渋谷区東でエアコン掃除|2020.08.22

エアコン・ハウスクリーニングなら、ニオイもヨゴレもおまかせ!
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お掃除屋さんのおそうじ日記

渋谷区東で
エアコンを簡易清掃!

今回のエアコンは、東芝ルームエアコン4台と
富士通ゼネラルルームエアコン1台の計5台です。

戸建てのエアコン全てを簡易清掃

(訪問日:2020年8月22日)

本日は、渋谷区東でエアコンクリーニングをしてきました。こちらの戸建て住宅には2年前に引っ越されたてきたとのこと。入居前から設置されていた備え付けエアコン5台の簡易清掃を依頼されました。男性スタッフ一人訪問日ですが、簡易清掃なら5台でも対応可能ですね。

エアコンクリーニング(簡易清掃)|東芝ルームエアコン|RAS-225ED|2004年製/RAS-285NDR|2003年製/富士通ゼネラルルームエアコン|AS-C40F-W|2017年製

予約時に、2年前位に当店で簡易清掃をしたことがあると言われました。前回のエアコンクリーニングが良かったので今回も「簡易清掃」をお願いしたいとのこと。ただ・・・「簡易清掃」と「徹底洗浄」を別メニューにしたのは1年半位前。お客様情報を「簡易清掃」でチェックしましたが、お聞きしているお名前では見当たりません。若干の疑問を感じていましたが、簡易清掃にはリピーター割はありません。リピートのことは気にせずに予約を受けることにしました。

簡易清掃には不向きなエアコン

前日にお電話をいただき、駐車場を空けておくとのことです。道具や移動時間が省けますので有り難いですね。本日は一人作業ですので、少しでも手間がなくなるのは助かります。若干手狭な車庫のため、駐車に手間取りましたが何とか入れられました。それではエアコンをチェックしましょう。

エアコンは3階に2台、2階に2台、1階に1台設置されていました。5台のエアコン中、4台は10年以上前の古いエアコン。パッと見でも汚れているのが判ります。この状態なら、エアコン上部の熱交換器ドレンパン内も汚れているでしょうね。当店の「簡易清掃」は、エアコン上部の洗浄は行いません。ということは・・・エアコン上部に臭いの原因がある場合は、どんなに頑張って簡易清掃をしたところでエアコンの臭いは解消されないのです。正直このエアコンたちは「簡易清掃」には不向きでしょうね。

ただ一つだけ利点もあります。エアコン上部の洗浄には故障のリスクもありますが、簡易清掃だったら皆無。エアコン下部(吹き出し口)しか洗浄しませんので、エアコンが故障するリクスはないのです。この点だけを考えるなら、古いエアコンを「簡易清掃」することにも利点があるのかも知れませんね。それでは3階のエアコンから順番に洗浄を始めましょう。

▼簡易清掃時のエアコン養生

エアコンクリーニング-東-簡易清掃時のエアコン養生

簡易清掃はこんな感じで行われます。エアコン上部の熱交換器やドレンパンの洗浄はしないので、エアコン上部にはマスカーテープがついていませんよね。エアコンの周囲をぐるっと囲むような養生は不要となるため、エアコンクリーニングの準備もこのように簡素なものになります。

メイン基盤の養生も不要。リモコン受光部基盤だってつけたまま。コネクタやアースなどを外す必要もありません。故障を防ぐための予防策は、コンセントを抜くだけ。簡単な準備作業で、エアコンクリーニングが始められます。

▼洗浄後のエアコン全景

エアコンクリーニング-東-洗浄後のエアコン全景

上記の画像は、簡易清掃後のエアコンです。「徹底洗浄」なら洗浄前では? という風景。ご覧のように熱交換器のアルミフィンは汚れたままですよね。正直、後ろ髪を引かれっぱなしですが、簡易清掃なのでこのまま蓋をします。

▼簡易清掃後のエアコン(1台目)

エアコンクリーニング-東-簡易清掃後のエアコン(1台目)

簡易清掃では、カバーなどのパーツ類の洗浄もしていません。しっかりと洗浄するのはフィルターのみ。前面パネルやカバーなどは、洗浄ではなく「拭き上げ」となります。こうやってみると違和感はありませんが、細かい汚れなどは取れていません。お風呂場などの水場を借りる必要がないので、準備や撤収作業が省け作業効率はよくなりますが・・・。

▼洗浄後の汚水(1台目)

エアコンクリーニング-東-洗浄後の汚水(1台目)

簡易清掃ですので、エアコンクリーニングに使用した洗剤・洗浄水(お湯)の全てが、このバケツに収まっています。メイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様。ただ本日は、ちょっとしたアクシデントが・・・・。

複数台のエアコンクリーニングの際は、高圧洗浄機を水場で固定させてからホースを伸ばしています。今回は3階の洗面前に高圧洗浄機を設置。防水シートを敷いてセッティングをしていたのですが、この時に誤って計量カップを破損させてしまいました。車に予備はあるのですが、本日は簡易清掃。希釈率が間違っていても全く問題ありません。熱交換器の洗浄はしませんので、アルミフィンが腐食することはありませんからね。だから、本日のメイン洗剤は「濃いめ」です。

▼洗浄後の汚水(2台目)

エアコンクリーニング-東-洗浄後の汚水(2台目)

この汚水量をご覧ください。これで簡易清掃? 正直ビックリです。こんなに洗剤や洗浄水を使用するなんて・・・。本当に簡易清掃には不向きなエアコンです。このエアコンは、本当に汚れていましたね。「カビ取り洗剤」「厨房用アルカリ洗剤」「メイン洗剤」を大量に噴霧・浸け置きして、簡易清掃ではありますが、吹き出し口を徹底洗浄しました。

