。エアコンが汚れていれば、その汚れを除去するために「徹底洗浄」していきます。ご覧のように「背面パネル」「ドレンパン」「ファン裏」「ドレンパン裏」「フェルト部」には、カビ取り洗剤を惜しみなく噴霧・浸け置き。窓を開けて換気はしていますが、お部屋に塩素臭は漂います。あらかじめご了承くださいませ。
▼吹き出し口|洗浄前・中

昨年頃から「メイン洗剤」の使用量が増えています。数年前までは1ℓだった使用量が、今では平均で2.5ℓ。そして「ホワイトクリーナー」に「次亜塩素酸ナトリウム」配合するパターンが基本ベースに定着しました。日々の作業の中でマストを模索し、今の段階でのマストがこのパターン。当然ではありますが、改善点が見つかれば洗剤の種類や配合・量、噴霧方法なども変えていきます。
スタンダードエアコン1台の場合は使用する噴霧器は1台。パーツ洗浄とエアコン本体洗浄で同一の噴霧器を使用しています。そのためエアコン本体に使用する量は、パーツ洗浄後に残った「2.5ℓ位」。ただお掃除機能付きエアコンや複数台の場合は、2台の「噴霧器」を用意しています。結果エアコン本体の使用量は「3ℓ」になることも多いですね。今回も3ℓのメイン洗剤を噴霧してから「クロスフローファン」や「フェルト部」には「厨房用アルカリ洗剤」を追加噴霧(右画像)しました。
▼メイン洗剤追加|ゴールドZ(強化版)3ℓ

いや〜、汚れていましたよね。「クロスフローファン」なんて、まだまだ汚れが浮き上がっています。このまま「高圧洗浄機」で高圧噴射するのはリスク(ゴミの飛散)有りと判断。「ゴールドZ(強化版)」のメイン洗剤を3ℓ追加噴霧することにしました。この2段階の「メイン洗剤」使用で、取れない臭いはありません。否、今の所は出会ってはいません。
▼吹き出し口|洗剤噴霧後・汚水

メイン洗剤2種類で計6ℓ、カビ取り洗剤・厨房用アルカリ洗剤と大量に洗浄力の強い洗剤を投入しています。「エコ洗浄」業者には理解できないような、「エコ洗浄」業者たちが信じている「人や環境・エアコンにも悪い」といわれる洗剤を・・・。その結果、室内のバケツには2ℓ位の汚水が残りました。ただこれで「クロスフローファン」に頑固に付着していたゴミたちも粗方除去済み。これで心置きなく「高圧洗浄機」での濯ぎ作業ができるようになりました。
▼吹き出し口|高圧洗浄後・汚水

う〜ん、ただ少し腑に落ちません。吹き出し口からのゴミの飛散を防ぐために、大量の洗剤たちを使用しました。しかしエアコン上部を高圧噴射すると「ファン裏」からは小さなゴミたちが流れ落ちてきます。いつまでも・・・。これは明らかに「熱交換器裏側」や「ドレンパン背面」などに付着していたもの。そのゴミたちが落ちてこなくなるまで洗浄を繰り返していると、室内にはバケツ2杯もの汚水(右画像)が残ってしまいました。「ドレンパン」は取り外していないんですけどね・・・この量。洗浄水(お湯)」は50ℓ位使用しているので、室外にもこの2倍位の汚水が流れ出ています。
▼エアコンの組み立て

エアコンの徹底洗浄が終わったら、エアコンを元通りに組み立てて乾燥作業。元通りに?・・・
▼組み立て不良の形跡

お掃除機能付きエアコンの場合、エアコンクリーニング業者による分解有無の確認は比較的簡単です。配線類の終いかたや結束バンドやシール位置など、私も含めて出荷時通りに元に戻すことはありませんからね。ただこのエアコンは、リユース用の掃除内容も含めて欠陥だらけでした・・・。
複数のネジのつけ忘れ。ただこれは私にもよくあるミスの一つ。そんな私が大きな声で非難することはできません。ただこちらのエアコン、上記のように「お掃除ロボット」がズレたまま固定されていました。うん、確かにハメにくい箇所であるのは否定できません。だからこそ、ハメ間違えることはないのではと思うのですが、意識していれば・・・。欠損していなくてよかったです。少し変形はしていましたが・・・。
▼洗浄後の乾燥運転

全てのパーツたちを元通り? に組み立てたらエアコンの動作確認。クリーンランプ点滅の「お掃除ロボット」不良も、サインリセットで正常に動き出すようになりました。安堵です。あとは乾燥運転をお願いして本日の作業は終了。数年前の購入時よりも、間違いなくエアコンはキレイに殺菌洗浄済みです。これなら赤ちゃんも安心ですね。
そうそう、作業途中に奥様は少し外出されました。そして作業終了前に戻られた奥様と旦那様との会話を少し盗み聞き? どうやら赤ちゃんは、私の後方にあるベビーベットの中にいたようです。全く気づいていませんでした・・・。そして赤ちゃんは「高圧洗浄機」の音で、驚くことも泣くことも起きることもなく、すやすやとお休み中とのこと。やはり赤ちゃんは「振動音」は嫌いではないのでしょうね。
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