
中央区勝どきで
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン2台です。
退去後のエアコンクリーニング
(訪問日:2023年2月28日)
本日は、中央区勝どきでエアコンクリーニングしてきました。外国人のお客様で、所有しているマンションの居住者が退去したためエアコンクリーニングして欲しいとのこと。何度かのやりとりで「スタンダードエアコン」2台と確認済み。当日はマンション前で待ち合わせして来客用駐車場を予約いただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|C36RTCXV-W|2016年製
タワーパーキング前で道具類を台車に載せたら、踏み台(3台)を降ろして準備完了。車を入庫したら「安全確認」してゲートを降ろします。「あっ!」ここで痛恨のミス発覚。手持ちのバックを車内に忘れてしまいました。しかし時すでに遅し。「ゲート」の再操作は不可のようです。「ゲート」を開けるために出庫手続きに戻るのも手間だし、そもそも再入庫手続きの仕方も不明。ことの次第をお客様に説明し「料金の精算は出庫後」になることをご了承いただきました。
「それでは」と気を取り直して台車に手をかけると、お客様が「ササッ」と踏み台に手を伸ばされます。どうやら一緒に運んでくれるとのこと。心遣いに感謝です。裏の台車用ルートから非常用エレベーターでお部屋まで一緒に移動。一人だと「タワーマンション」内の移動は面倒なので助かりました。それではエアコンを確認しましょう。
▼ダイキンルームエアコン|C36RTCXV-W

お客様とは電話で何度かやりとりをしています。昨日もエアコン前で電話いただき「お掃除機能の有無」の確認済み。電話口のお客様には「前面パネルを開けていただき、フィルターが全面に2枚あるもの。そしてそのフィルターは片手で簡単に取り外せるもの。少し上に持ち上げてずらすだけでも取れてしまう簡易的なもの。メカニックではない見た目で、ダストボックスなどがついていないシンプルなものがスタンダードエアコンです。」、「逆にお掃除機能付きエアコンは見た目がメカニックで、フィルターが簡単には取り外せないもの。ボタンがあったり、カチカチっと差し込んだり・ロックされていたり、強くはめ込むような構造になっています。」とご説明。
そして私の目の前には、上記のエアコンが鎮座していました。右側のフィルターは外れています。電話口でお客様が確認のため取り外したのでしょう。う〜ん。説明不足だったのでしょうか? ここでお客様に再説明。このように「ダストボックス」がついていたり、フィルターをロックするようになっているものは「お掃除機能付きエアコン」です。「片手で簡単に取り外しができる!」この説明がダメだったのかも知れませんね。確かに「片手」でも取り外すことは可能です。ただこのロックボタン、変な力の入れ方をすると簡単に破損してしまいますが・・・。お客様に料金変更のご了承をいただいてから作業のスタート。当初の想定時間よりも作業時間がかかることもご説明。作業終了の1時間前頃に電話でお呼び出しすることになりました。ここでお客様は退室。
▼高圧洗浄機セット

さてさて、一人なので気兼ねなく自由に作業できますね。キッチン前に養生シートを敷いて「高圧洗浄機」のスペースを確保。エアコンの下・お風呂場前にも「防水シート」を敷いたら、道具類の運び入れ。さてさて今日はどんな作業順にしましょうか・・・。居住者もいない空室部屋に一人きりです。もう気兼ねなくやりたい放題ですよね。そして本日のエアコンは、コンセントプラグのないマルチタイプ。それなら2台一緒に始めちゃいますか・・・。
▼エアコンの簡易分解

リモコンで動作確認をしたら、ブレーカーでエアコンの電源を落とします。まずはリビングのエアコンから①②。マルチタイプは「基盤」の取り外しも簡単なので、ご覧のように分解済み。同時に納戸のエアコン(C22RTCXV-W)も簡易分解③④しておきました。只今の時間は10時48分。入室から30分も経ってはいません。うんうん、いいペースですね。2台同時進行は大成功かもしれません。まっ、分解が簡単なタイプのエアコンではありますが・・・。
▼エアコンの徹底養生

なんて思っていましたが、如何せん準備(2台同時洗浄)はできていません。「エアコン洗浄カバー」の予備は車の中・・・。そもそも2台同時進行なんて不可能だったのです。そしてそれに気づいたのがこの段階。しかも車はゲート内なので取りに戻れないし・・・。結果、納戸のエアコンはこの状態で(右画像)下準備終了。それでは洗浄にかかりますか・・・。
▼カビ取り洗剤噴霧

一人訪問時は、内部洗浄前にパーツ類の洗浄を終えておきます。ただ分解したまま放置では時間がもったいないですよね。そこで一段階「ドレンパン」に軽くカビ取り洗剤を噴霧しておきました。本格的な洗浄時には、ドレンパンから溢れるくらい洗剤を投入します。
▼洗浄後のパーツ類

パーツ洗浄にも内部洗浄と同じ、「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを外合したメイン洗剤を使用。カビ取り洗剤も厨房用アルカリ洗剤を追加投入しています。フィルターやローラーなど(左画像)は、しっかりと浸け置き洗浄済み。本体カバーやお掃除ロボットなどの大きなパーツ(右画像)も、しっかりと殺菌洗浄しています。只今の時間は12時17分。入室後2時間位が経過しました。順調ですよね。次はエアコン内部洗浄です。
▼吹き出し口の洗浄

まずはリビングのエアコンから。①洗浄前の吹き出し口、②「ファン裏」「ドレンパン裏」にカビ取り洗剤噴霧、③メイン洗剤後に「クロスフローファン」には追加で「厨房用アルカリ洗剤」噴霧、④洗浄後の吹き出し口。只今の時間は12時59分。次は乾燥作業です。
▼エアコンの組み立て(1台目)

「エアコン洗浄カバー」「マスカーテープ」「養生テープ」を取り外してエアコンの組み立て。熱交換器のアルミフィンもキレイに殺菌洗浄できました。このまま乾燥作業に入りたいところですが、マルチエアコンでもう一台も分解済み。この段階ではブレーカーをあげられません。吹き出し口のみタオルで水滴を拭き取ったら、この段階まで(右画像)エアコンを組み立て。只今の時間は13時13分。次は納戸エアコンの洗浄です。
▼エアコン洗浄カバーの取り付け

リビングエアコンから取り外した「エアコン洗浄カバー」を、納戸エアコンに取り付けたら洗浄準備は完了。先ほどと同様に、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄していきます。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が洗浄後の汚水。やはりリビングエアコンの方が汚れていましたね。納戸のエアコンに「厨房用カルカリ洗剤」は使用していません。室内のバケツに残った汚水量は4ℓ弱くらいでしょうか。この2倍以上の洗浄水が、ドレンホースを通って室外にも排水されています。只今の時間は13時57分。ここでお客様に電話を入れて1時間くらいで作業が終わることをご報告しました。あとはこのエアコンも組み立てて乾燥作業です。
▼乾燥運転

途中、内覧のため不動産会社と同行の入居予定者が入室。若干バタバタしてしまいましたが、14時54分に無事退室。お客様とは下の駐車場で待ち合わせして、車内にあったためエアコン貼付できなかった「高圧洗浄済みシール」2枚を手渡してから、料金をご精算いただきました。
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