☆エアコンクリーニング訪問便り☆
東京都江戸川区のおそうじ日記
《2019年》
2019年のおそうじ日記(江戸川区訪問)を下記に纏めました。
江戸川区西葛西|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年4月27日)
本日は、江戸川区西葛西でエアコンクリーニングをしてきました。ご予約は旦那さまから、訪問時の対応は奥さまにしていただきました。
当店の訪問スタイルは、女性スタッフ同行の2人体制となっております。エアコンクリーニング時に不在の旦那さまが、業者と対応される奥様を心配し、女性スタッフ同行の業者である当店に依頼する、ということはよくあります。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F36TTES-W|2016年製造
予約時の事前確認では、駐車スペースがないとのことでした。エアコンクリーニング訪問時、近隣の有料駐車場を探していると、マンションの横は駐停車禁止マークのない私道です。連休初日で交通量も少なく、他の車の迷惑にもならないと判断し、有料駐車場は使用せずに、路上駐車をすることにしました。
※駐車スペースがない場合は、最寄りのコインパーキングを利用いたしますので、駐車料金はお客様負担でお願いしております。
▼ダイキンルームエアコン・分解後
今回のエアコンは、使用期間は1年ですが、カビ・臭いが気になるとのことです。設置場所はリビングで、外出中でしたがペット(犬)と同居中のようです。
お部屋にペットがいると、どうしてもエアコン内部は汚れがちです。また設置場所はリビングです。エアコンクリーニングのメインの洗剤には、洗浄力の強いアルカリ洗剤(ホワイトクリーナー)に、次亜塩素酸ナトリウムを少量追加して行うことにしました。
※次亜塩素酸ナトリウムは、殺菌力が強いため、ペットなどがいる場合のエアコン洗浄には最適です。
また、エアコンの臭い・汚れが気になったため、市販のスプレーを使用済みとのこと。よく使い方を間違えている方がいますが、市販のエアコン洗浄スプレーは、熱交換器(アルミフィン)専用です。吹き出し口周辺・クロスフローファンにスプレーすると、溶剤が付着して状況は悪化しますので、ご注意を。
※今回のエアコンは、スプレーの使用箇所に問題はありませんでした。
▼エアコン洗浄後の汚水
上記の画像は、使用期間1年のエアコンの汚れです。エアコンクリーニングには、洗剤1.5ℓ、お湯20ℓを使用して内部を徹底洗浄しました。エアコンの使用は1年ですので、それはどキツイ汚れではありませんが、室内のバケツの汚水にはゴミやホコリが浮いています。また大量の汚水は、室外にもドレンホースを通って同量程度排水されます。
今回のエアコンの汚れ状況は、吹き出し口周辺の汚れは軽度、臭いさえなければ簡易清掃でも洗浄可能な感じでしたので、エアコン上部を集中的に洗浄しました。動物臭や皮脂・生活臭などは、アルミフィンにつくことが多く、逆にカビ臭などは吹き出し口周辺につくことが多いです。バケツ(12ℓ)の汚水量は半分位ですので、室外には12ℓ以上の汚水が排水されていることになります。
新品の抗菌仕様のエアコンでも、使用頻度や環境によっては、1シーズンでもエアコン内部はしっかり汚れます。エアコンクリーニング後に抗菌コートの施工を希望する方が多いですが、カビ対策にはエアコンのお手入れ方法が大切です。定期的なフィルター清掃やお部屋のお掃除を心掛けましょう。
※当店では、カビ抑制のための抗菌コートは、不必要だと考えております。
エアコンクリーニング終了後、料金の支払いの際に、奥さまから他の部屋のエアコンの相談を受けました。エアコンクリーニングを2台お願いした際の、割引価格が知りたいとのことです。今回は初めてのご依頼で、スタンダードタイプのエアコンなので10,000円、私道に路上駐車できたため駐車料金は0円です。複数台の場合は、2台目以降は500円値引きなので、合計19,500円。今回のように路上駐車ができなかった場合は、別途駐車料金がかかることを説明しました。
またリピーター割のご質問もありました。当店では、ハウスクリーニングを依頼されたことのあるお客様を対象に、とってもお得なキャンペーンを行っております。ご予約をされる1年以上前に、当店にてハウスクリーニングサービスの提供を受けたお客様が、リピーター割りの対象となります。
▼洗浄後のキレイなエアコン
エアコンクリーニング後は、当店で責任を持ってしっかりと洗浄した証として「エアコン洗浄済」シールをカバーに貼付させていただきます。またエアコンの動作確認後、内部乾燥のために送風や暖房運転を1時間をほどお願いしております。予めご了承ください。
江戸川区東葛西|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月18日)
