
荒川区西尾久で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコンと
三菱ルームエアコンの各1台です。
リピーター様宅でエアコンクリーニング
(訪問日:2023年5月18日)
本日は、荒川区西尾久でエアコンクリーニングしてきました。4年前に訪問しているリピーター割で、今回は新しく買い替えたエアコンと前回洗浄していないエアコンのクリーニング依頼。2台ともお掃除機能付きエアコンです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-XP28(K)|2013年製
8時45分頃にお客様宅に到着。う〜ん、正直前回の記憶は蘇ってきません。まっ、取り敢えず準備でもしますか・・・。細い道路のため急いで道具類を降ろし、有料駐車場に車を移動。戻ってからインターホンを鳴らして朝のご挨拶。それではエアコンを確認していきましょう。まずは3階に設置している「日立」のお掃除機能付きエアコンから。
▼エアコンの簡易分解例

目の前には真っ黒なフォルムの少しカッコイイ? エアコンが・・・。それでは、当店による「このエアコン」の簡易分解手順でも説明しておきましょう。
①分解前のエアコンです。いつもの通り動作確認。②フロントパネル・エアフィルター3枚・ホコリキャッチャー2個・本体カバー(両サイド・フロント・下部)・上下風向板2枚などのパーツを外したらこんな感じ。この状態で洗浄を始める業者もいるので注意しましょうね。③次は「フィルター掃除ユニット」の取り外し準備。まずは2箇所の基盤カバーを外しておきます。こんな感じで配線が絡み合っている状態。④その基盤からコネクタやアース線を取り外し、右側の基盤も取り外したいので「端子台」から配線も抜いておきました。⑤洗浄の邪魔になるユニット類を取り外したらこんな感じ。ご覧のように基盤も全て取り外してあります。この状態まで分解すれば故障のリスクは殆どありません。⑥最後に「ドレンパン」を取り外したら、当店の簡易分解は終了。
ここまで分解してもオプション料金が発生することはありません。すべて基本料金内での作業となります。
▼吹き出し口

吹き出し口はこんな感じに汚れていました。そういえば、試運転の時も「ぷぅ〜ん」と嫌な臭いがしていましたね。
▼洗浄には大量の洗剤を投入

背面パネル・ファン裏には「カビ取り洗剤」を噴霧(左画像)、「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを配合したメイン洗剤を全体に3L、臭いが気になったので追加で「シルバーNファースト」を熱交換器のみに1L追加。トドメに「クロスフローファン」には「厨房用アルカリ洗剤」も噴霧しておきました(右画像)。
そうそう、本来なら追加するメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」なのですが、メーカーさんの諸事情で製造できなくなってしまったとのこと。代用として「ゴールドZ」を提案されましたが、正直汚れや臭い落ちは「シルバーNファースト」より劣るんですよね(検証済み)。希釈を変えて調節してくださいとも言われましたが、お客様のエアコンでアルミフィンの腐食(耐久)チェックなどはできませんし・・・。仕方なく代替品として「シルバーNファースト」を使用することにしました。新たな強力洗剤が誕生することを切望しています。
▼洗浄後の汚水(1台目)

洗浄後の汚水はご覧の通り。あの嫌な臭いの元も、このバケツ内に納まっています。この汚水は、ベランダの排水溝に流させていただきました。ついでに高圧洗浄機で周囲も洗浄してあります。
▼下からパシャリ(1台目)

最近のお気に入りショット。ドレンパンを外していると「いい感じ」の写真が撮影できますね。右側に見えているのが「ファンモーター」です。ここに水や洗剤が入ると故障してしまうため要注意。当店で取り外すことは稀ですが、しっかりと養生(カバー)してから洗浄するように注意しています。
▼乾燥運転で作業終了

パーツを組み立てながら、乾燥作業・乾燥運転でこのエアコンの作業は終了。「高圧洗浄済み」シールもご覧のようにカバー側面に貼付済みです。ただ黒いフォルムには不釣り合いですかね? なんか安っぽいシールに見えてしまいました・・・。それでは2階のリビングに移動しましょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-R7121S-W|2021年製
2階に移動してから、前回の記憶が蘇ってきました。うん、今更ではありますが・・・、何度もお客様とは会話もしているのですが・・・、やっとこの段階で「この家には確実に来たことがあると」と実感できました。
▼洗浄前の動作確認

ただ前回の作業内容の記憶までは蘇ってはきません。こちらのエアコンが新しく買い替えたエアコンで、前回洗浄したエアコンの後継機。私は三菱のエアコンは大好物きなんですよね。分解がしやすいので・・・。
▼簡易分解されたエアコン|本体・パーツ

ご覧のようにサクサクっと分解しておきました。今回は「基盤」はこのままで洗浄します。
▼洗浄後の汚水(2台目)

使用頻度は高いのでしょうが、使用年数は2年もありません。汚れもこの程度。バケツ1杯でおさまりました。
▼下からパシャリ(2台目)

そして2回目の下からショット。うん、壮観? です。
▼特徴のあるお掃除ロボット

そうそう、このエアコンは「自分で」お掃除ロボットの取り外しの出来ちゃうエアコン。こんな特徴も三菱エアコンのいいところですよね。ユーザーが簡単に取り外して洗浄できるように、考えて設計されています。経験値が浅いと取り外すのに難がある「上下風向ルーバー」なども、ワンタッチで取れるようになっているのが「三菱エアコン」の特徴。お客様目線にたったエアコンだと私は思っています。そして業者にとっても分解が簡単な構造。さすがは財閥系・・・、余裕が感じられますね。メーカーによっては、敢えて分解を難しくしている・構造を複雑にしているエアコンも増えてきましたから・・・。誰得なのでしょうか?
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