
江東区豊洲で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコンとパナソニックルームエアコン各1台です。
前日のキャンセル
(訪問日:2022年3月19日)
本日は、江東区豊洲でエアコンクリーニングしてきました。元々の訪問日は3月12日。ただ前日に「直前で大変申し訳ないのですが、今日の夕方から主人が38度の発熱をしており、万が一のことを考えて明日はキャンセルしても宜しいでしょうか。」とmailがあったので一旦キャンセル。後日「検査の結果、コロナは陰性でしたので、また土日で予約できる日にお願いできますと幸いです。」とmailが届き、本日訪問することになりました。
当店ではキャンセル料をいただくことはありません。今回のケースは再予約していただきましたが、そのままキャンセルだったとしても同じ扱いです。悪意あるキャンセルなどは別ですが、色々と諸事情もありますよね。やむを得ない急用が発生することだってあるでしょう。今回はコロナ禍ということもありますし、お客様からの心遣いは逆に感謝です。明らかに具合が悪そうなお客様もいたりしますので・・・。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F28STCXS-W|2015年製
午前8時40分頃にマンション前に到着。入り口を確認すると表玄関からの台車は不可とのこと。事前に駐車スペースはないと聞いていましたが、管理人に台車通路の説明を聞きながら「来客スペースの有無」も質問してみました。ただこれが大失敗です。どうやら新人さんだったらしく、色々と手配しながらも結局は駐車スペースなし。これがかなりのタイムロスになってしまいました。この待つだけの時間の所為で、近隣のコインパーキングはタッチの差で満車だらけに・・・。遠くの商業施設に車を停めて戻った頃には、もう9時をとうに過ぎています。
そしてマンション内の移動にも時間がかかりました。数カ所の扉・業者用の通路を通り抜けて「業務用エレベーター」前になんとか到着。ただいつまで待っても「業務用エレベーター」は降りてきません。ここでも10分以上待機することに・・・。どうやらマンションの清掃員がエレベーター停めながら掃除していたようです。1機しかない業務用エレベーターなのに・・・、タワーマンションなのに・・・。本当にタイミングが悪いですよね。あんなこんなで、お部屋に到着したのは9時30分頃。小一時間近くも彷徨ってしまいました。それでは作業を急ぎましょう。
▼「高圧洗浄」済シール

本日のお客様は「リピーター」。ご覧のように「2020年11月1日」と記載されている「高圧洗浄」済シールが、エアコンカバーの側面に貼付してあります。当店が徹底洗浄してからの使用期間は1年半ということですかね。さてさてどれくらい汚れているのでしょうか。エアコンを分解しながら確認していきましょう。
▼エアコンの簡易分解

①分解前のエアコン。お掃除ランプが点滅中です。②エアコンの下に伸びている「配管カバー」を取り外します。③前面パネル・フィルター・ダストボックス・上下風向ルーバー2枚・本体カバーの取り外し。④お掃除ユニット・リモコン受光部基盤の取り外し。
こちらのお掃除機能付きエアコンはマンション(UR)の備え付けで、ご自分で購入したものではありません。なかなか取扱説明書なんて見ませんよね・・・。コンセントを抜くまでは、上記①②のように「お掃除ランプ」は点滅していました。ただこのメッセージは「ダストボックス」の掃除を促すもので、エアコンクリーニングのサインではありません。リセットボタンを押してから時間軸で動いているだけ。定期的に「ダストボックス」を掃除していても、リセットボタンを押さなければ点滅してしまうのです。汚れの有無を確認しながら点滅しているわけではありませんのでのでご注意を。
そして、エアコン下に伸びる「配管カバー」の存在。これが本当に厄介な代物なんですよね。このままの状態で洗浄してしまうと、確実に配管カバー内に汚水が溜まってしまいます。また「エアコン洗浄カバー」がしっかりとエアコン下部に差し込めないので、洗浄中の汚水漏れの原因にも・・・。当店では②のように「配管カバー」を取り外してからエアコンクリーニングしています。
▼エアコン周囲の養生

