
☆エアコンクリーニング訪問便り☆
東京都大田区のおそうじ日記
《2019年》
2019年のおそうじ日記(大田区訪問)を下記に纏めました。
大田区大森西|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月20日)
本日は、大田区大森西でエアコンクリーニングをしてきました。訪問先は、戸建ての二世帯住宅です。お家の前の私道に、車を停めることができました。駐車スペースが近くにあるのは有難いです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-281CV-W|2011年製造
エアコンは、ダイニングキッチンに設置されています。エアコンの下には、冷蔵庫とキッチン棚がありますが、事前準備で冷蔵庫は移動してありました。しかし、棚がエアコンカバーに接触しており、現状のままではエアコンの分解ができません。お客様と協力して、棚も移動することにしました。電源コードの関係で、大きく移動はできませんので、作業スペースは極狭です。お部屋が汚れないように、キッチン棚をマスカーテープで養生してから、エアコンクリーニングをはじめました。
▼ドレンパン|洗浄前・後

お客様の話では、2年前にエアコンクリーニングをされたそうです。また、1年前もカバーを外さずに、簡易的なエアコン掃除をしたとのこと。エアコンは、あまり汚れたいないのかもしれませんが、手狭で作業しずらい環境のため、ドレンパンを外して作業することにしました。
▼吹き出し口|洗浄前・後

毎年エアコンクリーニングはされているため、ドレンパン・クロスフローファンは、目視では、そこまで汚れていません。ただキッチン隣接ですので、メイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加して、エアコン内部を洗浄しました。
背面パネル・吹き出し口周辺にカビ取り剤を噴霧し、クロスフローファンには、厨房用アルカリ洗剤を噴霧して、浸け置き洗浄をして、高圧洗浄ですすぎ作業です。
※当店では、エアコンクリーニング時に、大量のお湯を使用して、内部をバシャバシャと丸洗い洗浄します。エアコンの設置状況や機種などによっては、背面の洗浄時に壁面が水で濡れることが多くあります。洗浄後の壁面の汚れや水濡れは、しっかりと拭き取りますのでご安心ください。
▼洗浄後の汚水

上記画像が、今回の汚水です。キッチン隣接のエアコンでしたので、そこそこ汚れていましたね。また、業者によって、エアコンの洗浄方法や・洗剤の選択・洗浄範囲はまちまちです。当店はエアコンを徹底洗浄しますので、洗浄レベルは他業者とは異なります。今回の洗浄方法なら、壁から外して洗浄する完全分解とも遜色ありません。
▼エアコンの乾燥運転

動作確認後、カバーに「エアコン洗浄済」シールを貼付し、乾燥運転で終了です。棚や冷蔵庫は、ご自分で戻すとのことでしたので、ノータッチでした。本日の作業時間は90分。料金は、ご新規様のスタンダードエアコンでしたので10,000円(税込)でした。
室内に残るバケツの汚水
(訪問日:2019年5月26日)
本日は、大田区上池台でエアコンクリーニングをしてきました。お客様宅は、エレベーターのないマンションの3階のため、階段を2〜3往復して、荷物の上げ下げを行いました。エレベーターがなくても追加料金はかかりませんので、ご安心ください。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F25KTPS-W|2009年製造
本日のお客様は、女性の一人暮らしで、アレルギー体質とのことです。エアコンの内部を確認すると、結構汚れていました。当店は、アレルギーのあるお客様に、エコ洗剤のみでの洗浄することは、おすすめしていません。アレルギー対策には、エアコン内部の汚れ・アレルゲンを根こそぎ洗浄することが、もっとも有効だからです。体に優しい洗剤で、汚れを残して帰るような行為は、当店では行なっておりません。
▼吹き出し口|洗浄前

▼吹き出し口|洗浄中

▼吹き出し後|洗浄後

上記の画像をご確認ください。吹き出し口周辺には、カビ取り剤を噴霧し浸け置き洗浄しています。その後、メイン洗剤を噴霧器で噴霧して洗浄します。2番目の写真(洗浄中)は、メイン洗剤噴霧後です。吹き出し口・クロスフローファンの洗浄は、高圧洗浄ですすぎ作業を行う前に、これぐらい汚れを落としておくことが重要です。すすぎ作業はあくまでも、汚れを落とす補助作業であって、汚れを吹き飛ばすものではありません。ご覧のように、フェルト部のカビもスッキリと落とすことができました。
▼メイン洗剤噴霧後の汚水

今回は、時系列で洗浄水と汚水の関係をご説明いたします。当店では、メイン洗剤を1ℓ、洗浄水を20ℓ使用することが基本サービスとなっております。トータルで21ℓ使用していることになるのですが、バケツには21ℓの汚水が残ることはありません。上記の画像は、メイン洗剤噴霧後の汚水です。バケツの汚水量は400ml位だと思います。
▼高圧洗浄すすぎ|1回目

