
豊島区巣鴨で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン1台です。
小動物とエアコンクリーニング
(訪問日:2024年4月15日)
本日は、豊島区巣鴨でエアコンクリーニングしてきました。電話でご予約いただき、確認のため「住所・エアコン型番」などをmailでいただいています。
午前9時前にお客様宅マンションに到着。最寄りのコインパーキングに車を止めてからお客様宅に移動します。う〜ん。このマンションには見覚えが・・・。ひょっとしたら「リピーターさま」かな? などと思いながら、マンションション入り口のインターフォンを鳴らし、エレベーターでお客様宅階へ。お部屋前に着いたら台車から道具類を降ろし、防水シートを小脇に抱えてスリッパを持ちながらインターフォンを鳴らします。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F25NTES-W|2012年製
玄関前でご挨拶。う〜ん。少し動物臭を感じますね。お客様の話では「小動物」を複数飼いしているそうです。ただ彼らはお部屋にはおらず、今は別場所に避難しているとのこと。了解しました。その間に「エアコンを徹底洗浄!」しちゃいましょう。ただまだ、お客様には不安があるようです。エアコンと同部屋には彼らのゲージが数個あり、洗剤による影響がないか心配しておりました。
※どうやら初めてのお客様で、当店のリピーター様ではなかったようです。
私からの回答としては「正直、全く影響がないとは断言できません。」「ただゲージに向かって洗剤を吹き付けることはなく、そこまで洗剤が飛散することもないでしょう。」「洗剤成分が気化することもありますが、それも時間の経過でなくなると思います。」とお伝え、ご了承いただいてから作業を始めました。
▼エアコン正面

う〜ん、ペット愛が伝わりますよね。どうやら定期的にエアコンクリーニングしているらしく、前回の洗浄からは1年も経っていないとのこと。エアコンを分解すると「熱交換器」は結露していました。もう冷房・除湿を使用しているようですね。お客様に確認すると、エアコンは1年中使いぱっなしとのこと。これでは電気代も嵩みそうですね。先ほどのやり取りでは「洗剤成分」を気にしていました。きっと今までの業者は「エコ洗剤」大好き、エコ洗浄業者だったのでしょう。ご覧の通り、正面から見える範囲はキレイな感じ。まっ、定期的に洗浄していますからね。
▼エアコン背面

はい。こちらがエアコンの背面部です。なかなか目視する機会もなく、脚立に乗って手鏡か撮影でもしない限り見えない箇所。そしてご覧の通り、完全にノータッチでした。「エコ洗浄」っていうのは、洗浄範囲もエコなのかな? これもエアコンクリーニングあるある。きっと「抗菌コート」なんてのも施工されていることでしょう。これも「エコ洗浄」あるある。汚れが落ちていようがいまいが、オプション料金獲得のために「溶剤」を吹きつけます。本体カバーの上からでも、基板などを養生することもなく、広範囲ではなく限定的に・・・。
▼化粧カバー内部

そしてお客様は、化粧カバーからの水漏れも心配されていました。取り外してチェックしてみるとこんな感じ。洗浄中に漏れた汚水が化粧カバー内を汚していますね。これもエアコンクリーニングあるある。エアコンクリーニング中に「滴り・溢れ落ちた汚水」が、漏れて溜まっていたのかもしれません。
▼取り外した基板

上記の画像は、取り外した「基板」。ご覧のように「電源コード」はカビだらけ。これは自然に発生した汚れではありません。化粧カバー内と一緒で「業者による」人工的な汚れ。エアコン備え付け板の結束部(下部)にあるコード類が、このように汚れ切っているのもよく見かけます。これは全て洗浄不足が汚れの原因。コードや配管付近に汚れが垂れることは防げませんが、徹底的な濯ぎを繰り返していれば「汚れとして残る」ことはありません。洗浄水はそのまま残ることもありますが、それも時間の経過で乾燥。その残留洗浄水(キレイな水)が、このような汚れの原因となることはありません。
▼カビ取り洗剤噴霧

それでは当店のエアコンクリーニング(エコ洗浄ではない!)を。エコ洗剤しか通ったことのない「ドレンパン」「ドレンホース」に、カビ取り洗剤「次亜塩素酸ナトリウム」をたっぷりと通していきます。写真は撮り忘れてしまいましたが、上から覗ける範囲内のドレンパンは予想通り汚れていました。
▼吹き出し口|洗浄前・後

吹き出し口はこんな感じ。まっ「高圧洗浄機」を使用していれば、洗剤で汚れを落とせなくても「コミを吹き飛ばす」ことは可能。黒いファンなので、汚れ残りを視認することも難しいことでしょう。
▼洗浄後のエアコン背面

はい、ご覧の通り。今まで洗剤が通ってこなかった「エアコン背面」も「カビ取り洗剤」や強力な「メイン洗剤」で徹底洗浄。ガンガン高圧洗浄しておきました。
※今回は臭い(動物臭)が気になったので「新ゴールドZ」を4.5L、大量にエアコン内部の隅々に噴霧しています。
▼洗浄後の汚水

洗浄後の汚水はこんな感じ。定期的に洗浄していますしね。室内に残る汚水は吹き出し口の汚れがメインですから・・・。ただこの2倍位の洗浄水が、ドレンパン・ドレンホースを通って室外にも排水されています。見えないところ(熱交換器裏側など)の残留汚れ(業者による人工汚れ)を駆除? するために、30L位の洗浄水(お湯)を使用することになってしまいました。
▼熱交換器側面パーツ|洗浄前・後

そして熱交換器側面パーツは、こんな汚れ方をしていました。カバーをつけたまま洗浄した業者がいたのか? はたまた「抗菌コート」が原因なのかは判りませんが、これも明らかに「人工的」な汚れといえるでしょう。
▼乾燥作業・乾燥運転

洗浄が終わったら、元通りに組み立てて乾燥作業。ちょうど良いタイミングで、彼ら(小動物)も帰参してきました。窓や玄関も開けていましたので、臭いはそれほど気にならなかったそうです。
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