江東区冬木でエアコン掃除|2021.03.08

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お掃除屋さんのおそうじ日記

江東区冬木で
エアコンを徹底洗浄!

今回のエアコンは、日立ルームエアコンと
パナソニックルームエアコン各1台です。

リピーター様の引越し先で

(訪問日:2021年3月8日)

本日は、江東区冬木でエアコンクリーニングしてきました。2017年11月にエアコン2台、12月に洗濯機クリーニングでお伺い(江東区富岡)したことのあるリピーター様です。今回で3回目となりますが、昨年こちらのマンションに引越しされたとのこと。リピーター割とは、当店でクリーニングされたお客様を対象とした割引サービスで、サービスを受けた1年後からが適用期間となります。閑散期(1〜4月)限定サービスとなっておりますが、今回のお客様のように引越し先でも適用可能。何度でも何回でも、適用期間が経過されていればサービスを受けられます。

エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-Z56D2(W)|2015年製

お客様の話では、夏の繁忙期にエアコンクリーニングしようと思っていたそうです。ただホームページを確認すると、予約が一杯でスケジュールが合わなかったとのこと。当店のスケジュールが空いてきたのを確認してから、エアコンクリーニングを依頼されたそうです。お待たせしました。そして、ご配慮本当にありがとうございます。

そんな話を聞きながらではありますが・・・訪問時には、お客様のことは思い出していませんでした。予約時には、前回の訪問日時を教えていただけていなかったのですよね。この日誌を書くにあたって過去のお客様情報をチェック。数冊目の「2017年のスケジュール帳」で、やっと「お客様情報」を発見できました。できれば・・・予約時に前回の訪問日をお教えいただけるとありがたいですね。嘘を申告する人などはいないと信じていますが、前の作業内容などは事前に確認しておきたいので・・・。そして、前の住所や建物をGoogle検索して思い出しました。そうそう、前回は富岡八幡宮の裏手のマンションでしたね。そういえば・・・訪問した次の日(12月7日)に、とんでもない事件があったことも思い出します。近隣で起こった大事件だっただけに、当時は衝撃が走りました・・・。

▼日立ルームエアコン|RAS-Z56D2(W)

エアコンクリーニング-冬木-日立ルームエアコン|RAS-Z56D2(W)

まっ、前情報なしの訪問なので、そのようなご近所トークはしていません。このお掃除機能付きエアコンは新しかったので、2017年には洗浄していないとのこと。う〜ん。スケジュール帳には2台表記されていましたが、こちらの訂正ミスなのでしょう。当時の使用期間は1年位。キレイなので洗浄の必要なしと判断したのかもしれませんね。

当然ではありますが、分解した形跡はありませんでした。そこで、分解手順を掲載することに・・・。パシャパシャとエアコンの撮影会です。左画像は前面パネルを外したところ。下段のバーと本体カバーを外したら、フィルター(上段・前面)も外します。そして、基盤カバー(2箇所)を外してから写真をパシャリ(右写真)。お掃除ユニットを分解するために、基盤からコネクタを外していきます。

▼コネクタ取り外し

エアコンクリーニング-冬木-コネクタ取り外し

左画像のように、ドレンパン前にある基盤のコネクタは全て外しておきます。右側にある熱交換器前の基盤コネクタも数本抜いたら、まずはドレンパン前のパーツたちを全て取り外し(右写真)。だいぶスッキリしてきましたね。

▼サイドカバーの取り外し

エアコンクリーニング-冬木-サイドカバーの取り外し

次は、エアコンの右側にあるサイドカバー(銀色の鉄板)を外していきます。このエアコンは左右・天井との隙間はバッチリ。エアコンの分解作業には何の問題もありませんでした。ただこのサイドカバーを取り外すためには、奥のネジ(画像内の中央部右側)を外さないといけません。右側に隙間がないと、一般的なドライバーではネジまで届かないのですよね。訪問中のお客様宅から、慌てて「ロングドライバー」を購入しに行ったのが懐かしいです。

一番下の白い部分には、電源ケーブルなどが通っています。その上の黒い部分がドレンパンで、そのドレンパンの上の奥側で少し白く見えているものがファンモーター。このファンモーターが浸水すると、エアコンは簡単に故障してしまいます。ただこの位置関係・・・ドレンパンに近いため、ドレンパンから溢れるでる洗浄水にも注意が必要。こんなところもチェックしながら、養生・防水処理しないといけません。

▼お掃除ユニットの取り外し

エアコンクリーニング-冬木-お掃除ユニットの取り外し

配線やケーブル・アース線などを外したら、お掃除ユニットの取り外し準備は完了。次に手前のネジ3箇所と右奥のネジ1箇所も取り外します。邪魔にならないように基盤を横にズラしたら、お掃除ユニットの下側を持ち上げ・・・。お掃除ユニットの上部に持ち替え、一気に引き抜いてしまいましょう。

▼お掃除ユニット|洗浄前・後

エアコンクリーニング-冬木-お掃除ユニット|洗浄前・後

左側の画像が洗浄前のお掃除ユニット。このお掃除ユニットには基板などはついていません。軽いので持ち運びも簡単。このまま丸洗い洗浄できるので、洗浄には手間がかかりません。右側の小さなフィルターはつけたまま洗浄しています。あっ・・・左側のダストボックスは分解洗浄していました。このお掃除ユニットには上下2箇所に、小さなダストボックスがついています。

