☆エアコンクリーニング訪問便り☆
東京都港区のおそうじ日記
《2019年》
2019年のおそうじ日記(港区訪問)を下記に纏めました。
港区赤坂|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年4月23日)
本日は、港区赤坂で水回り3点セット(ユニットバス)とエアコンクリーニングをしてきました。訪問先は、管理会社物件であるホテルの一室、お客様の在宅していない、空室での作業です。
掃除屋目線で空室と在宅の違いを説明しますと、在宅は、訪問時間、道具の移動、作業時間、作業後の原状回復、お客様目線など、本題である清掃内容以外にも注意することが多くあります。逆に空室の場合は、上記の制約は殆どありません。部屋の養生などの負担が少なくなり、作業効率は格段にアップします。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-GV281-W|2011年製造
今回のお客様は、何度目かのリピーター様です。だからという訳ではありませんが、ドレンパンを取り外すパターンで、エアコンクリーニングをしました。このエアコンはドレンパンの取り外しが容易で、且つ汚れ具合によっては外した方が作業時間の短縮が図れます。
▼ドレンパンを含むパーツ類
空室時のエアコンクリーニングのポイントは、新たな入居者が汚したエアコンではないということです。人の臭いの感じ方には個人差がありますが、比較的自分の臭いや自分の部屋の生活臭などには鈍感な方が多いです。
※エコ洗剤での洗浄により、エアコンに多少の臭い残りがあったとしても、クレームになることは殆どありません。
しかし、他人の汚した臭いの場合は話が別です。非喫煙者が感じるタバコ臭・ヤニ臭はもちろんですが、多少の臭いでも敏感に感じる方が多いため、当店では空室時のエアコンクリーニングには、エコ洗剤を使用することは絶対にありません。新たな入居者が不快を感じないように、エアコンクリーニングのメイン洗剤には、洗浄力の強いアルカリ洗剤「ホワイトクリーナー」を使用します。またタバコ臭などが強い場合には、「リンダ シルバーN プラス」を使用し、悪臭を徹底洗浄します。
※空室清掃は別業者で、エアコンクリーニングは当店という管理会社からの依頼も多いです。
▼養生イメージと洗浄後の汚水
空室時のエアコンクリーニングは、お客様の立ち会いもなく、入居者との接点もないため、簡易清掃でパッと済ませてしまう業者も存在しています。(それ以前に簡易清掃しかできない業者も多いのですが・・・。)当店にも「引っ越し後のエアコンが臭い」というお客様からの依頼は多くあります。エアコン内部洗浄のスキルがない業者でも、お掃除屋さんですから、見える所の清掃は得意なんです。中身よりも見た目重視のお掃除屋さんは多いんですよ。
※手前味噌ではありますが、エアコンの汚れや臭いがキツイ場合や、管理会社が当店に依頼したお客様はツイてるな・・・と感じてしまいます。エアコンクリーニングは、業者・担当者によって当たり外れが多いですから。
▼洗浄後のキレイなエアコン
当店では、自信をもって洗浄作業を行った証として、エアコンクリーニング後には、「エアコン洗浄済」シールをカバーに貼付しています。作業日時や当店のURL・電話番号が記載してありますので、万が一のクレームにも対応可能です。この1枚のシールで新た入居者も物件管理者も安心できるはずです。
※因みにですが、クレームになったことは1例もありません。
港区芝浦|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年6月19日)
本日は、港区芝浦でエアコンクリーニングをしてきました。本日のお客様は、お年寄りの一人暮らしです。遠方に住んでいる娘さまが、お母様に代わってエアコンクリーニングを依頼されました。当店のエアコンクリーニングは、女性スタッフ同行ですので、立会いされるご家族を心配して、当店を指定されるお客様が多くいらっしゃいます。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-252CF-W|2012年製
