
世田谷区桜で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、シャープルームエアコン1台です。
お掃除ロボットの分解
(訪問日:2020年12月15日)
本日は、世田谷区桜でエアコンクリーニングをしてきました。予約時はお掃除機能付きエアコン2台でしたが、前日に電話があり所用のため1台に変更して欲しいとのこと。それでは「お掃除機能付きエアコン」1台を徹底洗浄していきましょう。本日は男性スタッフ一人対応日で午後からの予定です。作業時間もかかるのでちょうど良いのかもしれまんね。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|シャープルームエアコン|AY-C71SX-W|2013年製
訪問時間少し前にお客様宅に到着。自宅前の私道に車を停めてインターホンを鳴らしましたが、お家の中からは反応がありません。前日に電話をいただいているので、留守というのは考えにくいですよね・・・。お客様に電話連絡すると、どうやら訪問時間を勘違いしていたようです。近くにいらしたので数分で戻ってこられました。それでは道具類をお家に運び入れましょう。
お客様の話では、毎年エアコンクリーニングしているとのこと。ただ、お願いしていた地元の業者が廃業してしまったため、新たな業者を探す中で「徹底洗浄」の当店を見つけたそうです。それでは、毎年コツコツと洗浄されてきたエアコンをチェックしてみましょう。
▼シャープルームエアコン|AY-C71SX-W

こちらが本日のエアコンです。エアコンの左側と壁との隙間がほとんどありませんね。しかし、毎年エアコンクリーニグしています。他の業者が洗浄できたのなら、当店ができない理由はありませんよね。きっと左側に基盤があるタイプではないのでしょう。
▼パーツ類分解後

オープンパネル・エアーフィルター・ダストボックス・気流パネル・パワー集中ガイド・本体カバーなどを外したらこんな感じ。あれあれ・・・お掃除ロボットが結構汚れていますね? 毎年エアコンクリーニグしているはずなのに・・・。ローラー部の汚れ方を見ると、「1年でついた・・・」そんな汚れではないでしょうね。う〜んこれは・・・、外されたことのない「お掃除ロボット」かもしれません。
▼メイン基盤

メイン基盤をチェック。配線がキレイに並んでいますね。結束バンドもそのままついていました。これは・・・倉庫から出荷後、誰も触ったことのないメイン基盤ですね。廃業したエアコンクリーニング業者さん、毎年コツコツ「吹き出し口の洗浄だけ」してきたのでしょう。そりゃ、廃業だわ・・・。
▼イオン発生ユニット

しかも、吹き出し口の洗浄すら上手にはできないようです。「イオン発生ユニット」はつけたまま洗浄していたのでしょうね。こんな感じで汚れていました。この様子では、ドレンパン裏の手前側はノータッチ。たまに「洗剤や洗浄水」が飛び散っているのでしょうね。表側はカビだらけ・・・裏側は変色までしていました。この雰囲気ではもう機能していないのかもしれませんが、取りあえす洗浄はしておきましょう。
▼小さな基盤

「お掃除ロボット」を一度も取り外したことがないため、こんな箇所にもホコリがギッシリとついていました。当店では「お掃除ロボット」を洗浄するためには、細かい基盤なども分解していきます。
▼お掃除ユニット|洗浄前・後

軽度の汚れの場合、「お掃除ユニット」はホコリ払いで終わらせることもあります。ただこのユニットは汚れていたので、ホコリ払いでは対応できそうにもありません。他のパーツと同様にお風呂場で洗浄してきました。ご覧のようにホコリもカビもキレイに洗浄できましたよ。
▼背面パネル|洗浄前・後

こちらはエアコンの背面。う〜ん、そんなに汚れていませんね。熱交換器の汚れは、フィルター掃除を怠ることで起こりがち。お掃除機能付きエアコンは自動でフィルター掃除が行われます。フィルター掃除に関してはバッチリですよね。ただ・・・ダストボックスの掃除を怠ると、熱交換器のアルミフィンは汚れていきます。定期的にダストボックスを洗浄されていたのでしょう。廃業した業者だって「エアーフィルター」「ダストボックス」くらいは洗浄していたはずです。
▼ドレンパン|洗浄前・後

ドレンパン内部は「カビ取り洗剤」で浸け置き洗浄。そのあとはたっぷりのメイン洗剤を噴霧していきます。見えない奥の方まで「メイン洗剤」の洗剤成分は浸透済み。汚れを100%落とすことはできませんが、残った汚れでエアコンが臭うことはありませんのでご安心を。このように見えるところにも、多少のカスは残っていたりします。
▼エアコン全景|洗浄前・後

画像だけでは分かりづらいのですが、実際の見た目は結構違っています。ホコリの付着は大したことありませんでしたが、アルミフィンは黒ずんで変色していました。熱交換器のアルミフィンに染み込んでいた臭いも殺菌洗浄済みです。
▼クロスフローファン|洗浄前・後

毎年エアコンクリーニングしていますからね。クロスフローファンの汚れはこの程度。本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に「次亜塩素酸ナトリウム」の標準仕様。念のため「クロスフローファン」には追加で「厨房用アルカリ洗剤」を追加噴霧しておきました。
▼洗浄後の汚水

上記の画像は本日の汚水。1年前に洗浄していることを考えれば汚れているのかもしれませんね。まぁ・・・廃業した「簡易清掃業者」の仕事です。致し方ありませんかね。
▼洗浄後のエアコン

洗浄後のエアコンは、こんなにキレイになりました。洗浄後のエアコンからは、暖かな優しい風が吹いています。ここまでの作業時間は約4時間。簡易清掃だったら4台位できそうですね。
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