本日は、江戸川区東葛西でエアコンクリーニングをしてきました。予約時に、駐車スペースは、マンション前の道路は駐車可能とのお話でした。当日確認すると、駐車禁止の公道のだったため、お客様に電話確認の上、最寄りのコインパーキングを利用しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F36JTNS-W/F25JTNS-W|2009年製造
当店は、エアコンクリーニングでお客様宅に訪問の際、台車に道具を乗せて移動しております。エアコンクリーニング作業中は、室外に荷物を置かせていただきますので、予めご了承ください。
※通行の妨げにならないよう、極力配慮いたしますが、通路への荷物置き不可の場合は、事前にお教えください。
▼通路に並んで置かれる道具類
今回は、ダイキンのスタンダードエアコン2台です。ダイキンのエアコンの場合、ドレンパンを分解して作業することはありません。
ドレンパン内の洗浄力・殺菌力アップのため、ホワイトクリーナーに次亜塩素酸ナトリウムを追加し、メイン洗剤を配合しています。
熱交換器裏の背面パネル・ドレンパン・吹き出し口周辺に、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄後、メイン洗剤を、エアコン上部(背面パネル→アルミフィン裏→アルミフィン表→ドレンパン)、エアコン下部(ドレンパン裏→ファン裏→クロスフローファン)の順で、メイン洗剤を広範囲に噴霧・重ね噴きしていきます。
▼吹き出し口|洗浄前
▼吹き出し口|洗浄後
メイン洗剤が、しっかりと浸透し作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して高圧洗浄機ですすぎを行います。エアコン上部→エアコン下部と、すすぎ作業も何度も重ね噴きすることで、エアコン内部を徹底洗浄していきます。
▼エアコン洗浄後の汚水
上記の画像が、1台目の室内に残る汚水です。汚水の量は、室内よりも室外に排水される方が多いこともあります。
次はリビングのエアコンです。こちらのエアコンの方が汚れが目立っていました。このエアコンですが、水漏れ防止用のフェルトが吹き出し口についています。このフェルトは高確率でカビています。
▼吹き出し口|洗浄前
カビ取り剤でしっかりと浸け置き洗浄したため、すっきりとカビ汚れも除去できました。この汚れは、エコ洗剤のみでは落とせません。また当店がメインで使用している「ホワイトクリーナー」でも単体では落とせません。カビの除去には次亜塩素酸ナトリウムを使用するのが最適です。
▼吹き出し口|洗浄後
上記の画像は、高圧洗浄機でのすすぎ直後です。当店では、乾燥のために水滴の拭き取りは行いますが、汚れを取るための拭き取り作業は行なっておりません。洗剤の力+高圧洗浄のみで汚れの除去を行なっております。洗浄後の拭き取り作業で、タオルが黒くなることはありありませんので、ご安心ください。
▼エアコン洗浄後の汚水
リビングのエアコンの方が、やはり汚れていたようです。作業時間は、2台で約2時間。料金は、スタンダードタイプで新規のお客様なので、19,500円(税込)でした。コインパーキングで駐車料金を清算後、お客様にレシートをお渡しし、駐車料金と一緒に現金でお支払いいただきました。
江戸川区春江町|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月29日)
本日は、江戸川区春江町でエアコンクリーニングをしてきました。法人のお客様で、毎年エアコンクリーニングをされているようです。駐車スペースは、前の私道のため移動も楽でした。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-J259-W|2009年製造
前の現場で時間がおしてしまったため、少し遅れると電話でご連絡をして、15分遅れての訪問となりました。本日の現場は、事務所のため浴室などの洗い場がありません。エアコンのカバーなどは、女性スタッフが通路で洗浄することになりました。お湯がでないため、エアコンの洗浄は水での作業となりますす。お客様にお伺いすると、毎年エアコンクリーニングを行なっているとのこと。今まではダスキンだったと、どこは誇らしげにお話しされていました。
▼ドレンパン |洗浄前
それでは、ダスキンさんの実力を拝見しましょうと、分解作業にも腕がなります。上記画像は、昨年内部洗浄を行なったはずのエアコンのドレンパンです。熱交換器のアルミフィンもいい色をしています。通常のエアコンクリーニングでは分解しない、ドレンパンは仕方がないとしても、このアルミフィンの汚れはどうでしょうか?。これは1年後の許容範囲なのでしょうか?
