
新宿区弁天町で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコンと
ダイキンルームエアコン各1台です。
ワンシーズンで汚れてしまったエアコン
(訪問日:2021年4月29日)
本日は、新宿区弁天町でエアコンクリーニングしてきました。mailでご予約いただき「お名前・住所・電話番号・エアコン台数・駐車場の有無・エアコン機種(メーカー名・型番・年式)・希望日(第3希望)」と全てのお客様情報を記載いただいています。レスポンスも良かったので即日に予約は完了。本当に助かりますね。「エアコンクリーニングお願いします」というコメントのみのメールをいただくこともありますが、正直困惑してしまいます。これでレスポンスが悪かったら、いつまでたっても予約の確定などできませんからね。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-J226C-W|2016年製
補足情報として「1台は昨年6月に業者に依頼しクリーニングをしましたが、現在カビだらけの状態です。もう1台は10数年使っていなかったものです。」とのこと。しかし・・・いつものように訪問時にはこの情報を忘れているのですよね。エアコン分解作業中に、「昨年の夏前にエアコンクリーニングしたが、秋にはカビが付着してしまい怖いので暖房では使用できなかった」とお話を聞きました。そこで急遽撮影を・・・。
▼パナソニックルームエアコン|CS-J226C-W

前回エアコンクリーニングしたのはマンションの出入り業者とのこと。業者名までは聞けませんでしたが、大京に出入りしている業者のようです。マンション内の掲示板などにチラシが掲載されている業者なのでしょうね。法人営業が得意な昔からの業者、エアコンクリーニングは不得手なのかも知れません。
上記の画像はドレンパンをズラしたところ。上記のお話を聞いてからの撮影なので、この前段階の画像はありません。いきなり「ドレンパンの簡易分解」からスタートです。ただドレンパン内部は、それほど汚れていませんでした。それでは他の箇所もチェックしてみましょう。
▼エアコンの背面

こちらがエアコンの背面。一般的なエアコンクリーニング業者が見落とす、敢えて洗浄しない箇所です。こちらも、すっごい汚れているという訳ではありませんでした。ただ「昨年エアコンクリーニングしている」・・・そんな雰囲気の熱交換器背面ではありませんよね。前回のエアコンクリーニングではノータッチだったのでしょう。
▼ドレンパン|洗浄前・中

今回はこのように、ドレンパンを簡易分解して洗浄することにしました。絵的に「取り外そうかな・・・」とも考えましたが、繋ぎ目は左側ではなく右側の基盤部付近。ドレンホースにも遊びがありません。基板を引っ張り出してから、ドレンホースの繋ぎ目ネジを取り外して・・・、これでは少し手間がかかってしまいますよね。作業効率を考慮の上、簡易分解での洗浄を選択。
▼カビ取り洗剤噴霧

ドレンパン内部に「カビ取り洗剤」を噴霧したら、ドレンパンを再セット。今度は「ファン裏」や「ドレンパン裏」にもカビ取り洗剤を噴霧。この状態で暫し浸け置き洗浄しておきます。
▼クロスフローファン|洗浄前・中

エアコン上部・下部にメイン洗剤をたっぷりと噴霧したら、クロスフローファンには、追加で厨房用アルカリ洗剤も噴霧(右画像)しておきました。
▼高圧洗浄機のセット

この間に、高圧洗浄機をセットしにいきます。今回は複数台だったので、浴室横の洗面下に高圧洗浄機を固定。だだ最近は、1台でもこのようにセットすることが増えましたね。これならタンクを運ぶ手間も軽減できますし、タンクへの洗浄水の補充も楽になりますからね。これもまた作業効率を高めるための一つです。
▼洗浄後のキレイなエアコン

上記の画像が洗浄後のエアコンです。確実に言えることは、昨年の6月よりもキレイに洗浄されているということ。徹底洗浄していますので、ワンシーズンで今回のような汚れ方をすることはないでしょう。
ここでお客様からこんな相談を「やはりシーズンオフになる前に乾燥作業をさせた方がいいのですか?」と・・・。どうやら、前回の業者にはそのように教えてもらったそうです。ここで私からの助言を「シーズンオフに乾燥運転させるだけでは何の意味もありません。」、「冷房や除湿運転終了時に、常に乾燥運転させることが理想です。」、「ただ乾燥運転だけでエアコンの汚れが防げることはありません。」
このエアコンは、キッチン隣接のリビングに設置されています。エアコンの吸引力とレンジフードの吸引力の違いを補足説明しておきました。またエアコン汚れの原因は、全てお部屋内にあります。エアコン内部に汚れが付着しないようにフィルター掃除はもちろんのこと、お部屋内の掃除にも気配りしましょう。
▼洗浄後の乾燥作業

エアコンがキレイに洗浄できたら、エアコンの吹き出し口を中心に乾燥作業。エアコンを運転させたり止めたりしながら、水滴を拭き取っていきます。今回は珍しく、女性スタッフが撮影してくれました。
▼洗浄後の汚水

こちらがワンシーズンの汚れです。室内のバケツに残る汚水は、エアコン下部の汚れがメイン。エアコン上部に使用した洗剤・洗浄水(お湯)の大半は、室外に排水されています。実はこの2倍位の汚水が室外にも排水されているのですよ。このバケツの汚水は、このまま浴室内に流すことにしました。それでは次のエアコンに移動しましょう。
▼ダイキンの古いエアコン

2000年製の古いエアコン。故障の際の注意点はご了承いただいています。ただ本当にエアコンを壊す訳にはいきませんよね。丁寧にエアコンを分解し、しっかりと洗浄しています。
10数年使用していなかったエアコンとのことでしたが、その通りにあまり汚れてはいませんでしたね。汚水が黒く見えているようですが、これは汚れの色だけではありません。熱交換器の着色塗料が少し落ちてしまったようです。黒というよりは、濃紺に近いの汚水でしたね。
そうそう本日のお客様。とってもエアコンクリーニングに興味津々のようです。ずっと後ろの近くで観察していただきました。う〜ん。楽しんでいただけでたしょうか。
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