世田谷区千歳台で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、シャープルームエアコンと
三菱ルームエアコンの各1台です。
空室のエアコンクリーニング
(訪問日:2021年3月17日)
本日は、世田谷区千歳台でエアコンクリーニングしてきました。2年前にお伺いしたリピーター様で、こちらのマンションのオーナー様。今回は、空室2部屋に設置されているエアコンを1台ずつ、計2台のエアコンクリーニングです。
前回の訪問時は、お掃除機能付きエアコンと聞いていましたが、実際はスタンダードエアコンでした。今回はスタンダードエアコン2台で予約いただいています。空いている駐車場に車を停め、お客様宅のインターホンを鳴らしてお呼び出し。3階の一室からエアコンクリーニングすることにしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|シャープルームエアコン|AY-D40EX-W|2014年製
ここで少し問題が、今回は真逆です。3階のお部屋に設置されているエアコンを確認すると、フォルムがお掃除機能付きエアコン。防水シートを敷いてから、脚立を立てて前面パネルを開いてみると・・・。
▼シャープルームエアコン|AY-D40EX-W
ご覧の通り「お掃除機能付きエアコン」です。どうやら今回も勘違いしていたようですね。念のため2階のお部屋のエアコンもチェック。こちらはスタンダードエアコンでした。お客様に料金が割高になることを説明し、ご了承いただいてからのエアコンクリーニングです。
ただこの「お掃除機能付きエアコン」。とっても分解が簡単なタイプ。料金は割高になりますが、かかる作業時間はスタンダードエアコンと大差ありません。業者からみると、とってもお得な・ありがたい「お掃除機能付きエアコン」ですね。さてさて、それではエアコンの汚れ具合をチェックしますか・・・。
▼洗浄前の吹き出し口
吹き出し口を覗いてみると、こんな感じで汚れていました。そうそうこのエアコンの左右風向ルーバーは、とっても邪魔存在。洗浄中に洗浄ノズルが引っかかるんですよね。その煩わしさを改善させるためには、ドレンパンの分解しかありません。ただ・・・当然ではありますが、分解には時間もかかります。
しかし前述している通り、この「お掃除機能付きエアコン」は分解が簡単。お掃除ユニットの分解には時間がかかりません。閑散期のため、この後の予定もなし。もうやっちゃいますか・・・。
▼取り外したパーツ類
・・・ということで、ドレンパンも取り外して(右写真)おきました。分解したお掃除ユニット(左写真)にも基板などはついていません。このままの状態(分解したまま)で、他のパーツ同様に洗浄可能。本当に洗浄がラクな「お掃除機能付きエアコン」ですね。パーツ類を女性スタッフにパスしたら、エアコンの内部養生を始めます。
▼分解後のエアコン本体
上記の画像が、壁掛け状態のエアコン本体。遮るものがなくなりましたので、「クロスフローファン」が丸見え状態になりましたね。エアコン本体の洗浄だけを考えたら、作業効率は格段にアップしています。
エアコンの養生が終わったら、カビ取り洗剤の噴霧から。エアコン上部の「背面パネル」、エアコン下部の「ファン裏」を浸け置き洗浄しておきましょう。次はメイン洗剤の噴霧ですね。空室のエアコンクリーニングですので、MAX仕様を選択。新たな入居者様に、エアコンで不快な思いはさせませんよ。
▼クロスフローファンの洗浄
エアコン上部・下部の順に一通りメイン洗剤を噴霧したら、一段階高圧洗浄。「クロスフローファン」のゴミを吹き飛ばして(左写真)おきます。キレイに見えているかも知れませんが、まだまだ細かい汚れなどはついたまま。メイン洗剤を再噴霧したら、「厨房用アルカリ洗剤」も追加噴霧。ご覧のように(右写真)、繭玉のような状態で浸け置き洗浄しておきました。念には念を・・・。
▼洗浄後のエアコン
洗浄後のエアコンは、こんなにキレイになりましたよ。エアコン上部・エアコン下部もスッキリと殺菌洗浄済み。熱交換器のアルミフィンに染み込んでいる生活臭だって、しっかりと洗浄してあります。