※吹き出し口には、カビ取り剤を噴霧済みです。
▼ドレンパン |洗浄中
洗い場がないため、今回はドレンパンの取り外しは行わず、ずらしての作業です。たっぷりのカビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄を行いました。
▼ドレンパン |洗浄後
上記の画像は、洗浄後のドレンパンです。しっかりと浸け置き洗浄したので、すっきりと汚れを落とすことができました。アルミフィンの汚れもすっきりです。当店は、エアコンのメイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムを追加しています。ドレンパンを分解しない洗浄方法でも、ある程度の汚れは落とすことが可能です。当店で徹底洗浄したエアコンのドレンパンが、1年であれほど汚れていることはありませんので、ご安心ください。
▼洗浄後の吹き出し口
吹き出し口周辺・クロスフローファンの汚れもスッキリです。
▼エアコン洗浄後の汚水
上記の画像は、ダスキンがエアコンの内部洗浄を行なった、1年前の汚水です。当店では、汚れが落ちなくなるまで、高圧洗浄機ですすぎ作業します。2杯目のバケツの色が薄いのは、徹底洗浄している証なのです。このエアコンは、アルミフィンの背面がないため、内部洗浄は比較的楽なタイプです。ただ、クロスフローファンの洗浄には注意が必要。エアコンクリーニング1年後の汚水がこんなに汚れているなんて・・・はっきり言ってしまうと、前回のダスキンの作業は洗浄不足ということです。まあ、こんなものでしょう。
道路側面前の排水溝に汚水を流し、エアコンの動作確認・カバーに「エアコン洗浄済」シールを貼付し、乾燥運転で終了です。ここまでの徹底洗浄でも、料金は、新規のお客様でスタンダードなので10,000円(税込)。作業時間は約90分でした。はっきり言ってお得です。
江戸川区東葛西|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年7月22日)
本日は、江戸川区東葛西でエアコンクリーニングをしてきました。クリーニング店舗の二階が自宅となっており、その一室にある日立の古いエアコンの洗浄を依頼されました。何年か前にダスキンでエアコンクリーニングを行なったことがあるそうです。駐車スペースはなかったため、最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-22FNX|2002年製
お客様のお話しによると、エアコンの効きも悪く、臭いもするとのことです。古いエアコンでしたので、故障の際の注意点を説明してから、エアコンクリーニングを行いました。それでは分解していきましょう。
古いタイプのエアコンに多いのですが、基盤がむき出しになっています。また基盤下部に端子盤などの電源ユニットがついてます。このままの状態ではリスクが高く、エアコン上部の徹底洗浄は行えません。エアコンの故障を防ぐために、ドレンパンを分解してから、エアコンの内部洗浄を行うことにしました。これでエアコン上部も、大量の洗剤・お湯を使用して、バシャバシャと丸洗い洗浄が行えます。
▼お掃除ユニット|洗浄前
ドレンパンも汚れていますね。当店ではオプションではなく、基本サービス内でドレンパンの分解を行なっています。現場の状況を判断し、作業効率やリスク回避の為にドレンパンの分解は行なっていますので、お客様の依頼でお受けすることはできません。予めご了承ください。外したドレンパンやカバー類の洗浄は、女性スタッフがお風呂場をお借りして行なっています。