前の現場が早く終わっため、事前連絡をして30分早めにお伺いしましたが、駐車スペースを探すのに手間取ってしまい、訪問時間は当初の予定通りとなってしまいました。
お客様のお話では、エアコンの吹き出し口が汚れていて、悪臭がするようになったため、娘さんに相談されたそうです。お任せください。当店の徹底洗浄で、エアコン内部の汚れ・臭いも一掃させていただきます。
▼吹き出し口|洗浄前
当店では、エアコンの吹き出し口の洗浄には、カビ取り剤を使用しています。たっぷりと噴霧・浸け置き洗浄することで、こすらずに根元からカビを根絶・殺菌することができます。当店なら、手の届かないクロスフローファンの裏側や、ドレンパンの裏側もしっかりと洗浄することが可能となります。
▼吹き出し口|洗浄後
カビ取り剤を使用しているため、 タオルで拭き取り行わないノータッチの状態でも、吹き出し口がスッキリと洗浄できています。エコ洗剤のみで洗浄を行なっていた時は、キツイ汚れが取りきれないために、タオルで拭き取り作業を行なっていました。
▼ドレンパン|洗浄中
ドレンパンを一旦ずらしてから、内部にカビ取り剤をたっぷりと噴霧し、浸け置き洗浄しています。その後、ドレンパンを元に戻してから、背面パネルにカビ取り剤を噴霧、熱交換器にメイン洗剤を噴霧器を使用して、丁寧に何度も重ね噴きしていきます。洗剤の成分がしっかりと浸透・作用してきたら、高圧洗浄機でたっぷりのお湯を使用して、汚れがなくなるまで、すすぎ作業を行います。
▼ドレンパン|洗浄後
ご覧のように、カビ取り剤の洗浄力のみで、スッキリとドレンパンも洗浄できています。撮影用に、もう一度ドレンパンをずらしていますが、この状態での洗浄は行なっていません。ドレンパンはセットされたままのノータッチですが、ここまでの洗浄が可能となります。
▼洗浄後の汚水
当店の徹底洗浄後の汚水です。当店のエアコンクリーニングは、壁掛けの状態で行なっていますが、壁からエアコンを降ろしてて洗浄する、完全分解でのエアコン洗浄と殆ど遜色ありません。ただ、エアコンの設置状況や機種などよっては、壁面に洗浄水が漏れることがありますので、予めご了承ください。エアコンクリーニング後には、しっかりと壁面の拭き取りを行いますので、ご安心ください。
港区白金台|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年9月22日)
本日は、港区白金台でエアコンクリーニングをしてきました。お客様は男性の一人暮らしで、昨年引っ越してきたそうです。マンションには駐車スペースがないと伺っていましたが、確認すると裏の方に車を停められるスペースを発見。お客様に説明してから、車を停めさせていただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-283CX2-W|2013年製
本日のエアコンは、パナソニックのお掃除機能付きエアコンです。このエアコンは、多機能タイプでもあり、当時の最上位機種だと思われます。お掃除機能+多機能ということは、分解難易度はかなり高くなります。
動作確認でエアコンを運転させると、かなりの悪臭が漂ってきました。今日のエアコンクリーニングは、時間がかかりそうですね。
▼パナソニックのお掃除機能付きエアコン
このエアコンは、熱交換器前・フィルター前に基盤があるタイプです。当然ではありますが、このままの状態では内部洗浄を行うことができません。お掃除ユニットを分解するには、基盤を全て取り外さないといけないということになります。またこの機種は、パーツ同士のはめ込みや重ね合わせの位置関係が複雑なため、本当に分解は面倒です。
▼分解後のエアコン
これが分解後のエアコンです。途中経過の画像がないので伝わり難いとは思いますが、ここまでに約30分位の時間を費やしています。しかし当店の洗浄方法では、ここまでエアコンを分解しないと、徹底洗浄行うことができません。
下記は分解したドレンパンです。外す予定はなかったのですが、パーツ類を分解する際の位置関係により、外さざるを得なくなりましたので、作業効率を考えて分解することにしました。
▼ドレンパン|洗浄前