こちらはエアコン周りの養生風景。動かせないものがあるときは、マスカーテープを活用して養生。今回は壁紙にマスカーテープを貼り付けました。このように壁面からの汚水漏れもしっかりとカードしています。ただ1点補足説明が・・・、マスカーのテープ面は糊が残りにくい弱粘着。壁材によっては定着しないこともあります。またそれとは逆に、この「弱粘着」のテープ面なのに「剥がれてしまう素材」があることも・・・。塗壁や表面加工されていない素材などは要注意です。極力注意・確認しながら貼っていますが、上記のようなことも起こり得ますの予めご了承ください。マストは「エアコン周りの家財道具や荷物」を全て事前に移動していただくことです。
▼カビ取り洗剤噴霧

それではエアコンを洗浄していきましょう。まずは「カビ取り洗剤」から。「背面パネル」「ドレンパン」「ファン裏」「ドレンパン裏」はご覧のように浸け置き洗浄。当店のエアコンクリーニングは、メイン洗剤にも「次亜塩素酸ナトリウム」を配合しています。洗浄中は塩素臭が漂いますので予めご了承ください。そうそう、こちらのお宅には可愛い赤ちゃんが誕生していました。エアコンクリーニング中は、ベビーカーを用意してお外を散歩してくるようです。
当店では「赤ちゃん」がいるからといって、人にも環境にも優しい「エコ洗剤」を推奨することはありません。赤ちゃんの健康を気遣って「エアコン汚れが気になるようになった・・・」こんなお客様も多いことでしょう。ただ汚れが気になるのに、汚れが落ちない洗剤を選択する・・・、これでは全く意味がありませんよね。エアコンを徹底洗浄するためには「洗浄力の強い洗剤」はマストです。そして当店の徹底洗浄であれば、洗浄後のエアコン内部に洗剤成分が残ることだってありません。作業スペースは入らない限り、洗剤に触れる機会もありませんのでご安心を。室内に漂う洗剤臭などが気になるのであれば、洗浄中の外出をお勧めします。
▼吹き出し口|洗浄前・後

ただこちらのエアコンの吹き出し口はこんな感じ。リビング設置で使用頻度は高いと思いますが、「クロスフローファン」も意外にキレイな状態でした。まっ夏場は1シーズンですし、お部屋の掃除も行き届いています。ダストボックスの掃除も定期的にしていたのでしょう。エアコン上部の熱交換器も同様にキレイでした。
▼洗浄後のエアコン全景

なんか見た目は洗浄前と変わりませんね。ただしっかりと徹底洗浄済み。「次亜塩素酸ナトリウム」配合のメイン洗剤をたっぷりと噴霧し、大量の洗浄水(お湯)でバシャバシャと丸洗い洗浄。エアコン内部はしっかりと「殺菌処理」されています。なんちゃって「抗菌コート」よりも効果は抜群。汚れを残したまま抗菌しているのではなく、汚れをしっかりと殺菌していますので・・・。
▼洗浄後の乾燥運転

エアコンをしっかりと洗浄したら、あとは組み立てながら乾燥作業。全てのパーツを組み立てたら「乾燥運転」で作業は終了です。只今の時間は午前11時過ぎ。簡単に分解できる機種だったので、90分位で作業を終えることができました。それでは次のエアコンに移動しましょう。
▼CS-J227C-W|ドレンパン分解

こちらはパナソニックのスタンダードエアコン。寝室設置で汚れは軽度でしたが、作業効率を考えて「ドレンパン」も取り外しておきました。この右画像は洗浄前のドレンパン。やっぱり予想通り軽度な汚れです。そうそう、当店ではこのように「ドレンパン」を分解することも・・・。機種によっては簡単に取り外せるので「汚れの有無」にかかわらず「作業効率」のみを考慮の上、現場で判断しています。こちら都合の作業なので、オプション料金が発生することはありません。ただお客様のご要望で「ドレンパン」を分解することもありませんので、予めご了承ください。
▼洗浄後の汚水

こちらが洗浄後の汚水です。1台目のエアコンには「カビ取り洗剤」「厨房用アルカリ洗剤」を使用したので、泡立っていますね。逆に2台目のエアコンには不使用。ご覧のように泡立ちはありません。ただ2台ともキレイなエアコンだったので洗浄も楽に終わりました。只今の時間は午後12時過ぎ。入室までには手間取りしたが、当初の想定時間よりも早く作業を終えることができました。安堵です。
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