しかし、前回のエアコンクリーニングはどうやって行なったのでしょうか? おそらくエアコン上部の洗浄は行なっていないのでしょうね。一般的な業者のリスク回避の方法は「洗浄をしない」ことですからご注意を。
▼カビ取り剤で浸け置き洗浄
それでは、当店は徹底洗浄を行なっていきましょう。背面パネル・吹き出し口には、カビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄を行なっています。この洗浄をすることで、目視できない部分もしっかりと殺菌洗浄することが可能となります。
▼吹き出し口|洗浄前
洗浄前の吹き出し口周辺です。いかにも臭ってきそうな汚れ方をしてますね。
▼吹き出し口|浸け置き後
カビ取り剤での浸け置き後です。この段階でもしっかりと、殺菌洗浄できています。この後、メイン洗剤を噴霧し、吹き出し口・クロスフローファンも洗浄していきます。
▼クロスフローファン|洗浄中
今回は、高圧洗浄機ですすぎ作業後、もう一度カビ取り剤を使用して、クロスフローファンも浸け置き洗浄を行いました。
▼吹き出し口|洗浄後
カビ取り剤で浸け置き後、再度すすぎ作業をしっかりと行います。吹き出し口はピッカピッカにキレイになっていますね。
▼洗浄後の汚水
熱交換器もしっかりと洗浄しています。メイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムを追加していますので、殺菌洗浄も可能となります。メイン洗剤をたっぷりと何度も重ね噴きして、しっかりエアコン内部に浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄していきます。このようにエアコン上部の徹底洗浄ができるのは、ドレンパンを分解しているからです。他の業者ではまず無理でしょうね。画像は今回のエアコンから出たお汚水です。
▼洗浄後のキレイなエアコン
エアコンのフォルムが20世紀っぽいですよね。こんな古いエアコンでも、当店なら徹底洗浄可能です。一般的な業者なら、吹き出し口の洗浄のみで、エアコン上部の洗浄は行いません。カビ臭などの場合はそれでも取れることもありますが、生活臭や脂臭・ヤニ臭などの場合は、まず取れません。業者の言い訳としては「古いエアコンの蓄積汚れは取れない」こんな感じだと思いますが、当店なら取れますので、ご安心ください。
エアコンからの水漏れ
(訪問日:2019年11月4日)
本日は、江戸川区東葛西でエアコンクリーニングをしてきました。戸建住宅の2階リビングに設置されているお掃除機能付きエアコンが、水漏れを起こしているそうです。お家の駐車場に車を停められましたので、荷物の移動が楽で助かります。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-XS564C2-W|2014年製
本日のエアコンは、パナソニックのお掃除機能付きエアコンです。予約時に水漏れの相談を受け、汚れが起因の水漏れであれば改善可能とお伝えしてあります。しかし、このエアコンは分解難易度もMAX。お掃除ユニットの分解を断念して、そのままエアコンクリーニングをしてしまう業者も多いでしょう。
ご安心くださいね、当店はしっかり分解してから、内部を徹底洗浄していきます。それではエアコンをチェックしてみましょう。
▼お掃除機能付きエアコン|分解前
