
北区赤羽西で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコンと
シャープルームエアコンの各1台です。
スタンダードエアコン2台の予約が・・・
(訪問日:2020年5月7日)
本日は、北区赤羽西でエアコンクリーニングをしてきました。電話での予約では、スタンダードエアコン2台。料金は19,500円です。お客様宅にお伺いしてからエアコンを確認すると、2階に設置されているエアコンはお掃除機能付きエアコンでした。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-R25A-W|2011年製/シャープルームエアコン|AY-S369SB
本日のエアコンは、一戸建てに設置されているエアコン2台です。自宅の駐車場を空けていただいたので、車を停めることができました。道具の移動が楽になるので、助かりますね。
エアコンが複数台あるときは、お客様に順番を決めていただきます。2階に設置されたエアコンからとのことでしたので、2階に上がってエアコンをチェック。なんと、2階には富士通ゼネラルのお掃除機能付きエアコンが設置されていました。予約時のお話ではスタンダードエアコン2台。料金も違ってきますが、作業時間だって1時間位はオーバーします。ただ、次の予定までの時間はありましたので、超過時間には問題ありません。お客様から料金変更・作業時間の了承をいただいたので、2台ともエアコンクリーニングすることになりました。
今回は時間があったため対応できましたが、予定が詰まっている場合はお断りすることも・・・。エアコンのお掃除機能の有無は、予約前にしっかりとご確認をお願いします。
お掃除機能付きエアコンの洗浄
▼富士通ゼネラルお掃除機能付きエアコン|AS-R25A-W

それではエアコンの分解を始めましょう。お部屋が汚れないように、エアコン下には防水シートを敷きます。脚立を立ててエアコンをチェック。寝室に設置されているエアコンのため、ホコリ汚れが目立っていますね。
▼お掃除ユニットの分解

上記の画像は、エアコンから取り外したお掃除ユニットを簡易分解したもの。お掃除ユニットは汚れ具合により、分解範囲を変えています。このエアコンは、一段階分解してから洗浄することにしました。軽度の汚れの場合は、ホコリ払いのみ。油汚れなどが付着している場合は、もっとバラバラに分解しています。
▼お掃除ユニット|洗浄前・後

分解したお掃除ユニットは、エアコンカバー・フィルターなどのパーツと同様に、女性スタッフがお風呂場をお借りして洗浄しています。ホコリまみれだったお掃除ユニットも、ご覧の通りキレイになりました。下にある黒いパーツは、熱交換器天面の繋ぎ目を覆っているプラスチックパーツ。当店ならこんなパーツまでも分解して、エアコン内部を徹底洗浄しています。
▼エアコン全景|洗浄前・後(1台目)

熱交換器アルミフィンの詰まりもスッキリと解消されましたね。メイン洗剤を何度も重ね噴き。洗剤成分が浸透・作用してきたら、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄。フィンの隙間に詰まっていた細かい汚れまでも、スッキリと殺菌洗浄済みです。
▼カビ取り剤噴霧中|ファン裏・ドレンパン裏

吹き出し口の洗浄には、カビ取り洗剤を使用しています。ご覧のように「ファン裏」「ドレンパン裏」には、カビ取り洗剤を噴霧して浸け置き洗浄。背面パネルやドレンパンの洗浄にも「カビ取り洗剤」を使用しています。
▼吹き出し口|洗浄前・後

たっぷりのメイン洗剤を使用していますので、クロスフローファンもこんなにキレイに殺菌洗浄されました。このエアコンのメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」がベースです。
▼カビ取り剤噴霧中|フェルト部

このエアコンには、吹き出し口にフェルト部が・・・。この布地はカビの温床です。しっかりとカビを根から除去したいですよね。当店はご覧のように「カビ取り洗剤」で浸け置き洗浄しています。
▼フェルト部|洗浄前・後

フェルト部などの布地に染み込んでしまったカビは、「次亜塩素酸ナトリウム」でないと殺菌洗浄できません。当店が使用している洗浄力の強い「ホワイトクリーナー」や「ゴールドZ(強化版)」「リンダシルバーNプラス」でも、単体使用では除去不可能。「エコ洗剤」などは論外。全く歯が立たないでしょうね。
それでは1階のエアコンに移動しましょう。
古い多機能エアコンの洗浄
▼シャープの古い多機能エアコン|AY-S369SB

1階には、シャープの古い多機能エアコンが設置されています。年式の記載を確認できませんでしたが、15〜20年位前のエアコンでしょうね。多機能タイプなので、このエアコンは分解難易度高め。しかも古いエアコンですので、作業時間もかかそうです。故障しないようにしっかりと内部の養生をして、徹底洗浄していきましょう。
▼クロスフローファン|洗浄中・後

このエアコンにとっては、今回が初めてのエアコンクリーニング。メイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に変更しました。エアコン内部に15〜20年蓄積された汚れを、しっかりと殺菌洗浄しましょう。メイン洗剤には「次亜塩素酸ナトリウム」も追加配合してあります。
クロスフローファンにメイン洗剤を重ね噴きしたら、厨房用アルカリ洗剤で繭玉のような状態で浸け置き洗浄。洗剤の持つ洗浄力でグイグイ汚れを落としていきます。
▼熱交換器|洗浄中

熱交換器には油汚れが付着しているのでしょうね。メイン洗剤を噴霧したら、アルミフィンが泡立ってきました。これは洗剤成分が汚れに作用している証拠。「ゴールドZ(強化版)」ベースのメイン洗剤が、15〜20年来の蓄積汚れを浮かし落としています。この泡立ちがなくなるまで、メイン洗剤を何度も重ね噴き。大量の洗剤を使用して、汚れを徹底洗浄しています。
▼エアコン全景|洗浄前・後(2台目)

洗剤成分が浸透・作用したら、大量の洗浄水(お湯)を使用して、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄。洗浄力の強い洗剤を使用しても、エアコン内部に洗剤成分が残ることはありません。こんなに古いエアコンだって、当店なら徹底洗浄可能です。
▼洗浄後の汚水

こちらが本日の汚水です。室外に残ったバケツの汚水以外にも、室外にはこの3倍以上の汚水が排水されています。「たっぷりの洗剤と大量の洗浄水」、この組み合わせが徹底洗浄には不可欠。少なめの洗剤と少量の洗浄水では、汚れなど落ちる訳がありません。
本日の作業時間は約4時間。当初の想定よりも90分オーバーです。1台はお掃除機能付き、もう一台は古い多機能エアコン。徹底洗浄するためには、これくらいの時間は必要ですよね。こんなエアコン2台でも2時間かからずに作業を終える業者もいたりします・・・簡易清掃業者は恐ろしいですね。
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