江東区木場で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、シャープルームエアコン2台です。
再訪問(2022.05.19)した情報も追加掲載。
毎年行っているエアコンクリーニング
(訪問日:2021年5月10日)
本日は、江東区木場でエアコンクリーニングしてきました。今回で3回目のエアコンクリーニングで、昨年と一昨年は他の業者にお願いしたそうです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|シャープルームエアコン|AY-C56EX-W|2013年製
mailにてご予約いただき、駐車スペースもあるとのこと。エアコンのメーカー名・型番も記載されていましたので心の準備もバッチリです。
▼シャープルームエアコン|AY-C56EX-W
上記の画像が本日のお相手。シャープのお掃除機能付きエアコンです。シャープというと毛嫌いする業者もいたりしますが、このエアコンは分解がちょ〜簡単なタイプ。私的には大好きなお掃除機能付きエアコンの一つです。それではサクサクっと分解していきましょう。
▼基盤コードの養生テープ跡
お掃除ロボットを取り外すためには、基盤に繋がっているコネクタを外す必要があります。基盤カバーを外してみるとご覧の通り。おっ、これは誰かが分解した形跡がありますね。お客様に確認すると、昨年も一昨年もエアコンクリーニングしているとのこと。ふ〜んそうですか。何だか楽しみになってきました・・・。この意味不明な養生テープを貼った業者の「洗浄スキル」をチェックしちゃいましょう。
▼エアコンの分解
・・・というこで、スペシャルサービスを始めることに。まっ、このエアコンはお掃除ロボットの取り外しは簡単ですからね。他業者の粗探しをするために、ついでにサクサクっとドレンパンも分解してみました。あっ安心してくださいね。オプション料金を請求したりはしませんので・・・。ただの私の悪趣味用・日記ネタ用のおまけサービスです。
▼粗探しチェック|洗浄前
さてさて、準備は整いました。それでは前回・前々回の業者が行った「エアコンクリーニング」の粗探しをしちゃいましょう。1年前にエアコンクリーニングしているのなら、前回の洗浄有無チェックも簡単にできそうですね。
①背面パネル・・・ご覧の通りホコリがついたままです。他の箇所の汚れ具合と比較すると、1年でついた汚れではありませんね。これはノータッチで確定。
②イオン発生装置部・・・ご覧の通り、裏側はカビだらけです。つけたままの状態で洗浄してしまったのでしょう。
③ドレンパン内部のフェルト部・・・カビが残って変色したままの状態です。「エコ洗剤」などの弱い洗剤では、こんな汚れは落とせませんよね。
④クロスフローファンの軸受け・付け根付近・・・手の届かない箇所ですからね。ご覧のように黒カビが残ったままです。一般的なエアコンクリーニング業者では、洗浄する術がないのでしょう。
ざっとこんな感じの汚れがエアコンには残ったままでした。まっ、一般的なエアコンクリーニング業者(簡易清掃)でしょうね。③フェルト部の汚れの残り方をみると、今流行の「エコ洗浄」業者で間違いないと思います。
▼カビ取り洗剤噴霧
まずはカビ取り洗剤の出番。この噴霧・浸け置きで「①背面パネル」「④クロスフローファンの軸受け・付け根付近」を洗浄していきます。毎年エアコンクリーニングしているので、見える箇所である吹き出し口はそんなに汚れていませんね。見えない箇所である「ファン裏」や「④クロスフローファンの軸受け・付け根付近」は汚れたままでしたが・・・。
▼熱交換器から滴る汚れ
昨年も一昨年もエアコンクリーニングしていると信じ、メイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウム配合の標準仕様をチョイス。たっぷりとエアコン上部に噴霧器で「メイン洗剤」を噴霧していると・・・2ターン目位で画像のような状態に・・・
これはドレンパンを取り外しているからこそ確認できた現象。熱交換器のアルミフィンからは、茶色い汚水が滴り落ちてきました。前回も前々回もお掃除ロボットを分解しているのですから、エアコン上部がノータッチということはないでしょう。背面はノータッチでしたが・・・。結論としては「洗浄力の弱い洗剤」でエアコンクリーニングする「エコ瀬洗浄業者」の仕事ということ。なんでんかんでん「エコ洗剤」、そりゃ汚れだって落ちませんよね。当店の使用しているメイン洗剤は、標準仕様でもウン十倍の洗浄力です。今までの業者が落とせなかった、熱交換器に染み込んでいた汚れを、サクサクっと落としておきました。
▼汚水|洗剤噴霧後・洗浄後
左の画像をご覧ください。これが洗剤噴霧後の汚水。昨年も一昨年もエアコンクリーニングしているのに、こんなに真っ黒な汚れが落ちてきました。この汚水の大半はエアコン上部から滴り落ちてきた汚れで、ドレンパンをつけたままでは室外に排水されているもの。ドレンパンを分解しているからこそ確認できた汚れなのです。
