
☆エアコンクリーニング訪問便り☆
東京都杉並区のおそうじ日記
《2019年》
2019年のおそうじ日記(杉並区訪問)を下記に纏めました。
杉並区上井草|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月8日)
本日は、杉並区上井草でエアコンクリーニングをしてきました。訪問先は、ご自宅で塾を経営されている一戸建てのお家です。午後からの授業でお部屋を使用するため、午前中にエアコンクリーニングを済ませて欲しいと、作業日時の希望がありました。スタンダードタイプ2台でしたの、作業時間は約2時間30分位です。予約の際に「朝9時からであれば十分対応可能です」と、お答えさせていただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-GM223-W|2013年製造/東芝ルームエアコン|RAS-225JDR(W)|2003年製造
お客様宅には、朝9時前に到着。駐車スペースは家の前の私道のため、移動時間も短縮できます。荷物の移動前に、作業するエアコンの確認です。教室部屋のエアコンの下には、移動が困難な机があり、寝室のエアコンの下は、大きなベッドです。2台とも作業効率が悪いため、通常よりも時間がかかりそうです。また寝室のエアコンは、15年以上前の古いエアコンで、熱交換器下部・ドレンパン前に電装が集中している、分解難易度も高いタイプです。
▼お部屋の養生(左:教室/右:寝室)

※上記画像のように、お部屋が汚れないように、しっかりと養生してから、エアコンクリーニングを行いました。
生徒さんを迎える準備も必要でしょうから、教室部屋のエアコンから洗浄をはじめることにしました。お客様曰く「 あまり汚れていない」とのお話しでしたが、フィルターにはホコリがギッシリとついています。下の机が邪魔になるため、フィルター掃除も滞ることが多くなるのでしょう。エアコンが汚れないためには、日々のお手入れも大切です。エアコンのフィルターは、定期的に掃除しましょう。
▼エアコンのパーツ

※エアコンシーズン中は、月に1〜2度のフィルター掃除を心掛けましょう。
エアコン内部もそこそこ汚れています。このエアコンはドレンパン脱着が容易なタイプですが、後のエアコンが気になります。少しでも作業時間を短縮させるため、ドレンパンの脱着は行わず、洗剤の力で洗浄することにしました。
まず、吹き出し口周辺・ドレンパンにカビ取り剤を噴霧して、しっかりと殺菌洗浄します。メイン洗剤にも次亜塩素酸ナトリウムを追加して、エアコン上部のアルミフィン・吹き出し口周辺・クロスフローファンにも、噴霧器で噴霧します。エアコン内部にしっかりと洗剤が浸透したことを確認後、高圧洗浄機でたっぷりのお湯を使用してすすぎ作業を行いました。ここまでの作業で約60分です。
※当店では、ドレンパンを外さないエアコン洗浄の場合、ドレンパン内の洗浄力を高めるために、必ず次亜塩素酸ナトリウムをメイン洗剤に追加して、内部洗浄を行なっています。
▼吹き出し口の洗浄前・後

上記画像のように、吹き出し口周辺の汚れはスッキリ落ちました。画像では確認しずらいですが、ファンの裏やドレンパンの裏も、スッキリと洗浄できています。当店では、エアコンを乾燥させるため、吹き出し口周辺の水滴の拭き取りは行いますが、洗浄後に汚れを拭き取る行為はいたしません。他業者のように、洗浄後の拭き取り作業で、タオルが汚れることはありませんのでご安心ください。エアコン内部は、洗剤のもつ洗浄力で殺菌処理済みです。
さて、問題のエアコンです。古いエアコンのため故障のリスクは高くなります。15年間使用した汚れが、エアコン内部にも付着しているでしょう。古いエアコンを中途半端に内部洗浄すると、洗浄前よりエアコンが臭くなることもあります。
お約束している作業時間のリミットは後2時間、思案のしどころです。当店の丸洗い洗浄ですと、このタイプのエアコンは、しっかりと基板周辺を養生しても故障リスクがゼロにはなりません。古いエアコンのため、故障の際は補償もできません。15年間使用している汚れはどの程度なのかも予測不能。しかも、エアコンの下は不安定で、容易に作業ができない状態です。今回は、全てのリスクを回避するため、基板を分解して作業することにしました。後は時間との勝負です。
▼基板分解前