キッチン隣接のエアコンなので、油汚れが目立っていますね。その油汚れにホコリが付着しているため、フィルターのゴミは取れずについたままです。念の為に確認しておきますが、このエアコンはお掃除機能付きエアコンの筈ですよね。ただこのエアコンには、ゴミを溜め置くためのダストボックスはついていません。このダストボックスがない・・・というのが曲者。遠慮なく言わせていただくと、このエアコンは欠陥品です。購入時こそ、外にホコリを排出していたかも知れませんが、このように油汚れが付着しているエアコンなら、1年もしないで排出不全に陥ります。机上の空論ですね。永遠にゴミを排出するなんてことができるわけありません。油汚れがないとしても、湿気や静電気でホコリは吸着しますので、排出用のホースは詰まってしまいます。10年お掃除要らずなどと謳っていますが、エアコンに最適な環境下でも5年が限界でしょうね。
お掃除ユニットの分解
▼メイン基盤横の端子台
このエアコンですが、お掃除ユニットの分解には手間がかかります。熱交換器をむき出しにするためには、メイン基盤も全て取り外さないといけません。その為には、端子台も分解する必要があるのです。果たしてこのエアコンのお掃除ユニットを分解できる業者は、どれくらいの割合で存在しているのでしょうか? 業者にてエアコンクリーニングをしたことがあると言われても、ユニットを分解した形跡のあるこのタイプのエアコンには、未だ出会ったことがありません。
エアコン内部の汚れを確認
▼お掃除機能付きエアコン|分解後
ご覧のように、熱交換器も配線も剥き出しの状態になりましたね。これで隅々まで洗浄することが可能です。ここまで分解してしまえばドレンパンの分解も容易なのですが、今回はエアコンの水漏れも課題。じっくりとドレンホース内も洗浄したいので、分解はせずに内部洗浄をすることにしました。
熱交換器・ドレンパンにもホコリが詰まっていますね。たっぷりの洗剤が必要でしょう。ドレンパンにはカビ取り剤をたっぷりと噴霧・浸け置き洗浄。その後、次亜塩素酸ナトリウムを直接流し込んでから、もう一度カビ取り剤を噴霧します。このパターンで洗浄をすると、ドレン詰まりの原因であるゴミやスライムなどの汚れも融解できますね。この後は、たっぷりとメイン洗剤をエアコン上部に噴霧。まだメイン洗剤がドレンパンから溢れるようであれば、ドレンホースを吸引して詰まりを解消させますが、今回はその必要はありませんでした。
▼吹き出し口|洗浄前
やはり吹き出し口も汚れていますね。このような油脂汚れの場合は「エコ洗剤」などでは歯が立ちません。今回のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合しました。油汚れが多いため「ゴールドZ(プラス強化版)」という選択肢もあったのですが、水漏れ解消が目的のため、しっかりとドレンパン内部を浸け置き洗浄をする必要があります。長時間の浸け置きはアルミフィンの負担も多いため、アルミ腐食剤入りの「ホワイトクリーナー」をメイン洗剤として使用することにしました。
ファン裏・ドレンパン裏には、カビ取り剤を噴霧してから浸け置き洗浄。クロスフローファンには、メイン洗剤を噴霧後に、厨房用アルカリ洗剤を追加噴霧し、繭玉のような状態で浸け置き洗浄しました。当店は、エアコンの汚れ具合や洗浄方法によって、その場で最適な洗剤を選択し使い分けています。
エアコン内部の汚れは一掃
▼洗浄後のエアコン
たっぷりと時間をかけて洗剤を噴霧し、しっかりと洗剤成分が浸透・作用してきたら、高圧洗浄機を使用して、すすぎ作業です。たっぷりのお湯を使用して、バシャバシャと丸洗い洗浄していますので、洗浄後のエアコンに洗剤成分が残ることはありません。勢いよく噴射される大量の洗浄水が、勢いよくドレンパン・ドレンホースを通って室外にも排水されています。これで完全に水漏れの原因は解消されましたね。
▼吹き出し口|洗浄後
クロスフローファンも、ご覧の通りキレイに洗浄できました。汚れの目立たない黒いファンではありますが、追加噴霧した「厨房用アルカリ洗剤」の洗浄力で、目視できない細部の汚れまでもしっかりと洗浄できている筈です。
