
練馬区下石神井で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコン2台です。
1カ月後のリピート訪問
(訪問日:2021年12月15日)
本日は、練馬区下石神井でエアコンクリーニングをしてきました。丁度1カ月前の11月15日に訪問したお客様(リピーター)で、前回は1階のリビングにあった日立のお掃除機能付きエアコン「RAS-S56A2」を洗浄しています。戸建て住宅だったため、mailのやりとりでエアコンの設置状況「エアコンの右側と壁との隙間・約7.5センチ、エアコンの天面と天井との隙間・約30センチ」は確認済み。そして今回は2階のお部屋のエアコンクリーニングなのですが、前の訪問時にエアコンの位置関係(側面と天面の隙間)を確認してあるそうです。こちらも分解可能なので、エアコンを徹底洗浄できますね。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-S22C(W)|2013年製
正直なところ・・・1カ月前にどのような話をしたのかは記憶にありません・・・。お客様からmailで「先月、設置状況を確認頂いて大丈夫との事でした。」と教えていただいたので問題はないのでしょう。エアコンクリーニング後に、2階のエアコンをチェックして欲しいと言われたことまでは覚えているのですが・・・。今回も前回同様、住宅地にある共有の駐車スペースに車を停めてお客様宅に訪問。ここまでの記憶に問題はないのですが・・・、そのまま表札も確認せずに隣のお家へ道具を運んでしまいました。女性スタッフに注意されなければ、全ての道具を運び込んでインターフォンを鳴らすところです。流石にその前には表札を確認するとは思いますが、若干の痴呆ですかね?
▼お部屋の養生

なんとか無事にお客様宅に訪問でき、2階のお部屋へ誘導いただきました。ここで有難い出来事が・・・、上記の画像をご覧ください。エアコン下にはベッドがあったのですが、フレームを残して全て移動済みです。私の仕事というと、養生シートを敷いてマスカーテープをつけただけ。布団・マット・すのこ、カーテンまでも全てお客様が移動してくれていました。正直凄く助かりますし、テンションも上がりますね。隣のお部屋も同様に、エアコン下のスペースはキレイに片付けてありました。感謝でしかありません。
ごく稀にではありますが、見た瞬間に帰りたくなることも・・・。当店は引越し屋さんではないので、家財道具などを運ぶことはサービス内容に含まれておりません。従ってそれ(移動)に伴う事故などに関しても保険の対象外となってしまいます。お客様の生活環境での作業となりますので、ある程度の荷物があることも想像できますし、どうしても動かせないものがあることだって仕方ありません。また今回のようにキレイに片付けられているケースは稀なことで、どこのお宅でも多少の移動はつきもの。それ(移動)に対して不満を感じたことだってありません。ただ結局のところ、お客様の考え方・失礼な言い方をすれば姿勢ですかね・・・。
「エアコンクリーニングが初めてで分からなかったから・・・」、「どこまでスペースを空けたらいいでしょうか・・・」、「ベッドは動かせないのですが・・・」、「ごめんなさい。片付けるの忘れていました・・・」こんな風に普通の対応をしていただければ「大丈夫ですよ。ちょっと移動させますね。少し方法を考えますね。」こんな気持ちにもなります。ただ荷物や家具だらけのお部屋で「我関せず」的な態度をとられると心が折れそうなときも・・・。まっ、あまりにも態度が悪い・高圧的な人の場合は、そのままお帰りすることもありますが・・・。ただ安心してください。その際のキャンセル料や駐車料金だって請求することはありません。二度とそのお宅にはお伺いしませんが・・・。
▼エアコンの分解

それではこのエアコンの分解手順を。当たり前ではありますが「お掃除機能付きエアコン」を洗浄するためには「お掃除ユニット」を取り外す必要があります。その手間がかかるからこそ、スタンダードエアコンよりも料金は割高に設定。この分解作業をしないのであれば、料金はスタンダードエアコンと同じになるはずです。お掃除機能付きエアコンのクリーニングを依頼するときは注意しましょうね。大手・中小・個人を問わず「分解しない・できない」エアコンクリーニング業者が増殖していますので・・・。
①エアコンの動作確認時。②前面パネル・上下風向ルーバーを取り外しました。③フィルター、ダストボックス、端子台カバー、本体カバーを取り外しました。④基盤ケース(上下2箇所)を開けて、コネクタを抜く準備中。
分解に必要なコネクタを全て抜いたら、メイン基盤の下にある「ドレンパン」前の基盤を取り外し。ドレンパン前の他のパーツたちも固定用のネジを外してから分解していきます。もうゴールは目の前ですね。お掃除ユニットのネジを外したら、メイン基盤をずらしてから思い切って一気に「お掃除ユニット」をガッガッと引き抜き。アース線や熱交換器パイプに固定されているパーツを処理したら分解完了です。
▼分解完了

