
大田区中央で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン1台です。
男女ペア訪問を希望
(訪問日:2021年3月24日)
本日は、大田区中央でエアコンクリーニングしてきました。mailにて、19日にご依頼いただき「男女ペア訪問を希望します」とのこと。「22・23日は不可、それ以外はいつでもOK(合わせます)」とのことでしたので、本日訪問することになりました。
mailには、お名前・住所・電話番号・エアコンの型番・駐車場の有無・希望の日時などが記載されています。お互いのレスポンスも速かったため、あっという間に予約完了しました。補足情報として、ペットの「猫」がいるとのこと。駐車場の位置までも、事前に指定いただいています。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-225CF-W|2015年製
ただ・・・、すっかりmail内容を忘れてしまい、お客様に駐車場の場所を再確認してしまいました。それでは道具を運び入れ、エアコンクリーニングを始めましょう。
▼パナソニックルームエアコン|CS-225CF-W

上記の画像をご覧ください。カバーが外れかけていますよね。そもそも、日記にあげる予定はありませんでした。淡々と作業を続けていたのですが、女性スタッフとお客様との会話を小耳に挟み、思わすスマホを片手にパシャリと・・・。
どうやらこのエアコン、初めてのエアコンクリーニングではないようです。入居前とその翌年、今回で3回目とのこと。昨年も洗浄済みのエアコンです。そんなことを聞いたら、中身をチェックしたくなりますよね。ということで、日記のネタ探しを・・・。
このエアコンを洗浄していたのは、管理会社経由のマンション出入り業者とのこと。水道関係の片手間でエアコンクリーニングしているので、イマイチ信用できなかったそうです。いやいや、そんな業者ばかりですけどね。昨日今日はじめた人や、素人のお客様相手に「それっぽく知った風なことを語る」人たちの巣窟・・・、プロとは名ばかりの輩が集う・・・、それがエアコンクリーニングだったりします。悲しい現実ですが、それでも仕事として成立してしまうのですよね。
前の住居では「ダスキン」でエアコンクリーニングしたこともあるそうですが、管理会社が手配した業者は作業も速く終わったとのこと。エアコンがすぐに汚れてしまうので、今回は自分で業者を探そうと思ったそうです。了解しました、ご期待以上のエアコンクリーニングをお見せしましょう。
▼ドレンパンの分解

そうそう、今は閑散期。スケジュールも詰まっていません。ぶっちゃけ暇なので、ドレンパンを分解してみることにしました。申し訳ありません・・・いわゆるこれは、日記内容を充実させるための過剰サービス。まっ、気分次第でこんなこともあったりします。さぁ〜、チェックチェック。
取り外したドレンパン(右画像)はこんな感じです。なんか不自然な汚れ方をしていますよね。これはエアコンクリーニングの洗浄跡。エアコンクリーニングによって吹き飛ばされた洗剤成分が、洗い流されることなく「ドレンパン裏」に固着してしまったのです。これもまたよく見る風景。簡易清掃業者の爪痕ですね。ドレンパン裏さえ洗浄していれば、簡単に防げる現象です。
▼熱交換器背面

ここで、エアコンの背面もチェック。予想通り、熱交換器背面は掃除された形跡がありませんでした。まっ、簡易清掃業者なら仕方ありませんね。ご覧のように、アルミフィンにはホコリが付着して目詰まりしている箇所も・・・。熱交換器前面の汚れ具合と比較すると、明らかに違いがありますよね。これも「簡易清掃」あるあるです。
それでは、エアコンの洗浄を始めていきましょう。背面パネル・ファン裏に「カビ取り洗剤」を噴霧したら、「背面パネル」「熱交換器背面・天面・前面」「ファン裏」「クロスフローファン」の順に、メイン洗剤を何度も重ね噴きしていきます。エアコン内部の隅々まで、洗剤成分を浸透させましょう。
▼クロスフローファンの洗浄

正直こちらも過剰サービス。ファンはそれほど汚れていませんでしたが、「厨房用アルカリ洗剤」も追加噴霧。まっ、絵的(えてき)に欲しかっただけですが・・・。
▼洗剤噴霧後の汚水

ドレンパンを取り外しているので、ドレンホースに流した以外の洗剤は、室内のバケツ内に全て納まります。一度も洗浄されたことのない箇所の汚れも落ちてきているので、バケツ内の汚水は真っ黒。これでは昨年エアコンクリーニングしているとは思えませんね。まっ、簡易清掃業者の仕事ですが・・・。
▼吹き出し口|洗浄前・後

「クロスフローファン」もこんな感じでキレイになりました。メイン洗剤には「次亜塩素酸ナトリウム」も配合されていますので、エアコン内部はまるまる殺菌洗浄済み。見た目以上にキレイですよ。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が洗浄後の汚水。ドレンパンを取り外したので、洗浄水(お湯)は軽減(半分)できました。そうそう、簡易清掃業者が吹き飛ばした「熱交換器裏側に貼り付いていたゴミなど」も強烈に付着してはいませんでしたね。前回・前々回のエアコン自体も、そんなに汚れてはいなかったのでしょう。助かりました。
▼ドレンパンの取り付け

分解したドレンパンは、他のパーツと一緒に女性スタッフが洗浄しています。ご覧のように「キレイになったエアコン本体」に「キレイになったドレンパン」をセット。このエアコンは本体カバーが全て取り外せる仕様なので、ドレンパンの分解・取り付けもラクですね。遮るものがありません。
▼洗浄後の乾燥作業

アースやリモコン受光部基盤なども取り付けたら、コンセントを入れて動作確認・乾燥作業です。いやいや、すっかり様変わりしましたよね。エアコンの内部が・・・。見えるところだけではなく、見えない隠れた場所だって殺菌洗浄済みです。壁掛けでのエアコンクリーニングなので、オーバーホールと違い全ての汚れが除去できているわけではありません。
だからといって、エアコンが臭うこともありません。エアコンの臭いの原因箇所は洗浄済み。数ヶ月でエアコンが臭くなるなんてことは絶対にありませんのでご安心を。簡易清掃ではなく、徹底洗浄してありますので!。
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