そうそう、簡易清掃時は「高圧洗浄機」の圧力も低めに設定。「徹底洗浄」時の圧力は3.0〜3.5MPaですが、「簡易清掃」では、1.0MPa位まで下げています。だいたいシャワー並みですかね。ただこの水圧調整がとっても大切。簡易清掃なのに「高圧でバシャバシャ」なんてしたら、エアコンは確実に臭い戻りを起こします。お陰様で洗浄水の飛び散りも殆どありません。その結果、エアコン下スペースの養生なども簡素に済ませることができるのですよね。

▼洗浄後の汚水(3台目)

エアコンクリーニング-東-洗浄後の汚水(3台目)

上記は2階のキッチン横に設置されていたエアコンの汚水。2台目・3台目・5台目のエアコンは同機種で、東芝の古いエアコンです。この3台のエアコンたちは、エアコンカバーを取り外さないで洗浄をしました。表面のカバーは、簡易的に「ホコリ払い」「拭き上げ」をしていますが、裏面はそのまま。作業効率を考えて、カバーの分解を省くことに・・・これもまた簡易清掃です。簡易清掃なので、エアコン上部の洗浄はしません。汚れたままのエアコン上部に、裏面がキレイなエアコンカバー・・・これは、臭いの除去に関しては全くの無意味。臭いの除去に大切なのは中身の洗浄ですからね。

▼富士通ゼネラルルームエアコン|AS-C40F-W

エアコンクリーニング-東-富士通ゼネラルルームエアコン|AS-C40F-W

こちらは、4台目の一番新しいエアコンです。これこれ、これが簡易清掃向きのエアコンです。こちらのエアコンも、本体カバーはつけたまま。下部のカバーのみ取り外して洗浄をしました。

▼洗浄後の汚水(4台目)

エアコンクリーニング-東-洗浄後の汚水(4台目)

そして、このような汚水が残りました。この量・この色合いが「簡易清掃」の目安。この程度の汚れなら「簡易清掃」でも対応可能だと思います。他のエアコンたちは・・・どうなんでしょうか?

▼洗浄後の汚水(5台目)

エアコンクリーニング-東-洗浄後の汚水(5台目)

1階のエアコンも古いエアコン。稼働率は一番低いのでしょうね。他のエアコンと比較すれば汚水は少なめです。通常の「簡易清掃」で使用する洗浄水は、エアコン1台で1〜2ℓ。20ℓタンク一杯で全て(5台)のエアコンを洗浄できると考えていましたが、結局2杯も使用することになりました。本日のエアコンたちは「簡易清掃」するには汚れすぎ。想定していたよりも作業時間をオーバーしてしまいました。

▼簡易清掃後のエアコン(5台目)

エアコンクリーニング-東-簡易清掃後のエアコン(5台目)

上記の画像は、簡易清掃後のエアコン。エアコン運転させていますが、乾燥目的の送風や暖房運転ではありません。16度設定で冷房強風。「ガンガン」エアコンを冷やし続けています。えっ「乾燥運転」はさせないの? と思われる方もいるでしょうね。別に暑さから逃れるために冷房運転をしている訳ではありません。「簡易清掃」後だからこそ、敢えて「ガンガン」冷房運転させているのです。簡易清掃後の「乾燥運転」は絶対にNG。これを理解てきていない「簡易清掃業者」も多いのではないでしょうか。

当店の簡易清掃は「吹き出し口」のみ。その洗浄には、徹底洗浄と同量の洗剤を使用しています。何故? 作業範囲は狭いのに? 無駄に洗剤を使用しているのでは? そのように感じる方もいるかも知れませんね。その理由は「エアコンの構造」にあります。よくある「エアコンの臭い戻り」の原因は、吹き出し口の洗浄方法に起因が・・・。「クロスフローファン」の上には、「ドレンパン」「熱交換器」があります。このファンは「クルクル」回っていますよね。何も考えずに、何の処理もせずに高圧洗浄機でファンを洗浄してしまうと、ファンの汚れは周囲に飛び散ってしまいます。それを防ぐための一つの方法が、洗剤の大量投入。

すすぎ作業をする前段階で、徹底的に汚れを落としきっておくこと。この作業が「簡易清掃」の肝です。そして、もう一つ大切なことが「すすぎ作業」。「クルクル」とファンを手放しに回して洗浄するのは絶対にNGです。ファンに残っている汚れと洗剤を飛び散らさなように、丁寧に洗い流すことが必須。そのために「高圧洗浄機」の水圧は、敢えて低めに設定していたのです。しかし、弱い水圧では汚れを吹き飛ばすことはできませんよね。そこで、大量の「洗浄力のある洗剤」を使用して、汚れを強制剥離させているのです。

「キレイに吹き出し口の汚れのみを除去できた」とは思ってはいますが、完璧ではありません。間違いなく多少の洗剤成分は、熱交換器のアルミフィンに貼り付いてしまったでしょう。しかし、エアコン上部の洗浄はしない「簡易清掃」では、この汚れたちを洗浄する術はありません。そこで「冷房運転」の出番。エアコン内部をどんどん結露させ、結露水によって無駄な洗剤成分たちを洗い流してもらうのです。これで臭い戻りは防ぐこと可能。ここまでの作業を一貫することで、やっと完璧な「簡易清掃」になるのです。

洗浄後のエアコンたちですが・・・意外や意外、悪臭は残っていません。う〜ん。冷房ガンガンだからかも知れませんが・・・。ただエアコン上部の洗浄は一切していません。お客様には、もう一度「簡易清掃」の作業内容説明をしてから、本日の作業は終了しました。

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