1回目のすすぎ作業で、半分くらいの洗浄水を使用します。機種や汚れ具合などによって異なりますが、今回のバケツに残る汚水量は2ℓ位でした。
▼高圧洗浄すすぎ|2回目

2回目のすすぎ作業では、エアコン上部の熱交換器のアルミフィン・ドレンパンをメインに、吹き出し口の洗浄で飛散してしまった、汚れを落としていきます。この作業を行わないと、臭い戻りの原因となります。
▼高圧洗浄すすぎ|3回目

目視で汚れが落ちてこなくなるまで、エアコン上部・下部と繰り返し洗浄していきます。ここまでの作業でトータル21ℓ位の洗剤・洗浄水を使用していますが、バケツに残った汚水量は、6ℓ位でした。計算の合わない15ℓの洗浄水は、ドレンホースを通って室外に排水されています。このように、繰り返し徹底洗浄を行うことで、エアコンの臭い汚れ・アレルゲンも一層することができます。
※当店は、メイン洗剤に次亜塩素酸ナトリウムを追加して使用しています。
お客様に汚水を確認いただき、エアコンの動作確認後、乾燥運転で終了です。お客様の希望により、エアコンカバーには「エアコン洗浄済」シールを貼付せず、手渡ししました。ここまでの徹底洗浄で、作業時間は約90分。料金は、スタンダードタイプで新規のお客様なので、10,000円(税込)です。コインパーキングで駐車料金を清算後、お客様にレシートをお渡しし、駐車料金と一緒に現金でお支払いいただきました。
東京都大田区大森東|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年6月13日)
本日は、大田区大森東でエアコンクリーニングをしてきました。公営住宅に設置されている2台のエアコンクリーニングです。敷地内には広い駐車スペースがあるので、荷物の移動もスムーズです。車のボンネットに、お部屋番号・「清掃中」・電話番号を提示してから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ナショナルルームエアコン|CS-227TB-W|2007年製
本日は、男性一人スタッフでの訪問です。ホームページ内の予約スケジュールを確認の上、日時の指定をいただきました。なるべく早くエアコンクリーニングを行いたかったようで、男女ペア訪問には拘りはなかったとのことです。
今回のエアコンは、10年以上前のナショナルのエアコンです。予約時に古いエアコンの注意点は説明済みですが、もう一度確認してから作業を行いました。エアコンの下にはベッドなどの荷物があったようですが、事前に移動してあります。ホームページ内のお願い事項などをしっかりと確認していただているのでしょう。お客様の気遣いのお陰で、作業効率があがり助かりました。
▼吹き出し口|洗浄前

お客様のお話しでは、市販のスプレーを使用してエアコン掃除をしたが、臭いがとれなかったとのこと。どうやら吹き出し口にも、スプレーしてしまったようです。これは徹底洗浄が必要ですね。
▼吹き出し口|洗浄中

上記の画像は、1台目のキッチン隣接のエアコンです。カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄後、たっぷりとメイン洗剤を重ね噴きし、その後、厨房用アルカリ洗剤で、クロスフローファンを泡まみれにして浸け置き洗浄しています。この洗浄段階でも、クロスフローファンからは汚れが湧き出てきます。これが、油汚れと市販のスプレーの悪循環の結果。このような頑固な汚れには、「エコ洗剤」のみでは、とても太刀打ちできません。エアコンクリーニングには、ワンパターンではなく適宜、最適な洗剤を選択することが大切なのです。
▼ドレンパン・パーツ|洗浄前・後

一人作業ではありましたが、汚れ具合を考慮の上、1台目のエアコンはドレンパンを分解してから、エアコンの内部洗浄を行いました。パーツ類の洗浄は、お風呂場をお借りして行なっています。ドレンパンは、カビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄しました。ご覧のように、スッキリと洗浄できています。しっかりとパーツ類を洗浄すると、エアコンもワントーン明るくなりますね。
▼洗浄後のキレイなエアコン

熱交換器の洗浄には、メイン洗剤をたっぷりと噴霧器で噴霧します。何度も重ね噴きすることで、洗剤成分を浸透させて汚れを落としていきます。その後、高圧洗浄機で大量のお湯を使用して、すすぎ作業を行います。エアコンクリーニングでの高圧洗浄機の役割は、洗剤成分が作用し、剥がれかけている汚れを濯ぎおとすことにあります。しっかりと固着している汚れを、削ぎ落とすためではありません。削ぎ落とした汚れには、根が残っていますので、エアコン内部はすぐに汚れてしまいます。エアコンクリーニングには、汚れ具合を考慮の上、最善な洗剤を選択することが大切なのです。
▼洗浄後の汚水

