☆エアコンクリーニング訪問便り☆
東京都台東区のおそうじ日記
《2019年》
2019年のおそうじ日記(台東区訪問)を下記に纏めました。
台東区台東|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月11日)
本日は、台東区台東でエアコンクリーニングをしてきました。当ホームページ内のエアコンクリーニング予約状況をご確認いただき、ご希望の日程(第3候補まで)と、お客様情報(お名前・住所・電話番号・エアコン台数・お掃除機能の有無・駐車場の有無)をmailにてお申し込みいただきました。また、「エアコン直下は空きスペースですが、すぐ近くに電子機器類(パソコンなど)がまとまったスペースがありますので、養生をお願いします。」とのメッセージもありました。エアコンクリーニングをmailで予約する際は、レスポンスの関係もありますので、お客様情報やご希望の日程をはじめにご連絡いただけるとスムーズに予約確定ができると思います。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-A252H|2014年製造
お約束の時間前にマンションへ到着。本日は駐車スペースがあると連絡いただいております。まずは、駐車場所確認のためお客様に電話連絡。指示を痛いてから車を車を駐車し、お客様宅に訪問いたしました。お部屋はワンルールで若い男性の一人暮らしです。事前にマットレスの移動はしてありましたが、エアコンと位置関係を確認後、少しずらしてからお部屋の養生を行いました。
▼エアコンクリーニング洗浄前
当店は、エアコンクリーニング用の洗浄カバーには、オープンタイプを使用しています。オープンタイプの利点は、汚れを目視しやすく、開口部が広いため、自由に・広範囲にエアコン内部の洗浄作業が行えます。その反面、高圧洗浄時には、洗浄水の跳ね返りや飛び散りが多いというデメリットもあります。高圧洗浄機の水圧を低くすることで改善できますが、それでは洗浄力が弱くなるため、高圧洗浄機を使用するメリットはありません。当店のエアコンクリーニングは、洗浄水の跳ね返りや飛び散りが多いことをご理解ください。
※エアコンカバーには、エアコンをすっぽりと覆うことで、洗浄水の飛散を防ぐ、ボックスタイプもあります。
予約時にmailでメッセージいただいた通り、エアコンの下付近には、パソコンテーブルが置いてあります。。お部屋が汚れないように、マスカーテープでしっかりと養生してから、エアコンクリーニングを行いました。
▼エアコンクリーニング洗浄後
エアコンの臭いが気になるとのお話しでしたが、パッと見ではそこまで汚れていません。狭いお部屋で締め切った状態でエアコンを使用していると、お部屋の臭いを吸い込み続けることで、エアコン内部が臭うことがあります。吹き出し口周辺の汚れは軽微だったため、臭いの原因は熱交換器のアルミフィンだと判断し、エアコン上部をメインに洗浄しました。エアコンのメイン洗剤は、「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加。しっかりと臭い・汚れが除去できる配合です。
▼洗浄後の汚水
洗浄後の汚水ですが、そこそこ汚れていました。エアコン上部をメインで洗浄したため、室内のバケツに残った汚水の量は4ℓ位です。当店では、20ℓのお湯を使用して、エアコン内部を洗浄することが基本サービスとなっております。しかし、ドレンパンを分解しないエアコンクリーニングでは、室内のバケツの汚水量が、20ℓになることはありません。エアコンのタイプにもよりますが、アルミフィンの表面に噴霧した洗浄水の大半は、ドレンパンをに溜まってからドレンホースを通って、室外に流れていきます。アルミフィンの天面・背面・背面パネルに噴霧した大半の洗浄水と、吹き出し口周辺・クロスフローファンの汚れが、室内のバケツには残ります。今回のエアコンは、目視できなかった部分である、アルミフィン背面・背面パネル・ファン裏・ドレンパン裏が汚れていたのでしょう。
後日お客様より、maliにてメッセージをいただきました。
いわさき様
本日はありがとうございました。
お風呂場の排水口まで掃除頂いたようで、本当にありがとうございます。
また次回よろしくお願いいたします。
当店では、カバーなどのパーツ洗浄に、水場(お風呂場もしくはベランダなど)をお借りしております。洗浄後の排水溝に、ゴミやホコリなどが残ることはありませんので、ご安心ください。
台東区根岸|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月29日)
