エアコンクリーニングQ&A|エアコンクリーニングとは?

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エアコンクリーニングとは?

エアコンに付着してしまったカビやホコリなどのハウスダストを掃除すること。ご自分で掃除することもできますが、一般的には「プロの専門業者」が施工しているサービスのことを「エアコンクリーニング」と言います。

プロの施工するエアコンクリーニングの種類・方法は、
壁から降ろして持ち帰ってから洗浄する「①オーバーホール」と、壁掛け状態で洗浄する「②完全分解」、「③簡易分解」、内部を洗浄しない「④簡単分解」の4種類に分けることができます。

エアコンの汚れ
エアコンクリーニングのサイン
「エアコンのフィルター・ルーバー・吹き出し口・クロスフローファンなどに、カビやホコリなどの汚れが見えてきたら「エアコンクリーニング」のサイン。エアコンに付着してしまった汚れたちは、自然に除去・排出されることはありません。掃除しないで使用を続けると、汚れはどんどんと蓄積されてお部屋中にアレルゲンを撒き散らすことに・・・。エアコンの水漏れ故障の原因にもなりますのでご注意を。

エアコンクリーニングの種類・方法

プロが施工するエアコンクリーニングは、エアコンを壁から降ろして持ち帰り洗浄する「オーバーホール」と、その場で壁に掛けたまま洗浄する「完全分解」「簡易分解」、ご自分でもできる「簡単清掃」の4種類があります。

▼エアコンクリーニングのポジショニング

エアコンクリーニングのポジショニング

多くの業者が施工しているエアコンクリーニングは、上図のグレーゾーンである「簡易分解」。エアコンを壁に掛けたままの状態で、エアコン内部を洗浄していきます。上図のポジショニングでもわかる通り、洗浄率や価格帯にもかなりの幅が・・・。「簡易分解」とは、図表記での色通りエアコンクリーニングのグレーンゾーンなんですよね。以下で各洗浄方法などをご説明いたします。

①オーバーホール|取り外しタイプ

価格帯:2.5〜5万円/作業時間:2〜10日間

主にエアコン製造メーカーや空調メンテナンス会社が行っているサービス。エアコンを壁から降ろして持ち帰った後、自社の工場で分解・洗浄しています。工場での洗浄完了後、お客様宅に再訪問してエアコンを取り付けることになりますので、作業期間中はエアコンの使用はできません。オーバーホールでのエアコンクリーニングをお考えなら、エアコン使用期間ではない「オフシーズン」が最適だと思われます。

清掃会社の中にもオーバーホールする業者もいます。ただエアコンクリーニングを依頼するのであれば、電気工事士の資格をもっている業者を選択したほうがいいでしょうね。洗浄後のエアコンのメンテナンスやメーカー保証などを考慮すると、割高であっても製造メーカーに直接依頼したほうが安心できるのかもしれません。

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料金はエアコンクリーニングの中でも一番高額・割高となります。安いエアコンなら本体価格とエアコンクリーニング料金に差がないことも・・・。料金が変わらないのであれば、エアコンを買い替えた方が得策ですよね。オーバーホールを依頼するなら、お使いのエアコン価格を考慮しながらの判断が賢明でしょう。

エアコンの使用期間(年式)にも注意が必要です。メーカーによるエアコンの修理部品在庫期間は約10年。古いエアコンが新品のようにキレイになったとしても、その後に故障してしまえば修理はできません。洗浄後のエアコン使用期間を考慮すると、古いエアコンにも高額なオーバーホールは不向きでしょう。

オーバーホールの洗浄方法

エアコンを完全にバラバラにして洗浄していますので、「熱交換器」「ドレンパン」「クロスフローファン」も直接洗浄可能。その他の細かいパーツも洗浄できます。洗浄風景を確認できないのがネックではありますが、信用できる業者に依頼すれば問題ないでしょう。

しかし1点だけ課題があります。いくら完全分解のオーバーホールでも「熱交換器」のアルミフィンまではバラバラにできません。フィンの隙間に詰まっているゴミや汚れ・臭いの洗浄・除去率は、各業者の洗浄スキルにより異なってくるのです。熱交換器に強烈な臭いが染み込んでいれば、洗浄力の弱い洗剤では臭いが取れないこともあるでしょう。

また、いくらキレイになったとしてもエアコンが新品になる訳ではありません。変色やサビなどは改善されませんし、基盤・コネクタ・配線コードなどの「エアコン劣化」はそのまま。経年劣化によるエアコン不良が改善することはありませんのでご注意を。

