
渋谷区恵比寿南で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコン2台です。
富士通ゼネラルお掃除機能付きエアコン
(訪問日:2021年1月20日)
本日は、渋谷区恵比寿南でエアコンクリーニングしてきました。ご予約は旦那さまがお電話で、色々とお値段の件なども含め相談を受けました。戸建て住宅にはお掃除機能付きエアコンが4台設置されているとのこと。某サイト(くらしのマーケット)の業者には、4万円かからないと言われたそうです。「申し訳ありませんが、当店はディスカウトはしておりません。お掃除機能付きエアコンは一律1台18,000円(税込)。複数台の割引も行っていません。」と、ご説明。お値段のことを気になされていたので、てっきりお断りされると覚悟していましたが、とりあえず気になる2台を徹底洗浄して欲しいそうです。お値段よりも、エアコンクリーニングのクオリティーを心配しているのでしょうね。了解しました。エアコンを徹底洗浄しにいきましょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-M40E2W|2015年製
午前9時前にお客様宅に到着。自宅の駐車場には車が入っているので、最寄りのコインパーキングに車を停めることになりました。車の移動前に道具類を降ろし、まずはエアコンのチェック。旦那さまは仕事で外出のため、奥様が本日の立ち合いです。3階のお部屋に2台、2階のリビングに1台、1階のベッドルームに1台のお掃除機能付きエアコンが設置されていました。う〜ん、リビングのエアコンと後はどのエアコンかな・・・と想像していたら、3階のエアコンの臭いが気になるとのこと。どのエアコンを洗浄したらいいのか、見て判断して欲しいとも言われてしまいました・・・。
この相談ですが、よく言われます。だた当店の答えはいつも同じ。「エアコンの汚れ具合は、表面的な汚れだけでは判断できません。」、「見た目がキレイなのに臭いエアコンもあれば、見た目が汚くても臭いが気にならないエアコンだってあります。」「臭い・臭くないの基準は人によってマチマチ、汚れの判断基準も同様です。申し訳ありませんが、掃除有無の判断はご自身でお願いいたします。」とご回答。お客様はしばらく悩まれていましたが、3階の2台を徹底洗浄して欲しいと依頼されました。
やはりですよね。使用頻度や設置状況を考慮すれば、間違いなくリビングのエアコンが一番汚れているはずです。でもお客様が気になっているのは違うエアコン。このように人によって判断基準は異なります。予算に余裕があれば全てのエアコンを洗浄すれば済むのでしょうが・・・。当店は無闇なディスカウトはしていませんので申し訳ありません。ただ洗浄方法は、ディスカウント業者とは全く異なります。お値段以上がモットーですので・・・。
▼富士通ゼネラルルームエアコン|AS-M40E2W

まずお詫びを・・・。スマホには撮影した画像がたっぷり保存されていますが、使える画像は数枚しかありません。逆光などの関係で、薄ぼけた・霞のかかった写真ばかりになってしまいました。上記の画像がいっぱいいっぱいです。ご覧のようにフィルター・ダストボックスを外すと、お掃除ロボットにはゴミやホコリが溜まっていました。これでは、お掃除ロボットの裏側も汚れていることでしょう。
▼分解したお掃除ロボット

そして、いきなりお掃除ロボット自体を分解したシーンです。お掃除ロボットトの分解前やお掃除ロボットを取り外した後のエアコン全景・熱交換器のアルミフィン・ドレンパン内部などの汚れ具合も撮影しましたが、全て使い物にならない画像となっていました。残念無念ではありますが、こんなこともよくありますのでご容赦を。
取り外したお掃除ロボットは、汚れ具合によって洗浄方法が異なります。軽度な汚れであれば、ホコリ払い・濡れ拭き・乾拭きのみ。ただこのお掃除ロボットではそうはいきません。他のパーツ同様に洗浄が必要なため、濡れてはいけないパーツを分解して取り外していきます。
上にあるものが洗えるパーツ類で。下の中央にある基盤類が洗えないもの。その左側にあるのがネジ入れで、お掃除ロボット分解時に取り外したネジが入っています。右側の小さな白い塊は、基盤や配線などの分解時に切り落とした結束バンド。カットしないとお掃除ロボットは分解できないのですよね。ただ申しありません。当店では結束バンドは外したままで再セット・組み立て直しています。あっ、配線が絡むようなミスは致しませのでご安心を。
▼洗浄後のエアコン全景

