
新宿区戸山で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコンと
富士通ゼネラルルームエアコンの各1台です。
病院の寮でエアコンクリーニング
(訪問日:2021年3月27日)
本日は、新宿区戸山でエアコンクリーニングしてきました。昨年空室・エアコンクリーニングで2回訪問したお客様の娘さんが、研修期間(2年)を病院の寮で過ごすことになったそうです。4月から研修が始まるので、急いでエアコンクリーニングして欲しいとのこと。幸いなことに? スケジュールは空いております。それでは急いでお伺いしましょう。
訪問先は、国立国際医療研究センターの研修棟。お母さまのお話では、代々使い続けられてきたエアコンは、かなり汚れていたとのこと。さてさて、どんなエアコンが設置されているのでしょうね。敷地内の駐車場に車を停めてから、道具を台車に乗せてお部屋に伺うと・・・。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F28BTDS-W|2000年製
手狭なワンルームのお部屋には、20年も前のエアコンが設置されていました。これはキッツイですね。古いエアコンの注意点を説明してからエアコンクリーニングすることに・・・。さてさて、このエアコンの洗浄には時間がかかりそうですね。ただ幸いな点もあります。引っ越し前なので、家具などの障害物はまだ置いてありません。これなら養生の手間は軽減できますね。この後の予定もありませんので、時間だってたっぷりあります・・・。
▼ダイキンルームエアコン|F28BTDS-W

こちらがダイキンのふる〜いエアコン。もう成人を迎えている年齢です。いやいや、二昔前のエアコンとは・・ずいぶんと長寿命ですね。とっくに交換時期は過ぎています。ただエアコンが故障しないと、新しいエアコンには取り替えてくれないのでしょう。だからといって、エアコンを壊すわけにもいきません。しかし・・・エアコンを壊さないために、優しい掃除をするわけにもいきませんよね。
「20年来の蓄積汚れの除去」言葉で言うほど簡単なことではありません。ご覧のように、エアコンはとっても汚れていますので・・・。もう頑張るしかありませんね。研修期間である2年間、お部屋でストレスなく休息の時間が過ごせるように、丁寧にエアコンを洗浄していきましょう。
▼エアコン背面

本体カバーなどのパーツを外したら、エアコンの背面もチェックしてみました。ご覧の通り、熱交換器背面にはホコリがこんもりと付着。でも安心してくださいね。当店なら、こんな見えない箇所だって洗浄しちゃいますよ。ただ・・・エアコン背面の洗浄にはリスクがつきもの。リスク回避のために、エアコン背面を洗浄しない業者も多いのですよね。古いエアコンだったら、なおさらです。
▼基盤の分解

上記の画像が、当店のリスク回避方法。洗浄しないことでエアコンの故障を防ぐのではなく、分解することでエアコンの故障を防ぎます。この古いエアコン、基盤カバーの裏側も隙間だらけなんですよね。こんな状態のエアコンを簡易な内部養生でバシャバシャと高圧洗浄したら、確実にエアコンは故障してしまうでしょう。
▼エアコン全景|洗浄前・後

それでも、バシャバシャと高圧洗浄できちゃうんですよね。当店なら・・・。たっぷりのメイン洗剤を、広範囲の隅々までに時間をかけて噴霧器で噴霧したら、大量の洗浄水(お湯)を高圧洗浄機でエアコン内部に高圧噴射。エアコンを丸洗い洗浄したら、ご覧のような(右画像)キレイなエアコンに生まれ変わりました。
▼「クロスフローファン」の洗浄

クロスフローファンもご覧のように洗剤塗れ。ファン裏・ドレンパン裏にカビ取り洗剤を噴霧したら、メイン洗剤も噴霧していきます。エアコン上部、「ファン裏」「ドレンパン裏」「クロスフローファン」の順に何度も何度も重ね噴き。クロスフローファンには「厨房用アルカリ洗剤」も追加噴霧して、繭玉のような状態で浸け置き洗浄しておきました。「苛性ソーダ」の洗浄力で、蓄積汚れを強制剥離していきます。
▼吹き出し口|洗浄前・後

洗浄力の強い洗剤を大量に使用しているので、吹き出し口はこんなにキレイに洗浄できました。こんなにも古く汚れたエアコンでも、ファンを分解することもなく「エコ洗剤」のみでチャレンジするエコ洗浄業者もいるのでしょうね。・・・それはきっと「魔法使い」なんだと思います。私には「エコ洗剤」のみで、「ファンの分解もせず」に、ここまでエアコンをキレイにする技術も自信もありません・・・。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が洗浄後の汚水。エアコン上部をメインに洗浄していますので、室内のバケツに残った汚水は少なめですね。これでも洗浄水は20ℓ使用しています。古いエアコンではありますが、エアコンクリーニングは初めてだったのかもしれませんね。熱交換器の裏側に貼り付いたゴミなどがなかったため、エアコンの洗浄は比較的ラクに終わりました。
▼洗浄中の基盤がこちら

そうそう、エアコンクリーニングの大敵である「カーテンレール」ですが、役に立つこともあるんですよね。ご覧のように、洗浄中は「基盤」置き場に。お陰で最後まで基盤を分解する手間が省けました。
▼洗浄後の乾燥運転

こんなにも古いエアコンを、遠慮せずにバシャバシャと洗浄しても、このエアコンは壊れていません。しっかりと分解・内部養生していますからね。壊して新しいエアコンに交換してもらったほうが良かったのかな? という思いもチラつきますが・・・。外観だってこんなにキレイになりました。
ここで急遽エアコンクリーニングの追加が・・・。同期の友達も同じ寮に引っ越してくるので、そのエアコンも洗浄して欲しいそうです。ラッキーですね。仕事が一つ増えました。それでは荷物をまとめて、別階のお部屋へ移動しましょう。
▼お友達のエアコン

こちらのエアコンは古くないので一安心。ささっと作業は終了しましたにので作業内容は割愛させてください。こちらのエアコンは友達割なので、料金は9,500円。ちょっとお得になりましたね。
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