世田谷区用賀で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコン1台です。
小さなお子様たちがいても徹底洗浄
(訪問日:2021年9月5日)
本日は、世田谷区用賀でエアコンクリーニングをしてきました。ご予約は旦那さまでしたが当日は不在。エアコンクリーニングのご対応は若いママと小さなお子様たちです。今日は女性スタッフがお休みのため男性スタッフ一人対応日。色々とエアコンクリーニングのことを調べた(検索した)若いパパが、家族の健康のためにエアコンの徹底洗浄を希望されたのでしょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-V22A-W|2011年製
午前10時前にお客様宅前に到着。駐車スペースがあると聞いていましたがどこに停めていいのか判断できません。電話でお客様に連絡を入れると、マンションには来客用駐車スペースはないとのこと。旦那さまの勘違いだったのでしょうか? 駐車料金が別途かかることをご了承いただき、道具類を降ろしてから最寄りのコインパーキングに車を移動しました。それではエアコンを徹底洗浄しにいきましょう。
▼富士通ゼネラルルームエアコン|AS-V22A-W
決して広いとは言えないお部屋には、若いままと小さなお子様が二人。最近流行りのエアコンクリーニング業者なら、小さなお子様の健康のためには・・・と「エコ洗剤」を使用したエコ洗浄を勧めることでしょう。申し訳ありませんが、当店ではそのようなことは言いません。エアコンクリーニングにかかる作業時間など数時間程度。その後のエアコン使用期間と比較すれば大したことはありません。健康被害を訴えるのであれば、エアコンクリーニングしたのに汚れが残ってしまう方が心配ですよね。せっかくプロ(?)にお金を払ってエアコンクリーニングしてもらったのに、エアコン内部には汚れが残ったままなんて・・・それでは何の意味もないですよね。そんなのは、お金と時間の浪費でしかありません。
当店では、扱いづらい「洗浄力の強い洗剤」を使用して、エアコン内部を徹底洗浄しています。次亜塩素酸ナトリウムや苛性ソーダなども、汚れ具合を判断して積極的に使用。ただ安心してくださいね。お子様に向けて洗剤を噴霧することは絶対にありません。洗剤が飛散するのだって作業スペース内のみです。少し遠くで見ているだけなら、洗剤に触れるリスクはありませんので。ただ申し訳ありませんが「洗剤臭」はお部屋中に漂ってしまいます。換気のために窓は開けていますが、臭いが気になるようでしたら作業中は退出することもご検討くださいませ。
▼分解したパーツ類
エアコン下にあった荷物や小物類などを移動させ、防水シートを敷いて作業スペースをなんとか確保。マスカーテープや養生シートを使用して、お部屋が汚れないようにカバーしていきます。少し手狭感はありますが頑張りましょう。
いつも通りサクサクっとエアコンを分解してパーツ類の取り外し。富士通ゼネラルエアコンの特徴でもある、熱交換器(アルミフィン)繋ぎ目のパーツ類だってしっかりと分解済み。このパーツたちはお風呂場に持ち込んで殺菌洗浄していきます。
▼吹き出し口の汚れ
吹き出し口はこんな感じ。なかなかの汚れ具合ですね。汚れを目立たせないための黒い吹き出し口ですが、見事に汚れてしまいました。全体的にカビ汚れが付着して粉を吹いているようです。何だか飛んできそうな雰囲気ですよね。
▼ドレンパンにカビ取り洗剤噴霧
当店では、このエアコンのドレンパンを分解することはありません。そこで「カビ取り洗剤」の出番です。この段階で一回「カビ取り洗剤」を噴霧してドレンパン内を浸け置き。エアコン洗浄前にドレン詰まりを予防しておきます。
▼カビ取り洗剤|噴霧・浸け置き後
エアコンの養生が完了したら、再度「カビ取り洗剤」の出番。エアコン上部の「背面パネル」「ドレンパン」、エアコン下部の「ドレンパン裏」「ファン裏」にたっぷりと「カビ取り洗剤」を噴霧して浸け置き洗浄。この間にパーツ洗浄もしておきます。パーツたちにメイン洗剤を噴霧して戻ったところが上記の右画像。吹き出し口(ドレンパン裏・ファン裏)の汚れたちは、メイン洗剤噴霧前なのにスッキリと殺菌洗浄済みです。
▼クロスフローファン|洗浄中・後
メイン洗剤をエアコンの隅々までに丁寧に噴霧したら、クロスフローファンには「厨房用アルカリ洗剤」を追加噴霧(左画像)。洗浄力の強い洗剤を大量に投入していますので、ファンを分解する必要はありません。エアコン本体に「クロスフローファン」をつけたままの洗浄でも、羽の一片一片・裏・軸だってキレイに殺菌洗浄済み(右画像)です。
▼洗浄後の汚水
上記の画像が本日の汚水。少なめに感じるかもしれませんが、これでも20ℓの洗浄水(お湯)を使用(メイン洗剤も2ℓ以上噴霧)しています。室内のバケツには残っていませんが、この3倍以上の汚水が室外に排水されているのですよ。エアコン上部に高圧噴射した洗浄水がエアコン下部にこぼれにくいタイプの場合、このように室内に残る汚水は少なめになります。
▼洗浄後の乾燥作業
エアコンの徹底洗浄が終わったら、エアコンを組み立てながら乾燥作業。熱交換器のアルミフィンもキレイになりましたね。洗浄力の強い洗剤をたっぷりと使用しましたが、大量の洗浄水で洗い流しているのでエアコン内部に洗剤成分は残っていません。ご安心くださいませ。
エアコン内部にエコ洗剤を残したまま・・・、その洗剤たちがカビの原因になる・・・こんなエコ洗浄あるあるも良く見かけます。どんなに強い洗剤を使用しても、しっかりと洗い流せば何ら問題はありません。優しい洗剤をエアコン内部に残して帰るほうが大問題。しっかりと洗い流す技術がないから「エコ洗剤」を推奨する業者もいたりするんですよね。悪いのは「洗浄力のある洗剤」ではなく、「スキルのない業者」なんですが・・・。
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