
大田区南雪谷で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン1台です。
男性スタッフ一人訪問
(訪問日:2021年4月23日)
本日は、大田区南雪谷でエアコンクリーニングしてきました。電話予約で金曜日の午前11時からが希望とのこと。しかし火・金曜日は、女性スタッフが休日な日が多いのですよね。男性スタッフ一人でもOKとご了承いただけたので、本日訪問することとなりました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-40HAX2K-W|2018年製
戸建て住宅の1階には、パナソニックのお掃除機能付きエアコンが設置されているそうです。戸建て住宅の「お掃除機能付きエアコン」には注意が必要。スペースの関係で、エアコンの設置状況が悪いことが多いのですよね。エアコンと壁・エアコンと天井との隙間を確認すると、隙間がないとの回答が・・・。エアコンが分解できないときは「簡易清掃」に変更することも、訪問前にご了承いただいています。
お客様宅には駐車場がないため、道具類を降ろしてからコインパーキングに車を移動。住宅街のためコインパーキング探しに手間取りましたが、何とかギリギリのタイミングでキープすることができました。本当にギリギリでしたね。後からついてきていた車も駐車場探しに奔走していたようなので・・・。一つ路地を曲がるタイミングが悪かったら、間に合わなかったことでしょう。それではエアコンのチェックです。
▼パナソニックルームエアコン|CS-40HAX2K-W

エアコン下には低い棚があり、その前には大きな介護ベッド。作業スペースはその間のみと若干手狭ではありますが、何とか脚立を立てるスペースはありました。防水シートを足元に敷いたら、介護ベッドには養生シートを被せておきます。マスカーテープを壁面に貼って棚を養生したら下準備は完了。それではエアコンを分解していきましょう。
上記画像が本日のお相手「パナソニックお掃除機能付きエアコン」。天井の梁が少し邪魔ではありますが、この程度なら分解不可ではありませんね。普通に徹底洗浄できそうです。しかしこのエアコンは、熱交換器前にメイン基盤があるタイプ。お掃除ユニットを分解するためには、メイン基盤を全て取り外す必要があります。このエアコンの分解には時間がかかりそうですね。今日は一人作業のため、パーツ洗浄も自分でしなければいけません。デイサービスで外出中のお客様が戻られる前に処理しなくては・・・。救いなのは「新しいエアコン」だということ。エアコン内の汚れは軽度のようです。
▼エアコンの分解

15分くらいでここまでは分解完了。ドレンパンも、この状態まではササっと簡単に分解できました。このままドレンパンも取り外そうかな・・・と考えてもみましたが、分解したものを自分で洗浄するのでは効率が悪いですよね。ドレンホースとの付け根の軸を取り外すのにも「ドライバー」が入りにくいので手間がかかりそうです。今回はこのまま、簡易分解にしておきましょう。
▼カビ取り洗剤噴霧

ドレンパン内部・ファン裏にカビ取り洗剤を噴霧したら、ドレンパンを再セット。今度はドレンパンの吹き出し口側、左右風向ルーバーなどにカビ取り洗剤を噴霧。ご覧のように(右画像)しばらく浸け置き洗浄しておきます。
▼洗浄後のドレンパン

エアコン上部・下部の順に、時間を掛けてメイン洗剤を何度も繰り返し噴霧。軽度な汚れでしたので、今回のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウム配合の標準仕様を選択しています。メイン洗剤の洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、高圧洗浄機でたっぷりと濯ぎ作業の繰り返し。洗浄完了後にドレンパンをチェックしたらこんな感じに仕上がっていました。一切擦らず、一切触ることなく、洗剤の洗浄力のみの洗浄です。ドレンパンはセットしたままでしたが、ここまでキレイに洗浄できていますよ。まっ、初めから軽度な汚れではありましたが・・・。
▼エアコン全景|洗浄前・後

熱交換器のアルミフィンも、ワントーン明るくなりましたね。覗き込まないと見えない「背面パネル」「熱交換器背面・天面」もキレイに殺菌洗浄済みです。
▼吹き出し口|洗浄前・中

クロスフローファンには、追加で厨房用アルカリ洗剤を噴霧・浸け置きしておきました。その間に「パーツ洗浄の仕上げ」、「お借りしたお風呂場の片付け」、「高圧洗浄機をセット」します。諸々の作業が終わってエアコン前に戻ってきたら「クロスフローファン」はこんな感じ(右画像)になっていました。それでは吹き出し口も濯いでいきましょう。
▼洗浄後の吹き出し口

洗浄力の強い洗剤をたっぷりと使用しているので、吹き出し口の洗浄はとっても簡単。触ることなく、擦ることなく、ノータッチで。高圧洗浄機の高圧噴射で汚れを削ぎ落とすのではなく、洗剤の持つ洗浄力のみで「クロスフローファン」をここまでキレイに殺菌洗浄していきます。見える箇所も見えない箇所も同じように洗浄しているからこそ、隠れて見えない箇所だって同程度に洗浄されているのですよ。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が室内に残ったバケツの汚水。吹き出し口の汚れは軽度で、エアコン上部へ高圧噴射した洗浄水が吹き出し口に溢れにくい構造だったため、室内に残るバケツの汚水は少量となりました。これでも20ℓ位の洗浄水(お湯)をエアコン内部にバシャバシャと噴射しているのですが・・・。実はこの4倍近くの洗浄水が、エアコン上部の汚れ・洗剤成分とともに、ドレンホースを通って室外にも排水されてるのですよ。
▼洗浄後の乾燥運転

エアコンの洗浄が終わったら、パーツ類を組み立てて乾燥運転。今の時間は午後の2時です。スタートしてから約3時間。撤収作業がありますので、本日の作業時間は3時間30分位でしょうか。汚れが軽度だったので助かりました。ただこんなお掃除機能付きエアコンだって、1時間位で作業を終える強者業者もいたりします。「神様」なのでしょうか?「魔法使い」なのでしょうか?・・・いやいや、それはただの「簡易清掃業者」なのでしょう。腕がいいのではなく、手際がいいのでもなく、手を抜くのがうまいだけの「偽りの業者」も多数存在していますので、注意しましょうね。
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