本日は、台東区根岸でエアコンクリーニングをしてきました。鶯谷の繁華街にあるマンションの一室です。どうやら風俗店舗の事務所兼待機部屋のようでした。マンションには駐車スペースはありませんでしたので、最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-E22S-W|2007年製造
本日は、古いエアコンは2台です。お客様に伺うとエアコンクリーニングは初めてとのことでした。年式も古く、人の出入りが多いこともあり、 エアコン内部は、かなり汚れていました。換気扇の下でタバコを吸われていましたが、普段はお部屋で吸っているのかもしれませんね。パソコンなどの機器も多かったため、お部屋が汚れないように、マスカーテープで養生してから作業を行いました。
▼吹き出し口洗浄中
まずは、背面パネル・ドレンパン・吹き出し口に、たっぷりとカビ取り剤を噴霧して、浸け置き洗浄です。
※背面パネルに噴霧したカビ取り剤が溢れ落ちることで、ドレンパン(裏)の洗浄効果も高まります。
▼クロスフローファン|洗浄前・後
クロスフローファンの洗浄には、メイン洗剤噴霧後に、厨房用の強力アルカリ洗剤を追加噴霧し、浸け置き洗浄しました。上記のような酷い汚れも、洗剤の力でスッキリキレイに洗浄できます。
▼アルミフィン|洗浄前・後
メイン洗剤には、洗浄力の強いアルカリ洗剤「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加しています。今回は追加で、強力アルミフィンクリーナー「リンダ シルバーN プラス」を噴霧しています。上記のようにアルミフィンも、元のアルミ色を取り戻すことができました。
▼熱交換器側面カバー|洗浄前・後
当店では、エアコンを広範囲に徹底洗浄しています。当然ではありますが、上部画像のように、側面部の汚れだってキレイに洗浄できます。
▼洗浄後の汚水
エアコン洗浄後には、毒々しいほどの黒々した汚水がたっぷりでました。今回は、平均して1台に50ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しています。当店では、エアコンの徹底洗浄のため、強い洗剤も積極的に使用しています。エアコンクリーニングには、たっぷりのお湯を使用して、高圧洗浄機ですすぎ作業を行います。洗剤の成分が、エアコン内部に残ることはありませので、ご安心ください。
▼洗浄後のエアコン|乾燥運転
今回のようなケースのエアコンは、エコ洗剤単体での洗浄では、絶対に臭い汚れの除去はできません。不慣れなスキルのない業者が洗浄すると、臭い戻りをすることで、洗浄前よりもエアコンが臭くなることもありますので、ご注意を。当店に依頼いただければ、そのようなご心配は不要です。当店では自信をもって作業した証として、エアコンクリーニング後の。臭い戻り保証も行なっております。
ここまでの徹底洗浄でも、料金は2台で19,500円(税込)。作業時間は、汚れていたため約3時間かかりました。手前味噌ではありますが、このように汚れがキツイエアコンの場合、当店に依頼したお客様は「本当にラッキーだな」と、感じてしまいます。業界内の主流は、耳当たりのよい「エコ洗浄」。ここまで徹底洗浄する業者は、殆ど存在していません。エコ洗剤は、人にも優しいですが、残念ながら汚れや臭いにも優しいのです。
台東区花川戸|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年6月5日)
本日は、台東区花川戸でエアコンクリーニングをしてきました。エアコンクリーニング当日には、立会いができない旦那さまからご予約をいただきました。当店は、女性スタッフ同行の男女ペアで訪問するため、一人で業者との対応される奥様を案じ、当店を指名されるお客様が多くいらっしゃいます。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ナショナルルームエアコン|CS-258VB-C|2008年製/日立ルームエアコン|RAS-KJ36D|2014年製
本日のエアコン2台は、3年前に他業者にてエアコンクリーニングを行なっているそうです。居間に設置されているナショナルのエアコンは、2008年製で10年前の古いエアコンとなります。故障の際の注意点を説明後、エアコンの洗浄を行いました。
▼ドレンパン|洗浄前・後
若干の手狭感があったので、作業効率を考えてドレンパンを分解してから、エアコンの内部洗浄を行うことにしました。3年前に洗浄しているため、ドレンパンはそれほど汚れてはいません。
▼ナショナルエアコン・吹き出し口|洗浄前・後
