
北区上中里で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン1台です。
賃貸アパートのエアコンクリーニング
(訪問日:2021年1月27日)
本日は、北区上中里でエアコンクリーニングしてきました。昨年このアパートに引っ越してきたそうですが、エアコンが汚れたままだったとのこと。冬場はエアコンを使用しないので、このタイミングでエアコンクリーニングしようと考えたそうです。了解いたしました。先住者が汚したエアコンは、オフシーズンに徹底洗浄しちゃいましょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F22KTNS-W|2010年製
午前9時前にお客様宅に到着。建物に来客用の駐車スペースはありませんが、敷地内にコインパーキングが併設されていました。目と鼻の先に車を停められるので、移動が楽で助かりますね。
しかし・・・お客様のお部屋は、エレベーターなしの2階にあります。道具類をコンパクトにまとめてから、お部屋前に持ち運ぶことにしましょう。全ての道具をお部屋前に並べたら、防水シート・スリッパを片手にインターホンを鳴らしてご挨拶。お客様にエアコンまで誘導いただきます。
▼ダイキンルームエアコン|F22KTNS-W

こちらが本日のエアコン。11年前の古いエアコンですが、外観はそれなりにキレイですね。空室清掃時にエアコンの簡単清掃くらいしているのかもしれません。防水シートをエアコン下に敷いたら、床上の幅木にマスカーテープを貼って下準備は完了です。次はエアコンの動作確認。コンセントを入れてリモコンで動作確認が終わったら、エアコン洗浄用の道具類をお部屋内に運び入れます。それでは、エアコンを分解していきましょう。
▼ストリーマ付きのエアコン

前面パネル・ルーバー・フィルター・本体カバーなどのパーツ類を取り外したらこんな感じ。外観と比較すると、中身はかなり汚れていましたね。ご覧の通り、このエアコンはストリーマ付き。業者によってはこんな簡単なユニットも、分解せずにエアコン洗浄することもありますのでご注意を。それではもう一段階分解してから、エアコンを養生していきましょう。
▼カビ取り洗剤で浸け置き洗浄

エアコン内部の養生中に、ドレンパンにカビ取り洗剤を噴霧。養生後に「背面パネル「ドレンパン裏」「ファン裏」に、そしてもう一度「ドレンパン」にもカビ取り洗剤を噴霧・浸け置き洗浄しておきました。かなり汚れていましたからね。
▼洗浄前の吹き出し口

こちらがこのエアコンの、洗浄前の吹き出し口です。「クロスフローファン」には、ご覧のようにホコリがこんもりと付着していました。こんな状態のままでは、細部までにメイン洗剤を浸透させることはできませんよね。それではと「高圧洗浄機」を、この段階でセット。メイン洗剤噴霧前に、表層・中層の汚れを落としておきましょう。
▼洗剤噴霧前の汚水

クロスフローファンに付着したゴミが、エアコン内部に極力飛び散らないように・・・。洗浄ガンの角度を調節しながらの高圧洗浄作業となります。とはいっても、多少のゴミは飛び散ってしまいますが・・・。でもご安心を。エアコン上部の裏側に貼り付いてしまったゴミだって、当店の徹底洗浄なら除去可能です。
上記の画像がメイン洗剤噴霧前の汚水です。バケツ内で泡立っているのは、吹き出し口に噴霧していた「カビ取り洗剤」。高圧洗浄機で洗浄しただけですが、クロスフローファンからは真っ黒な汚れが落ちてきました。そうなんです。洗剤を使用しなくても、水やお湯で洗浄するだけでも、こんなに汚れは落ちてくるのですよ。ただこの状態は、クロスフローファの表層や中層の汚れが落ちただけ。固着した下層や細部の汚れは残ったままです。
▼クロスフローファンの洗浄

左側の画像が、高圧洗浄後の「クロスフローファン」。黒いファンなので「汚れが残っているのか? 残っていないのか?」判断できませんよね。これがエアコンクリーニングマジックでもあります。洗剤を使用していなくても、「エコ洗剤」のような洗浄力の弱い洗剤でも、高圧洗浄機を使用すればこれくらいキレイになってしまうのです。ここで作業を終えてしまうエアコンクリーニング業者も多いのではないでしょうか・・・。ただこの段階では、汚れが完璧に除去できているわけではありません。見えていない・気づいていないだけ。当店のエアコンクリーニングでは、まだスタートラインでしかありません。
クロスフローファンの表層・中層の汚れを吹き飛ばしたら「背面パネル」「熱交換器背面・天面・前面」「ドレンパン」「ドレンパン裏」「ファン裏」「クロスフローファン」の順に、何度もメイン洗剤を重ね噴き。汚れが浮き上がるまで、洗剤成分が浸透・作用するまで、何度も洗浄を繰り返しています。念のため「クロスフローファン」には厨房用アルカリ洗剤も追加噴霧。右画像のように浸け置き洗浄しておきました。
▼洗浄後の汚水

洗浄後の汚水はご覧の通り。バケツ2杯分、18ℓ位の汚水が室内に残りました。エアコン洗浄には「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のメイン洗剤を約3ℓ、洗浄水(お湯)は40ℓ以上使用。洗浄力の強いたっぷりの洗剤を使用したら、汚れが落ちてこなくなるまで何度もすすぎ作業の繰り返し。室内には残っていませんが、このバケツと同量以上の汚水が室外にも排水されています。
▼洗浄後のキレイなエアコン

洗浄後のエアコンはご覧の通り。エアコン上部・下部にも、悪臭の原因は残っていません。スッキリと殺菌洗浄済みです。右側の画像は「吹き出し口」。「洗剤噴霧前」との違いは画像では伝わらないかもしれませんね。ただ全然違います。見えない・細部の汚れも除去済みですから・・・。
▼洗浄後の乾燥作業

洗浄が完了したら、エアコンの乾燥作業です。洗浄前とは見違えるようなエアコンに生まれ変わりましたね。これなら先住者の汚れ・臭いも気にせずに、安心してエアコンを使用できるでしょう。ハウスダストやアレルゲンだってエアコン内部には残っていません。今年の冷房シーズンは快適に過ごせることでしょう。
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