普段見る機会のない、ドレンパンの内部ですよね。そこそこ汚れてはいました。ただドレンパンの汚れが臭いに繋がることは、それほど多くはありません。当店の洗浄方法であれば、ドレンパンを分解しないでエアコンクリーニングを行なっても、エアコンが臭わなくなる程度の洗浄は十分可能です。
▼ドレンパン|洗浄後
外したパーツやドレンパンは、女性スタッフがお風呂場を借りて、丁寧に洗浄を行なっています。ご覧のようにピッカピカになりました。
▼吹き出し口|洗浄前
如何にも臭ってきそうな吹き出し口ですね。ドレンパンに接触していたアルミフィンの下部には、スライムも付着していました。
▼吹き出し口|洗浄中
吹き出し口の洗浄には、カビ取り剤をしています。目視できないファン裏の奥にも、しっかりと噴霧・浸け置き洗浄を行なっています。
▼吹き出し口|洗浄後
その後、メイン洗剤で吹き出し口の洗浄を行います。クロスフローファンをゆっくりと回しながら、噴霧器を使用して何度も重ね噴きしていきます。洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、高圧洗浄機でたっぷりのお湯を使用して、すすぎ作業を行います。キレイになったエアコンに、洗剤成分が残ることはありませんので、ご安心ください。ご覧のように、スッキリとキレイに洗浄できました。メイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合していますので、しっかりと殺菌処理もできています。
▼洗浄後のキレイなエアコン
当店の徹底洗浄は、大量の洗剤・お湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄することです。しっかりと分解・養生することで、エアコン内部の徹底洗浄をすることが可能となります。数時間前とは見違えるように、エアコン内部はキレイになりました。
▼洗浄後の汚水
上記の画像が、今回のエアコン内部の汚れです。ドレンパンは外していますので、ドレンホースに直接噴射した洗剤・洗浄水以外の全ての汚れが、このバケツ内に汚水として収まっています。
本日の作業時間は約3時間、30分の超過となりました。時間がかかってお客様にはご迷惑をお掛けしてしまいますが、機種や汚れ具合によっては、作業時間は異なります。当店は、業者都合による時間の短縮行為は行なっていません。時間に余裕をもったご予約をお願いいたします。
港区赤坂|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月9日)
本日は、港区赤坂でエアコンクリーニングをしてきました。訪問先は女性専用のサロンで、昨年もエアコンクリーニングでお伺いしたリピーター様です。今回はリピーター割が適用されますので、スタンダードタイプのエアコンクリーニング料金は8,000円(税込)。お得ですね。建物には駐車スペースがないため、コインパーキングに車を停めてらか、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-GV4016S-W|2016年製
当店のスタンスとしては、毎年エアコンクリーニングで呼ばれることは単純に嬉しいとは思えません。しっかりとした業者が、しっかりとエアコン内部を洗浄していれば、〜2年位はそれほど汚れてはいないと経験上感じているからです。エアコンクリーニングの翌年に連絡がくると、「エアコン内部の洗浄不足があったのかも?」と不安を感じてしまいます。
ただ、エアコンの設置状況や使用状況・稼働率などの環境によっては、数ヶ月でもエアコンが汚れてしまうことも・・・。エアコンのメンテナンスをすることで、エアコンクリーニングの期間を伸ばすことはできますので、日々のお手入れにも気配りしましょう。
▼分解したカバーなどのパーツ類
フィルターを確認すると、ホコリが付いていました。メーカー推奨では、フィルター掃除のタイミングは1週間と言われています。使用期間は最低でも月2回の清掃を心掛けましょう。昨年もエアコンクリーニングを行っていますので、カバーの裏側はキレイなままですね。
▼ドレンパンの洗浄
エアコン上部の熱交換器にもホコリは付着していました。自分で出来る最大のメンテナンスはフィルター掃除ですので、注意しましょうね。昨年は行っていませんが、今回はドレンパンを簡易分解してから内部洗浄を行いました。