▼分解後のエアコンと基板など

当店は、全メーカーの全機種・日本中の全てのエアコンの構造を把握しているわけではありません。当然、初めましてのエアコンに出会うことも多々あります。機種などを事前にご連絡いただいても、大まかな作業時間はお教えできますが、確約はできませんので、予めご了承ください。
※お時間がかかりそうな場合は、エアコン分解前に報告いたします。
もちろんお約束した時間内で作業することは可能です。しかし、エアコンを徹底洗浄することはできないため、臭い補償もできません。作業時間重視の場合は、簡易清掃をおすすめします。
前面の基板を外すことで、古いエアコンでもバシャバシャと丸洗い洗浄することができました。洗浄後のエアコン故障や不良もなく、内部の汚れ・臭いもスッキリです。作業にかかった時間は、約110分。時計を確認すると11時50分。ギリギリお約束の午前中で作業終了です。
▼作業終了後の寝室のエアコン

いつものように、「エアコン洗浄済」シールの説明をすると、エアコンカバーの目立たない所に貼付して欲しいとのことでした。シール貼付は、サービス後の強制ではありません。また、リピーター割の保証用でもありません。次回の予約時に、前回の訪問日をお教えいただければ、問題ありません。不必要な場合は、気軽にお教えください。
杉並区西荻北|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月14日)
本日は、杉並区西荻北でエアコンクリーニングをしてきました。本日は、アパートで一人暮らしの女性がお客様です。初めてのエアコンクリーニングですが、女性スタッフ同行なので、安心して依頼ができたそうです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-SV22T-W|2006年製造
エアコンをつけると悪臭がするらしく、困っていたそうです。若干の手狭感があるため、お部屋をしっかりと養生し、ドレンパンを分解して、エアコンクリーニングを行うことにしました。
▼洗浄前のエアコン

目視では、それほどエアコンが汚れているは思えませんが、悪臭があるためメイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムを追加して使用します。このエアコンは、天面・背面には熱交換器のアルミフィンがないタイプです。メイン洗剤をたっぷりと噴霧器で、時間をかけて隅々に噴霧していきます。
▼熱交換器のアルフィン洗浄中

油汚れやヤニ汚れなどに、メイン洗剤「ホワイトクリーナー」が作用すると、上記画像のように泡立つことがあります。これは熱交換器が汚れている証拠・サインです。このように、すべてのエアコンの熱交換器が泡立つことはありません。汚れている時だけに現れる症状です。こういう汚れの場合、「エコ洗剤」単体では、汚れの除去は困難です。
▼洗浄前の吹き出し口

吹き出し口周辺はそこまで汚れてはいませんが、カビ取り剤を噴霧・付け置き洗浄しました。その後、メイン洗剤をクロスフローファンに噴霧していきます。
▼洗浄後の吹き出し口

メイン洗剤が、しっかりと浸透・作用してきたら、高圧洗浄を行います。当店では、たっぷりのお湯を使用して、徹底洗浄・すすぎ作用しています。どんなに強い洗剤を使用したとしても、洗剤成分がエアコン内部に残ることはありません。ご安心ください。エアコン内部に汚れや菌を残すことなく、しっかりと洗浄していきます。
▼ネジの付け忘れ

今回の古いエアコン、洗浄の爪痕がありました。なんとネジが1箇所ありません。前にエアコンクリーニングを行なった業者が、付け忘れたのでしょう。
▼洗浄後の汚水

上記は、今回のエアコンの汚水です。エアコン内部の汚れ・臭い菌などは、すべてこのバケツの中に隔離してあります。これでエアコンの悪臭ともさよならできますね。汚水は、道路横の排水溝に流させていただきました。
杉並区天沼|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月26日)
本日は、杉並区天沼でエアコンクリーニングをしてきました。戸建てに設置されているエアコンで、20年前の古い年代物のです。予約時に故障の際の注意点をご説明し、ご理解いただいた上で訪問させていただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ナショナルルームエアコン|CS-G25S-C|1995年製造/CS-G25T-C|1996年製
今回のエアコンは、エアコンクリーニングデビューのようです。20年以上洗浄していないということは、確実に汚れているということでもあります。しかし、古いエアコンの洗浄には注意が必要。プラスチックなどのパーツは経年劣化で、脆く壊れやすくなっています。
▼居間のエアコン|洗浄前

