
千代田区神田佐久間町で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、三菱ルームエアコン2台です。
入居前のエアコンクリーニング
(訪問日:2021年12月5日)
本日は、千代田区神田佐久間町でエアコンクリーニングをしてきました。電話にてエアコン2台のご予約いただきましたが、まだ入居前のためエアコンの機種などが判らないとのことです。ただ引越し先は賃貸マンションと言われましたので、「備え付けエアコンの場合はスタンダードエアコンが多いです。」とご説明。料金は2台で19,500円、別途駐車場料金がかかることをお伝えしました。また「お掃除機能付きエアコン」の場合は、料金が変更になることもご了承いただいております。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-GV401S-W|2011年製
12時30分頃にマンション前に到着。駐車スペースはないと聞いてはいましたが道路幅も狭いですね。交通の妨げにならないように急がないと・・・。今日は男性スタッフ一人対応日、マンション前に道具を載せた台車と脚立を放置?してからの車移動です。それでは駐車場探しを・・・。本日は日曜日のため「パーキングメーター」は無料なことも多いのですが、この近辺は三が日のみが無料なんですね。千代田区は駐車料金も高めなんだよな・・・と思っていましたが、どうやら日曜日は割安料金設定のようです。近隣には有料駐車場も多く混み合ってもいません。マンションから一番近い駐車場が最安「打ち止め1200円」だったので、そちらに車を停めることにしました。ラッキーでしたね。
時間調節してからマンションに戻り、12時55分に入り口のインターフォンを鳴らします。しかし反応はなし。時間を置いてもう一度鳴らしましたが、やはり返事はありません。あれ・・・マンションや部屋番号を間違えたのかな? 実はたまにやらかすことがあるんですよね。念の為「スケジュール帳」で確認しましたが、間違ってはいないようです。ここでお客様に電話すると、少し遅れているとのこと。しばらく待ってお客様が来てから、一緒に入室することになりました。
▼簡単清掃後のエアコン

そしてこちらが本日のお相手です。予想通り「スタンダードエアコン」でした。ごく稀に「お掃除機能付きエアコン」が設置されていることもありますが、一般的にはこのケースが多いですね。逆に分譲賃貸などの場合は、オーナーが使っていたエアコンがあるので「お掃除機能付きエアコン」が設置されているケースもあります。そしてご覧の通り、エアコンの前面カバーには「エアコン清掃済」と紙が貼付されていました。
なんか見た目もキレイですよね。空室時にエアクリーニングしているような気配がします。だって「エアコン清掃済」て書いてありますもんね。ここで一応お客様に確認すると「洗浄の必要があるかないか判断してください」とのこと。いや〜、それが一番困るんですけど・・・。ただエアコンを運転させると嫌な臭いがしてきました。これはしっかりと洗浄されていないのでしょうね。これなら心置きなくエアコンクリーニングできそうです。お客様は作業中退出されるそうなので、大体の作業時間と作業終了前に連絡することをお伝えしました。それでは作業を開始しましょう。
▼本体カバー|正面(清掃済み)・天面(拭き残し)

少し判りづらいかもしれませんが、上記の画像はエアコンの本体カバー。左側が正面側で、右側が天面部です。いわゆる・・・見える箇所(左)と見えない箇所(右)ですね。このように本体カバーの天面は汚れたままでした。ただこれは拭き忘れではありません。実はこの本体カバーですが、取り外すのにも苦労しました。エアコンの天面と天井との隙間が狭いんですよね。だから、隙間に手を入れて拭き取る作業はできなかったのでしょう。というか・・・これでこのエアコンは、本体カバーを外さない状態で「エアコン清掃済」になったということが立証できました。
▼清掃済みのパーツ|本体カバー裏側

そして、まだまだチェックは続きます。左側の画像は「見える箇所」、フィルターや前面パネル・ルーバーは見た目もキレイですよね。それに引き換え、本体カバーの裏側は煤だらけ。今更感ではありますが、やっぱりこの本体カバー外されていませんね。エアコン清掃済ではありますが・・・。
▼ドレンパン|吹き出し口の拭き残し

簡単にドレンパンの分解ができるエアコンなので、ご覧のように(左画像)取り外しておきました。まっ、ドレンパンが汚れているのは当たり前なのですが・・・、右画像をご覧ください。吹き出し口には若干の拭き残しがありました。左右風向ルーバーが拭き取りの邪魔をしたのかもしれませんね。これは凡ミスなのかな? 清掃業者によってエアコンの洗浄方法はマチマチ、このエアコンは「簡単清掃」済みだったのでしょう。空室クリーニング時によくある清掃方法で、機材などは一切使用せず見た目だけをキレイにする・・・誰でもできる掃除だったりします。それではプロのエアコンクリーニング「徹底洗浄」を始めますか・・・。
▼カビ取り洗剤噴霧

このエアコンには「熱交換器背面・天面」がありません。ドレンパンも取り外しているので洗浄範囲も狭まりましたね。ファン裏とドレンホースのみに「カビ取り洗剤」を噴霧し、ご覧のように浸け置きしておきました。
▼エアコン全景|洗浄前・後

熱交換器はそれほど汚れていませんね。超強力アルカリ洗剤「ゴールドZ(強化版)」の出番はなさそうです。本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」+「次亜塩素酸ナトリウム」配合のスタンダード仕様。最近はこのパターンで洗浄することが多くなりました。これでも汚れが取りきれない場合のみ、時間はかかりますが「ゴールドZ(強化版)」を単体で追加噴霧するようにしています。
▼厨房用アルカリ洗剤噴霧

メイン洗剤を上記のパターンに固定したことで「厨房用アルカリ洗剤」の出番が増えてきました。ご覧のように「クロスフローファン」は「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置き洗浄。メイン洗剤よりも強力な「苛性ソーダ」の力を借りて、強固な汚れもグイグイ浮き上がらせます。
▼吹き出し口|洗浄前・後

洗浄後の吹き出し口はご覧の通り。メイン洗剤を何度も重ね噴きしたら「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置き洗浄。その後には、大量の洗浄水(お湯)で濯いでいますので、こんなにキレイに仕上がります。
▼徹底洗浄後のエアコン

徹底洗浄後のエアコンには「高圧洗浄済み」シールを貼付しています。これは当店が責任を持って洗浄した証。空室クリーニング業者が貼り付けた「エアコン清掃済」用紙は、見苦しいので廃棄しておきました。というか・・・セロテープで貼り付けるのは勘弁して欲しいですね。シール後が残ってしまいます。そうそう、取り外したパーツ類も全て、もう一度洗浄済み。中性洗剤などではなく「アルカリ洗剤」+「次亜塩素酸ナトリウム」、カビ取り洗剤も使用して殺菌洗浄されています。
▼洗浄後の汚水

上記の画像は洗浄後の汚水です。ドレンパンを取り外しているので、ドレンホースに直接流した洗剤・洗浄水以外はすべてこのバケツ内に納まっています。2台目のエアコンのほうが汚れていましたかね。ドレンパンを取り外した割には「汚水」は多め。使用頻度の違いなのか、はたまた下手な業者が洗浄したことがあるのかは未定ですが・・・。
只今の時間は15時50分。13時過ぎの入室でしたので、作業時間は3時間弱というところでしょうか。ドレンパンの取り外しなどもしてはいますが、早く作業が終えられました。やはり空室は家財道具などがないので作業が楽でいいですね。電話連絡のタイミングが合わず待ち時間が長くなってしまいましたが、16時30分頃には帰路につくことができました。
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