▼吹き出し口|洗浄前
当店でエアコンを徹底洗浄した1年後なのに、クロスフローファンには落ちにくそうな汚れが付着していました。お店では、日々香りの高いアロマを焚いています。このアロマには油成分があるため、エアコンの環境だけを考えると大敵。アロマの油成分は、エアコンが全て吸い込んでしまいます。またマットやタオルなどもあり、施術の際にはホコリも舞うのでしょうね。しかも窓は1箇所しかなく、玄関と一緒に開けないと空気の入れ替えもできません。これでは1年で汚れてしまっても仕方がないのかも知れませんね。
▼吹き出し口|洗浄後
吹き出し口の洗浄にはカビ取り剤を噴霧します。エアコン上部の「背面パネル」にもカビ取り剤を噴霧したら、メイン洗剤を「エアコン上部」→「エアコン下部」の順に、噴霧器を使用して何度も重ね噴きしていきます。洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、今度は高圧洗浄機を使用して、たっぷりのお湯でエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄していきます。
※本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。
▼洗浄後の汚水
昨年の汚れと比較をすれば、それほど汚れていないと言えますが、ご覧の様な汚水が室内のバケツに残りました。やっぱり1年の割には汚れていますよね。本当にエアコンの日々のお手入れは大切です。気をつけましょう。
翌日「内部クリーニングが効かなくなっている」と、お客様より連絡がありました。リモコンに不備がないかなどの確認をしていただきましたが、問題はないとのことでしたので後日訪問することに・・・。私の説明不足もありましたが、結果はお客様の認識不足でした。全てのエアコンの機能を把握しているわけではありませんが、通常の内部クリーンは冷房・除湿運転後に、エアコン内部を乾燥させるために作動する機能です。お使いのエアコンによって作動する時間は異なりますので、お手元の取扱説明書をご確認してくださいね。
港区東麻布|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月19日)
本日は、港区東麻布でエアコンクリーニングをしてきました。台風19号の12日が訪問予定日でしたが、風雨のために安全を考慮して日程を変更していただき、代替日の訪問となります。マンションには来客用の駐車スペースがないため、最寄りのコインパーキングに車を止めてから、お伺いしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-285CFR-W|2015年製
mailでのご予約で、駐車料金の質問がありました。よくある質問ですが、私どもではお客様宅の駐車場事情は判りかねます。一応目安としてタイムスのホームページをお知らせし、ご了承をいただいてからエアコンクリーニングの予約確定となりました。
しかし駐車場を探していると、この辺りの駐車料金設定はかなり高めです。打ち止めでも4,000円という駐車場もありました。空いている駐車場の中で最安値だった15分400円、打ち止め料金2,500円のコインパーキングに車を停め、駐車料金は到着時にお客様に報告です。
▼エアコンクリーニング風景|洗浄後の乾燥中
せっかく高い駐車料金がかかるのですから、エアコン内部を徹底洗浄していきましょう。お客様の話によると、mailで連絡をいただいた数日前からエアコンの臭いが気になるようになったとのことです。
エアコンを運転させて動作確認をすると、悪臭が漂ってきました。9〜10月頃は、湿度・温度ともカビの増殖には最適な季節となっています。エアコンのお手入れにも気をつけましょうね。
▼1台目|洗浄後の吹き出し口
いつものように、背面パネル・ドレンパン・吹き出し口周辺は、カビ取り剤で浸け置き洗浄を行っています。洗浄後の吹き出し口はご覧の通りスッキリ。クロスフローファンもピッカピカです。しかし、ここで注意点があります。業者によっては、目視できる吹き出し口ばかりを洗浄するために、エアコン洗浄後に別の臭いがしてくることもあります。これがよくある臭い戻り現象の一つ。