しっかりと分解しないと、しっかりとエアコン内部の洗浄を行うことはできません。しかし、このエアコン「ルーバーがはめ込みです」。慎重に1箇所ずつ外そうと試みましたが、経年劣化によるプラスチックの硬化で、止め部に若干の欠損がおきました。このまま分解を進めると、全ての止め部が破損することで、ルーバーがはめられなくなるリスクがあります。それでは「ドレンパンごと外そう」と思い確認すると、基板ケースもネジ止めではなく、はめ込み式でした。経年劣化を考えると、基板ケースを分解することはリスキーです。不本意ではありますが、ルーバーを外さない選択をして、エアコンの内部洗浄を行うことにしました。
※ナショナルのエアコンは、このタイプのルーバーが多くあります。
▼居間のエアコン|乾燥運転

リスクを回避をすることで、問題なくエアコンクリーニングが行うことができました。動作確認後、エアコンカバーに「エアコン洗浄済」シールを貼付し、乾燥運転をさせて終了です。やはり古いエアコンの洗浄は、色々と大変で気を使います。
▼寝室のエアコン|洗浄中

上記の画像は、2台目のエアコンです。同タイプのため、こちらもルーバーをつけたまま、内部洗浄を行いました。動かせない棚などがあるため、お部屋が汚れないように、マスカーテープでしっかりと養生してから、エアコンクリーニングを行います。
※エアコンの正面に立つことができないため、作業にも手間がかかりました。
▼洗浄後の汚水

2台とも汚れは同程度で、上記のように真っ黒でした。この濃度は、20数年の蓄積汚れですね。古いエアコン場合は、洗浄範囲がかなり限定的な業者も多く存在しています。リスク回避が目的ではありますが、それではエアコンクリーニングを行う意味もありません。当店は、古いエアコンも徹底洗浄を行なっています。
杉並区梅里|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月30日)
本日は、杉並区梅里でエアコンクリーニングをしてきました。お約束の時間前には到着したのですが、建物名が違っていました。お客様に電話で確認すると、伺っていた住所が違っているようです。訪問時間が遅れることを了承いただき、もう一度ナビ設定をしてから訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-AS28B|2012年製造
本日のお客様は、女性の一人暮らしです。当店のエアコンクリーニングは、男女ペアで訪問することが、基本サービスとなっております。お客様からのご要望がない限り、常に女性スタッフ同行で訪問いたしますので、ご安心ください。
▼洗浄後のエアコン

洗浄するエアコンは、日立のスタンダードタイプです。比較的ドレンパン分解も容易ですが、若干時間も押しています。また、目視では軽度な汚れだったため、そのまま内部洗浄することにしました。
ドレンパンの分解は行わないため、メイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムを追加し、ドレンパン内の洗浄力を高めます。
まずは、熱交換器裏の背面パネル・ドレンパン・吹き出し口周辺に、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄後、メイン洗剤を、エアコン上部(背面パネル→アルミフィン裏→アルミフィン表→ドレンパン)、エアコン下部(ドレンパン裏→ファン裏→クロスフローファン)の順で、メイン洗剤を広範囲に噴霧・重ね噴きしていきます。
▼吹き出し口|洗浄後

メイン洗剤が、しっかりと浸透し作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して高圧洗浄機ですすぎを行います。エアコン上部→エアコン下部と、すすぎ作業も何度も重ね噴きすることで、エアコン内部を徹底洗浄していきます。
▼エアコン洗浄後の汚水

上記の画像は、洗浄後の汚水です。目視では、軽度な汚れだと油断していましたが、そこそこ汚れていました。エアコンの汚れは、見た目では判断するのは難しいです。他社でエアコンクリーニングを行なったことのあるタイプに多い事例で、表面の汚れと内部の汚れは別物だったりします。お掃除屋さんは、見えている表面の掃除は得意ですからね。お客様に汚水を確認いただくと、エアコンをつけると、咳がでるようになったいたとのことでした。エアコン内部のハウスダストは、徹底洗浄しましたので、もう咳がでることはないでしょう。
▼作業後の乾燥運転