吹き出し口の洗浄には、カビ取り剤を使用し、噴霧・浸け置き洗浄を行なっています。その後、メイン洗剤をたっぷりと重ね噴きし、洗剤成分が浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して、高圧洗浄機ですすぎ作業を行いました。メイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムを追加して殺菌力アップしていますので、カビ菌や臭い菌もしっかりと除去できます。
▼日立エアコン・吹き出し口|洗浄前・後
2台目の日立エアコンの方が汚れていました。お部屋に綿ぼこりが多いため、クロスフローファンも汚れていますね。当店の徹底洗浄で、汚れ・臭いも一掃されています。
▼お部屋の養生
当店では、たっぷりのお湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと、丸洗い洗浄しています。洗浄効率を考えて、エアコンカバーはオープンタイプを使用していますので、洗浄水の跳ね返りが多くあります。そのためお部屋の養生には時間をかけて、しっかりとマスカーテープなどで養生しています。
▼洗浄後の汚水
上記の画像が、今回のエアコンクリーニングの汚水です。2台目の方が汚れていましたね。汚水の量が違うのは、洗浄方法が異なるためです。1台目はドレンパンを分解していますので、すべての洗剤・洗浄水がバケツに残っています。2台目はドレンパンを分解せずに、エアコンの内部洗浄を行なったため、室外にも排水されているのです。実は2台目のエアコンの方が、多くの洗浄水を使用しています。エアコンの上部(背面パネル・熱交換器・ドレンパン内部)に噴霧・噴射した、洗剤・洗浄水の多くは、ドレンホースを通って室外に排水されているのです。
台東区東浅草|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年9月23日)
本日は、台東区東浅草でエアコンクリーニングをしてきました。お客様は、3年目に口コミサイト「くらしのマーケット」経由でエアコンクリーニングを行なったリピーター様です。マンションには駐車スペースがないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてからお客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-GM282-W|2012年製
前回の訪問時は、エコ洗剤をメイン洗剤として使用していました。当時の集客は口コミサイトである「くらしのマーケット」がメインであったため、サイト内での評価のみを気にしていたからです。現時点でも口コミサイト系は、耳当たりのよいエコ洗剤を推奨しています。また、そこに群がる・依存している業者たちも、必然的にに「エコ洗剤を」使用せざるを得ない状況となっております。運営側はお掃除のプロではなく、集客のプロです。依存度の高い業者も可哀想ですよね。
お陰さまで、当店の口コミサイト依存度は1%もありません。サイト内に蔓延している間違った情報を、受注目的のために「目や耳を塞いで」受け入れる必要もなくなりました。もう、素人(サイト運営者)が発信している情報に、惑わされることはありません。汚れや臭いが落ちない「エコ洗剤」を使用して、エアコン内部に汚れを残すことなく、しっかりと洗浄力のある洗剤を自信を持って選択し、エアコン内部を徹底洗浄することができるようになりました。
それでは、3年前とは異なる「進化した洗浄方法」で、エアコン内部を徹底洗浄していきましょう。
それほど汚れがキツイ訳ではありませんでしたが、ドレンパンを分解して洗浄を行うことにしました。3年前のエアコンクリーニングでは、行なっていない作業です。ドレンパンを外すことで、吹き出し口周辺の洗浄をより丁寧に行うことが可能となります。ドレンパンの内部は、それほど汚れてはいないようでした。
▼吹き出し口|洗浄前
3年使用ですが、クロスフローファンはそこまで汚れてはいませんね。お部屋も比較的キレイに片付けられており。フィルターの掃除や換気などにも気を使われているようです。
さて、3年前と違うのは使用する洗剤たちです。吹き出し口や背面パネル・ドレンパンの洗浄には、カビ取り剤をたっぷりと噴霧し、浸け置き殺菌洗浄を行なっています。また、使用するメイン洗剤も「エコクリーナー」からより洗浄力の強い「ホワイトクリーナー」に変更しました。そして、殺菌力強化のため「次亜塩素酸ナトリウム」も追加配合してあります。
▼吹き出し口|洗浄後
カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄した後は、噴霧機を使用してメイン洗剤を噴霧していきます。今回はドレンパンを分解してありますので、ファン奥と吹き出し口に噴霧後、クロスフローファンをゆっくりと回しながら、メイン洗剤を何度も重ね噴きしていきます。しっかりと洗剤成分が浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して、すすぎ作業を行います。
▼洗浄後の汚水
エアコン上部の背面パネルや熱交換器にも、アルミフィンの奥の奥まで届くように、メイン洗剤を何度も重ね噴きしています。この段階でしっかりと汚れが落ちていないと、高圧洗浄機を使用してすすぎ作業を行なっても、汚れの除去はできません。熱交換器の洗浄には、しっかりと汚れを浮かし、洗剤の洗浄力のみで汚れを落としておかないと、熱交換器に染み込んでしまった悪臭などの除去は不可能です。当店では、汚れ具合によっては、より強力な「リンダ シルバーN プラス」をメイン洗剤として使用することもあります。汚れに一切妥協することなく、エアコン内部を徹底洗浄していきますので、どんな汚れや悪臭でもお任せください。また、徹底したすすぎ作業を行いますので、洗浄後のキレイになったエアコンに洗剤成分が残ることはありませんので、ご安心ください。
台東区元浅草|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月2日)
本日は、台東区元浅草でエアコンクリーニングをしてきました。予約時には駐車スペースがないと伺っていましたが、マンション前に到着すると入り口には広いスペースがあります。念の為にお客様に連絡をしましたが、休日のため管理人とは連絡がとれないとのこと。結果、最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問することになりました。お客様の負担軽減や当店の移動時間短縮のためにも、事前に駐車スペースの確認をしていただけると有り難いです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-ZW402S-W|2012年製/シャープルームエアコン|AY-B22EXF|2012年製
リビングと寝室には、お掃除機能付きエアコンが設置されていました。まずはリビングのエアコンから確認していきましょう。このエアコンは、三菱のお掃除機能付きエアコンです。比較的分解が簡単なタイプですので、少し気が楽になりますね。
▼お掃除ユニット分解前|リビング
上記の画像は、前面パネル・フィルター・ダストボックス・両サイドのカバーを分解した後のエアコンです。この後の作業も比較的簡単で、コネクター3箇所を外すくらいで、お掃除ユニットを分解することができます。こんなに簡単なお掃除機能付きエアコンでも、ユニットを分解しない業者も存在していますので、ご注意を。
▼お掃除ユニット分解後|リビング
お掃除ユニットを分解したら、後の作業はスタンダードタイプと一緒です。いつものように、エアコンが故障しないように、洗浄水の浸水を防ぐために、エアコン内部をしっかりと養生します。
▼洗浄中の熱交換器|リビング
エアコンをマスカーテープで養生し、エアコンカバーをつけたら、内部洗浄を行います。背面パネル・ドレンパン・吹き出し口周辺には、カビ取り剤を噴霧して浸け置き洗浄。その後、メイン洗剤を噴霧器を使用して、エアコンの内部に何度も重ね噴きしていきます。メイン洗剤に含まれている界面活性剤が、油脂に反応して泡立ってきました。アルミフィンにこびりついた汚れが、グイグイと浮き上がってきますね。
▼洗浄後の熱交換器|リビング
洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯をしようしてすすぎ作業を行います。大量のお湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄していますので、こんなにスッキリと洗浄できています。
※本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。
▼洗浄後の吹き出し口|リビング
吹き出し口もご覧の通り、スッキリとキレイに洗浄できています。カビ取り剤を目視できない隅々にまで、たっぷりと噴霧していますので、見た目だけではなく、しっかりと殺菌もされています。
▼洗浄後の汚水|リビング
洗浄後の汚水は、マンション通路の排水溝に流させていただきました。実はこの3倍位の洗浄水は、汚れや臭い菌をのせて、室外にも排水されています。当店は、徹底したすすぎ作業を行っていますので、どんなに強い洗剤を使用したとしても、洗浄後のキレイなエアコンに洗剤成分が残ることはありません。ご安心ください。
