江戸川区松江で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコンと
日立ルームエアコンの各1台です。
古いエアコンの徹底洗浄
(訪問日:2020年8月5日)
本日は、江戸川区松江でエアコンクリーニングをしてきました。マンション前に到着すると管理人さんが掃除中です。「○○号室の〇〇さま宅にエアコンクリーニングにお伺いしたのですが・・・」とお声かけすると、親切に駐車スペースまで誘導いただきました。感謝です。優しい管理人さんだと朝から気分が良いですよね。憮然とした横柄な態度の管理人さんだと、テンションが下がってしまいますから・・・。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-F22S-W|2007年製/日立ルームエアコン|RAS-2200RXV5|2003年製
お客様宅に到着したらエアコンのチェック。本日の洗浄するエアコンは2台とも古いタイプのようです。しかも初めてのエアコンクリーニングとのこと。当店は、古いエアコンだって徹底洗浄可能。しかし、故障リスクが高まる古いエアコンは、洗浄前の下準備にも手間がかかります。今日は作業時間がかかりそうですね。
お部屋の養生もしっかりと万全に
当店の徹底洗浄は、エアコンの背面や天面も含みます。大量の洗剤を「背面パネル」「熱交換器・背面」「熱交換器・天面」に何度も重ね噴きしたら、高圧洗浄機で洗浄水(お湯)をバシャバシャと広範囲に噴射していきます。この広範囲な洗浄方法では、エアコン背面からの洗浄水漏れを完全に防ぐことは不可能。エアコンを徹底洗浄していれば、エアコンの背面から洗浄水が漏れるリスクがある・・・これは、エアコンクリーニングでは常識なのです。
逆に「エアコン背面の壁紙は濡れたり・汚れりしません」「徹底した養生をしているので、お部屋は汚れません」などと断言している業者は、確実に「簡易清掃業者」で間違いありません。表面の汚れは見えないようにしてくれるかもしれませんが、見えない箇所・蓄積された汚れ・蓄積された臭いの除去は不可能。だって表面しか洗浄していませんからね。
▼エアコンも壁紙も養生
だからといって、部屋を汚すと宣言している訳ではありません。ご覧のように壁紙を養生することもあります。だだこれは、壁紙を汚さないことが目的ではありません。右側に見えている扉の内側と、下に敷いてあるカーペットを濡らさないため。見えてはいませんが、壁面下部の「幅木」にもマスカーテープを貼って、床が濡れないようにダブルで養生しています。
▼エアコン全景|洗浄前・後(1台目)
エアコンの使用期間は13年。床はカーペットです。それでは汚れていますよね。このエアコンの洗浄には「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合の「MAX仕様」のメイン洗剤を使用しました。古いエアコンの場合に多い配合ですね。このメイン洗剤をたっぷりと、熱交換器のアルミフィンに何度も重ね噴き。時間をかけて噴霧器で噴霧していくことで、奥に隠れた蓄積汚れもグングンと浮かせ落としていきます。ご覧のようにキレイに殺菌洗浄できました。
▼吹き出し口|洗浄前・後
吹き出し口もそれなりに汚れていましたね。「背面パネル」「ドレンパン裏」「ファン裏」の順でカビ取り洗剤を噴霧・浸け置き。その後は、たっぷりのメイン洗剤を重ね噴きしています。クロスフローファンは汚れ落ちが止まらなかったので、カビ取り洗剤も追加で噴霧しました。このような徹底洗浄で、吹き出し口もしっかりと殺菌洗浄されています。
▼洗浄後のパーツ類
こちら洗浄済みのパーツ類。女性スタッフがお風呂場をお借りして、丁寧に洗浄しています。見えづらいかもしれませんが、黒いパーツ類は熱交換器アルミフィンについているもの。ここまで分解する業者も少ないでしょうね。当店では「作業効率を高めるために」簡易に分解できるものは分解してから、エアコン内部を徹底洗浄しています。
▼洗浄中の汚水(1台目)
そして、こんなに大量の汚水が室内に残りました。このエアコンには洗浄水を30ℓ以上使用。この2倍位の洗浄水が、室外にも排水されています。熱交換器背面・天面・前面、ドレンパン・ドレンパン 裏・ファン裏・クロスフローファンの順に、汚れが落ちてこなくなるまで、何度も何度も洗浄水をバシャバシャと噴射。蓄積汚れが多ければ多いほど、室内に残るバケツの汚水量も多くなります。
そうそう、バケツの下にもマスカーテープが敷いてありますよね。これが壁紙と幅木から伸びたマスカーテープ。徹底洗浄には、このようなお部屋が汚れない施策も必須なのです。若干作業時間は押してしまいました・・・次のエアコンに移動しましょう。