そしていきなり、洗浄は完了してしまいました。上記の画像は洗浄後のエアコン全景。熱交換器のアルミフィンはホコリも詰まって変色もしていましたが、その画像は使えない状態です。何となく想像してみてください。ただエアコンの臭いの原因はスッキリと殺菌洗浄済みです。エアコンの悪臭はシャットアウトできていますのでご安心を。
▼吹き出し口|洗浄前・後

吹き出し口はこんな感じでした。「クロスフローファン」もそれほど汚れてはいませんよね。臭いの原因は熱交換器のアルミフィンにあったのでしょう。それでも、しっかりと吹き出し口も殺菌洗浄済みです。ファン裏・ドレンパン裏には「カビ取り洗剤」を噴霧・浸け置き洗浄しました。たっぷりのメイン洗剤を、何度も何度も重ね噴きしています。
▼洗浄後の汚水

エアコン上部の「熱交換器背面・天面・前面」「ドレンパン」をメインに洗浄していますので、室内に残る汚水は少なめですね。これでも20ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しています。お部屋には残っていませんが、臭いの原因を乗せた洗浄水は大量に室外にも排水済み。エアコン内部には洗剤成分も臭い菌も残っていませんのでご安心ください。
エアコンを徹底分解したら、エアコンが故障しないうようにエアコン内部も徹底養生。そして大量の洗剤・洗浄水で、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄しています。他の業者が見たら心配するくらい・ひいてしまうくらい、高圧力の洗浄水を「これでもかと」広範囲に、エアコン上部の基盤周辺にだって大量に噴射。これこそが当店の徹底洗浄の醍醐味でもあります。
▼エアコン組み立て・乾燥作業

エアコンの徹底洗浄が終わったら、お掃除ロボットやパーツ類を組み立てて乾燥作業。ご覧のように、数時間前とは見違えるようにキレイなエアコンに生まれ変わりました。
このエアコンの洗浄作業中、お客様より依頼の変更がありました。どうやらもう一台は、1階寝室のエアコンにして欲しいとのこと。う〜ん。やっぱりリビングではないんだ・・・と思いましたが、お客様のご要望です。そう言えば、動かせないベッドの上にエアコンが設置されていました。マットも動かせないタイプだったような・・・。マットの上での作業かぁ・・・手間がかかりそうですね。まっ頑張りますか・・・。
▼寝室のエアコン

ただ画像はこれだけ、特段説明するほどの汚れでもありませんでした。使える画像もなかったですしね。寝室設置のエアコンなので、このエアコンも熱交換器のアルミフィンに臭いの原因があったのでしょう。汚水(右画像)もこの程度です。
お客様はエアコンの汚れ具合を気にされていたようで、次のエアコンクリーニングのタイミングなども知りたかったとのこと。道具の移動や車の乗り入れなどで、直接お答えできずに申し訳ありませんでした。ただこれも個人差があります。軽度な汚れであれば「簡易清掃」でもエアコンの臭いが取れることもありますが、状態が悪いとエアコンからは違う臭いがするようになることも・・・。当店の「簡易清掃」であれば洗浄ミスはありませんが、下手な業者が洗浄すると「吹き出し口の汚れがエアコン上部の裏側に貼り付き、洗浄前よりもエアコンが悪臭を放つ」ことだってあります。
何度も同じ回答で申し訳ありませんが「徹底洗浄」「簡易清掃」の選択、エアコン洗浄有無のご判断は、ご自身でお願いいたします。
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