▼お掃除ユニット分解前|寝室
寝室には、シャープのお掃除機能付きエアコンが設置されていました。このエアコンも分解難易度はかなり低いタイプで、経験値が低い業者でも、これなら分解できるのではないでしょうか。シャープ特有のツメがあるため、カバーの分解で断念する業者もいるかも知れませんが・・・。
▼洗浄後のエアコン|寝室
しっかりとお掃除ユニットを分解したら、きっちりとエアコン内部の洗浄をしましょう。当店は、高圧洗浄機を使用してバシャバシャと丸洗い洗浄をするので、外せるパーツは極力外してから内部洗浄を行います。画像のように、作業後のリモコン操作を考慮の上、洗浄中はリモコン受信基盤を外すことを心掛けています。
▼洗浄後の吹き出し口|寝室
リビングのエアコンほど汚れてはいませんでしたが、吹き出し口もきれいに洗浄できました。
▼洗浄後の汚水|寝室
本日のエアコンクリーニングは、お掃除機能付き2台のため、本来の作業時間は約5時間です。しかし分解難易度が低い機種で、且つそれほど汚れてはいませんでしたので、作業時間は4時間もかかりませんでした。これは別に作業内容を変更して時間を短縮させたのではなく、エアコンを徹底洗浄した結果の作業時間です。逆に、分解難易度が高く、且つ汚れていると1台で4時間位かかってしまうこともあります。
レンタルルームでエアコンクリーニング
(訪問日:2019年11月14日)
本日は、台東区上野のレンタルルームでエアコンクリーニングをしてきました。今回で3度目の訪問となるリピーター様です。建物には駐車スペースがありませんので、エアコンクリーニングの道具を全て降ろしてから、最寄りのコインパーキングに車を駐車してきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-224CF-W|2014年製/東芝ルームエアコン|RAS-C225D(W)|2017年製
このレンタルルームのお部屋には窓がありません。また狭い各室には、シャワールームが設備されています。換気ができないためお部屋内の湿度は常に高め・・・。しかも、床材はカーペットでタオルやバスタオルなども多数置いてあります。これではホコリも舞いやすいですね。油汚れがつかないのは救いですが、エアコンの使用環境としては最悪のパターンに近いでしょう。多数の人が利用していますので、様々な悪臭の原因がエアコンには付着してしまいます。
それでは、4階のVIPルームからエアコンクリーニングを始めましょう。
タバコのヤニ臭
▼パナソニックスタンダードエアコン
毎回オーナー様から、エアコンクリーニングの順番を指示されていますが、今回は4階から下に降りながら作業をすることになりました。ご覧のようにエアコンのフィルターには、ホコリがギッシリ付着しています。
そして、エアコンを運転させると強烈な悪臭が・・・。タバコのヤニ臭です。窓のないお部屋でタバコを吸っているため、エアコンがヤニを吸い込んでいるのでしょうね。非喫煙者の私には、我慢できないくらいの悪臭です。これは徹底洗浄が必要ですね。
▼分解後のエアコン
狭いお部屋でエアコンがベッドの上にあるため、本日のエアコンクリーニングはマット上での作業です。マットがゴミや水で汚れないように、防水シートを敷いてからエアコンの分解を始めましょう。壁もマスカーテープでしっかりと養生、床やマットなどが汚れないような配慮もしています。
▼ドレンパンの洗浄
エアコンの内部・外側をしっかりと養生したら、ドレンパンの洗浄から作業を始めます。ご覧のようにドレンパンを簡易分解してから、内部にカビ取り剤をたっぷりと噴霧して浸け置き洗浄。その後、背面パネルにもカビ取り剤を噴霧して浸け置きし洗浄しています。
▼吹き出し口|洗浄前
昨年も当店にて徹底洗浄をしていますので、目視ではそれほど汚れてはいませんね。クロスフローファンにも、それほど汚れは付着していないようです。ただ臭いの原因は、見えないところにあります。吹き出し口にもたっぷりのカビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄しておきました。
▼吹き出し口|洗浄後
吹き出し口周辺にメイン洗剤をたっぷりと噴霧し、洗剤成分が浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯で浮いた汚れをすすぎます。次亜塩素酸ナトリウムの洗浄力で、吹き出し口周辺もしっかりと殺菌・漂白されましたね。
▼洗浄後のエアコン
エアコン上部の熱交換器のアルミフィンには、強烈なヤニ臭がこびりついていました。このエアコンは特に臭いがキツかったので、メイン洗剤を3ℓも使用しています。洗浄力の強いメイン洗剤をたっぷりと噴霧して、時間をかけてゆっくりと浸け置きしていますので、強烈なヤニ臭もスッキリと洗浄することができました。