そして右側の画像が洗浄後の汚水。ドレンパンを取り外したので洗浄水(お湯)の使用量は削減できました。前の業者がゴミを吹き飛ばしていなかったのもラッキーでしたね。高圧洗浄機でゴミを吹き飛ばすだけの業者だと、この数倍の汚水が室内のバケツには残ったはず。前回・前々回の業者は、吹き出し口を「ブラシ」でゴシゴシするマメな業者だったのでしょう。手の届くところしか洗浄はできていませんが・・・。
▼洗浄後のエアコン全景
上記の画像は、洗浄後のエアコン全景です。数年かけて、やっとキレイにしてもらえたので、熱交換器のアルミフィンも喜んでいることでしょう。見えないアルミフィンの奥だって、キレイに殺菌洗浄済みです。来年他の業者が洗浄したとしても、今回のような茶色い汚水が「アルミフィン」から滴り落ちることはありません。
▼ドレンパンの洗浄中
ドレンパンの洗浄にもカビ取り洗剤を使用しています。ご覧のように浸け置き洗浄。他のパーツ同様に、女性スタッフが洗浄しています。これで「③ドレンパン内部のフェルト部」も殺菌・漂白済み。
▼ドレンパン|洗浄前・後
左側の画像が洗浄前のドレンパン。この状態だと左右風向ルーバーの裏側も丸見えですよね。シャープのエアコンは、左右風向ルーバーの洗浄も一苦労。「エコ洗浄業者」では、左右風向ルーバーの洗浄にもてこずるのでしょう。ご覧のように、見えない裏側は汚れたままでした。
洗浄後のドレンパン(右画像)は、左右風向ルーバーの裏側だってスッキリと殺菌洗浄済み。これもまたブラシなどは使用せずに、洗剤任せのノータッチ洗浄です。当店ならドレンパンを分解しない洗浄方法でも、左右風向ルーバーの裏側だって洗浄できますよ。
▼クロスフローファン|洗浄中
ついでだったので「厨房用アルカリ洗剤」も追加噴霧しておきました。でもこれは、必要なかったかもしれません・・・。
▼クロスフローファン|洗浄前・後
クロスフローファンにはそれほど変化はないでしょうか? ただ「エコ洗浄」と「当店の「メイン洗剤」、しかもトドメで「厨房用アルカリ洗剤」も噴霧しましたので、1年前とは別物になっていることでしょう。
▼粗探しチェック|洗浄後
前回・前々回の業者が残した・落とせなかった汚れもご覧の通り。スッキリとキレイに洗浄済みです。1点ここでお詫びが・・・。「④クロスフローファンの軸受け・付け根付近」の写真を撮り忘れてしまいました。汚れが落ちなかったので載せていないのではありませんので悪しからず。左側の付け根付近ではなく、右側ファンモーター側の付け根付近でご勘弁ください。
▼洗浄後の汚水(2台目)
上記の画像は2台目のエアコンの汚水。寝室設置のエアコンのため、リビングエアコンとは使用頻度も環境も良いのでしょうね。昨年・一昨年も他の業者がエアコンクリーニングしていますので、吹き出し口からの汚れはこの程度。ただこのエアコンだって、ドレンパンを分解していればもっと汚水に色がついていたと思われます。エアコン上部の汚れは取れていませんでしたからね。
まだ組み立て・撤収作業前ではありますが、ただいまの時間は午後の12時前。お掃除機能付きエアコン2台の作業時間は約5時間ですので、1時間以上時間が短縮できましたね。分解が簡単なお掃除機能付きエアコンは、やっぱりラッキーですね。次のお客様に電話して、早めに訪問させてもらいましょう。
1年後のエアコンクリーニング
(訪問日:2022年5月19日)
4月21日にmailにて問い合わせいただき「昨年5月10日にエアコンクリーニングをお願いいたしました○○と申します。今年もまたクリーニングをお願いいたしたくご連絡差し上げました。5月19日の午前中に予約が可能でしたらお願いいたします。」とのこと。「リピーター割」対象期間外のご了承をいただいて希望日に訪問することになりました。
▼高圧洗浄済みシール
こちらが本体カバー側面に貼付してあった「高圧洗浄済みシール」丁度1年後位ですね。さてさて、昨年の汚れ具合を比較しちゃいましょう。
▼エアコンの簡易分解
エアコンの簡易分解パターンは前回通り。ご覧のようにドレンパンは取り外してから徹底洗浄しました。ぱっと見はキレイですよね。比較すると昨年のエアコンとは別物のようです。
▼洗剤噴霧後の汚水(1年後)
そしてこちらが洗剤噴霧後の汚水。メイン洗剤を2ℓ弱噴霧しておきました。今回は「カビ取り洗剤」や「厨房用アルカリ洗剤」の出番はなし。汚れていませんでしたからね。
▼洗浄後の汚水(1年後)
上記の画像が洗浄後の汚水です。どうでしょうか・・・、昨年の汚水とは全く違います。本当に軽度な汚れでした。如何に前々回の業者の洗浄が酷かったのかが判りますよね。本当にこんな業者が多くなっています・・・、エアコンクリーニング業者の選択にはご注意を。
▼洗浄後の汚水(寝室・1年後)
寝室のエアコンは、前回と一緒で汚れていませんでした。こちらはあまり前回と差がありませんね。ただリビングのエアコンは別物でした。ここでお客様にご説明。「エアコンクリーニングは毎年する必要はありません。」「エアコンが臭くなったり、汚れが気になるようになってからで十分です。」と。こちらのお宅は掃除も行き届いており、使用頻度の高いリビングのエアコンであっても設置状況が悪いとは思えません。当店で徹底洗浄してれば、毎年エアコンクリーニングする必要はないでしょう。
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