注目 「お掃除屋さんのおそうじ日記」では「オーバーホール業者の失敗談」も記載中。こんな業者も存在していますので、業者の選択にはご注意を。

②完全分解|壁掛けタイプ

価格帯:1.5〜3.5万円/作業時間:3〜5時間

主にエアコンの構造に詳しい清掃会社が施工しているサービス。業者によっての違いはありますが、作業範囲は「オーバーホール」と大差ないと思います。現場(お部屋)でのエアコンクリーニングのため作業時間はかかりますが、洗浄作業を確認できるのは安心できますよね。お時間に余裕があれば、エアコンがバラバラになっていく様子を見るのも楽しめるでしょう。

料金は「簡易分解」と比較すれば高額となります。ただ安価な業者であれば「大手のエアコンクリーニング(簡易分解)料金」と大差ありません。洗浄率の違いを考慮すれば、安価な「完全分解」の方が断然お得ですよね。

※最近(2022年)は「大手フランチャイズ業者」も完全分解洗浄に参入してきました。ただ残念ながら全ての店舗や作業員が対応できるわけではありません。完全分解(プレミアムプラン)を依頼するつもりが、「自社比較で完全分解よりも3〜4割も汚れが残る!」と言い切っている「簡易分解(スタンダードプラン)」に誘導される例もありますのでご注意を。

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ただ依頼する前に確認しておきたいことも・・・念のためエアコンメーカーの保証内容をチェックしておきましょう。完全分解でエアコンクリーニングしてしまうと、メーカー保証から外れてしまうケースもありますのでご注意を。エアコン購入時のオプション保証(家電量販店など)に加入している場合も、エアコンの保証内容をチェックしておきましょうね。

完全分解の洗浄方法

完全分解・洗浄前のイメージ)

※当店での完全分解・洗浄前のイメージ

業者によって、エアコンの「分解範囲」や「洗浄範囲」が違い、業者のスキル毎に洗浄率も違ってきます。ただ、壁掛け状態では洗浄が難しいとされる「ドレンパン」「クロスフローファン」を分解・取り外しているので、汚れの洗浄率は格段にアップ。一般的な「簡易分解」とは別次元の洗浄率です。

ただ「熱交換器」の洗浄だけは別問題。各パーツを分解しているため熱交換器は丸裸状態ですが、壁掛け状態でのエアコンクリーニングです。残念ながら、洗浄方法は「簡易分解」と同じで「高圧洗浄機」しかありません。広範囲に様々な角度から洗浄することは可能ですが、使用する「洗剤」の洗浄力・業者の洗浄技術・使用する道具によっては「見た目は新品のようにキレイになったのに、エアコンの臭いが取れない・・・」こんなこともありえます。

※「熱交換器」を壁から降ろして洗浄する業者もいますが、洗浄ツールは同じで「高圧洗浄機」。「ドレンパン背面(壁側)」の直接洗浄が可能となりますが、臭いの除去率などは壁掛け状態のままでも大差ありません。

「完全分解」での最大のネックは「エコ洗浄」がメインだということ。耳当たりのいい「エコ洗剤」を使用する業者が多いのです。「簡易分解」エアコンクリーニングで、「エコ洗剤」の限界に気づいたのでしょうね。洗浄力の弱い・汚れの落ちない「エコ洗剤」に拘りつづけることで「完全分解」しか洗浄方法はないと考え、「完全分解」に行き着いたのだと思います。素晴らしいスキルアップですよね。完全分解していれば、「ドレンパン」「クロスフローファン」の細かい箇所までも洗浄可能。汚れを確認しながら、直接ブラシなどでゴシゴシと汚れを擦ることができますからね。

しかし「熱交換器」の洗浄はそうはいかないのです。熱交換器アルミフィンの中(隙間)は、直接手で洗浄することはできません。熱交換器に洗剤を噴霧して、高圧洗浄機ですすぐしか方法がないのです。この作業は「完全分解」「簡易分解」とも全く同じ。熱交換器の洗浄率・臭いの除去率は、使用する「洗剤の洗浄力」がモノをいうのです。過度に汚れていれば「エコ洗剤」などの洗浄力では全く歯が立ちません。

完全分解・洗浄後のイメージ)

※当店での完全分解・洗浄後のイメージ(上記の画像とは別エアコン)

③簡易分解|壁掛けタイプ

価格帯:0.5〜1.5万円/作業時間:0.5〜2時間

当店が施工しているエアコンクリーニングです。一般的にエアコンクリーニングというと「簡易分解」のこと。清掃会社や便利屋・家事代行、電気屋やガス会社・生協etc.多数の業者が参入しています。比較的簡単に起業できるので、業者間の価格・スキル差も顕著。だからこそ、エアコンクリーニングを依頼する際の失敗しない業者選択はとっても大切なのです。しかし、ネームバリューやエアコンクリーニング料金と「洗浄スキル」は必ずしも比例していません。大手の業者や価格の高い業者を選べばいいという訳でもないのです。