動作確認後、エアコンカバーに「エアコン洗浄済」シールを貼付し、乾燥運転で終了です。作業時間は、約90分。料金は、スタンダードタイプで新規のお客様なので、10,000円(税込)です。コインパーキングで駐車料金を清算後、お客様にレシートをお渡しし、駐車料金と一緒に現金でお支払いいただきました。
杉並区桃井|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月19日)
本日は、杉並区桃井でエアコンクリーニングをしてきました。口コミサイトの「あなたのマイスター」経由のお客様で、お支払いはサイト内でのクレジット対応です。来客用の駐車場に車を停めてから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|AN63NSP-W|P22NTV-W|2012年製
本日のエアコンは、お掃除機能付きエアコン1台とマルチタイプのエアコン2台の計3台です。エアコンの臭いがひどいのですが、マルチでドレンホースが長いので悪臭がなくなるのか不安だとの事前連絡をいただいております。エアコンは室外の臭いを吸い込んでしまうこともあるため、ドレンホース出口の位置を調べてほしいとお願いをしておきました。当日確認をしましたが、ベランダに置いてある室外機のドレンホースと勘違いされていたようで、室内機のドレンホースの出口は見当りませんでした。エアコンの結露水は、建物内の配管に流すようになっているのしょう。室外起因の臭いの除去はできないことを説明してから、エアコンクリーニングを行いました。
それでは、リビング設置のダイキンのお掃除機能付きエアコンから内部洗浄を行いましょう。
▼お掃除機能付きエアコン(分解前)

上記の画像は、前面パネル・ルーバーを外したエアコンです。次に、お掃除ユニットなどを分解していきます。
▼お掃除機能付きエアコン(分解中)

フィルター・ダストボックス・ストリーマ・脱臭フィルター・端子カバー・お掃除ユニットを分解しました。汚れ具合によっては、この状態で基板部をしっかりと養生して内部洗浄を行うこともあります。しかし確認をすると、エアコン内部はかなり汚れていました。お客様はエアコンの臭いが気になり、しっかりと臭いの除去ができる当店にエアコンクリーニングを依頼されています。この状態のままではドレンパン内部と熱交換器の下部をしっかりと洗浄することはできません。了解です。基板の分解も行いましょう。
▼お掃除機能付きエアコン(分解後)

このようにエアコンを丸裸にしてしまえば、故障のリスクはありません。これでバシャバシャと丸洗い洗浄することが可能となります。熱交換器のアルミフィンに染み込んだ臭い汚れだって、しっかりと除去することが可能です。
このエアコンには、ドレンホースに逆流防止弁がついていました。お客様から報告いただかないと確認することはないのですが、設置したままの状態で内部の洗浄を行うと、エアコン上部のゴミが詰まってしまいます。数日後には、腐敗したゴミの臭いを吸い込むエアコンが、悪臭を放つことともありますので、ご注意ください。
▼逆流防止弁

この逆流防止弁は、洗浄前からゴミが詰まっていますね。逆流防止弁を分解するには配管テープを剥がす必要があったため、エアコン内部洗浄後はビニールテープで補修しておきました。これで臭い戻り対策ば万全です。
※逆流防止弁の洗浄には、カビ取り剤を使用しています。
▼吹き出し口|洗浄前(リビング)

キッチン隣接のため、油汚れの付着も多くクロスフローファンも凄いことになっていますね。このエアコンのメイン洗剤は「ゴールドZ(プラス強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合して使用しました。これで油脂汚れもバッチリと落とすことができます。当店では、「背面パネル」「ドレンパン」「吹き出し口」には、カビ取り剤を噴霧して、浸け置き洗浄を行っています。
▼吹き出し口|洗浄前(リビング)

メイン洗剤をエアコン上部をたっぷりと重ね噴きしたら、クロスフローファンの表面汚れを高圧洗浄機で軽く落とし、もう一度メイン洗剤を噴霧していきます。その後、クロスフローファンには厨房用洗剤を追加噴霧して、徹底洗浄を行いました。
▼洗浄後の汚水(リビング)

