
世田谷区駒沢で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ナショナルルームエアコン1台です。
管理会社からの紹介
(訪問日:2022年5月8日)
本日は、世田谷区駒沢でエアコンクリーニングしてきました。アパートの管理会社様より電話が入り、居住者がエアコンクリーニング業者を探しているとのこと。お客様の氏名・住所・電話番号を教えていただき、こちらから電話して予約受付となりました。今回は男性スタッフ一人訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ナショナルルームエアコン|CS-22RJH-W|2008年製
午前10時前にお客様のアパート前に到着。道具類を部屋の前に運んでから駐車場探しです。一方通行だらけの裏路地で運良くコインパーキングを発見。空いていてほっとしました。ここを逃したら10分以上徘徊していたかも知れません。距離もそれほど遠くありませんでしたし・・・、それではお客様宅に訪問しましょう。
▼ナショナルルームエアコン|CS-22RJH-W

こちらが本日のお相手「ナショナルのスタンダードエアコン」。お部屋の間取りは1Kで、男性の一人暮らしです。エアコンの下はベッドでしたが、布団などの寝具や・マットは移動済み。事前準備感謝です。古いエアコンの注意点を説明してから、パーツ洗浄でお風呂場を使用することもご説明。ベッドの木板上に防水シートを敷いて、マスカーテープで壁紙を養生したら下準備は完了です。ユニットバスだったため、高圧洗浄機は台所下にセットさせていただきました。それではエアコンを簡易分解していきましょう。
▼ドレンパンの分解

こちらのナショナルスタンダードエアコン、上下風向ルーバーを取り外すのに若干の難あり。パーツの劣化を想定すると、センターの留め具が破損する可能性が高いんですよね。ただドレンパンの分解は簡単なタイプ。古いエアコンの注意点は説明していますが、責任を取らなくていいからといって本当に壊すことはできません。ルーバーを付けたままの洗浄なんて考えられませんし・・・。そこでご覧のように「上下風向ルーバー」は、ドレンパンと一緒に取り外すことにしました。これなら破損・欠損の心配はありません。
▼取り外したパーツ類

そして急遽変更したことがあります。エアコンは窓際に設置してあり、お部屋が1階のためすぐに外に出られます。高圧洗浄機も台所下にセット済みで、吐水ホースも届く距離。使用後の浴槽の原状回復を考えたらこちらが得策ですよね。ここでお客様にご相談「パーツ洗浄は外でもよろしいでしょうか?」、快くご了承いただけたのでご覧のようにお外でパーツ洗浄することにしました。これで作業時間は短縮。一人作業なので助かります。
▼カビ取り洗剤噴霧

まずはカビ取り洗剤の噴霧から。「背面パネル」「ファン裏」はご覧のようにカビ取り洗剤で浸け置き洗浄。ここで気になる点が一点。熱交換器の色具合に違和感が・・・。写真では判りづらいですが、茶褐色になっていました。これはヤニが付着しているのでしょう。ここでお客様にご質問「お煙草は吸われますか?」ただお客様は喫煙者ではないとのこと。前の居住者の忘れ物なのでしょうね。
ここに住まわれて数年経っているが、昨年からエアコンの臭いが気になるようになったとのこと。ただこの見た目では、入居時からヤニ臭があったと思われます。ただこれも人次第なんですよね。極度に過敏なかたもいらっしゃれば、臭いに強いかたもいらっしゃいます。得意・不得意な臭いもあることでしょう。本当は臭いが取れていないのに、掃除されたことで臭いがなくなったと錯覚されるかたもいらっしゃいますからね。ただご安心を。当店は徹底洗浄店。お客様が不快に感じる臭いは残しませんので。
▼クロスフローファン|洗浄中・後

このエアコンの洗浄には「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウム配合した「メイン洗剤」をパーツ洗浄と併用で3ℓ。ヤニ臭残りを避けるため、熱交換器のアルミフィンには「ゴールドZ(強化版)」を1.5ℓ追加噴霧。吹き出し口のクロスフローファンは、ご覧のように「厨房用アルカリ洗剤」で繭玉のような状態にして浸け置き洗浄(左画像)しておきました。
▼エアコン背面・天面|洗浄前・後

当店の徹底洗浄なら、見えない箇所もご覧の通り。背面パネル・熱交換器背面・天面もこんなにキレイに洗浄済みです。実はこの洗浄こそが「エアコンの悪臭」を解消させる肝、エアコン洗浄で一番大切な箇所だったりします。ただ洗浄しない業者が多いのも事実ですが・・・。
▼洗浄後のエアコン

表面(見える箇所)だってご覧の通り。すっきりキレイなアルミ色に復活しました。洗浄力の弱い「エコ洗剤」などでは落とせない「ヤニ汚れ・ヤニ臭」もスッキリ解消済みです。これでこのエアコンが臭うこともなくなったでしょう。ヤニ臭の「ヤ」の字もないですよ。
▼洗浄後の汚水

年式の割には「エアコン下部」は汚れていませんでした。おそらく「簡易清掃業者」がエアコンクリーニングしていたのだと思われます。その割には「エアコン下部」のゴミは吹き飛ばされてもいなかったので、この程度の汚水の量ですみました。下手な業者が洗浄したあとだったりすると、この10倍もの汚水が発生することもあります。
▼洗浄後の乾燥運転

キレイになったパーツを組み立てながら、エアコンの乾燥作業。全てのパーツを組み立てたら「エアコン高圧洗浄済み」シールを貼付して乾燥運転。見た目もキレイになりましたが、エアコンから吹かれる風もキレイになっていますよ。悪臭など皆無です。入居前のエアコンに関しては不備があったのでしょうが、当店に辿り着いた「管理会社」さんは頑張りましたね。お手柄です。下手な業者だったらエアコンの臭いは改善しないですからね。これなら「お客様」から「エアコンが臭い」なんてクレームを言われることはないでしょう。そうそう、こちらのお客様「Googleの口コミ」を投稿くださいました。本当に感謝です。
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