
足立区東和で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン1台です。
すごく汚れているエアコン
(訪問日:2021年4月21日)
本日は、足立区東和でエアコンクリーニングしてきました。電話でご予約いただのですが、会話の最後に「エアコンはすごく汚れています。」とご伝言が・・・。なんだか訪問前からワクワクしてきますよね。これは日記のネタにしなくては。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-25RKHW-W|2009年製
・・・ということで、当日を迎えます。アパート前のコインパーキングに車を停めたら、エアコンクリーニングの道具類の持ち運び。階段を上り下りしながら2階のお部屋前へ。それでは「すごく汚れているエアコン」を確認してみましょう。
▼パナソニックルームエアコン|CS-25RKHW-W

お客様は男性の一人暮らし。一番奥のお部屋には、パナソニックの古いエアコンが設置されていました。ただ、若干の拍子抜けは否めません。「あれれ、こんな程度ですか・・・」訪問前までの心の準備と目の前のエアコンが吊り合っていません。とりあえず分解して中身をチェックしてみますか・・・
▼洗浄前のエアコン

う〜ん。確かに汚れていない訳ではありません。しかし・・・この程度のエアコンなら日々出会っていますよね。若干の意気消沈。これでは、それほど面白い日記内容にはなりませんよね。とりあえず「ドレンパン」は分解しておきますか。
▼取り外したパーツ類

分解したパーツ類はこんな感じ。ドレンパンこそ汚れてはいますが、他のパーツは大した汚れではありませんでした。ドレンパンだって、この汚れが原因でエアコンが悪臭を放つ・・・それほど汚れている訳ではありません。
▼洗浄前の吹き出し口

こちらが吹き出し口。ホコリの付着が目立つ汚れ方ではありません。日々の汚れが時間をかけて蓄積されていったのでしょう。10年来の汚れが何層にもなって「クロスフローファン」にこびりついた状態。エアコンの風力が極端に落ちるような、冷暖房に影響があるような汚れ方ではありませんが、簡単には剥離できない汚れですね。一つだけ言えることは「エコ洗剤」などの優しい洗剤では落とせない汚れだということ。「エコ洗浄」では。ブラシでゴシゴシ擦ったりするのでしょうか? いやいや、「クロスフローファン」を分解しないと、細部までの洗浄は無理かも知れませんよね。
▼クロスフローファン|洗浄中・後

しかし、当店の「徹底洗浄」なら何ら問題ありません。何層にも重なった「クロスフローファン」の蓄積汚れを落とすために、何度も何度も洗剤噴霧を繰り返します。メイン洗剤を何度も何度も時間をかけて噴霧し、洗剤成分を隅々まで浸透・作用させながら、上層・中層・下層と順に汚れを浮かし落としてく・・・、そして最後のトドメは「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置き洗浄(左画像)。あんなに何度もメイン洗剤を噴霧した後なのに、まだまだ汚れが浮き出てきました。これが「苛性ソーダ」の洗浄力。このように強力な洗浄力の強い洗剤を使用できるからこそ、壁掛け状態のエアコンクリーニングでも、ブラシでゴシゴシしなくても、「クロスフローファン」を分解しなくても、こんなにキレイ(右画像)に殺菌洗浄できるのです。
▼エアコン全景|洗浄前・後

熱交換器のアルミフィンもご覧の通りキレイなアルミ色に復活です。本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様。そのメイン洗剤を3ℓ使用しました。
▼エアコン天面|洗浄前・後

こちらがエアコンの天面部。背面パネルの洗浄には「カビ取り洗剤」も使用しています。背面パネルに噴霧したカビ取り洗剤は、ゆっくりと時間を掛けながらドレンパン背面にも浸透。見えない部分の洗浄も促してくれているのですよ。
ご覧のように(右画像)こんなにキレイに仕上がりました。ただエアコン背面・天面の洗浄は、この箇所をキレイにすることだけが目的ではありません。覗かないと見えない箇所(エアコン天面・背面)を洗浄することで、覗いても見えない箇所(ドレンパン背面・熱交換器の裏側)を洗浄しているのです。
▼汚水|洗剤噴霧後・洗浄後

左側のバケツは洗剤噴霧後。濃度が濃いので汚水は真っ黒ですよね。この後は高圧洗浄機の出番。エアコンの汚れが落ちてこなくなるまで、何度も何度も高圧洗浄を繰り返します。すると・・・バケツ2杯の汚水(右画像)が室内には残りました。確かにキレイなエアコンではありませんでした。でも・・・この程度で洗浄は完了です。それほど手強い相手でもありませんでした。
しかしこの程度で済んだのは、このエアコンが初めてのエアコンクリーニングだったから。下手な「簡易清掃」業者が洗浄でもしていたら、バケツの汚水はこの数倍になることだってあります。先にも説明しましたが、エアコンクリーニングで大切なのは「エアコン天面の洗浄」。この箇所の洗浄を怠ると、エアコン下部から吹き飛ばされた汚れたちがエアコン内部にこびり付いて乾燥してしまいます。見えない箇所の蓄積汚れを落とすのは簡単なことではありません。完全に取り除くのは不可能なことだってあります。ただ・・・簡易清掃業者は、エアコン天面(覗かないと見えない箇所)などは洗浄しません。失敗したエアコンクリーニングにならないように、業者の選択には注意しましょうね。
▼洗浄後の乾燥作業

エアコン内部の洗浄が完了したら、パーツを組み立てて乾燥作業。う〜ん、もっと大変なエアコンクリーニングを想定していましたが・・・。通常の作業時間でエアコンクリーニングは完了しました。まっ、エアコンはキレイに洗浄できたので良しとしましょう。
記事一覧