メイン洗剤を約2ℓ・洗浄水(お湯)は、約40ℓ使用しました。メイン洗剤噴霧時は、ドレンホースの出口を塞ぐことで、ホース内の浸け置き洗浄も行っています。バケツに残っていない30ℓ位の洗浄水は、熱交換器・ドレンパン・ドレンホースを通って、汚れや臭い菌とともに室外に排水されました。この徹底洗浄で、エアコン上部の熱交換器に染み込んだ油脂臭も、改善することができます。もちろんエアコン内部に洗剤成分が残ることもありません。
次は、マルチエアコン2台の洗浄を行いましょう。動作確認を行ったら、エアコンの200Vのブレーカーを落としてから、分解作業を行います。
▼吹き出し口|洗浄前(マルチエアコン)

マルチエアコンの臭いが気になっているとのお話しでしたが、この汚れなら吹き出し口に原因があるのかも知れませんね。寝室設置のエアコンのため、体臭などの生活臭を熱交換器が吸い込み、臭いを溜め込んでいることも考えられます。メイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に「ゴールドZ(プラス強化版)」をブレンドし、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しました。
▼吹き出し口|洗浄後(マルチエアコン)

吹き出し口もスッキリと洗浄できましたね。このマルチエアコンはドレンホースの出口が確認できません。ドレンホースから排水溝の臭いを吸い込んでしまうことも考えられますので、汚れは軽度でしたが30ℓの洗浄水を使用して、エアコン上部を徹底洗浄しておきました。
▼洗浄後の汚水(マルチエアコン)

上記がマルチエアコンの汚水です。臭いが気になっていたとのことでしたが、使用期間を考えたらそれなりの汚れですね。作業後に今回当店へ依頼されて経緯を伺いました。会社の業務用エアコンを「ダスキン」で洗浄したのに、臭いが取れなかったそうです。もう一度再作業をしてもらっても、同じであったとのこと。その失敗もあったため、今回は慎重に業者を選択し、当店に辿り着いたとのことでした。しかし、あのサイト内での当店の順位はかなり後方なため、よく見つけられたものだとお話をすると、サイト内で見つけたのではないとのこと。「ドレンパン」「臭いの原因」などのキーワードでサイト内の当店のページに辿り着いたそうです。う〜ん。そんなこともあるのですね。ただ、当店に依頼されたことはラッキーだと思います。サイト内には「ダスキン」よりも低レベルな業者が一杯いますからね。
▼洗浄後のキレイなエアコン

しっかりと内部洗浄を行ったら、ブレーカーを上げてから動作確認を行います。その後は、2台まとめて乾燥運転を行って作業終了です。
お客様から、業務用の洗浄をしっかりできる業者を知らないかと尋ねられましたが、当店には心当たりがありません。ただ、こういうアドバイスをしておきました。スキルの低い業者が何度再作業をしても、その業者では臭いを取ることはできません。今度業務用のエアコンクリーニングを依頼される際は、予約時に前回「ダスキン」でエアコンの臭いが取れなかったが、貴店では取ることができるのかを尋ねてみてください。自信を持って大丈夫だと答えられる業者なら呼ぶ価値があると思います。当店でもそのような依頼はよくありますが、エアコンの臭いは解決しています。
クロスフローファンの洗浄例
(訪問日:2019年11月21日)
本日は、杉並区和泉でエアコンクリーニングをしてきました。可愛い3匹の猫と暮らしている若い女性のお客様です。今月に引っ越しを済ませたばかりですが、エアコンは汚れたままとのこと。空室クリーニングでは、エアコンの内部洗浄までは行っていなかったのでしょうね。マンションには駐車スペースがないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてからお客様宅に訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-289TB-W|2010年製
エアコンを確認すると、前面パネルの付け根が欠損していました。2010年製なので、プラスチックが劣化のため硬化しているのでしょう。また外観もかなり汚れています。このマンションの空室清掃では、エアコン掃除はノータッチみたいですね。ある意味潔いです。それでは、当店が代わりに徹底洗浄していきましょう。
初めてのエアコンクリーニング
空室清掃でもエアコンクリーニングをしていないので、このエアコンは9年間ノータッチの筈です。吹き出し口の手前には拭いた形跡がありましたが、黒いクロスフローファンは、所々カビが腐食して白くなっています。作業効率を考えて、ドレンパンを分解することにしました。
▼クロスフローファン|洗浄前