上記が今回エアコンクリーニング後の汚水です。2台目の汚水が少なく見えるのは、ドレンパンを分解していないからです。使用している洗浄水量は殆ど同じでしたので、足りない分の汚水は、ドレンホースを通って室外に排水されていることになります。
大田区南馬込|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年6月29日)
本日は、大田区南馬込でエアコンクリーニングをしてきました。mailにてエアコンクリーニングのご予約をいただき、1月に訪問したお友達の紹介とのことでしたので、料金は500円引きとなります。車をアパート前の駐車スペースに停めてから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-A282H|2012年製
本日のエアコンは、6年前の入居時から使用している、アパートに備え付けのエアコンです。お友達との会話の中でエアコンクリーニングの話題になり、丁度エアコンの汚れや臭いが気になるようになっていたので、当店にエアコンクリーニングを依頼されたそうです。
▼吹き出し口|洗浄前

エアコンの設置場所がキッチン隣接のため、吹き出し口には油汚れが多く、ホコリもぎっしりと付着していました。それではエアコン内部を徹底洗浄していきましょう。
まず、背面パネル・ドレンパン・吹き出し口周辺には、カビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄しておきます。その後、メイン洗剤をエアコン上部の背面パネル・熱交換器・ドレンパン、エアコン下部の吹き出し口周辺(ドレンパン裏・クロスフローファン・ファン裏)に何度も重ね噴きしていきます。
※メイン洗剤には、洗浄力・殺菌力アップのために、次亜塩素酸ナトリウムを追加しています。
▼吹き出し口|洗浄中

今回は、クロスフローファンの汚れがハードでしたので、追加で厨房用アルカリ剤を噴霧し、泡だらけにして浸け置き洗浄しました。この洗浄をすることで、クロスフローファンの隙間の奥の奥の頑固な汚れまで、徹底洗浄することが可能となります。当店は、高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばすのではなく、洗剤の持つ洗浄力を活用し、汚れをしっかりと浮かせてから、エアコン内部を洗浄しています。
▼吹き出し口|洗浄後

洗浄剤がしっかりとエアコン内部に浸透し、洗剤成分が作用してきたら、高圧洗浄機ですすぎ作業を行います。当店は洗浄水に60度のお湯を使用し、エアコン内部をバシャバシャと、何度も丸洗い洗浄していきます。汚れが落ちてこなくなるまで徹底洗浄しますので、ご覧のように、クロスフローファンはスッキリとキレイになりました。当店なら、目視できない奥の奥までも、エアコン内部の洗浄が可能です。後日、隙間からゴミが降ってくるようなことはありませんので、ご安心ください。
▼洗浄後の汚水

上記画像は、本日のエアコンクリーニングで室内のバケツに残った汚水です。左の給水用タンクは20ℓ入りですが、バケツ内の汚水は8ℓ位です。残りの12ℓの洗浄水は、エアコン内部の汚れ臭いを乗せて、ドレンホースを通って室外に排水されています。今回の汚水は、お外の排水溝に流させていただきました。
大田区萩中|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年9月8日)
本日は、大田区萩中でエアコンクリーニングをしてきました。本日は女性スタッフがお休みのため、男性スタッフ一人での訪問となります。予約時に、ホームページ内の予定を確認の上、男性スタッフ一人訪問日の指定をいただきました。駐車スペースはあるとのお話しでしたが、前日に駐車場の確保ができないとの連絡をいただきましたので、近くのホームセンターの駐車場に車を停めてからの訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ナショナルルームエアコン|CS-22RFH-W|2006年製
本日のエアコンは、使用期間12年の古いナショナル製エアコンです。メーカー名がパナソニックに変更されてから10年以上経っていますので、ナショナルというだけで古いエアコンということになります。
お客様には、古いエアコンの注意点を説明後、エアコンクリーニングを行いました。このエアコンですが、他業者にて昨年洗浄したが、臭いが取れなかったとのこです。お任せください。当店が、エアコン内部を徹底洗浄させていただきます。
▼背面パネル|洗浄前

上記画像は、エアコン上部の背面パネルと熱交換器の背面です。昨年掃除しているはずですが、どうやらノータッチのようですね。この箇所を洗浄する業者は少ないのですが、この部分の汚れが原因で、エアコン内部に臭いが残ることも多くあります。
当店では、背面パネルの洗浄にはカビ取り剤を使用しています。しっかりと浸け置き洗浄を行うことで、ドレンパン背面の汚れも、間接的に洗浄することが可能となります。
▼背面パネル|洗浄後

しっかりと浸け置き洗浄をしたら、メイン洗剤をたっぷりと何度も重ね噴きします。洗剤成分が浸透・作用してきたら、今度はたっぷりのお湯をして、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄していきます。ご覧のように、普段は目視することのない「背面パネル」や「熱交換器背面」の汚れも、すっきりとキレイに殺菌洗浄できています。
※メイン洗剤にも、殺菌力強化のために「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合しています。
▼ドレンパンの洗浄

ドレンパンの洗浄にも、カビ取り剤を使用しています。このエアコンはドレンパンの分解が容易なタイプなため、ドレンホースは付けた状態で、本体から外して内部洗浄を行いました。これでドレンパン内部もドレンホース内部も殺菌洗浄することが可能となります。
▼吹き出し口|洗浄前

