
中央区銀座で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコン2台です。
空室清掃のオプション
(訪問日:2022年2月9日)
本日は、中央区銀座でエアコンクリーニングしてきました。港区芝浦にお住まいだったリピーター様で、毎年お声かけ(2020年の訪問日記)いただいています。1月に別住居へ引っ越されたため、先月は港区芝浦の自宅マンションを水回り5点セットクリーニングで訪問。今回は手持ち物件の居住者が退去されたので、1LDKの空室クリーニングとオプションでエアコン高圧分解洗浄も依頼いただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-401GR(W)|2014年製
1〜4月はリピーター割の対象期間。空室クリーニングもその対象となります。少し広めの部屋なので、料金は平米単価となり40,000円。オプション料金(エアコン高圧分解洗浄2台)14,000円と一緒に、事前にお振り込みいただきました。またマンションの鍵も、宅配便でお送りいただいています。午前8時前にマンションに到着。大量の道具類を何度かに分けて室内に持ち運んでから、最寄りのコインパーキングに車を移動しにいきます。誰もいないお部屋なので、時間調整はせずに少し早めの8時過ぎには作業を開始しました。まずはエアコンから始めていきましょう。
▼東芝ルームエアコン|RAS-401GR(W)

こちらがキッチン横のリビングに設置されていたエアコン。ぱっと見でも「お掃除機能付きエアコン」と判断できてしまいます。前面パネルを開いてみると、ご覧の通り「ダストボックス」も見えてきました。当店の空室クリーニングでのオプションは「スタンダードエアコン」のみ。お掃除機能付きエアコンでは通常料金となってしまいます。慌ててもう一台のエアコンも確認してみると、こちらはスタンダードエアコンでした。少し安堵です。
料金の件は後ほど連絡することとし、とりあえず作業を続けていきましょう。エアコン下に防水シートを敷いて、幅木にはマスカーテープを貼っておきます。床面が汚れないように処理したら、工具入れ・バケツなどの道具類を運び入れ、エアコン下に脚立を置いたら準備は完了。それではエアコンを分解していきましょう。
▼お掃除ロボットの分解

こちらの東芝お掃除機能付きエアコンは分解も比較的簡単。基盤カバーなどを外す必要すらなく、基盤カバー横に隠れているコネクタを3箇所と熱交換器横のアースを外すだけ。一つネックがあるとするならば、お掃除ロボットを固定させるためのネジの位置ですかね。前面2箇所は問題ないのですが、天面2箇所には難があり。天井との隙間が極端に狭い場合は、ラチェットドライバーでも取り外しが難しいことも。実は分解できない可能性のある「お掃除ロボット」だったりもします。
ただ今回は、何の問題もなくサクサクっと分解完了(右画像)。お掃除ロボットを取り外した後の「熱交換器」はご覧の通り(左画像)。結構汚れていましたね。アルミフィンには若干の目詰まりもあるようです。ただ「お掃除ロボット」は、そんなに汚れていないように見えてました。このままホコリ払いで処理しようかな・・・なんて簡単に考えていたのですが、それは表面(表層)だけだったようですね。裏側を確認するとしっかりと汚れていました。この汚れ具合では、もう一段階分解したほうがいいでしょう。このまま右側のモーター類と裏側のプラズマユニットを再分解。これで「ローラー部」も回しながら洗浄できるようになりました。ローラーに巻きついている「ホコリ」だって除去可能です。他のパーツ同様に女性スタッフにパスしておきましょう。
▼カビ取り洗剤噴霧

背面パネル・ドレンパン・ファン裏・ドレンパン裏には、ご覧のように「カビ取り洗剤」を大量噴霧。しばらく浸け置きしておきます。ご覧のように、目視できない奥の汚れもジワジワと落ちてきました。こちらのエアコンは「左右風光ルーバー」と「上下風光ルーバー」が一体型。このように吹き出し口に遮るものがないと洗浄は楽チンですね。
▼クロスフローファン|洗浄前・中

さてさてこちらのエアコンですが、結構汚れていました。予想外です。「クロスフローファン」の汚れも頑固でした。一度洗浄した後に、もう一度「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置き(右画像)洗浄しています。
▼メイン洗剤追加

その間に「メイン洗剤」も追加噴霧。1回目の洗浄では「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウム配合の標準仕様を3ℓ、今度は「ゴールドZ(強化版)」を単体で3ℓも噴霧することに・・・。思ったよりも「油汚れ」が多かったようですね。
▼洗浄後のエアコン|全景・吹き出し口

洗浄後のエアコンはご覧の通り。お客様が見ていようが、いまいが関係ありません。エアコンが汚れていたら、その汚れをただ洗浄するだけ。「誰もいないから」「見ていないから」「気づかないから」なんて手を抜くことはありませんのでご安心を。
▼洗浄後の汚水

こちらが今回の汚水です。このエアコンは「エアコン上部」の洗浄水たちがこぼれ落ちてこないタイプ。その割には室内に残る汚水は1杯強。洗剤たちを6ℓ以上、洗浄水(お湯)も40ℓ位使用しています。分解には手間取りませんでしたが、洗浄には時間がかかってしまいました。
▼洗浄後のお掃除ロボット

お掃除ロボットもご覧の通り。見えない裏側も、ローラー部分だってキレイに洗浄済みです。あとは組み立てて本体に設置するだけ。
▼洗浄後の乾燥運転

只今の時間は11時頃。なんだかんだで時間がかかってしまいましたね。この後にスタンダードエアコン1台、そして空室清掃です。夕方前にお客様が見え、エアコンのタイプ違いはご説明。駐車料金と差額は、後日お振り込みいただきました。結局この日の、全ての作業を終えたのは20時過ぎ頃。こちらも予想以上に時間がかかってしまいました。近い現場で助かりましたね。
記事一覧