
江東区東陽で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、シャープルームエアコン1台です。
お掃除機能付きエアコンの作業時間
(訪問日:2021年8月29日)
本日は、江東区東陽でエアコンクリーニングをしてきました。電話での予約時にシャープのお掃除機能付きエアコンと聞いていますが、このメーカーのエアコンは分解難易度が高いものから簡単に分解できるものまで色々なタイプがあるのですよね。業者によっては「シャープ」のお掃除機能付きエアコンということだけで料金を割高にしていたり、作業できないということもあるようです。さてさて、本日のお相手はどちらのタイプでしょうか・・・。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|シャープお掃除機能付きエアコン
午前8時45分頃にお客様のマンション前に到着。駐車スペースの位置をお客様に電話で確認してから、台車に道具類を積み込みます。ダッシュボードに「お部屋番号」「清掃中」と印字したホワイトボードを掲示したらお客様宅へ移動。お客様宅のインターフォンを鳴らしたのは8時55分頃でした。玄関口でご挨拶をしてから自前のスリッパに履き替え、防水シートを小脇に抱えたままエアコンまで誘導いただきます。
ここでエアコンとのご対面。今日は朝からラッキーですね。「よし!」と心の中で小さなガッツポーズをしてしまいました。このシャープのお掃除機能付きエアコンは「ダストボックス」がついているタイプ。そしてお掃除機能付きエアコンの中でも、群を抜いて簡単に分解できるエアコンです。今日は早く作業を終えられそうな予感・・・。
▼本体カバーの分解

エアコン下に防水シートを敷いて作業スペースを確保したら、道具類を室内に運び入れます。お部屋の養生が終わったのが左写真(9時9分)。そして、前面パネル・フィルター・ダストボックス・端子台カバー・本体カバー(左右)・上下風向ルーバーを取り外したのが右写真(9時12分)です。このエアコンの分解で手間取るのは、本体カバーの右側くらいでしょうか。下側の爪が2箇所あるため、固着していると分解に時間がかかることもあります。
▼お掃除ロボットの分解

パーツ類を女性スタッフのいるお風呂場に届け、高圧洗浄機を洗面台下にセットしてからお掃除ロボットの取り外し。ここで若干の難ありです。基盤側のコネクタが固かったんですよね。ちょっこ怖いので少し遠回りしてお掃除ユニット側のローラー部のコネクタを外すことにしました。そして無事にお掃除ロボットが取り外せたのが9時24分。
当店のお掃除機能付きエアコンの想定作業時間は約2時間30分。当初の予測通り作業時間には余裕がありそうですね。このシャープのエアコンは、左右風光ルーバーや吹き出し口の構造の関係でエアコン下部の洗浄に手間がかかることもあります。時間もたっぷりあることだし・・・もう少し分解しちゃいますか。
▼ドレンパンの分解

そこでドレンパンも分解することにしました。基盤ケースを移動させ、ドレンパンを固定させているネジ2箇所を外していきます(9時28分)。ドレンホースとドレンパンの繋ぎ目のネジを外し、グリグリと繋ぎ目を引っ張ったらご覧の通り(9時30分)。こんなに簡単にドレンパンも取り外せちゃいます。
▼洗浄前の吹き出し口

遮るものがなくなったので、これで吹き出し口も洗浄しやすくなりましたね。クロスフローファンの汚れも取りやすくなったので作業効率はアップ。取り外したドレンパンは女性スタッフにパスして、他のパーツと一緒に洗浄してもらいます。ここからは、まとめた画像の時系列で・・・。
▼養生〜乾燥運転

さてさて本日のお題ですが、上記の画像にヒントがあります。なんとエアコン全景の写真を撮影していると左側に時計が写り込んでいることに気づきました。「あっ、これなら時系列で作業順の説明ができたじゃん」などと思いましたが時すでに遅し。そのことに気づいたのは②の時です。ということで前半の写真は時間を後加工したもの、上記の写真は時計表示のみということになりました。
①エアコンの養生完了(9時50分頃)。今回はメイン基盤はつけたままです。基盤カバーの裏側やファンモーターコネクタ部などの細部も養生テープでしっかりとガード。全ての水の浸水口を塞いだら、もう一段階マスカーテープで基盤周囲をガードします。これでエアコンが故障するリスクは回避できましたね。今度はエアコン周囲をマスカーテープでぐるっと囲み、支柱・エアコン洗浄カバーを取り付けます。これでエアコンクリーニング(徹底洗浄)の準備は完了。
②エアコンの洗浄完了(10時30分頃)。申し訳ありません。いきなり洗浄が完了した画像になってしまいました。背面パネル・ファン裏などにカビ取り洗剤を噴霧・浸け置き(9時55分頃)しているところとか、メイン洗剤の噴霧後の熱交換器(10時10分頃)、クロスフローファンに追加で厨房用洗剤を噴霧して浸け置きしているシーン(10時15分頃)の撮影などは忘れてしまいました。早く時計の存在に気づいていれば、もう少しは面白い絵面になったと思うのですが・・・。
③乾燥作業(11時頃)。今回は「エアコン洗浄カバー」を取り外してからの乾燥作業。下準備として「クロスフローファン」を手回ししながら、ある程度の水滴は飛ばしてあります。エアコン周囲や基盤などの養生を剥がしたら、ドレンパン・お掃除ロボットの取り付け。基盤たちも元の場所に戻したら、コンセントを入れて乾燥作業の開始です。強風での運転・運転停止を繰り返し、その間にマイクロファイバーで水滴の拭き取り。そうそうこのエアコン、フィルターをつけていないと定期的にエラーで運転が止まってしまうんですよね。そんなリセット(エラー)を数回繰り返したら乾燥作業は終了です。
④乾燥運転(11時10分頃)。エアコンを運転させたままの状態で、組み立て作業をしていきます。本体カバー(左右)を嵌め込み、端子台カバーも取り付けてネジで固定(3箇所)。フィルター・ダストボックス・前面パネル・上下風向ルーバーの順で元通りに組み立てます。一旦エアコンを停止させて、上下風光ルーバーの異常がないことを確認したら、後は撤収作業。この間に、お借りしたお風呂場の原状回復や高圧洗浄機の取り外しなどは、女性スタッフが完了済です。11時20分頃にはお会計も終了し、お客様宅を後にしました。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が本日の汚水です。ドレンパンを分解していますので、直接ドレンホースに流した洗剤・洗浄水(お湯)以外は全てこのバケツ内に納まっています。まっ、程よい? 汚れ方ですかね。このまま玄関外までバケツを持って移動し、通路脇の排水溝に流させていただきました。
本日の作業時間は約2時間30分。簡単に分解できるお掃除機能付きエアコンでしたが、たびたびの写真撮影やドレンパンの分解・組み立てなどに時間を割いてしまいました。まっ、それでも想定時間内ですけどね。エアコンの設置状況やタイプによっては、4時間以上も作業時間がかかってしまうこともあります。ご予約の際は、お時間に余裕のある日程でお願いいたいします。
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