▼洗浄後の汚水
室内に残るバケツの汚水は、吹き出し口などのエアコン下部の汚れが大半です。厨房用アルカリ洗剤には界面活性剤が入っているので、表面は泡立っていますね。今回はメイン洗剤を大量に3ℓも使用しました。室外には、エアコン上部の「熱交換器」「ドレンパン」の汚れと一緒に、この5倍位の洗浄水が汚水となって排水されています。
エアコン水漏れの考察
当店の徹底洗浄で、エアコンの水漏れは解消することができました。エアコンの損傷が原因ではなかったので良かったですね。また、当店にエアコンクリーニングを依頼されたこともラッキーでした。当店はしっかり分解してから作業をするため、たっぷりの洗剤や大量の洗浄水を使用することが可能。中途半場な洗浄をすると、ドレンパン内やドレンホース内にゴミが余計に詰まることもあるのです。また、ドレンホースの吸引のみで詰まりを解消させるのは、その場しのぎでしかありません。水漏れが解消したと喜んでいても、ドレンパン内にはゴミが残ったまま。残ったゴミが結露水と一緒に移動しながら、短期間でドレンホース内で詰まってしまいます。根本的な問題を解決しない限り、定期的に水漏れが起きることも。
簡易清掃業者なら
汚れ起因によるエアコン水漏れの場合は、エアコン下部の吹き出し口をどんなに洗浄しても効果はありません。しっかりとドレンパン内・ドレンホース内を洗浄する必要があります。見える部分を専門で洗浄する、簡易清掃業者では絶対に不可能な作業。また、お掃除ユニットの上から洗浄するチャレンジャーもいたりしますが、これでは前述している通り余計にゴミが溜まってしまいます。運良くエアコンが壊れなかったとしても、水漏れの原因を追加しているだけですね。皆さん、業者の選択は慎重に行いましょう。
お掃除機能付きエアコンの作業時間
(訪問日:2019年12月4日)
本日は、江戸川区西葛西でエアコンクリーニングをしてきました。赤ちゃんが生まれたため、エアコンの汚れが気になるようになったそうです。了解いたしました。当店がエアコンの徹底洗浄をしましょう。こちらのマンションですが、以前も別のお客様宅にお伺いしたことがあります。前回の訪問時は駐車スペースがないとのお話でしたが、今回は来客用のスペースを確保していただけました。エアコンクリーニング予約の際は、管理会社などに事前確認していただけると助かります。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-Z63C2W|2014年製
お客様宅のリビングには、富士通ゼネラルのお掃除機能付きエアコンが設置されていました。使用期間は約5年、初めてのエアコンクリーニングです。それではエアコンをチェックしてみましょう。
お掃除ユニットの分解の有無
この富士通ゼネラルエアコンですが、お掃除ユニットの取り外しは比較的簡単です。しかし、お掃除ユニットが汚れていると状況は一変します。お掃除ユニット内には基盤がついているため、バラバラに分解する必要があるのです。さて今回はどうでしょうか?
▼富士通ゼネラルお掃除機能付きエアコン
フロントパネル・ルーバーを開けて、汚れ具合を確認します。エアコン下部のルーバーにはカビが付着していますが、エアコン上部はそれほど汚れていないかも知れませんね。それでは、カバーなどのパーツを分解していきましょう。
▼パーツ類分解後
これでお掃除ユニットが剥き出しになりましたね。どうですか、やはりユニットの汚れは軽度ですよね。この程度の状態なら、お掃除ユニットの分解はしないでも大丈夫な気がします。取り外してからもう一度確認してみましょう。