慣れてしまえば簡単な作業。このままメイン基盤も分解するという選択肢もありますが、手間がかるのでこのまま養生することにしました。ドレンパンも分解せず、このまま洗浄を始めていきます。基盤部やファンモーター部などの浸水箇所を完全に塞いだら、念のためにマスカーテープで基盤周辺をカバー。エアコン周囲をマスカーテープでぐるりと囲んだら、天面に支柱も設置します。エアコン洗浄カバーを取り付けて、支柱・マスカーテープ・洗浄カバーとを養生テープで固定させたら準備完了。これで「徹底洗浄」できるようになりました。
▼吹き出し口の洗浄

上記の画像は「吹き出し口」の洗浄例。①洗浄前の汚れた吹き出し口。②ファン裏・ドレンパン裏に「カビ取り洗剤」噴霧中。③「クロスフローファン」に追加で「厨房用アルカリ洗剤」を噴霧・浸け置き。④高圧洗浄機で濯いだ後のキレイな吹き出し口。
こんな感じで「吹き出し口」もキレイに洗浄できました。「こんな画像どこでも見かけるよ」と思われる方もいることでしょうね。ただ・・・ぶっちゃけ仕上がりが違います。カメラで映らない箇所だってキレイに洗浄できていますので。洗浄力の弱い「エコ洗剤」なんぞでは落とせないような頑固な汚れだって「苛性ソーダ」の強力な洗浄力で除去可能。高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばすことなく、洗剤の洗浄力で汚れを落としていきます。
▼お掃除ユニットの取り付け

エアコンが壊れないように「徹底養生」していますので、エアコン上部の「熱交換器」「ドレンパン」だってバシャバシャと丸洗い洗浄可能。たっぷりの「次亜塩素酸ナトリウム」配合のメイン洗剤を、エアコンの隅々まで何度も何度も重ね噴き。当店ならエアコンの背面だってお構いなしに洗浄できます。どんなに強い洗剤を使用したって、大量の洗浄水(お湯)を使用できるので問題なし。洗浄後のエアコン内部には洗剤成分など残ってはいませんのでご安心を。
エアコンの徹底洗浄が終わったら、養生を剥がしてからエアコンの組み立て。分解した時とは逆の順番で組み立てていきます。お掃除ユニットを取り付けて基盤などの処理が終わったら動作確認。ご覧のように(右写真)、お掃除ユニットも正常に動き出しました。そうそうこのエアコン、この後の作業が一番嫌いです。本体カバーが一体型のタイプで、しっかりと嵌めるのに手間がかかるんですよね。取り外すのは簡単なのに・・・。少しの誤差も許さないような爪が複数箇所あり、1箇所ずつ丁寧にハメていかないと最初からやり直しになってしまいます。しかも中央部が細くて歪みやすいんですよね。今回もやはり、何度かやり直してしまいました・・・。
▼洗浄後の汚水

上記の画像は本日の汚水たち。1台目のエアコンの方が「エアコン下部」が汚れていたようですね。これでも使用している「洗剤・洗浄水(お湯)」の量は同じ位だったと記憶しています。一概に「室内に残ったバケツの汚水量や汚れ具体」が「洗浄したエアコンの汚れや臭い」と比例することはありません。汚れているほうが「汚水が多かったり・汚れている」ことが多いのは事実ですが、エアコン上部の汚れ方や機種などによっては、全く逆のパターンになることもあります。
只今の時間は12時40分。お掃除機能付きエアコン2台の作業時間は5時間ですが、4時間足らずで作業を終えることができました。エアコンの機種や汚れ具合にも左右されますが、今回はお部屋が片付いていた点も早く終わった理由の一因でしょう。ありがとうございました。
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