ただエアコンの本体価格・使用年数・エアコンクリーニングの頻度・タイミングなどを考慮すると、「簡易分解」が一番エアコンクリーニングに適しているとも言えます。抗菌処理された新品のエアコンだって、1年使用しただけでビックリするくらい汚れていることも・・・。定期的なエアコンクリーニングには費用対効果が一番大切です。度々高額なエアコンクリーニング代を捻出するのは大変ですよね。

▼エアコンクリーニングのポジショニング(★は当店)

エアコンクリーニングのポジショニング(★は当店)

上記の画像のように「簡易分解」は、エアコンクリーニング業者のサービス内容やスキルによって「徹底洗浄」「簡易清掃」に分けることができますが、その洗浄率・汚れ除去率は雲泥の差。この枠に収まらない中間層が「簡易分解」での標準的なタイプです。

※当店のエアコンクリーニング内容は、上記ポジショニング内の★マーク位置(徹底洗浄・簡易清掃2箇所)となります。

簡易分解の洗浄方法

壁掛け状態での「簡易分解」は、訪問する業者・担当者によって洗浄方法が異なります。エアコン本体カバーすら分解しないで洗浄を始める業者もいれば、オプションで「ドレンパン」「クロスフローファン」を分解する業者まで存在。レベルの低い下手な業者も多いため、「簡易分解」では意味がないと「オーバーホール」や「完全分解」を考える人も増えてきているようです。簡易清掃業者のエアコンクリーニングだと、洗浄前よりもエアコンの状況が悪くなることも・・・。

※当店でも「ドレンパン」を分解洗浄することもありますが、追加料金は発生しませんのでご安心ください。

▼エアコンクリーニング(簡易分解)イメージ

エアコンクリーニング(簡易分解)イメージ
◆徹底洗浄

当店がメインに行っているエアコンクリーニングです。こだわりをもった個人事業主などがメインで「徹底洗浄」していますね。本部や協会などの柵がないため、日々の研鑽で洗浄方法もスキルアップしているのでしょう。オプションで「ドレンパン」「クロスフローファン」まで分解している業者もいるので、これはもう完全分解と同レベルの洗浄率です。しかしオプション追加のため、料金体系も「完全分解」と同レベルに・・・。

ただ壁掛けの簡易分解でも、エアコン内部の汚れを落とせる洗剤を吟味して使用すれば、熱交換器に染み込んだ蓄積臭だってスッキリと解消可能。洗剤の洗浄力と業者の洗浄スキルこそが「簡易分解」ではモノをいいます。

「ドレンパン」「クロスフローファン」を分解していないので「完全分解」と比較すれば洗浄率は格段に落ちますが、適切な量の「洗浄力のある洗剤」を選択・使用して「広範囲・隅々までの洗浄範囲」で「徹底した洗浄(すすぎ)」することができれば、エアコンの悪臭は解消可能。エアコン内部に多少の汚れが残っていたとしても、それが臭いや健康被害の原因になることは殆どありません。

徹底洗浄とは、エアコンの悪臭が解消されていることが必須条件です。オプションで「ドレンパン」「クロスフローファン」を分解洗浄していても、洗浄後のエアコンに臭いが残っていれば「徹底洗浄」とは言えません。エアコンの臭いを完璧に解消できるサービスこそが「徹底洗浄」なのです。

昨今では、大手清掃会社や大手フランチャイズ、様々な清掃会社たちが「徹底洗浄」というセールストークを使い始めてきました。「ドレンパン」や「クロスフローファン」の分解なども手掛けることもあるようですが、全ての作業員ができるわけではありません。訪問する店舗や担当者によってスキルはマチマチですのでご注意を。

◆簡易清掃

当店も依頼があれば、エアコンの「簡易清掃」をしています。ただ殆どの業者は、サービスメニューとして区分けしていることはありません。「簡易清掃」している業者・担当者は、「簡易清掃」しかできない、「簡易清掃」しかしない業者と思っても間違いないのです。

エアコン本体カバーをつけたままエアコンを洗浄したり、エアコンを簡易分解しても、見える部分やエアコンの吹き出し口のみの洗浄だったりします。1人作業員なのに60分位でエアコンクリーニングを終えることも・・・。作業時間は「簡易清掃業者」を見分けるキーポイントにもなります。