エアコンを故障させないために
次は日立の古いエアコンです。2003年製ですので17年間も使用されているのですね。そろそろエアコンの交換を考えた方がいいとも思いますが、お客様は徹底洗浄を希望されています。こちらのエアコンも頑張って洗浄しましょう。
▼基盤の位置
エアコンカバーなどを分解したら、このエアコンはこんな位置に基盤が設置されていました。赤い配線が見えている銀色のカバー内に基盤が入っています。端子台もその奥に隠れていました。基盤の左横にはドレンパンがありますよね。このような位置関係では、大量の洗浄水を使用して、バシャバシャと丸洗い洗浄なんてできません。ドレンパンから大量に溢れる洗浄水を養生のみでカバーすることは不可能なのです。
このようなタイプのエアコンなら「徹底洗浄」などできない業者が大多数でしょうね。「蓄積された汚れや臭いは完全に除去することはできません」などと謳って、簡単なエアコンクリーニングをしてしまうのでしょう。臭いや汚れが取れなくたって、エアコンクリーニング料金は徴収されます。なんとも不可解ですよね。
▼クロスフローファン洗浄中
当店の目標は「お値段以上の仕上がり」です。汚れも臭いも取れないのに、料金だけは頂く・・・こんな行為はできません。(簡易清掃依頼の際は別ですが・・・)。そこで、故障のリスクをなくすために「ドレンパン」を分解することにしました。ドレンパンから溢れる洗浄水は、これで完全にシャットアウト。剥き出し気味になった基盤たちも、完璧に養生可能となります。
しかし、作業時間はかかってしまいますよね。そこで作業効率をアップさせるために、大量の洗浄剤を投入することに。ご覧のように「クロスフローファン」には、「厨房用アルカリ洗剤」と「カビ取り洗剤」を「これでもか」と大量に噴霧して浸け置き。この後にメイン洗剤を噴霧して軽く洗剤を洗剤で洗い流してから、もう一度大量に「厨房用アルカリ洗剤」と「カビ取り洗剤」を噴霧して浸け置きしました。
▼洗浄後のクロスフローファン
半ば強制的に洗浄された「クロスフローファン」はこんなにキレイな色でした。ペンキ塗りたて位の色をしていますよね。洗浄している私もびっくりしましたが、お客様も驚いていました。
▼エアコン全景|洗浄前・後(2台目)
熱交換器のアルミフィンだって、こんなにキレイになりました。洗浄力の強いメイン洗剤をたっぷりと噴霧していますので、蓄積汚れ・蓄積臭だったすっきりと除去・解消されています。我ながら完璧ですね。このような構造の、このような古いエアコンを、このように洗浄できるのは・・・当店だけ・・・といっても過言ではない気もします。いや間違いないでしょう。ここまでの洗浄でも2台で料金は19,500円。これは「お値段以上」ですね。
▼洗浄後の汚水(2台目)
上記が2台目のエアコンの汚水。ドレンホースに直接噴霧した洗剤・洗浄水以外は、全てこのバケツ内に収まっています。汚水量は8ℓ位でしょうか? あれ計算が違うのでは? 洗剤は1ℓ・洗浄水は20ℓが基本では・・・。すいません。作業時間が押していましたので、洗浄水の量を減らす工夫をしていました。それが先ほど説明してある「大量の洗剤投入」。高圧洗浄機ですすぐ前段階で、ほぼ汚れが落ちた状態になっているのです。だから、付着した汚れを高圧洗浄機で吹き飛ばすこともありません。やさしく洗剤成分をすすぐだけでエアコンクリーニングは完了するのです。ドレンパンも分解してあるので、ドレンパンに溜まってしまう汚れを流れ落とす必要もありません。熱交換器の裏面に汚れを吹き飛ばすこともないために、その汚れを落とすための洗浄水の量も削減できたのです。これで時短ができましたね。
しかし今の時間は午後12時20分で、予定時刻よりも50分の超過。次のお客様の訪問予定時間は12時30分です。事前に遅延の連絡はしてありますが、運良く次の現場も江戸川区で移動時間も10分はかかりません。休憩はできなくなりましたが、急いで次のお客様宅に訪問しました。
実は次のお客様宅もスタンダードエアコン2台。しかし、作業時間は2時間弱です。こんなことも良く起こるのが当店の徹底洗浄。エアコンの汚れが落ちるまで「徹底洗浄」していますので、汚れ具合・設置状況・エアコンの機種・タイプなどにより、作業時間は異なります。「依頼された全てのお客様のエアコンをキレイにする」という気概でエアコンクリーニングをしているため、このような作業時間の超過や訪問時間の遅延があることも予めご了承ください。
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