
世田谷区下馬で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、シャープルームエアコン3台です。
シャープお掃除機能付きエアコン
(訪問日:2021年2月3日)
本日は、世田谷区下馬でエアコンクリーニングしてきました。引っ越してきたリフォーム済みのキレイなマンションのお部屋には、前の所有者が使用していた汚れたままのエアコンが3台置いたままとのこと。汚れも臭いも気になるのでエアコンクリーニング業者を探していたそうです。
設置されているエアコンは、お掃除機能付きエアコン1台・スタンダードエアコンが2台とのこと。それなら作業時間は約5時間くらいですかね。直近の予定で5時間の枠がある日時をご案内し、本日訪問することになりました。午後1時からの作業ですので、夕方の6時頃に作業は終わることでしょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|シャープルームエアコン|AY-A36SX-W・AY-A22SE-W|2011年製/AY-E22SD|2015年製
12時30分頃に、お客様のマンション前に到着。来客用の駐車スペースはないと聞いていましたが、念のため管理人さんに確認してみました。すると・・・駐車スペースは1台分あるとのこと。ただ、先ほど別の業者が停めてしまったそうです。「事前予約してあれば車を停められたのに・・・」と言われてしまいました。残念です。このようなケースは良くあるのですよね。念のため、管理人や管理会社などに確認いただけると助かります。駐車スペースを探す手間が省けますので・・・。
結局ここから約30分位の時間を費やしてしまいました。マンション前にはパーキングメーターがありましたが、本日の作業時間は約5時間。エアコンクリーニングの途中で何度も降りてくるのには時間がかかってしまいますよね。それではと周辺をグルグルしながら、打ち止めのコインパーキングに車を停めて戻った頃は、午後1時を少し過ぎてしまいました。
▼シャープルームエアコン|AY-A36SX-W

それでは気を取り直して、エアコンクリーニングを始めましょう。お客様に作業順を確認し、一番手間のかかりそうなリビングのお掃除機能付きエアコンから・・・。こちらがシャープのお掃除機能付きエアコンです。う〜ん、手間がかかる・時間がかかるタイプですね。しかも、かなり汚れていました。
▼お掃除ロボットの取り外し

エアコンの分解作業をしていると、どんどん汚れが見えてきます。いやいや、かなりハードな汚れですね。こんなエアコンを置いていかれても、このまま使用することはできないでしょう。
▼吹き出し口の汚れ

吹き出し口もこんな感じで酷い汚れかた。このエアコンを徹底洗浄する方法・・・色々なプランが頭をよぎります。前の居住者のエアコン臭(生活臭)を残さずに、新たな所有であるお客様者が「快適にエアコンを使用する」ために・・・さぁ、頑張りましょうか・・・。
とはいっても、こんなに汚れているエアコンです。言葉でいうほど簡単なことではありません。さてさて、どうやって処理したらいいものか・・・。
▼分解(お掃除ロボット)〜分解(プリント基板)〜

答えはこちら。結局、分解・分解・分解しか方法がありません。取り外したお掃除ロボットも分解、流れで基盤まで取り外してしまいました。う〜ん、これでエアコンが故障するリスクはなくなりましたね。思う存分、エアコン洗浄を楽しみましょうか・・・。
実はこのエアコン、本体カバーにも基盤がついています。ただこちらの分解は回避することに・・・。作業効率を考慮の上、部分洗浄と拭き上げで仕上げることにしました。多少なりとも、時短に繋がりましたかね。
▼ドレンパン|洗浄前・後

そしてこのようにドレンパンも取り外しました。この分解作業に邪魔になったのがメイン基板です。ドレンパンを本体から取り外すためには、基板ケースを移動させないといけません。しかし・・・簡単には移動してくれません。配線類が混み合っているため、コネクタなども随時抜く必要があるのです。もうここまできたら・・・そんな感じで、メイン基盤も分解した次第。まっ、この後の洗浄作業は楽になるはず。この汚れ具合だったら、作業効率は良くなったのかもしれません。少なくても、エアコンの洗浄率は高まることでしょう。
▼クロスフローファンの洗浄

