
大田区大森北で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン1台です。
エアコンが昨年の夏頃から臭う
(訪問日:2020年4月4日)
本日は、大田区大森北でエアコンクリーニングをしてきました。昨年の夏頃からエアコンが臭うようになったので、暖房使用は控えていたとのこと。5月には赤ちゃんと一緒に暮らすため、エアコンクリーニングの依頼をされたそうです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-360CF2-W|2010年製
マンションには来客用の駐車スペースはないのですが、玄関前には広いスペースがありました。車のダッシュボードに「お部屋番号」「エアコンクリーニング中」「電話番号」を記載したプレートを掲示して、玄関前に車を停めることに・・・。これで注意をされるようなら、車の移動をしましょう。
お客様宅に訪問すると、エアコン下のスペースは1箇所を除いて確保されていました。予約時にmailにて「エアコンの真下にテレビ台があり、大きいために移動をお手伝い頂けますと助かります。」とお願いをされています。お客様と一緒にテレビ台を移動させてから、エアコン下に防水シートを敷いて道具の移動を始めましょう。
エアコンの使用期間は2年
お客様のお話では、このマンションには2年前に引っ越してきたそうです。当初は、それほどエアコンの臭いが気にならなかったそうですが、昨年の夏頃から臭いがしてきたとのこと。暖房時の臭いが特にきつかったので、この冬はエアコンを使用できなかったそうです。
▼パナソニックスタンダードエアコン|CS-360CF2-W

エアコンカバーなどのパーツを分解してみると、エアコン上部の熱交換器周辺は汚れが目立っていました。空室時のエアコンクリーニングは「簡易清掃」かも知れませんね。臭いの原因はエアコン上部に染み込んだ蓄積汚れでしょう。当店の徹底洗浄が必要ですね。
▼リモコン受光部基盤とリモコン

上記の画像は、リモコン受光部基盤とリモコンです。左側のリモコン受光部基盤の裏側には、カビも付着していました。ホコリなどが付着することは多いのですが、この部分にカビが付着するとは・・・何やら人的要因がありそうですね。当店では、リモコン受光部基盤も分解するように心掛けています。これでエアコン上部も、バシャバシャと丸洗い洗浄可能。徹底洗浄をするためには必須作業の一つです。
▼背面パネルの洗浄

エアコン上部の「背面パネル」を確認したらご覧の通り・・・ずいぶんと汚れが溜まっていますよね。2年位では、ここまで汚れることはありません。またヤニ汚れも付着しています。この汚れも臭いの原因でしょうね。
▼洗浄後の背面パネル

「背面パネル」にはカビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄。その後にたっぷりのメイン洗剤を重ね噴き。洗剤成分が浸透・作用してきたら、曲がる洗浄ガン・高圧洗浄機ですすぎ作業。大量の洗浄水(お湯)で汚れが落ちてこなくなるまで洗浄しているので、こんなにキレイになりました。
▼ドレンパンの洗浄

「ドレンパン」の汚れはこんな感じです。どこかの口コミサイトに「ドレンパンの洗浄例」があり、得意げにドレンパンの周囲を洗浄すると謳っていました。しかしそれは、見えている部分の洗浄だけです。見た目はきれいになったとしても、それだけではエアコンの臭いは絶対に取れません。当店では、ドレンパン内部にもカビ取り剤を噴霧・浸け置きしています。
▼洗浄後のドレンパン

カビ取り剤でしっかりと漂白・殺菌洗浄していますので、ドレンパン表面のフェルト部もこんなにキレイになりました。洗浄力の弱い「エコ洗剤」などを使用して頑張っても、こんなにキレイになることはありません。カビの洗浄には「次亜塩素酸ナトリウム」は必須アイテムです。
▼吹き出し口|洗浄前・後

こちらが吹き出し口の汚れです。今までの汚れ具合と比較すると全然キレイですよね。これが「簡易清掃」マジック。見えるところだけを洗浄していますので、見た目では気づかないのです。しかし臭いの原因は、エアコン下部だけではありません。クロスフローファンがキレイに見えても、エアコンからは悪臭がすることもあるのです。
▼洗浄後のエアコン全景

本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合。当店でエアコンクリーニングに使用するメイン洗剤のMAX仕様です。この部屋の前住者はおそらく喫煙者。ヤニっぽいホコリが見えないところにたくさん付着していましたからね、空室時のエアコンは「簡易清掃業者」だったのでしょう。エアコン上部も軽くは洗浄している筈です。汚れが落ちない「エコ洗剤」の使用や無意味な「抗菌コート」も施工しているかも知れません。しかしそんな「エアコンクリーニング(簡易清掃)」では、エアコン内部に染み込んだヤニ臭までは除去できないのです。
これでドレンパンやリモコン受光部基盤の汚れ方にも合点がいきました。飛び散った洗剤が洗浄不足のためそのまま残ってしまい、その洗剤成分がカビてしまったのでしょう。
▼洗浄後の汚水

これが本日のエアコンの汚水です。色はついていますがホコリは目立っていません。クロスフローファンにはホコリの付着は殆どなかったですしね。お部屋もきれいに掃除されていましたので、ホコリも舞いにくいのでしょう。だとするとこの汚水の中身は? そうなんです、殆どが引っ越される前の汚れなのです。これがエアコンの悪臭の原因でしょう。この室内に残った汚水は、エアコン上部からのこぼれ落ちた汚れと、クロスフローファンに染み込んでいた汚れです。しっかりと洗浄力のある洗剤を使用しているので、汚れがしっかりと浮き出し落とすことが可能となりました。エアコンクリーニングに大切なのは、汚れを落とすことができる最適な洗浄剤の選択。「人に優しい」「環境に優しい」洗剤は「エアコンの汚れにも優しい」のです。
▼洗浄後の乾燥運転

外観もこんなにキレイになりました。パーツなどの洗浄は、女性スタッフがお風呂場をお借りして行っています。
エアコン乾燥のために、1時間位の暖房運転をお願いして帰路につきました。今日のエアコンもキレイに徹底洗浄できましたね。
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