吹き出し口の洗浄で「クロスフローファン」から飛び散ったゴミたちも、エアコン上部の「熱交換器背面・天面・前面」を執拗に洗浄することで除去可能。そうそう、手前のドレンパンを分解することで見えてくることもあるんですよ。
熱交換器背面や天面に噴射した洗浄水は、壁面のドレンパンに流れ落ちます。許容量を超えた大量の洗浄水は、汚れと一緒に手前のドレンパンに流れてくるのですが、手前のドレンパンは分解済みですよね。壁面のドレンパン両サイドには、手前のドレンパンに結露水を流す通路があります。ドレンパンを分解しているので、これが丸見え状態に・・・。注意深く見ていると、壁面のドレンパン汚れが溢れ落ちてくるのが見えるんですよね。エアコンの構造が再確認できる瞬間でもあります。
▼洗浄後の汚水(3階)
洗浄後の室内のバケツには、上記のようは汚水が残りました。ドレンパンを分解しているので、ドレンホースに直接流した洗浄水以外は全てこのバケツに納まっています。エアコン上部から汚れが落ちてこなくなるまで、何度も何度も徹底したすすぎ作業。そこそこ汚れたエアコンだったので、ドレンパンを分解した割には汚水の量は多めになりましたね。それでは2階のお部屋に移動しましょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-GE405S-W|2015年製
防水シートとスリッパを持って下の階へ・・・。空室なので家財道具はありません。よって・・・作業スペース確保のための荷物などの移動も不要。う〜ん。空室は楽チンで助かりますね。お部屋の養生だって、幅木にマスカーテープで処理するのみ。在宅のお部屋と比較すると雲泥の差です。それではエアコンを分解していきましょう。
▼三菱ルームエアコン|MSZ-GE405S-W
この三菱のエアコンは、ドレンパンの分解がとっても簡単。そのため、ドレンパンを取り外して洗浄することのほうが多いですね。またこのエアコンには、熱交換器の背面と天面がありません。洗浄範囲もグッと狭まるため、洗剤や洗浄水の削減も可能。作業効率が良いので、スタンダードのエアコンの中ではお気に入りの筆頭ですね。
▼クロスフローファン|浸け置き洗浄
エアコン上部の「背面パネル」もありませんので、カビ取り洗剤は「ファン裏」のみ。今回は、メイン洗剤噴霧前に「クロスフローファン」に「厨房用アルカリ洗剤」を噴霧しておきました。ご覧のように、ファンの汚れがどんどん浮き出てきています。
手順を変えたのには、それなりの理由もあります。第一に、今回は噴霧器を女性スタッフと一緒に使っていました。2台持ち込むこともあるのですが、今回は1台のみ。パーツ洗浄とのタイムラグを調整するため、先に「厨房用アルカリ洗剤」を噴霧したのです。そしてもう一つの理由が、このエアコンの特徴によるもの。
前述している通り、このエアコンには「熱交換器背面・天面」はありません。「クロスフローファン」の洗浄で飛び散ってしまった汚れを落とす箇所は、熱交換器前面とファン裏の2箇所のみとなります。なるべくゴミを吹き飛ばさないようにするためには、汚れをしっかりと落としておくことも大切ですからね。そんな理由もあったりします。
▼エアコン全景|洗浄前・後
こちらが洗浄後(右画像)のとエアコンです。とってもキレイになっていますよね。ドレンパンを分解していても、これまでの作業時間は50分もかかっていません。簡単にキレイにできるエアコンなので、本当に大好きなエアコンです。
▼洗浄後の汚水(2階)
洗浄後の汚水だってバケツ1杯のみ。別に手を抜いているわけではありませんよ。エアコンの汚れや臭い・洗剤成分だってしっかりと除去済み。決して、新たな入居者が不快な思いをすることありません。エアコンは徹底洗浄されていますので・・・。
▼高圧洗浄済みシールの貼付
洗浄後のエアコンには、当店が自信を持ってエアコン洗浄した証として「高圧洗浄済みシール」を貼付しています。作業日や当店名・電話番号・URLも記載済みなので、新たな入居者に「エアコンクリーニング」していることをアピールすることも可能。当店のホームページに辿りつけば、エアコンが徹底洗浄されていることも理解できるでしょう。これで、貸主である「オーナー」「不動産会社」「管理会社」も、新たな借主もWin-Winですね。
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