昨年エアコンクリーニングをしていますので、目視できる箇所がそれほど汚れていませんね。当店では、吹き出し口の洗浄にも、カビ取り剤を使用します。エアコン内部のカビ洗浄・除去・殺菌には、カビ取り剤を使用することが最適です。窓を開けて換気はいたしますが、お部屋には塩素臭がしますので、予めご了承くいださい。
▼吹き出し口|洗浄後

その後、たっぷりのメイン洗剤を何度も重ね噴きしてから、高圧洗浄機でたっぷりのお湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと、丸洗い洗浄していきます。当店が徹底洗浄したエアコンは、目視できない部分もしっかりと殺菌洗浄されています。
▼洗浄後の汚水

上記が洗浄後の汚水です。昨年洗浄していますので、室内に残った汚水はあまり汚れていないですね。しかし、当店の徹底洗浄なら、この3〜4倍の洗浄水がドレンホースと通って、臭い菌とともに室外に排水されています。室内に残る汚水は、吹き出し口などの見える箇所の汚れが殆ど。エアコンの臭いの原因は、見えないところにも多くあります。他業者に臭いが取れないエアコンでも、当店ならしっかりと洗浄可能ですので、気軽にご連絡ください。
大田区下丸子|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月10日)
本日は、大田区下丸子でエアコンクリーニングをしてきました。今年8月の男性スタッフ一人対応日にお伺いしたリピーター様です。前回は寝室のエアコンでしたが、リビングに設置されているエアコンのクリーニングを行って欲しいとのこと。マンションに駐車スペースはないため、前回同様に最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|AS40PPE-W|2014年製
今回は、男女ペアの二人訪問。ご依頼のエアコンは、前回の作業終了後に相談を受けていました。その場で汚れの確認はしていましたが、当店ではお客様の自主性を尊重しております。お客様の要望に対してはお応えいたしますが、こちらからエアコンクリーニングを促すような行為はいたしません。お客様の話によると、その後エアコンから埃が飛んでくるようになってしまったそうです。了解いたしました。前回の寝室のエアコン同様に、エアコン内部を徹底洗浄させていただきます。
▼洗浄前のエアコン

こちらがキッチン隣接のリビングに設置されているエアコンです。寝室のエアコンと一緒に、2年前に別業者にてエアコンクリーニングを行っているとのこと。それでは、きっと汚れていることでしょう。寝室に設置されているエアコンも、2年前に洗浄を行っている感じではありませんでしたからね。
▼ドレンパンの洗浄

カバーなどのパーツ類を分解後、ドレンパン内部にカビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄を行いました。このエアコンは、ドレンパンが簡単には分解できるタイプではありませんので、ドレンパンの分解を行うことはありません。しかし、他のエアコンと比較するとドレンパン内のスペースが広いため、作業効率・カビ除去率アップを考慮の上、エアコン本体の養生前に洗浄を行いました。
※エアコン本体を養生後は、背面パネルにもカビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄を行っています。
▼吹き出し口|洗浄前

この吹き出し口から、ホコリが飛んできていたそうです。了解いたしました。徹底洗浄していきましょう。ファン裏・ドレンパン裏・フェルト部には、カビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄を行います。その後、メイン洗剤を同様に噴霧し、クロスフローファンをゆっくりと回しながら、羽の1片1片に届くように、何度も重ね噴きしていきます。
▼吹き出し口|洗浄後

洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯ですすぎ作業を行います。ご覧のようにスッキリとキレイに洗浄できました。これで、ホコリが飛んでくることはありませんね。
▼洗浄後のエアコン