▼1台目|洗浄後の汚水
その原因は、エアコン上部の洗浄不足。吹き出し口周辺のカビ臭が取れることで、熱交換器に染み込んでいた生活臭などの蓄積臭が、ダイレクトにエアコンから出てくるようになったからです。しかし当店なら大丈夫。エアコン上部である「背面パネル」「熱交換器・背面」「熱交換器・前面」「ドレンパン」も徹底洗浄を行います。熱交換器に染み込んでしまった蓄積した生活臭だって大丈夫。適切な洗剤を使用して、大量のお湯でバシャバシャと丸洗い洗浄を行いますので、他業者で取れなかった臭いでも、しっかりと解決することが可能です。
▼2台目|洗浄後の吹き出し口
スキルの低い業者は、吹き出し口周辺の洗浄に意味もなくこだわっていることが多いです。ファンの洗浄をする際も、高圧であることが大切だと堅く信じ、洗剤噴霧にも高圧洗浄機を使用することもあります。その結果、ファンが力強くクルクルと回ることで、クロスフローファンに付着しているゴミや洗剤は、熱交換器の裏面やドレンパン裏に再付着しています。しかもその事実に、業者は気づいてもいません。通常では付着することのないゴミや洗剤は、やがて悪臭を放ちはじめることになります。これもよくある臭い戻り現象の一つ。
▼2台目|洗浄後の汚水
しかし当店なら大丈夫です。そもそもファン任せでクルクル回すなんてことは行いません。しっかりと手で固定させながら、ゆっくり丁寧に全体を洗浄していきます。また、洗浄剤の力でしっかりと汚れを浮かしてから、汚れを落としていきますので、無駄にエアコン内部にゴミを撒き散らすこともありません。しかも、エアコン上部もバシャバシャと徹底洗浄を行っていますので、エアコン内部に再付着してしまった汚れも、最後の一片までも徹底したすすぎ作業で落としていきます。当店に依頼いただければ、業者都合によるエアコンの臭い戻りは起こりませんので、ご安心ください。手違いにより万が一臭い戻りがある場合でも、1週間以内にご連絡いただければ、無償で再作業をさせていただきます。その際は当然ではありますが、駐車料金もかかりませんのでご安心ください。
東芝スタンダードエアコンの洗浄
(訪問日:2019年12月6日)
本日は、港区南麻布でエアコンクリーニングをしてきました。本来は1日の訪問予定だったのですが、移動中に車の接触事故を・・・急遽日付の変更をしていただいたため、本日の訪問です。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。マンション下の駐車スペースに車を停めてから、お客様宅に伺いました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-2214D(W)|2014年製
本日はトイレクリーニングも一緒に依頼を受けています。まずはエアコンクリーニングから行いましょう。お客様宅のリビング・寝室には、東芝のスタンダードエアコンが設置されていました。このメーカーのエアコンには、他のメーカーにはない「ある特徴」があります。
お客様に確認すると、エアコンクリーニングは初めてとのことでした。それでは、エアコンの分解を始めましょう。
東芝ルームエアコンの特徴
左の画像はエアコン下部で、右側はエアコン上部です。エアコンカバーを分解すると、東芝のエアコンには何故だか? 必ずこのようなテープがついたままとなっています。エアコン製造過程の保護用テープだとは思うのですが、製品となった出荷後の状態でもテープは剥がされていることありません。テープが着いたままで、エアコンが組み立てられているのです。年月が経てば、テープ端や隙間の中にはゴミが付着していることも・・・。
「こんなテープなんて剥がさないよ」という業者も多いかとは思いますが、当店では必ず剥がしてからエアコンクリーニングしています。
▼出荷時の青いテープ
何故テープを剥がすのか? 確かに面倒な作業ではあるのですが、当店ではメイン洗剤を、エアコン内部の広範囲・隅々に噴霧していきます。そして洗剤成分と浮いた汚れをすすぐために、大量のお湯を使用してエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄しています。
洗剤や洗浄水は、テープの隙間からも浸水してしまいますので、テープの隙間には汚水が溜まってしまうのです。テープの隙間に溜まってしまっ汚水は、そのままではキレイに拭き取ることはできません。放っておけば、そのテープ自体が汚れの原因となります。洗剤成分が作用して、テープは剥がれかけてしまうこともあります。そんな状態のテープの粘着部は、キレイに除去することはできません。エアコンを徹底洗浄するために、このテープは必ずを剥がしてから作業をするように心掛けています。
▼熱交換器|洗浄前・後
このエアコンは、リモコン受信基盤がドレンパン前にあるタイプ。エアコンの右側には、結露水防御用のプラスチックパーツもついています。当然ではありますが、当店では分解してから作業をしています。ご覧のように洗浄後の熱交換器は、スッキリとキレイになりましたね。アルミフィンの目詰まりも改善されています。
▼吹き出し口|洗浄前・後
吹き出し口周辺の洗浄には、カビ取り剤も使用しています。手の届かないファン裏やドレンパン裏にまで噴霧・浸け置き洗浄をしていますので、目視できない細部までも殺菌洗浄されていますよ。クロスフローファンも、ゆっくりと回しながら丁寧に洗浄しっていますので、ご覧のようにスッキリ洗浄できています。
▼エアコン外観|洗浄前・後
エアコンのカバーやフィルターなどのパーツ類は、エアコン内部の洗浄と同時進行で行っています。女性スタッフがお風呂場をお借りして丁寧に洗浄していすので、ご覧の通りこんなにキレイになりました。
当店では、二人体制でエアコンクリーニングを行っています。スタンダードタイプのエアコンクリーニングの作業時間は約90分。分担作業できるからこそ、各々の洗浄が丁寧にできるのです。
▼洗浄後の背面パネル・熱交換器背面
当店では、背面パネルや熱交換器背面も洗浄しています。背面パネルには、カビ取り剤を噴霧してじっくりと殺菌洗浄。そのまま下のドレンパン背面まで、カビ取り剤を浸透させていきます。その後メイン洗剤を「背面パネル」「熱交換器背面」にたっぷりと噴霧してから、大量の洗浄水で徹底洗浄すると、ご覧のようなエアコンの裏側もキレイに洗浄できるのです。
▼洗浄後の汚水
上記の画像が今回の汚水。バケツの中には4ℓ位の汚水しか残ってはいませんが、各々20ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しています。この東芝のエアコンは、エアコン上部の洗浄水があまり落ちてこないタイプでした。この4倍位の洗浄水は、エアコン上部の洗剤成分と浮いた汚れとともに、室外に排水されています。たっぷりの洗浄剤と大量の洗浄水が、ドレンパン・ドレンホース内の汚れも一緒に洗い流してくれるのです。
この後にトイレクリーニングを行って、本日のクリーニング作業は終了いたしました。
エアコンの汚れやすい環境
(訪問日:2019年12月12日)
本日は、港区高輪でエアコンクリーニングをしてきました。ペットのワンちゃんをホテルに預けるので、午後7時までには作業を終えて欲しいのと要望があります。午後1時からの訪問ですが、エアコン3台の他にレンジフードクリーニングも依頼いただきました。管理人さんにお声掛けをして、マンションの来客用駐車スペース車を停めてから訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F56MTEP-W/F22MTES-W|2011年製
本日のエアコンは、ダイキンのスタンダードエアコン3台です。レンジフードの分解と同時進行で作業していきましょう。まずは、キッチン隣接のリビングに設置してあるエアコンから洗浄を行います。
使用頻度の高いエアコン
ワンちゃんと同居しているため、リビングのエアコンは使用頻度が高いと思われます。また、レンジフードのシロッコファンも汚れていたので、しっかりと料理もされているのでしょうね。キッチン隣接のエアコンは、油汚れが付着するため汚れやすい傾向にあります。
フローリングの床には、滑り止め用のカーペットも敷いてありました。布製のソファーも置いてあります。部屋はキレイに掃除されていますが、元気なワンちゃんが動き回るため、ホコリも舞いやすいのでしょうね。
