台東区上野桜木でエアコン掃除|2023.05.14

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お掃除屋さんのおそうじ日記

台東区上野桜木で
エアコンを徹底洗浄!

今回のエアコンは、日立ルームエアコン1台です。

20年前の古いエアコン

(訪問日:2023年5月14日)

本日は、台東区上野桜木でエアコンクリーニングしてきました。思い起こせば「くらしのマーケット」時代から何度も訪問している「リピーター」さまです。4月中旬頃にmailにて予約いただきましたが、ご希望の日程は空いておらず。5月訪問のため、リピーター割は適用されなくなってしまいました。申し訳ありません。ただもう少し早めにご依頼いただければ・・・、今年は暑い日になるのが早かったので、4月中旬頃から注文が殺到してきました。それでは当日のお話しを。

エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-25FNX|2002年製

8時45分頃にお客様のマンション前に到着。道具類を降ろしてから有料駐車場に車を移動します。戻ってから階段で荷物の持ち運び(2往復)。玄関前で挨拶してから入室します。

前回の訪問は2019年5月。見上げたエアコンはフォルムからも年代を感じる代物です。そうそう4年前も同じことをお伝えしたとは思いますが、古いエアコンの注意点をもう一度ご説明。ご了承いただいてから作業に入りました。

▼エアコンの簡易分解

エアコンクリーニング-上野桜木-エアコンの簡易分解

①こちらがエアコン全景。20年前の年代物です。②本体カバーなどのパーツを外したらこんな感じ。③故障回避のため、基盤も取り外しておきました。③作業効率アップのため、簡単に取り外せる「ドレンパン」も分解済み。

4年前の洗浄方法は覚えてはおりませんが、ここまでの分解はしていないこと思います。日々の作業で起きる「不具合」や「疑問点」などは、その都度解消するように努めています。結果として、私個人もスキルアップはされているのでしょう。ただ安心してください。ここまで分解しても基本料金内です。私の自由意志ですので、オプション料金を請求することはありません。

▼取り外した基盤

エアコンクリーニング-上野桜木-取り外した基盤

こちらがエアコンの心臓部? こんな小さな基盤だけでエアコンが稼働しているんですよね。今の一般的な基盤と比較すると「4分の1」位のサイズ。リモコン受光部基盤が逆に大きく見えてしまいます。

▼前回訪問の形跡

エアコンクリーニング-上野桜木-前回訪問の形跡

20年も頑張っているエアコン。それりゃプラスチックだって劣化していますよね。左画像は前面パネルを補強した跡。養生テープで落ちないように、前回の訪問時に私がつけたのでしょう。そして右画像が「高圧洗浄済みシール」。作業日には、2019年5月25日と記載されています。

▼吹き出し口の洗浄

エアコンクリーニング-上野桜木-吹き出し口の洗浄

うん、今回は「簡易分解」なのに、基盤・ドレンパンも取り外し済み。ファンモーターにさえ注意すれば、故障するリスクはありません。じゃんじゃん洗っちゃいましょう・・・。結果この考えがマイナスに向かってしまうことに。

①洗浄前の吹き出し口。②ファン裏にカビ取り洗剤を噴霧。③「メイン洗剤」噴霧後に、追加で「厨房用アルカリ洗剤」を投入。「クロスフローファン」を繭玉のような状態で浸け置き洗浄しています。④スッキリと殺菌洗浄された吹き出し口。

▼洗浄後のエアコン全景

エアコンクリーニング-上野桜木-洗浄後のエアコン全景

熱交換器のアルミフィンも、メイン洗剤を噴霧後に「ガンガン」洗っちゃいました。この古いエアコンは「熱交換器背面・天面」はありません。洗浄箇所が少ないので洗浄は楽になります。ただその分「吹き出し口」の洗浄は難しくなるのですが・・・。ファンのゴミを吹き飛ばさない洗浄方法が必須となります。

▼洗浄後の汚水

エアコンクリーニング-上野桜木-洗浄後の汚水

こちらが洗浄後の汚水。このサイズのエアコンで、この熱交換器の構造で、こんなにたっぷりの汚水が室内に残りました。これがガンガン洗浄しちゃった証。う〜ん、ただ少しやり過ぎたのか、もっとやるべきだったのか? と、このあと猛省することに・・・。

▼乾燥運転

エアコンクリーニング-上野桜木-乾燥運転

洗浄後の乾燥作業中に事件? は起こりました。何やら擬音がしています。しかもファンモーター側ではなく左側から。ファンモーター異常でないことは確かですが、如何せん原因が判りません。ファンがズレたのか? とも思いましたが、構造的にズレない仕様となっています。固定パーツは触っていないので、ファンの取り付けには問題なし。ドレンパンの取り付けにも問題なし。本体カバーをつけたら安定するのかな? と思いましたが、それでも無理。

ここでやっと理由が判りました。他のエアコンでも、そういえば同様なことがありましたね。熱交換器と背面パネルには隙間があり、その隙間を塞ぐためにウレタン樹脂が埋め込まれています。これが劣化と洗剤・高圧洗浄によって剥がれ落ちることも多々。ただそれがすべてなくならないケースもあり、ヒモのような状態でぶら下がってしまうことも・・・。今回もそのようなケースなのでしょう。ただ手が届く範囲までは伸びてきてはいません。熱交換器を外そうかとも思案しましたが、なんせ古いエアコン。無理な負荷をかけることで「冷媒ガス」が抜けるリスクもあります。うん、分解は断念。お客様にここで原因をご説明。

「本当に申し訳ありませんが、少し擬音がするようになってしまいました。接着部のウレタン樹脂が外れた状態でぶら下がっており、その樹脂とファンが緩衝しているようです。ただ分解して取り除くのはリスクがあるため行えません。」、「でもこの樹脂は柔らかい素材です。これによってファンが回らなくなったり、エアコンが使えなくなることはありません。おそらくですが、時間の経過によってすり減るはずなので、摩擦音はなくなるはずです。」。

それに対してお客様は、「テレビをつければ気づかない程度の音なので大丈夫です。」と、お優しいお言葉。感謝しかありません。次回からの課題とさせていただきます。

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