
世田谷区駒沢で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン2台です。
マルチエアコン
(訪問日:2022年3月10日)
本日は、世田谷区駒沢でエアコンクリーニングしてきました。3月2日にmailで問い合わせいただき、「3/7以降の平日で特に急いでなく、リモートワーク中でほぼ在宅しているので日程調節は可能」とのこと。ただ残念? なことにスケジュールはスッカスカ状態です。「7日9時頃、10日13時頃なら空いております」と返信すると「10日の15:30以降なら」との日時指定のお返事がありました。う〜ん、繁忙期であればお応えできませんが、前述の通り今は閑散期。13時〜15時30分(2時間30分)までの時間が無駄になってしまいますが、承諾して予約を受けつけることにしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|P25・40HTV-W|2009年製
前の現場の作業(板橋区)を終えたのが12時頃。ゆっく〜りと昼食を取り、14時過ぎには駒沢近辺に到着。車内で時間を潰してからお客様宅に向かいます。道具類を降ろして、最寄りのコインパーキングに車を移動。それではエアコンを確認しましょう。
▼基盤の取り外し

エアコンを確認するとダイキンのマルチエアコン2台です。そういえばmailには型番も記載されていましたね。確認ミスで申し訳ありません。入室時にお客様に作業順を伝えていましたが、マルチエアコンなので2台同時進行で洗浄することにしました。エアコンの動作確認が終わったら、ブレーカーからエアコンの電源を落とします。ここで一旦離脱。車に常備してある「エアコン洗浄カバー」を取りに戻ります。コインパーキングが目と鼻の先なので助かりましたね。
それではエアコンの分解を・・・。マルチエアコンなのでコンセント用のケーブルはありません。そして2009年製の古いエアコンたち。故障なくエアコンを徹底洗浄するために・・・、ご覧のように基盤ごと取り外すことにしました。コンセント用のケーブルがないので、比較的簡単に取り外すことが可能。これなら徹底養生(基盤部)と比較しても時間的な差はありません。設置状況が悪くない限り、取り外さないという選択肢はありませんよね。この一手間で作業効率もぐぅ〜んとアップ。もう1台も同様に分解・養生していきます。
▼吹き出し口の洗浄

こちらのエアコンは「P40HTV-W」の洗浄例。使用頻度の高いリビングに設置されている方のエアコンです。
①洗浄前の吹き出し口。ご覧のように「クロスフローファン」はしっかりと汚れていますね。全体的にカビ汚れも目立っています。
②まずは「ファン裏」「ドレンパン裏」にカビ取り洗剤を噴霧。もう一台のエアコン(P25HTV-W)に「カビ取り洗剤」を噴霧してから戻ってくると、こんな感じになっていました。もう「ファン裏」「ドレンパン裏」もキレイな状態ですね。汚れを直接擦らなくても、高圧噴射で吹き飛ばさなくても、残った汚れの拭き取り作業なんてしなくても、洗剤の洗浄力だけでここまでキレイになっています。
③「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを配合したメイン洗剤をたっぷりと噴霧したら「厨房用アルカリ洗剤」も追加噴霧。繭玉のような状態で浸け置きしたら、もう一台のエアコンにも追加噴霧。この画像は「高圧洗浄機」をセットして戻ったあとの状態です。頑固な汚れたちも浮き上がっていますので、あとはもう洗う(濯ぐ)だけですね。
④洗浄力のある洗剤をたっぷりと使用し、洗剤成分が浸透・作用してきたら洗い流すだけ。高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばさなくても、「洗剤」の洗浄力・殺菌力で手の届かないところだって洗浄できています。ご覧のようにこんなにキレイな吹き出し口に生まれ変わりました。
▼「リンダ シルバーNファースト」追加

今回の洗浄には「標準仕様のメイン洗剤」を約2ℓずつ。こちらのエアコンには追加で「リンダ シルバーNファースト」を500ml、エアコン上部の熱交換器に噴霧しました。使用頻度の高いエアコンで、お部屋ではワンちゃんも一緒に生活しています。ペットがいるとエアコンの臭いも気になりますからね。生活臭と同化しているので気にならない人の方が多いかも知れませんが、私は気になったので追加洗浄しておきました。
▼汚水|洗剤噴霧後・洗浄後

左の画像が洗剤噴霧後の汚水です。吹き出し口の汚れのみなので真っ黒ですよね。上からの撮影なのでより黒さが増して見えます。そして右の画像が洗浄後の汚水。この汚水にはエアコン上部の汚れも混ざっています。高圧洗浄機でバシャバシャと高圧噴射すると、エアコン上部に噴射した洗浄水(お湯)も、吹き出し口にこぼれ落ちてくるんですよね。ドレンパンから勢いよく溢れてくることもあります。
▼洗浄後のエアコン|基盤の取り付け

エアコンの徹底洗浄が終わったら、基盤を元に戻して乾燥作業。古いエアコンではありますが、基盤を取り外しているので故障リスクはゼロ。端子台やコネクタなどの設置を間違えないかぎり、エアコンが壊れることはありません。そうそう「ファンモーター」には注意が必要ですが、そこも徹底養生済みなので「ノー問題」。ご覧のように「右写真」無事に? エアコンは運転しています。
▼汚水|P25HTV-W

上記の画像は、もう一台のエアコン(P25HTV-W)の汚水です。お客様はエアコン近く(すぐ後ろ)でリモートワーク中。デスクやパソコンもありますが、仕事中なので養生(カバー)することはできません。お客様には「洗剤が飛ぶことはありませんが、多少の洗浄水が飛ぶことは考えられます。ただパソコン機器などがビシャビシャになることはありません」と説明してあります。ただ少しでも飛散は防ぎたいですよね。そこでこちらのエアコンは「高圧洗浄機」の水圧をシャワーレベルまで下げて洗浄することに・・・。これで洗浄水の飛び散りを減らすことができるようになりました。
その結果が右の画像です。洗浄後の汚水ですが、量は少ないですよね。シャワーレベルのすすぎなので、エアコン上部やドレンパンから洗浄水が溢れ落ちてくることはありません。いわゆる「簡易清掃」と同じですね。吹き出し口の汚れのみがバケツ内に納まっています。ただ安心してくださいね。エアコン上部も徹底洗浄済み。たっぷりのメイン洗剤と大量の洗浄水(お湯)で殺菌洗浄してあります。
▼洗浄後のエアコン|P25HTV-W

上記の画像が洗浄後・基盤設置後のエアコンです。作業順としては、こちらのエアコンを先行していました。二つのエアコンを組み立て(基盤設置)たら、ブレーカーを上げにいきます。そして1台ずつ乾燥作業。送風(強風)運転・運転停止・吹き出し口の拭き取りを繰り返し、今度はエアコンを組み立てて2台とも乾燥運転。暖房運転を1時間お願いして帰路につきました。
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