▼カバーやフィルターもスッキリ
男性スタッフがエアコン内部を徹底洗浄している間に、女性スタッフが外したパーツ類を丁寧に洗浄しています。並行作業のため時間短縮できるメリットがありますが、メリットはそれだけではありません。当店では、その短縮した時間も内部の洗浄に割いているので、他業者とは全くクオリティーが違うのです。二人作業だから早く終わらせるのではなく、二人作業だからこそ「丁寧な洗浄」が基本スタンス。作業時間を有効に活用できるからこそ、あれほどのヤニ臭もスッキリと消臭できるのです。
次は3階のエアコンに移動しましょう。このお部屋に設置されていたエアコンは水漏れがあったため、昨年から新しい東芝のエアコンが設置されています。このエアコンにも漏れなくタバコのヤニ臭が・・・。
▼東芝スタンダードエアコン
前面パネルを開けると、フィルターにはたっぷりのホコリが付着していました。
▼内部洗浄前のエアコン
エアコンをしっかり分解・養生してから、当店の徹底洗浄を施工すると・・・
▼徹底洗浄後のエアコン
ご覧の通り。見違えるようにキレイなエアコンに生まれ変わりましたね。見た目だけではなく、目視できない奥の奥までもしっかりと洗浄できていますよ。
この後は隣の部屋のエアコンです。1台ずつ丁寧に、各お部屋のエアコンを洗浄していきました。
▼洗浄後の汚水
本日のエアコンで、一番の悪臭を放っていたのは1台目のVIPルームのエアコン。しかし、1台目のエアコンの汚水が一番汚れている訳ではありません。これがエアコンクリーニングの一番難しいところ。臭いと汚水が比例しないことはよくあります。しかも、一番洗浄水を使用しているのも1台目のエアコン。当店で徹底洗浄をすると、洗浄水の量と室内に残るバケツの汚水量も比例しないのです。
熱交換器に染み込んだ悪臭
エアコンの臭いの原因は、吹き出し口周辺の汚れが原因のカビ臭である場合が多いのですが、今回はそれだけではありません。目視できる吹き出し口やクロスフローファンの汚れは、簡易清掃レベルでも除去可能です。当店の簡易清掃であれば、ファンの汚れをエアコン内部に吹き飛ばすことはありませんので、単純に吹き出し口が臭いの原因の場合であれば、臭いの除去は可能となります。ただ、このような汚れ方をしているエアコンには、簡易清掃では通用しません。吹き出し口のカビ臭が完全に取れてしまうと、熱交換器に染み込んだ臭いがダイレクトに吹くようになるため、よりヤニ臭が強烈に漂うようになってしまいます。当店の簡易清掃レベルでの洗浄すらできない、素人と同然の簡易清掃業者なら最悪な状態になることでしょう。
2年前の洗浄時は、エコ洗剤である「エコクリーナー」をメインで使用していました。カビ取り剤こそ併用していましたが、熱交換器の洗浄は「エコクリーナー」のみ。洗浄後にどうしても臭いが取れない場合は、「リンダ シルバーN プラス」を追加噴霧することで対応していました。昨年は、はじめから「リンダ シルバーN プラス」をメインで使用しています。今回は「ゴールドZ(強化版)」に、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しました。
どんなに広範囲の隅々まで洗浄しても、どんなにたっぷりの洗剤をエアコン内部に噴霧しても、どんなに浸け置き時間をとって洗浄したとしても、どんなに高圧でたっぷりの洗浄水を噴射したとしても、使用する洗剤の洗浄力が弱ければエアコンの臭いは取れません。この現場を通して嫌という程思い知らされました。理想と現実は違いますよね。「エコ洗剤」で汚れが落ちるなんていうのは「都市伝説」です。お陰様で、他業者とは一線を画すエアコンクリーニングができるようになりました。
エアコンクリーニング業者の中には、このエアコン上部の臭いを取れない業者も多く存在しています。古いエアコンや汚れ具合によっては、エアコンの臭いは完全に取ることができないなどと、小さな文字で注意事項に記載していますが、それは単純に技術・知識不足が原因。当店なら、しっかりと洗浄・消臭できますのでお任せください。
換気できないお部屋のエアコン
換気できないお部屋で多数の人が利用する場合は、エアコンクリーニングのタイミングは1年では長すぎるかも知れませんね。締め切ったお部屋でタバコを吸っていたら、エアコンはすぐに臭いを持ってしまうことでしょう。タバコのヤニ臭は不快に感じる人が多くいます。定期的なエアコンクリーニングが必要ですね。
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法