
豊島区駒込で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコン1台です。
お掃除機能付きエアコンでした
(訪問日:2020年7月30日)
本日は、豊島区駒込でエアコンクリーニングをしてきました。エアコンクリーニングの依頼は、スタンダードエアコン2台。マンションには駐車スペースがないため、道具類を降ろしてから最寄りのコインパーキングに車を停めてきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-221NDRS(W)|2012年製
訪問予定時刻通りにお客様宅に到着。エアコンを確認してみると、そこには東芝のお掃除機能付きエアコンが・・・しかも2台ともスタンダードエアコンではなく「お掃除機能付き」です。お客様は勘違いしていたようですね。さぁ、どうしましょうか?
エアコン台数の変更
スタンダードエアコン2台の予定でしたので、作業時間としては2時間30分の枠はあります。簡易清掃なら2台の洗浄も可能ですが、徹底洗浄では不可能。お客様に確認すると、とりあえず1台のエアコンを「徹底洗浄」でお願いしたいとのこと。作業内容を「お掃除機能付きエアコン1台」に変更することになりました。
それで残りの1台は? 何と訪問の直前に、スタンダードエアコン2台のキャンセルの連絡がありました。タイミングよく「お掃除機能付きエアコン」の作業時間が空いております。前後の訪問先の移動距離にも問題はありません。これならキャンセル枠の8月10日に再訪可能ですね。現時点でのエアコンクリーニング予約状況は、1カ月以上先まで埋まっています。ラッキーでしたね。こんな偶然もあったりします。
▼東芝のお掃除機能付きエアコン|RAS-221NDRS(W)

こちらが本日のエアコン。試運転の時から悪臭がしています。エアコンクリーニングは初めてのとこと。こんな状態のエアコンなら「簡易清掃」では気休めにしかなりませんよね。徹底洗浄で大正解です。それではお掃除ユニットを取り外していきましょう。
▼周囲のホコリ払い

ご覧のようにお掃除ユニットやリモコン受光部基盤などを取り外したら、直接洗浄できない部分「基盤や端子台周辺」「エアコン設置面の隙間(天面や両側面)」「エアコン下部の配管・コード類周辺」はホコリ払い。ハケなどでが届かない箇所は、ドライヤーなどを利用してホコリを吹き飛ばしておきます。ちょっとした一手間ですが、こんな作業すらしない業者も多いのですよ。
▼お掃除ユニットの分解

汚れ具合にもよりますが、このようにお掃除ユニット自体を分解することもあります。このお掃除ユニットはローラー内蔵タイプのため、ご覧のように分解しておきました。これで「ローラー」に巻きついている細かいホコリまで除去可能ですね。お掃除ユニットに内蔵されている基盤類も分解済み。これで「お掃除ユニット」も洗剤を噴霧して丸洗い洗浄できます。分解したお掃除ユニットは、他のパーツと同様に女性スタッフがお風呂場で洗浄。このように内部洗浄とパーツ洗浄を分業しているので、「徹底した分解作業」も可能となるのですよ。
▼泡立つ熱交換器のアルミフィン

悪臭を放っていた熱交換器のアルミフィン。メイン洗剤を何度も重ね噴きしていると、洗剤成分が汚れに作用して泡立ってきました。強力な洗浄力で「グングン」と汚れを浮かし落としています。
※本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様。
この洗剤が泡立つのが嫌で「敢えて泡立たない洗剤」を使用するエアコンクリーニング業者も多いようですね。「何故、泡立つのが嫌なのか?」・・・それは「すすぎに時間がかかるから」。この泡立ちをなくすためには、大量の洗浄水が必要になりますからね。汚れが取れなくても、早く作業が終える方法を考える・・・慣れてくれば慣れてくるほど、エアコンの洗浄は置き去りにしながら作業効率ばかり考えるようになる。これがよくあるエアコンクリーニング業者の常識だったりします。エアコンの徹底洗浄よりも、作業時間の短縮重視。これが汚れや臭いが取れない「なんちゃって」エアコンクリーニング業者が乱立している理由なんですよね。
▼厨房用アルカリ洗剤を追加噴霧

「クロスフローファン」は、このように「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置き洗浄しました。この前段階では「メイン洗剤」を何度も重ね噴き。そして一段階すすぎ洗いをしています。それでもこのように汚れが浮き出てきました。
このクロスフローファンには根深い汚れがついていましたね。こんな汚れには「エコ洗剤」などの「優しい洗浄力」では歯が立ちません。「黒いクロスフローファン」なので汚れは見えなくなるのかもしれませんが、奥深くの蓄積汚れはついたまま。だからすぐにファンが汚れてしまうのです。汚れが残ったままなので、新たな汚れも付着しやすいんですよね。これも「エコ洗浄」あるあるです。
▼吹き出し口|洗浄前・後

洗浄力の強い洗剤を使用し、洗剤の洗浄力を活用して汚れを除去していますので、洗浄後の吹き出し口はこんなにキレイに。見た目だけではなく、しっかりと殺菌洗浄済みです。仮に「白いクロスフローファン」だとしても、汚れ残りは見えないでしょう。羽の一片一片、ファンの軸・繋ぎ目だってキレイに洗浄されていますよ。
▼洗浄後のエアコン全景

熱交換器のアルミフィンもこんなにキレイになりました。大量のメイン洗剤が、アルミフィンの奥まで浸透・作用していますので、根深い奥に染み込んでいた臭い菌までシャットアウト。直接目視できないドレンパン内だって「次亜塩素酸ナトリウム」で殺菌洗浄済み。もうこのエアコンに悪臭は残っていません。
▼洗浄後の汚水

こちらが室内のバケツに残った汚水です。この3倍位の洗浄水が「エアコン上部」の汚れと洗剤成分を乗せて室外に排水されています。徹底した洗浄には、大量の洗浄水が必須。大量の洗浄水を使用できるからこそ、洗浄力の強い洗剤を使用できるのです。
▼洗浄後のキレイなエアコン

エアコンの内部洗浄が終わった、お掃除ユニットを組み立ててエアコン本体に再設置。数時間前とは見違えるようにキレイになりましたね。これなら安心してエアコンを使用できます。当店は「なんちゃって」エアコンクリーニングではありませんので・・・。それでは、また8月10日に再訪しましょう。「徹底洗浄」をするために・・・。
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