ご覧のように、洗浄後のエアコンはこんなにキレイなりました。エアコン上部の洗浄も、エアコン下部と同様に、しっかりと丁寧に行っています。
カビ取り剤でしっかりと浸け置き洗浄を行ったら、メイン洗剤を「背面パネル」→「熱交換器・背面」→「熱交換器・前面」→「ドレンパン」→エアコン下部の順で、噴霧器を使用して、何度も重ね噴きしていきます。洗剤成分が浸透・作用してきたら、上記の順ですすぎ作業を行います。大量のお湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄していますので、ご覧のようにスッキリとキレイに洗浄することができるのです。
本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」「ゴールドZ(プラス強化版)」をブレンドして、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しました。当店では、上記のように徹底洗浄を行っていますので、エアコン内部に洗剤成分が残ることはありません。ご安心ください。作業後には、すぐエアコンを使用することが可能です。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が今回のリビング設置エアコンの汚水です。これが2年分の汚れでしょうか。そもそもこのエアコンは、5年前に設置されたものですから、それほど古いものでもありません。これは前回の業者の洗浄不足も原因でしょうね。
前回訪問時は、旦那様と奥様、生まれたばかりの赤ちゃんがご対応してくださいましたが、本日は奥様と少し大きくなった赤ちゃんにご対応いただきました。リピーター様ではありますが、リピート期間が短いため、本日の料金はスタンダードタイプなので10,000円(税込)。駐車料金と一緒に、現金でお支払いいただきました。
大田区中央|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月16日)
本日は、大田区中央でエアコンクリーニングをしてきました。予約時には駐車スペースはないと伺っていましたが、住居の前は駐車違反にならない私道です。お客様に確認・了承をいただいてから、ダッシュボードに「お部屋番号」「エアコンクリーニング中」「連絡用の携帯電話番号」を記載したボードを掲示して、お客様宅に訪問することにしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F28TTEP-W|F40TTEP-W|2017年製
本日のエアコンは、ダイキンのスタンダードタイプ2台です。2年前に新築物件に引っ越しされたので、エアコン使用は2年ということです。エアコンの汚れが気になったので市販のスプレーを使用すると、もっと汚れて悪臭がするようになったそうです。2階のエアコンは、ペットがいるため24時間フル稼働とのことでした。それでは1階のエアコンから掃除をしていきましょう。
まずは、当店のスタンスの説明から・・・。当店は、エアコンの徹底洗浄をお客様にお約束しております。洗浄後に万が一臭い戻りがあるような場合は、無償で再作業をさせていただく補償もしております。(不本意ではありますが、9月下旬〜10月初旬にかけてリコールが発生してしまいました。)また、当ブログやホームページ記載の画像などは、よくある宣材用の為に特別に撮り溜めた画像ではなく、日々のエアコンクリーニング作業の結果、標準的なサービス内容を撮り溜めた画像です。当然ではありますが、過度な画像加工などは一切行っておりません。
▼パーツの分解

熱交換器には、アルミフィンの繋ぎ目に画像の様なプラスチックパーツが付いている機種もあります。分解してみると、裏の接着面には真っ黒なカビ汚れが付着していることも。当店では、汚れの程度に関わらず、必ず分解してからエアコン内部の洗浄を行います。
▼リモコン受信基盤の分解

当店は、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄しています。ドレンパンにも大量の洗浄水を噴射しますので、洗浄水がドレンパンからも溢れ落ちます。このような徹底洗浄を行えば、ドレンパン近くにある「リモコン受信基盤」への浸水を、養生のみで防ぐことはできません。当店では必ず分解してから、エアコン内部の洗浄を行います。
▼1階・寝室|洗浄前の吹き出し口

使用頻度の低い寝室のエアコンですが、使用2年でもご覧のように汚れています。これが市販のスプレーによる弊害。吹き出し口にスプレーをしてしまうと、成分がそのまま残ってしまい新たな汚れの温床になってしまいます。
▼1階・寝室|洗浄後の吹き出し口

洗浄後の吹き出口です。ご覧のようにスッキリと洗浄できました。この程度の汚れであれば、経験値の低い業者でも、臭いの軽減できるレベルの洗浄はできるでしょう。きっと。
▼1階・寝室|洗浄後の汚水

新品のエアコンを使用してから、まだ2年なのにこの汚れです。スプレーさえしなければ、ここまで汚れてはいなかったでしょうね。
▼1階・寝室|乾燥運転中

エアコン洗浄後は、カバーに「高圧洗浄済」シールを貼付して、作業は終了です。エアコンから吹く風は、作業前のカビ臭ではなく、スッキリ爽やかな風に変わりました。
それでは、2階のリビングのエアコンを確認しましょう。
▼2階・リビング|洗浄前

キッチン隣接のため、このエアコンには油汚れも付着していますね。寝室のエアコンよりも手強そうです。
▼2階・リビング|洗浄前の熱交換器

エアコンを分解すると、熱交換器も汚れていました。写真を撮ると汚れが飛んでしまい確認できないのが残念です。目視では汚れているのですが・・・これも画像加工をしていない証拠ですね。
▼2階・リビング|洗浄前の吹き出し口

見てください。こんなに汚れているのに、新品のエアコンを2年使用しただけなのです。よくある市販のスプレーは、熱交換器のアルミフィン専用です。汚れが気になる吹き出し口周辺や、クロスフローファンにスプレーするお客様が多いですが大間違いです。逆効果にしかなりませんので、くれぐれも注意書きを確認しておきましょう。
▼2階・リビング|洗浄後の熱交換器

エアコン上部の「背面パネル」「ドレンパン」には、カビ取り剤を使用しています。その後、メイン洗剤を何度も重ね噴きして、洗剤成分をしっかりと浸透させていきます、
※本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。
▼2階・リビング|洗浄後の吹き出し口

吹き出し口周辺の洗浄にも、カビ取り剤を使用します。その後、メイン洗剤を噴霧しますが、今回はファン汚れがキツかったため、クロスフローファンに付着した汚れを高圧洗浄機で軽く落としてから、もう一度たっぷりとメイン洗剤を噴霧しました。目視できないファン奥の一片一片までも、キレイに殺菌洗浄されていますよ。
▼2階・リビング|洗浄後の汚水

