エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜東芝ルームエアコン｜RAS-2556D(W)｜2006年製

前回の訪問時同様に、車はマンション下の駐車スペースに停めることができました。移動の手間が省けますので、本当に助かります。

本日は、古いタイプのエアコン2台です。3年前に他業者でエアコンクリーニング済みとのことでした。まずは、エアコンカバーの取り外しです。この機種ですが、カバーを外すのに若干のコツがあります。古い機種で一度もカバーを分解していないと、固着しているため手間がかかってしまいます。また、プラスチックの経年劣化により、カバー設置用のツメが欠損することもあります。3年前のエアコンクリーニング時にカバーを外しているはすですが・・・固着していました。

若干手間取りましたが、欠損することなく、無事にカバーなどのパーツの分解ができました。今度はエアコンの養生です。基盤・モーターなどに水が入らないように、全ての水の侵入口を完全に塞ぎます。この工程をすることで、古いエアコンでも、バシャバシャと大量のお湯を使用して、エアコンを丸洗い洗浄することが可能になります。

▼カビ取り剤で浸け置き洗浄

当店では、背面パネル・ドレンパン ・吹き出し口周辺には、カビ取り剤を噴霧して、浸け置き洗浄しています。塩素臭がしますが、カビの殺菌・除去には、次亜塩素酸ナトリウムが一番効果的です。予めご了承ください。

▼吹き出し口｜洗浄前・後

吹き出し口周辺の汚れも、スッキリと落とすことができました。画像には写っていませんが、クロスフローファンの裏側やドレンパン裏なども、カビ取り剤を噴霧しているので、しっかりと洗浄できています。

▼熱交換器｜洗浄前・後

3年前にエアコンクリーニングを行なっている割には、熱交換器のアルミフィンは汚れていました。エアコンの上部は洗浄しない業者も多いですからね。カバーが固着していたことも頷けます。当店では、分解できるパーツはすべて外して洗浄しますので、ご安心ください。

▼洗浄後の汚水

上記画像は、高圧洗浄後の汚水です。各20ℓのお湯を使用して、徹底洗浄しましたが、室内のバケツに残っている汚水は4ℓ位です。今回は、一度も洗浄していないであろう熱交換器・ドレンパンを中心に洗浄していますので、大半の汚水はドレンホースを通って、室外に排水されています。

▼ルーバーの補修

1台目のエアコンは、ルーバーの軸が欠損して動いていませんでした。ルーバーを外すと、運良く欠片もそのまま残っていましたので、アロンアルファで補修しておきました。

▼エアコン乾燥運転

エアコンの確認後、エアコンカバーに「エアコン洗浄済」シールを貼付して、乾燥運転で終了です。無事にルーバーも作動しました。初めてエアコンクリーニングをされるお客様は気づかれませんが、一度でもエアコンクリーニングを経験しているお客様は、他業者と比較して皆一様に驚かれます。当店と他業者では、洗浄方法や臭い・汚れの除去率が違うからです。当店のエアコンクリーニングは、パフォーマンスではなく、エアコン内部の徹底洗浄です。