▼ドレンパン|洗浄前・後

エアコンクリーニング-冬木-ドレンパン|洗浄前・後

ドレンパンの汚れはこの程度。いつも通り、カビ取り洗剤で洗浄しています。この加工しやすい安価な断熱材(発泡スチロール)は、意外に厄介な代物。粒(ビーズ)の隙間に汚れが侵食していると、汚れを除去することはできません。高圧洗浄機で高圧洗浄すると、剥がれて白いカスがでてしまうことも。ただ・・・ドレンパン内の隙間をなくすことで、汚れがドレンパン内に堆積しないようにする・・・という考え方であれば、この安価な断熱材もありですよね。

▼吹き出し口|洗浄前・後

エアコンクリーニング-冬木-吹き出し口|洗浄前・後

吹き出し口もこんな感じです。今回はメイン洗剤だけで処理しました。「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウム配合の標準仕様のメイン洗剤を、1.5ℓ噴霧しています。ご覧のようにクロスフローファンもキレイになりましたね。この程度の汚れなら「苛性ソーダ」の出番はありません。標準仕様のメイン洗剤だけでも、しっかりと殺菌洗浄可能です。

▼エアコン全景|洗浄前・後

エアコンクリーニング-冬木-エアコン全景|洗浄前・後

熱交換器のアルミフィンもこんな感じ。薄く色づいていたフィン汚れも、スッキリ落とせましたね。元通りのキレイなアルミ色に蘇っています。

▼洗浄後の汚水

エアコンクリーニング-冬木-洗浄後の汚水

エアコン下のバケツ内には、上記のような汚水が残りました。だいたい4ℓ位ですかね。この4倍位の洗浄水が、エアコン上部の汚れを乗せて室外にも排水されています。それではもう一台のエアコンに移動しましょう。次のエアコンは、4年前に当店で洗浄済み。4年ぶりの汚れをチェック・・・と勇んでおりましたが・・・。

エアコン洗浄が終わったら、エアコンを組み立てて乾燥作業。動作確認も同時に行います。う〜ん、エアコン下部右側の左右風向ルーバーの動きが悪い・・・。動いたり動かなかったり・・・。リモコン操作でも右側だけ指示通りに動きません。コネクタのつけ忘れかな? と再度エアコンの分解を・・・。いやいやコネクタはしっかりと差し込んであります。これはスイングモーター不良かもしれませんね。何度かの分解・コネクタの脱着・・・こんな作業に、かなりの時間を費やしてしまいました。これはもう故障ですね。メーカーに修理依頼するしかないでしょう。

お客様に不具合を説明してから、エアコンの組み立て。上下風向ルーバーをつける前に、念のためもう一度左右風向ルーバーをグリグリ動かすと・・・何事もなかったかのように通常動作をはじめました。これは・・・スイングモーターの劣化が原因かもしれませんね。2015年製と比較的新しいエアコンですが、部品にだって当たり外れはあります。右風向ルーバーの全方向の動作に問題がなくなったことを確認してから、お客様にスイングモーターの説明もすることに・・・。

エアコンに使用されているスイングモーターは、プラモデルやラジコンカーなどに使用されている安価なモーターと同類。数百円で購入できる・簡単に交換できる代物で、メーカー見解でも寿命は5〜6年です。結露などによる湿気の高い場所に設置されており、ルーバーを動かすための一定の動きしかしていません。このような環境下に置かれた小さなモーター内部は、劣化によって錆び付いていることもあるでしょう。その弱っているモーターに、いつもの動きと違う負荷をかけることで不具合が・・・、これが一般的なスイングモーター不良です。この現象は、エアコン洗浄後すぐに起こることが多いですね。

逆に、エアコンクリーニング数日後にルーバーが動かなくなる場合は、モーター内への浸水が原因でしょう。ただこれも、新しい・丈夫な・元気なスイングモーターであれば、故障することはありません。水の中に浸け込んでいる訳ではありませんからね。洗浄作業でモーター内部に入る水の量などたかが知れてます。微量の水が原因でモーター不良が起きるなら、エアコンクリーニングの度に故障していることでしょう。ただ当店でも年に数回は起こるこの不具合・・・、分解や養生だけでは防ぐことのできないことでもあります。絶対に不具合を起こさない方法は一つしかありません。

それは、ルーバーを触らないということ。ただそれでは、エアコンクリーニングはできませんよね。スイングモーターが劣化していれば、完全分解であっても、オーバーホールであっても、メーカーのサービスマンであっても故障を防ぐ術はありません。そして・・・10年以上前の古いエアコンの場合は、部品在庫があったとしても保証の対象外となります。部品の劣化が原因のため、保険会社も補償はできないのですよね・・・。古いエアコンのクリーニング依頼時は、その点も予めご了承ください。

▼2台目のエアコン

エアコンクリーニング-冬木-2台目のエアコン

2台目のエアコンの写真はこの2枚、洗浄後のエアコンと汚水だけです。時間が押してしまいましたからね・・・。ただ4年間使用していますので、それなりに汚れていました。こちらのエアコン洗浄には「厨房用アルカリ洗剤」も追加噴霧。バケツ内で泡立っているのは、洗剤に含まれている界面活性剤。洗浄力の強い洗剤は、泡の力でもエアコンをキレイに洗浄してくれています。本日の作業時間は約5時間。午後2時にはお子様のお迎えと言われていましたが・・・少しご迷惑をお掛けしてしまいました。猛省です・・・。

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