▼リビングのエアコン
「使用頻度が高い」「キッチン隣接」「ペットがいる」「カーペットがある」と、エアコンの汚れやすい条件が揃っていますので、前面パネルを開けたらご覧のような状態になっていました。フィルターの掃除はされているそうですが、吹き出し口のルーバーなどは見事に汚れていますね。カバーなども油でベトベトしていました。
▼カビ取り剤で浸け置き洗浄
カバーなどのパーツ・ストリーマユニットを分解したら、エアコン内部・外側を養生してから内部洗浄をします。背面パネル・ドレンパン・吹き出し口には、ご覧のように「カビ取り剤」を噴霧して浸け置き洗浄をしておきました。
▼厨房用アルカリ剤で浸け置き洗浄
吹き出し口周辺はかなり汚れていたため、メイン洗剤を噴霧・すすぎ作業をした後に、もう一度「厨房用アルカリ剤」で浸け置き洗浄もしています。クロスフローファンも繭玉のような状態で浸け置き。フェルト部もご覧のように浸け置きして、徹底洗浄を行いました。
▼吹き出し口|洗浄前・後
こんな酷い汚れ方をした吹き出し口も、こんなにキレイに洗浄できました。「カビ取り剤」→「メイン洗剤」→「洗浄水(お湯)」→「厨房用アルカリ剤」→「洗浄水(お湯)」と、繰り返し重ね噴きすることで、目視できない「ファン裏」「ドレンパン裏」「ファンの羽裏」「ファンの軸」までも、しっかりと洗浄することが可能です。当店なら、フェルト部のカビや油汚れだってキレイに洗浄可能。見えるところの汚れだって残しません。
※本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合したMAX仕様です。
▼洗浄後のエアコン全景
熱交換器のアルミフィンだってこんなにキレイに! 油汚れに強いメイン洗剤を使用していますので、フィン奥の目詰まりだってすっかり解消されています。メイン洗剤をたっぷりと時間をかけて、エアコン内部の隅々までに噴霧していますので、熱交換器に溜まりがちな油脂臭やペット臭だってシャットアウト。
▼洗浄後の汚水
洗剤成分が浸透・作用してきたら、大量のお湯でバシャバシャと丸洗い洗浄をします。このエアコンには、60ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しました。当店では汚れが落ちてこなくなるまで、何度でも洗浄作業を繰り返し行います。洗浄タンクの容量は20ℓですが、随時女性スタッフが補充しながら作業をしているので、一度に大量の洗浄水を使用することが可能なのです。ご覧のバケツの汚水は、20ℓ強位ですかね。この3倍位の洗浄水が、エアコン上部の汚れと共に室外にも排水されています。当店はここまでの徹底したすすぎ作業をできるので、洗浄力の強い洗剤も使用可能なのです。
▼洗浄後の乾燥運転
しっかりと内部洗浄が完了したら、動作確認・乾燥作業をしてから、乾燥運転でエアコンクリーニングは終了となります。洗浄前とは一変した、生まれ変わった様相のエアコンからは、爽やかな風が吹くようになりました。
▼洗浄後の汚水|2台目・3台目
上記の画像は、他2台の汚水です。こちらの汚れは、試用期間並というところでしょうか。これでも20ℓの洗浄水(お湯)を使用しています。これでエアコン3台とも、キレイな状態になりました。春には新しい家族ができるとのことでしたので、これで赤ちゃんも安心ですね。
キッチン隣接エアコンの注意点
キッチン隣接のエアコンは、油汚れを吸い込みがちです。「えっ、料理をするときはレンジフードを回していますよ」なんて声をよく聞きますが、果たしてしっかりと回しているのでしょうか。レンジフードの音がうるさいので「弱」で回してはいませんか?
エアコンの構造は単純で、吸い込んだお部屋の空気をそのまま吐き出しています。エアコンが吐き出す力は、そのまま吸い込む力。レンジフードの「弱」よりも、強力に部屋の空気を吸い込んでしまうのです。料理中にエアコンを使用していると、その蒸気(油)は近くにあるエアコンが吸い込んでしまいますよ。料理中のレンジフードは、必ず「強」で回しましょうね。
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法