このエアコンは、お掃除ユニットの中央と下部・左側面にも基盤があります。このまま洗浄をしてしまうチャレンジャーな業者もいるようですが、基盤が洗剤や洗浄水で浸水してしまえばエアコンは確実に故障することに・・・。運良く故障しなかったとしても、お掃除ユニットの裏側には洗剤成分が付着してしまい、その洗剤成分が腐食してカビだらけになってしまいます。この状態で作業を始める業者を見かけたら、しっかりと分解してから洗浄するように注意しましょうね。
▼お掃除ユニット分解後
お掃除ユニット取り外したら、ご覧のように熱交換器は剥き出しに・・・。エアコン内部・外側を徹底養生してから、エアコン内部の徹底洗浄をします。お掃除ユニットは裏側も軽度な汚れでしたので、今回はお風呂場で洗うことなく「洗剤付きタオルで濡れ拭き→湿ったタオルで濡れ拭き→乾拭き→消臭抗菌剤スプレー」で仕上げました。
▼吹き出し口|洗浄前
ここからの作業は、スタンダードエアコンと全く同じです。背面パネル・ドレンパン・吹き出し口・「ドレンパン裏」「ファン裏」にカビ取り剤を噴霧して浸け置き洗浄。その後は噴霧器を使用して、メイン洗剤をたっぷりと噴霧。「背面パネル」→「熱交換器背面」→「熱交換器前面」→「ドレンパン」→「吹き出し口」→「ドレンパン裏」→「ファン裏」→「クロスフローファン」の順で噴霧していきます。この作業を汚れが浮き上がるまで、何度も重ね噴き。今回は2ℓのメイン洗剤を使用しました。
▼洗浄後のエアコン全景
洗剤成分が浸透・作用してきたら、大量のお湯を使用してすすぎ作業です。高圧洗浄機を使用して、無駄に汚れを吹き飛ばすのではなく、丁寧に徹底的にエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄。エアコンの上部→下部の順で、汚れが落ちてこなくまるまで、徹底的に何度もすすぎ作業をしています。様々な角度からすすぎ作業をしていますので、洗浄後のエアコンはこんなにキレイなりました。アルミフィンの目詰まりもスッキリですね。
▼吹き出し口|洗浄後
見てください、このクロスフローファンを。洗浄前とは全く違う物になっていますよね。ファンの羽一片一片も、羽の裏側も、ファンの軸の付け根までもキレイに洗浄できています。これならこのエアコンからは、キレイな空気しかでてきませんね。これで赤ちゃんも安心です。
本日の作業時間は約2時間でした。お掃除ユニットをバラバラに分解する必要がなかったため、30分も時間短縮できましたね。ただユニットをバラバラにすると、分解・組み立て作業だけでも30分位を要します。パーツ洗浄にも時間が掛かりますし、そのように汚れたエアコンなら内部の洗浄にも時間が掛かってしまいますよね。他のお客様のエアコンでは、4時間以上もエアコンクリーニングに時間が掛かってしまったこともありました。
当店では、お掃除機能付きエアコンの作業時間は150分と設定していますが、設置状況・機種・汚れ具合により作業時間は上下いたします。ご予約の際は、お時間に余裕をもってお願いいたします。
簡易清掃業者の後始末
(訪問日:2019年12月15日)
本日は、江戸川区南篠崎町でエアコンクリーニングをしてきました。戸建て2階のリビングには日立のお掃除機能付きエアコンが設置されています。住宅の駐車場横に車を停められましたので、道具の移動が楽で助かりました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-S63C2(W)|2013年製
本日のエアコンは、リビング設置の日立お掃除機付きエアコンです。一年位前に他業者にて洗浄をしているが、エアコンからは悪臭がしているとのこと。1年で臭いが気になる程、エアコンが汚れてしまったのでしょうか?