このエアコンには、2ℓのメイン洗剤と40ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しました。洗剤成分が浸透・作用して浮き上がった汚れがなくなるまで、エアコン上部・下部と順番に何度もすすぎ作業を行っています。必然的に後半の汚水は、無色透明の洗浄水となります。
当店では汚れ具合によって料金が変更することはありませんし、この日記の内容も特別な日の作業日記ではなく、日常的にある当たり前の作業風景です。どなた様でも、均一のサービス仕上がりになるよう、日々心掛けておりますので、エアコンクリーニングなら当店にお任せください。
エコ洗剤でエアコンクリーニング
(訪問日:2019年11月3日)
本日は、大田区南雪谷でエアコンクリーニングをしてきました。丁度1年前にお伺いしたリピーター様です。mailでのご予約で、エコ洗浄を希望されました。マンションの敷地内には、来客用の駐車スペースがないため、近隣のコインパーキングに車を停めてからお客様宅に訪問です。
エアコンクリーニング(エコ洗浄)|ダイキンルームエアコン|C40HTV-W|2011年製
本日のエアコンは、ダイキンのマルチエアコン2台です。エコ洗剤を希望されましたので、今回は徹底洗浄ではなく「エコ洗浄」。「ホワイトクリーナー」や「カビ取り剤」、「厨房用アルカリ洗剤」などの洗浄力の強い洗剤は封印です。久しぶりのエコ洗剤単体使用のため、ある意味では楽しみですね。
▼ダイキンのマルチエアコン

エアコンの動作確認後は、マルチタイプのエアコンのためブレーカーを落としてから分解作業を始めます。パネルを開けるとフィルターにはホコリがついていました。だだ1年前に洗浄をしていますので、それほど汚れてはいないと感じています。これならエコ洗浄でも大丈夫かも知れませんね。
熱交換器の汚れは?
▼熱交換器|洗浄前

エアコン上部の熱交換器などは、エアコン下部のクロスフローファンと比較すると、汚れにくい傾向にあります。リビング設置のエアコンでしたが、ホコリなどの汚れの付着もそれほどありませんでした。ある程度は、フィルター掃除をされていたのでしょうね。うん。これならエコ洗浄でもOKかな?
エコ洗浄であっても、洗剤がエコなだけで洗浄方法は同じです。メイン基盤下にあるリモコン受光部基盤は、分解してから内部洗浄をしました。しっかりと分解・養生することでエアコン上部をバシャバシャと、高圧の洗浄水(お湯)を噴射することが可能となります。
吹き出し口の汚れは?
▼吹き出し口|洗浄前

吹き出し口は、汚れが確認できますね。キッチン隣接のエアコンのため油脂汚れもあるのでしょう。またリビング設置のエアコンは、使用頻度も高いため汚れやすい傾向にあります。普段であれば迷わず「カビ取り剤」をたっぷりと細部にまで噴霧するところですが、グッと我慢。
吹き出し口の汚れは落ちるのか?
▼吹き出し口|エコ洗剤噴霧後

今回のメイン洗剤は「エコクリーナー」です。天然系の中性洗剤ではなく、洗浄力の強いアルカリ系のエコ洗剤を選択しました。上記の画像は、洗剤噴霧後の吹き出し口です。いつものカビ取り剤なら、この段階で汚れはなくなっていますが、エコ洗浄ではこの程度は汚れが残ってしまいますね。少し時間を置いて、洗剤成分をしっかりと作用させましょう。
▼吹き出し口|すすぎ後

10分位浸け置きをしたら、高圧洗浄機ですすぎ作業をしていきます。しっかりとすすぎ作業はしましたが、若干の汚れは残っていますね。あの程度の汚れでも「エコ洗剤の力+高圧洗浄」だけでは、汚れを落としきることはできませんでした。
▼吹き出し口|洗浄後

クロスフローファンには、目視でみる限り汚れは残っていませんでした。ただ、ファンは黒いですからね。三菱重工ビーバーエアコンのように、青いスケルトンファンならアウトかもしれません。この後は、吹き出し口の落としきれなかった汚れをタオルで拭き取りました。少し微妙な複雑な気分です。
洗浄後の汚水を確認
▼洗浄後の汚水

