
大田区羽田で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン1台です。
ベッドの上のエアコン
(訪問日:2021年8月30日)
本日は、大田区羽田でエアコンクリーニングをしてきました。一人暮らしの女性のお客様で、エアコンの下にはベッドがあるそうです。1Kのお部屋なのでベッドの移動は難しいとのこと。とりあえず寝具の移動のみをお願いして、後は当日確認するとお答えしてあります。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-281CF-W|2011年製
午前8時50分頃、お客様宅前に到着。アパート前に車を停めて道具類を降ろします。階段で2階のお客様の玄関前までせっせと道具を持ち上げたら、最寄りのコインパーキングへ車の移動。それでは今日も頑張ってエアコンクリーニングを始めましょう。
▼パナソニックルームエアコン|CS-281CF-W

まずはエアコンの確認です。電話のお話し通り、エアコンの下にはベッドが鎮座していました。丁度エアコンの真下にベッドがあるので、立ち位置(脚立置き場)には問題なさそうですね。マット下の土台の強度も十分ありました。頑張ればベッドの移動もできそうでしたが、その必要はないでしょう。ベッド位置はこのままでマットのみ移動することにしました。
上記の画像が本日のお相手であるパナソニックのスタンダードエアコン。前面パネル・フィルター・上下風向ルーバーを取り外したところです。ベッド上のエアコンは、寝具の綿埃を吸い込みやすいため汚れがち・・・、この段階でも汚れているのが分かりますね。それでは分解・分解。
▼分解したパーツ類

このスタンダードエアコンは比較的分解が簡単です。サクサクっと分解できるので、ドレンパンもついでに取り外してみました。この機種は「ドレンパン」を分解することが多くなりましたね。でも安心してください。他の業者とは違いオプション料金などは発生していません。あくまでも作業効率を高めるための、業者都合による分解作業ですので・・・。
▼ベッドの養生風景

そして上記の画像が、お部屋の養生風景。ベッドの土台の上と横の床には防水シートを敷いて、壁面の水漏れはマスカーテープで防御。念のため脚立の下には養生シートを重ねて足元も補強してみました(エアコンと脚立の位置はこれがマスト、近すぎや遠すぎの場合は作業ができないこともあります)。とっても広いスペースができたので、これなら道具類やパーツなどの置き場もバッチリです。それではエアコンをバシャバシャと丸洗いしちゃいましょう。
そういえば、5月21日に訪問したお客様宅でこんなこともありました。予約時から9時30分〜14時までの間で作業して欲しいと、作業日時の要望がありました。ご高齢のお母様がデイサービスに出かけている間にエアコンクリーニングしておきたいそうです。エアコンはスタンダードエアコン2台。作業時間は約2時間30分くらいなので1時間くらいの余裕はありそうですね。そしていざ訪問してみると・・・。和室のエアコンの下には重たい介護ベッドが鎮座していました。上に乗って作業してもOKと言われましたが、如何せん位置取りが最悪です。脚立を立てたい箇所がベッドの端部なので、このままでは作業ができません。ベッドを移動させない限りエアコンクリーニングは不可能。少しピンチですね。
お客様も少し年配の女性で、同行のスタッフも女性です。しっかりとベッドを持ち上げて移動させるには男性2人の力が必要でしょう。ここで本来はお客様にしっかりと説明(ベッドの位置取りが悪いので今日の作業は不可)すれば良いのですが、デイサービスの日付を調整して1カ月以上お待たせしてからの訪問です。さすがにこのエアコンは洗浄できませんとは言えないですよね。非力な女性たちの手を煩わせるのも失礼かな・・・などど考え、一人必死でベッドの足を1箇所ずつ持ち上げながらなんとか移動は完了。こんなことにもかなりの時間を費やしてしまいました。ただ作業自体はお約束通り、なんとかギリギリ14時前には終了。だだこの親切心? がこの日の最大の失敗・失策です。
▼傷ついた畳

無茶なベッド移動のため、ベッド下の畳を傷めてしまいました。本日のエアコンクリーニング料金は19,500円。畳表替えで当店が負担した金額は11,000円+振り込み手数料。さてさて、この日のエアコンクリーニングは何が正解だったのでしょう。業者によっては、お客様の準備不足によるエアコンクリーニング不可のため、当日のキャンセル料金を請求することだってあるのでしょう。エアコンは汚れたまま、せっかく時間をつくったのに料金だけ請求されてしまう。お客様の認識不足だったとしても、それでは申し訳ないですよね。ただ一生懸命エアコンクリーニングしたのに、修理費用を負担することになってしまう・・・・。これも正直、馬鹿馬鹿しい気分だったりもします。いい顔をするだけではなく、しっかりとお客様に説明することも大切なのかも知れませんね。
▼分解したエアコン本体|洗浄前・後

それでは本題に戻りましょう。ここからの作業はいつも通り。「背面パネル」「ファン裏」にはカビ取り洗剤を噴霧。暫し浸け置きした「メイン洗剤」を噴霧器でエアコンの隅々まで噴霧、時間をかけて浸透させていきます。「熱交換器」の背面・天面にだって、たっぷりのメイン洗剤を噴霧。ドレンパン背面の汚れにも洗剤成分を浸透させていきます。「クロスフローファン」に追加で「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置きしたら、大量のお湯で「洗剤成分と汚れたち」を洗い流し。いわゆる「濯ぎ」作業ですね。当店では高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばすのではなく、「洗剤」の洗浄力で浮いた汚れや洗剤を「高圧洗浄機」で洗い流していきます。
▼洗浄後の汚水

エアコンの徹底洗浄後に脚立の隙間からパシャリと写真撮影。ベッドの上には上記のように真っ黒な汚水と比較的キレイな2種類の汚水が残りました。エアコンの汚れがキツイ時や「簡易清掃業者」が下手なエアコンクリーニングしている時は、この数倍の汚水が残ることもあります。今日は比較的簡単に洗浄が終わりましたね。ドレンホースに直接流した「洗剤」や「洗浄水(お湯)」以外は、すべてこのバケツに納まっています。
▼洗浄後のパーツ類

取り外したパーツ類もご覧の通り。女性スタッフがお風呂場をお借りしてキレイに洗浄しています。洗浄後は現場の原状回復。お借りしたお風呂場が少しキレイになることはあっても、汚したままにすることはありませんのでご安心ください。
この後はエアコンを組み立てて。乾燥作業・乾燥運転。養生をすべて剥がし、マットを元のベッドに戻したら本日の作業は終了です。
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