お掃除ユニットの分解した形跡なし
mailでのご予約は奥様でした。昨年のエアコンクリーニングも奥様が対応されとのことで、旦那様はそれほどの情報を持っていないようです。ただこの日立のお掃除機能付きエアコンは若干分解難易度が高いタイプ。フィルターを取り外せば、洗浄できそうな隙間もあります。ユニット分解しないで作業する、簡易清掃業者も多いですね。
▼日立お掃除機付きエアコン
前面パネル・フィルターを取り外して、エアコンの汚れをチェック。他の業者にて昨年エアコンクリーニングをしているので、外観はそれほど汚れていません。しかし、お掃除屋さんは見える場所の掃除は上手。エアコンを分解してから、見えない箇所もチェックしましょう。
▼お掃除ユニット分解後
上記の画像は、お掃除ユニットを取り外した剥き出し状態のエアコンです。熱交換器が斑らに汚れているのが確認できますか? このような状態になる原因は、簡易清掃業者がお掃除ユニットの隙間から洗浄したから。その適当な洗浄方法によって、熱交換器のアルミフィンが斑ら模様に汚れてしまうのです。これでは、お掃除機能付きエアコンの割高な料金を徴収するだけの「悪徳業者」ですね。ユニットを分解していない証しは他にもあります。
▼ノータッチの証し
①は、ドレンパン前にある基盤です。コードがキレイに纏められていますね。この状態はエアコン出荷時のまま。一度分解をしていまうと、ここまでキレイに配線を戻すことはないですね。②は、①のケースカバーです。シールがついたままですよね。これは基盤ケースを外したことがないということ。ケースを外さなければ、コネクタの取り外しは不可能ですので、お掃除ユニットを分解することはできません。③は、右側面下の配線コードです。こちらもシールがついたまま。完全にこのユニットは分解していませんね。ホコリも付着したままです。
簡易易清掃の弊害
簡易清掃業者は、見えるところの掃除や雰囲気を醸し出すのは上手なのかも知れませんね。無事にエアコンを壊すことなく、お客様にバレることなく隙間から掃除した振りをしても、エアコンがキレイになることはありません。チャレンジャーな業者が、隙間から洗剤を噴霧しても、その洗剤を洗い流すこともできません。掃除したはずのエアコン内部には、逆に弊害が残ってしまうのです。
▼簡易清掃の弊害
厄介なのは、その弊害が見えないところにあるということ。下記はその一例です。
①は、普段は隠れているフィルターのネジ。洗剤で腐食していますよね。②は、お掃除ユニットの裏側です。洗剤付着後1年なので、まだそれほど汚れてはいませんが、簡易清掃業者がつけた洗剤がゴミと一緒にカビになっていますよね。③は、熱交換器の左側面です。昨年の洗剤噴霧がなけければ、このようなカビの生え方はしていないでしょう。全てが簡易清掃業者によるエアコンクリーニングが原因です。
▼吹き出し口の洗浄
吹き出し口周辺は汚れていませんでしたが、目視できない「ファン裏」「ドレンパン裏」にカビ取り剤を噴霧するとこの通り。やはり見えるところしか掃除していませんね。汚れがどんどん浮き上がってきます。
▼洗浄後のエアコン全景
熱交換器の斑ら模様もキレイになりましたね。アルミフィンの目詰まりも解消されています。しっかりと隅々まで洗浄できていますので、熱交換器が原因の油脂臭や生活臭は改善されました。
▼洗浄後の吹き出し口
パッと見はキレイなクロスフローファンでしたが、メイン洗剤を噴霧していると汚れがどんどんと浮き上がってきました。前回使用しているのは「エコ洗剤」かも知れませんね。弱い洗剤を使用しているため、昨年落ちなかった汚れが浮き上がってきたのでしょう。「抗菌コート」を施工されてしまった可能性もあります。よくある簡易清掃業者のセット販売は、人と環境に優しい「エコ洗剤」と、1年間はカビを抑制できる「抗菌コート」ですからね。当店に言わせると、両方とも無用の長物ですが・・・。
クロスフローファンは、厨房用アルカリ洗剤で繭玉のような状態で浸け置き洗浄をしましたので、ファンの羽一片一片、裏側までもしっかりと洗浄できています。
▼洗浄後の汚水
エアコン上部の熱交換器・ドレンパンがメインの洗浄になりましたので、バケツに残る汚水は少なめです。バケツが泡立っているのは、界面活性剤。洗剤の洗浄力で、汚れをグイグイと浮かして落としていきます。エアコンのすすぎには、20ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しました、このバケツの3倍以上の汚水が室外にも排水されているのですよ。適正な洗剤をしっかりと使用したら、徹底的なすすぎ作業を行います。洗浄後のキレイなエアコンには、洗剤成分が残ることはありませんのでご安心ください。
▼洗浄後の動作確認
しっかり内部洗浄が終わったら、お掃除ユニットを組み立ててからエアコンの動作確認。この後は、乾燥作業→カバーを組み立て→乾燥運転で、本日の作業は終了となります。
剥がしたテープの代用として、基盤カバーは養生テープで止めておきました。
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法