当店のエアコンクリーニングは、二人訪問の分担作業。分解したパーツ類は、女性スタッフに丸投げです。お陰で私は、エアコン本体の洗浄に集中可能。このエアコンのパーツ洗浄までしていたら、それだけでも1時間近くかかってしまうことでしょう。ただこんなに汚れているエアコンを1〜2時間位で、一人で作業できてしまう凄腕のエアコンクリーニング業者もいます。「凄腕」の・・・簡易清掃業者が・・・、手際だけの良い業者には気をつけましょうね。
ドレンパンを取り外したので遮るものはありません。クロスフローファンの洗浄は作業効率が上がりますね。本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様を選択。その強力なメイン洗剤を3ℓ、噴霧器を使用して「エアコン上部」「エアコン下部」の順で、時間をかけて何度も重ね噴きしていきます。ただファンの汚れは強烈でしたね。そこで「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置き洗浄(写真左)、暫くしてから「カビ取り洗剤」も追い噴霧(写真右)しました。洗浄中のクロスフローファンは、ご覧のように洗剤塗れです。このような凄い汚れでも「エコ洗剤」のみの洗浄を試みる、エコ信者・エコ洗浄業者もいますが・・・。
▼洗剤噴霧後の汚水

エアコンを浸け置きしている間にバケツをパシャリ。高圧洗浄機での洗浄水(お湯)噴射前なので、濃度の高い・真っ黒な汚水がバケツ内に溜まっていますね。次はすすぎの準備です。高圧洗浄機をセッティングしましょう。複数台のエアコンクリーニング時は、水場に高圧洗浄機・給水タンクを固定させて、そこから洗浄ホースを伸ばして全てのエアコンを洗浄していきます。
今回は、高圧洗浄機を洗面台下にセットすることにしました、これで洗浄水の補充を気にせずに「ガンガン」とエアコン洗浄可能です。洗浄水の補充は、お風呂場でパーツ洗浄している女性スタッフがしてくれますので・・・。分担作業ならではですね。
▼洗浄後のエアコン

洗浄後のエアコンはこんなにキレイになりました。エアコン上部の「背面パネル」「熱交換器背面・天面・前面」だって殺菌底洗浄済み。もうこのエアコン内には、前の使用者の臭いは残っていませんね。
▼洗浄後の汚水

エアコン洗浄後の室内のバケツには、ご覧のような汚水が残りました。ドレンホースに直接流した洗剤・洗浄水以外は、全てこのバケツに納まっています。このエアコンに使用した洗浄水は約20ℓ位。ドレンパンをつけたままだったら、この2〜3倍の洗浄水が必要だったことでしょう。分解に手間はかかりましたが、洗浄の作業効率は高まりました。
▼洗浄後の乾燥作業

エアコンの洗浄が終わったら、元通りに組み立てて乾燥作業。ただいまの時間は午後4時頃です。こんなに汚れたエアコンでも、3時間位で作業を終えることができました。少し時間は押してしまいましたが、二人作業ならではですよね。しかも仕上がりは・・・完全分解と大差ないレベルまで洗浄されています。これでも料金は18,000円、これは絶対にお得ですよね。それでは次のエアコンに移動しましょう。
▼シャープルームエアコン|AY-E22SD

このエアコンはスタンダードタイプ。先ほどのエアコンとは比較にならないくらい、分解作業は簡単です。1時間位でパパッと洗浄作業は終わりました。あっ、別に手を抜いた訳ではありませんよ。こちらのエアコンも殺菌洗浄済み。ドレンパンはつけたまま洗浄しましたが、カビ取り洗剤や厨房用アルカリ洗剤をフル活用して徹底洗浄してあります。では次のエアコンに移動しましょう。
▼シャープルームエアコン|AY-A22SE-W

ここでエアコンを二度見してしまいました。あれれ・・・スタンダードエアコンではありませんよね・・・。どうやらお客様は勘違いしていたようです。最初に確認しておけば良かったですね・・・。ここでエアコンのご説明を。料金変更の了承をいただけたので、そのまま作業を続けることにしました。ただこちらのエアコン、1台目のお掃除機能付きエアコンとは全く別物。同じメーカー・製造年ではありますが、とっても簡単に分解できます。同じ値段では申し訳ない気持ちになりますが、午後6時15分頃にエアコンクリーニングは終了。作業時間は7〜80分位ですかね。
ここから撤収作業が始まります。高圧洗浄機からホース類を取り外し、専用のケースにセット。エアコン下やお風呂場の養生などを、二人で手分けして片付けていきます。全ての道具を持ち出して台車に乗せたら、一旦マンションから退出。コインパーキングで駐車料金を精算したら、女性スタッフが再訪問します。エアコンクリーニング料金と駐車料金を一緒にお支払いいただき、本日の作業は無事完了。本日も、我ながら良い仕事ができました。
全ての精算が終わって帰路に着いたのは午後7時前。当初の終了予定時刻よりも1時間位の超過となりましたが、1台はお掃除機能付きエアコンに変更しました。1台目のエアコンに関しては、前述している通りです。妥協せずにエアコンクリーニングしましたが、割と早く帰ることができましたね。
記事一覧
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法