1年前に当店がしっかりと洗浄をしていますので、汚水はそれほど汚れてはいませんでした。ただ、次亜塩素酸ナトリウムを使用していませんので、普段の汚水と比較すると漂白はされていません。また、汚れていないのではなく、汚れが取れていないのできれいだった可能性もあります。
エコ洗浄後の考察
今回は本当に久しぶりのエコ洗浄です。エコ洗剤単体で洗浄をしたのは3年振り位でしょうか。汚れ落ちや臭い落ちを追求し、使用する洗剤を替えてきた理由が再確認できました。昨年の洗浄は、「エコクリーナー」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加していると記憶しています。汚れが落ちない場面では「リンダ シルバーN プラス」も追加で噴霧しているでしょう。また、背面パネル・ドレンパン・吹き出し口には、カビ取り剤を使用している筈です。その1年後の洗浄だからこそ、エコ洗浄でもなんとかなったような気がしています。
他業者が簡易清掃をした後だったり、初めてのエアコンクリーニングであれば、エコ洗浄では歯が立たない場面も多いことでしょう。
臭い戻り補償はできません
ここで一つお詫びを。当店では、エアコン内部洗浄後に「抗菌消臭剤」をスプレーすることをお約束しています。ただメイン洗剤を「ホワイトクリーナー」や「ゴールドZ」に変更してからは、「抗菌消臭剤」をスプレーすることはありませんでした。それは何故なのか・・・。そうなんです。しっかりと汚れや臭いを落とすことができているので、その必要がないのです。次亜塩素酸ナトリウムも追加配合しているため、殺菌処理もされています。
しかし、今回のエアコンにはたっぷりとスプレーしました。それは自信のない表れ。前述している通り、汚れを落としきることはできませんでした。目視できているところの汚れすら落とせなかったということは、目視できない奥の深い汚れは確実に落ちていないということ。その汚れや臭い菌を抑制させるために、「抗菌消臭剤」をスプレーしたのです。
これでは「徹底洗浄」とは言えませんよね。申し訳ありませんが「エコ洗浄」をご希望のお客様には「臭い戻り補償」はできません。予めご了承ください。
1年後の再訪問
(訪問日:2019年11月10日)
本日は、大田区下丸子でエアコンクリーニングをしてきました。昨年の同月にお伺いしたリピーター様です。マンションにはエレベーターがついていないため、頑張って4階まで荷物を移動してきました。建物に駐車スペースはないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-AJN36D|2014年製
リビングに設置されている日立エアコンは、昨年も当店で徹底洗浄をしています。メイン洗剤こそ「エコクリーナー」でしたが、「リンダ シルバーN プラス」も、追加使用しているのでしょう。お客様のお話では、昨年のエアコンクリーニングでは、エアコンから真っ黒な汚水が沢山でてきたのに驚いてしまい、1年たったのでもう一度エアコンクリーニングをしたい方がいいと考えたそうです。それではエアコンをチェックしてみましょう。
▼一段階分解したエアコン

前面パネル・フィルター・カバー・ルーバーなどを分解したエアコンです。この後、右側にある結露水防護用のプラスチックの白いパーツや、リモコン受光部基盤を分解してからエアコンの内部洗浄をします。昨年当店にてエアコンクリーニングをしていますので、エアコン上部はあまり汚れていないようですね。熱交換器のアルミフィンにホコリがチラチラついているくらいです。ドレンパン内部の汚れも軽度だったため、今回はドレンパンの分解はせずに内部洗浄をすることにしました。
徹底養生したエアコン
▼養生後のエアコン

しっかりとエアコンの分解が完了したら、丁寧にエアコン内部・外側の養生をします。内部の養生は、エアコンクリーニング中にエアコンが故障しないために、外側の養生はエアコンクリーニング中にお部屋が汚れないため。両方とも大切な準備作業ではありますが、エアコンを徹底洗浄するためには内部の養生が一番大切なエアコンクリーニングの肝です。どんなにバシャバシャと洗浄水を高圧で噴射しても、どれだけ広範囲の隅々まで洗浄したとしても、エアコンの心臓部であるメイン基盤などが浸水しないように、ありとあらゆる浸水を想定して徹底的に養生作業をしています。
徹底洗浄を行いましょう
▼吹き出し口|洗浄前

当店でエアコンクリーニングをした1年後ですから、吹き出し口周辺もそれほどは汚れていませんね。しかし、クロスフローファンの羽の裏には汚れが付着していました。キッチン隣接のリビングに設置しているエアコンは、油汚れがつきやすいのでしょう。ただ羽の表側は汚れが確認できません。ご覧のようにファンの汚れは、裏の羽から巻き込むようにだんだんと汚れていきます。
▼洗浄後のエアコン

今回のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合という基本パターンです。ある程度までの汚れであれば、この基本配合でバッチリ。それほど汚れていなかったエアコン上部も、洗浄後はワントーン明るくなったように感じますね。次亜塩素酸ナトリウムの力で、エアコン内部も殺菌洗浄もできていますよ。
▼吹き出し口|洗浄後

クロスフローファンの羽の裏もキレイに洗浄できましたね。ファン裏・ドレンパン裏の吹き出し口には、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄しています。その後、メイン洗剤をたっぷりと吹き出し口周辺に噴霧しました。クロスフローファンにもメイン洗剤をたっぷりと噴霧。ゆっくりと回しながら全ての羽に行き届くように、メイン洗剤を重ね噴きしています。洗剤成分が浸透・作用してきたら、高圧洗浄機でたっぷりのお湯を噴射。浮いた汚れと洗剤成分がエアコン内部に残らないように、しっかりとすすぎ作業していきます。
1年後のエアコンの汚れ
▼洗浄後の汚水

