世田谷区祖師谷で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、三菱ルームエアコン2台です。
東京都世田谷区祖師谷|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月5日)
本日は、世田谷区祖師谷でエアコンクリーニングの再作業をしてきました。9月21日にお伺いしたお客様で、mailにて28度の冷房にすると臭いがするとの報告があり、その後の調査で当店に不備があることが発覚。リコール案件として、無償にて再作業をすることになりました。お客様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-AJ22D(W)|2014年製
まずは、9月21日の作業(1回目)から
本日のエアコンは、日立のエアコン2台で、リビングと寝室に設置されています。リビングのエアコンは、昨年他業者にて掃除をされているとのことでした。それでは寝室のエアコンから掃除を始めましょう。
▼吹き出し口|洗浄前
お客様の話によると、寝室のエアコンの臭いが気になるとのことです。エアコンの内部を確認すると、ご覧のように汚れていました。これでは臭ってきそうですね。いつものように、ファン裏・ドレンパン裏・吹き出し口全体に、カビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄を行いました。
▼吹き出し口|洗浄後
その後、ファン裏・ドレンパン裏・吹き出し口全体の順にメイン洗剤を噴霧してから、クロスフローファンの洗浄を行います。クロスフローファンはゆっくり回しながら、何度もメイン洗剤を重ね噴きして、しっかりと羽の奥まで洗剤成分を浸透させていきます。
※9月21日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合しています。
▼洗浄後の汚水|リコール前
エアコン上部の「背面パネル」「ドレンパン」にも、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄したら、メイン洗剤をたっぷりと、エアコン上部に何度も重ね噴きしていきます。しっかりと洗剤成分が浸透・作用してきたら、今度はたっぷりのお湯でバシャバシャと丸洗い洗浄を行います。ご覧のように洗浄後の室内のバケツには、こんなに真っ黒な汚水が残りました。ここまでは完璧な作業だと・・・つい先日までは自負しておりました。続いてリビング設置のエアコンの洗浄を行いましたが、昨年洗浄を行っているためそれほど汚れてはいません。1年分の汚れとしては、汚れていたかなとは感じましたが・・・。
作業終了後に「エアコンクリーニング料金は振り込みにして欲しい」との要望のため、事務所に戻ってから請求書と駐車場のレシートを添付し、お客様宛にmailをお送りしました。翌日、振り込みの連絡mailがお客様より届きます。
昨日はありがとうございました。
本日振り込みましたので、火曜日には入金されると思います。
28度設定にするとまだ酸っぱいような嫌な臭いがします。
以前に比べると軽減されてますが、これは消えないのでしょうか。
26度や送風だと気になりません。。。
正直この時点では、当店のエアコンクリーニングに原因があるとは考えられず、いつものようにドレンホース出口周辺の汚れの確認をしてもらい、汚れていたら掃除をしていただくようにご連絡していました。しかし、ドレンホース周辺の状況がわからないとのこと。その後もエアコンの臭いの軽減はないようなので、お客様に都合の良い日時を指定いただき、10月5日に訪問する予定となりました。この時点でも、再作業をする必要はないと考えており、ドレンホースの出口を確認してから、掃除をしたり位置をずらすことで解決できると、楽観的に考えておりました。ただ、他のお客様からも同様の問い合わせがり、立て続けにこのような連絡があったのは初めてのため、なんとなく違和感は感じていました。
再訪問日の前日、今回のエアコンクリーニングの臭い戻りの原因が判明することになります。
▼洗浄後の汚水|リコール後
再訪問日の前日に、エアコンの臭い戻りの原因が判明したのは、不幸中の幸いでした。お客様には、前回のエアコンクリーニングで使用した洗剤成分に問題があったことを説明し、念の為にドレンホースの位置を確認してから、エアコンクリーニングの再作業を行いました。新しい・正しい成分の「ホワイトクリーナー」は、まだ手元には届いていないため、本日のメイン洗剤は、より強力な「ゴールドZ(強化版)」に、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合して使用することにしました。このメイン洗剤を使用すれば、エアコン内部に臭いが残ることは、まず起こりません。
そして、上記の画像が今回の汚水となります。メイン洗剤を、「背面パネル」・「熱交換器」・「ドレンパン」に噴霧して、エアコン上部のみの洗浄を行いました。エアコン上部の洗浄のみに、メイン洗剤を3ℓも使用しています。エアコンの臭いの原因は、目に見えるものだけではありません。バケツに残った洗浄水は、エアコン上部の洗浄水が垂れたり、ドレンパンから溢れたもので、この3倍以上の洗浄水は、臭い菌とともに室外に排水されています。洗浄後に、お客様に臭いの確認をいただいて、今回の再作業は終了となりました。
今回の経験から、改めて洗剤の洗浄力の違いを思い知らされました。やはりエアコンの洗浄に大切なのは、適切な・最適な洗浄剤の選択ですね。以前メインで使用していた「エコ洗剤」でも、同様なことが起こっていたと想像ができます。リビング設置のエアコンですが、汚れが軽微であったため、成分に不備があった洗浄力の弱い「ホワイトクリーナー」でも、内部に臭いは残っていなかったそうです。
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