これで、吹き出し口やクロスフローファンの洗浄が楽になりましたね。まずは、背面パネル・ファン裏から吹き出し口周辺にカビ取り剤を噴霧して浸け置き洗浄。その後、エアコン上部・下部の順にメイン洗剤を重ね噴きしていきます。クロスフローファンの洗浄は、手でゆっくりとファンを回しながらメイン洗剤を噴霧。洗剤成分を、ファンの羽一片一片の隅々までに行き届かせます。
▼厨房用アルカリ洗剤で浸け置き中

今回のメイン洗剤はMAX仕様です。「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しました。しかし汚れが強固なため、メイン洗剤を何度重ね噴きしてもファンからはゴミが湧き出てきます。長年の蓄積汚れは、簡単には除去できませんね。厨房用アルカリ洗剤を噴霧して、繭玉状態にして浸け置き洗浄しておきました。この段階でも、まだ汚れが浮き出てきます。頑固な汚れですね。
▼カビ取り剤で浸け置き中

高圧洗浄機で1セット(エアコン上部・下部)のすすぎをしましたが、この段階でもクロスフローファンからは細かい汚れが落ちてきます。根深い汚れが奥にあるのでしょうね。もう一度カビ取り剤を噴霧し、繭玉状態で浸け置き洗浄することにしました。
▼クロスフローファン|洗浄後

その後は、高圧洗浄機で3セット(エアコン上部・下部)のすすぎ作業。当店のエアコンクリーニングは、エアコン内部の汚れが落ちてこなくなるまで、徹底したすすぎ作業をしているので、すすぎのセット回数や時間などはエアコンの汚れ次第。洗浄力の強い洗剤も使用していても、徹底したすすぎ作業のためエアコン内部に洗剤成分が残ることはありません。ご安心ください。ご覧のように、クロスフローファンはスッキリと殺菌洗浄されました。
▼熱交換器|洗浄前・後

熱交換器もご覧のように、キレイになりましたね。変色していたアルミフィンも、元のアルミ色に復元されています。当店の徹底洗浄で、熱交換器に染み込んでいた生活臭もシャットアウトされました。
▼エアコン|洗浄前・後

カバーやフィルターなどのパーツ類もキレイに洗浄できていますね。エアコン内部の洗浄と同時進行で、女性スタッフが丁寧にお風呂場でパーツ洗浄しています。軸が欠損していた前面パネルですが、付け根の欠けたパーツは見当たりません。修復ができないことをお客様に説明の上、養生テープで補正しておきました。
▼洗浄後の汚水

エアコン9年分の汚れが、このバケツ2杯(20ℓ)の中に収まっています。エアコンはしっかりと洗浄されていますので、元気な猫ちゃんたちも安心してお部屋で遊べますね。
エアコン背面の洗浄
ただ洗浄力の強い洗剤を使用し、ただ高圧の洗浄水を噴射するだけでは、エアコンの徹底洗浄は不可能。エアコン内部を広範囲に、隅々まで、丁寧に洗浄する必要があるのです。当店では、エアコン上部の背面・天面にもたっぷりの洗剤を噴霧し、洗剤や浮いた汚れを落とすために大量の洗浄水(お湯)も噴射。徹底したすすぎをしています。
▼壁面の養生

当店では、エアコンが故障しないように、エアコン内部を徹底養生することが可能です。だからこそ、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄できるのです。ただここで問題があります。エアコンは電化製品のため、本来は結露などの水分には弱いですよね。それを補うために、エアコン内部には結露の逃げ口としての通気口が複数あります。ただ、その通気口を全て塞ぐことはできません。またエアコンの機種・設置不備などによっては、エアコン背面と壁との隙間が空きすぎていることもあります。当店で徹底洗浄を行う際は、エアコンの背面から洗浄水が漏れることがありますので、予めご了承ください。
今回はエアコン下に棚が設置されていたため、画像のように三重にマスカーテープで養生しました。
よくある業者のセールストークで「しっかりと養生するので、壁が汚れることはありません」こんなフレーズをよく耳にします。ちょっとビックリな告白ですよね。これは、エアコンの背面は洗浄しないという業者の宣言です。エアコンの臭いの原因が熱交換器背面にある場合、上記のような業者が何度洗浄をしても解決することはありません。「壁が汚れない作業」=「丁寧なエアコンクリーニング」ではありません。「壁を汚さないで洗浄ができる業者」=「簡易清掃業者」ということなのです。
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法