クロスフローファンのホコリ付着は少なかったので、バケツ内の浮遊物はそれほどありません。ただ油汚れはありましたので、ご覧のような色の汚水がバケツに溜まりました。室内のバケツに残る汚水の大半は、エアコン下部の汚れです。エアコン上部の汚れは、この3倍位の洗浄水とともに室外に排水されました。エアコン上部も軽度な汚れでしたので、室外の汚水もそれほど汚れていないでしょう。
お客様も、昨年の汚水と比較してキレイなので安心されたようです。この程度の汚れてあれば、次回のエアコンクリーニングは2年後でも十分。フィルターも汚れてはいませんでしたので、日々のメンテナンスにも気配りされているのでしょうね。
10年前のお掃除機能付きエアコン
(訪問日:2019年12月21日)
本日は、大田区下丸子でエアコンクリーニングをしてきました。多摩川を見下ろせるタワーマンションの一室には、パナソニックのお掃除機能付きエアコンが2台設置されています。来客用の駐車スペースを事前に予約いただいたので、管理室にて受付けを済ませてからお客様宅訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-40RKX2-W/CS-SX229A-W|2009年製
本日のエアコンは、リビングと寝室に2台のお掃除機能付きエアコンが設置されています。使用期間は丁度10年目で、エアコンクリーニングは今回が初めてとのことでした。普段は元気に遊びまわっている猫ちゃんがいるそうなのですが、本日は別部屋にて隔離されているとのこと。了解しました。その間にエアコンを徹底洗浄いたしますね。
10年間おそうじ要らずのエアコン
このエアコンには、フィルターのゴミを溜めるダストボックスはありません。お掃除ロボットがフィルターのゴミを吸い上げて、室外に廃棄するような仕組みとなっています。ただ、汚れ具合によっては機能不全を起こしていることも・・・。今回のエアコンはどうでしょうか? 分解してチェックしてみましょう。
▼リビングのエアコン

お客様は、男性の一人暮らしです。お部屋はキレイに整頓されていて、カーペットなどの埃が立つものはありませんでした。フローリングもキレイに掃除が行き届いています。また、料理をする機会も少ないでしょうから、油汚れの付着はないのでしょうね。熱交換器・吹き出し口周辺も、10年リビングで使用しているエアコンとしては軽度な汚れでした。熱交換器・吹き出し口周辺も、10年リビングで使用しているエアコンとしては軽度な汚れでした。
▼洗浄後のエアコン全景

このエアコンは、パナソニックお掃除機能付きエアコンの中では分解が簡単なタイプでした。しかし、他メーカーの簡単なタイプと比較すれば、お掃除ユニットの分解には時間がかかります。作業時間は平均で150分位。汚れ具合によっては、もう少し時間がかかることもあります。お掃除ユニットがキレイな状態なので、このエアコンは機能不全を起こしてはいませんでした。
▼寝室のエアコン

それでは、寝室のエアコンに移動しましょう。一人暮らしのため、リビングよりも寝室の方がエアコンの使用頻度が高いのでしょうね。リビングのエアコンよりも、布団のある寝室のエアコンの方が汚れは目立っていました。少し臭いも気になるとのことです。
▼吹き出し口|洗浄前・後

ご覧のように、吹き出し口にはカビが付着していますね。ただ10年使用しているという程の雰囲気ではありません。クロスフローファンの汚れもこの程度です。いつものように、カビ取り剤を噴霧・浸け置きして殺菌洗浄しておきました。
▼洗浄後の乾燥運転

しっかりとエアコンを分解・徹底洗浄をしたら、エアコンを元通りに組み立てて動作の確認を行います。しっかりと吹き出し口周辺の水分を拭き取ることができたら、仕上げの乾燥運転。ここまでの作業で約4時間位です。この後の片付け(撤収)作業には、20分位掛かかりました。
▼洗浄後の汚水

こちらが本日のエアコンの汚水。使用している洗浄水(お湯)の量は、2台とも変わりません。汚れ具合・洗浄する方法によって、バケツに残る汚水の量が違ってくるのです。
2台とも10年使用している割には、それほど汚れていませんでした。ただ当店では、汚れが落ちてこなくなるまで、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄しています。吹き出し口周辺に噴射する洗浄水は全てバケツに収まりますので、ファンの汚れが多いほうがバケツの汚水量は多くなりました。逆に熱交換器が汚れていたり、エアコン上部に臭いの原因がある場合は、バケツに残る汚水は少なくなります。
本日のお掃除機能付きエアコンの作業時間は、搬入から撤収まで2台で約4時間位。来客用駐車スペースの移動に時間が掛かってしまい、訪問時間が30分近く遅れてしまいましたが、トータルでは終了予定時刻よりも早く作業を終えられました。ただエアコンの機種・汚れ具合によっては、時間が超過することも良くあります。エアコンクリーニングを予約の際は、時間に余裕を持っていただけると助かります。エアコン内部の徹底洗浄はお約束いたしますので・・・。
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法