またエアコンクリーニング料金も「簡易清掃業者」を見分けるポイント。当店が提供している「簡易清掃」料金は6,000円。この辺りの金額がボーダーラインでしょうね。しかし、安価な価格なのに「標準洗浄」レベルの業者も存在しています。低料金で「標準洗浄」レベルのエアコンクリーニングができるならラッキーですよね。エアコンクリーニングを予約する際には、価格だけではなく作業内容・洗浄範囲も確認しておきましょう。

「簡易清掃」でも、吹き出し口や「クロスフローファン」など見えるところは洗浄しています。またエアコン内部に汚れが残っていたとしても「黒い汚水」は確認できるので、一見エアコンがキレイになったと錯覚することもあるでしょう。軽度な汚れや臭いの原因が吹き出し口だけの場合は、エアコンの臭いが解消されることもあります。ただスキルの低い業者がエアコンを洗浄すると、吹き出し口や「クロスフローファン」に蓄積された汚れたちを「熱交換器」の裏側や「ドレンパン」に吹き飛ばしてしまうことも・・・。洗浄後のエアコンなのに、洗浄前よりも悪臭を放つようになることもあるのです。

▼エアコンクリーニング(簡易清掃)イメージ

エアコンクリーニング(簡易清掃)イメージ

上記の画像は、お掃除機能付きエアコンの洗浄例です。当店の簡易清掃は「エアコン下部の洗浄のみ」なので、エアコン上部の養生はしていません。ご覧のように「お掃除ユニット」も取り付けたままの手抜き状態・・・。ただそれでも「吹き出し口」を洗浄すれば、真っ黒な汚水が室内のバケツ(右画像)には残りました。このようにエアコンから真っ黒な汚水がでてくると「エアコンがキレイになった」と錯覚されることもあると思いますが、これはただの簡易清掃です。見える箇所の「吹き出し口」はキレイになりましたが、エアコンの臭いの原因が一掃されているわけではありません。

この画像は当店での洗浄例なので、吹き出し口や「クロスフローファン」の汚れを吹き飛ばすという、一般的な業者がやらかしてしまう「洗浄ミス」はしていません。しかしエアコン上部の「熱交換器」「ドレンパン」に臭いの原因がある場合は、この洗浄方法ではエアコンの臭いは解消できないのです。

昨今のマッチングサイトは、登録業者の急激な増加やサイト運営による締め付けなどで大変な状態に・・・。新規参入業者の値下げや、それに伴う「既存業者間での価格競争・値下げ合戦」で価格破壊が顕著です。全ての登録業者に潤沢に仕事を振り分けるのにも限界がきたのでしょう。閑散期などでは「3,000円」なんて業者も存在しています。単純計算で業者の取り分は数百円程度。正直こんな価格でまともな作業なんてできません。低レベルすぎる「簡易清掃業者」も日々増殖中ですのでご注意ください。

◆標準洗浄タイプ

上記の2タイプに当て嵌まらないものは、全てこのタイプ。大手の清掃会社や清掃系のフランチャイズ業者にこのタイプが多いのかも知れません。過度に汚れているエアコンの悪臭は改善できませんが、それなりの汚れなら問題ないのでしょう。料金体系にもよりますが「可もなく不可もなく」というところですかね。

※大手の業者だと安心していても、訪問する店舗・担当者によっては「簡易清掃」で済ませてしまうこともあります。また繁忙期なども「業者都合」でエアコンクリーニングを簡素で済ませることも・・・。ネームバリューやクチコミなどを鵜呑みにすることなく、業者の洗浄風景はチェックしておきましょうね。

オプションで「抗菌コート」や「室外機クリーニング」などを勧めてくる業者も多くいますが、それは全く意味のないサービス内容です。壁掛け状態での「抗菌コート」などは百害あって一利なし。迷わずお断りしましょう。業者によるオプションへの誘導は、全てただの営業トークです。業者のみが得をするサービスであって、お客様の得になることはありませんのでご注意を。

④簡単清掃|壁掛けタイプ

価格帯:0.2〜0.5万円/作業時間:0.5時間

自分でもできる簡単清掃。フィルター清掃などがメインとなります。高所にあるエアコンなどで自分では掃除できない場合は、業者に掃除してもらうのも一考の価値はあるのでしょう。内部洗浄するエアコンクリーニングではありませんので、エアコンの臭いが解消されることはありません。

オプションへの誘導
「お客様の情報が欲しいから」「他サービスに誘導したいから」、エアコンクリーニングとは別目的の悪徳業者も増えてきました。安価な料金で喜んでいたら「高額なサービスに誘導されてしまった」・・・、こんなケースも起こっています。広告サイトなどの安価すぎる業者にもご注意を。自宅へ招き入れる前に、その業者の情報をしっかりと精査しましょう。

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