
江東区東砂で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコン2台です。
エアコンクリーニング後の残留物
(訪問日:2020年11月28日)
本日は、江東区東砂でエアコンクリーニングをしてきました。小さなお子さまのいるご家庭で、エアコンを徹底洗浄して欲しいとのこと。ただ、エアコンクリーニングで使用する洗剤への不安もあるようです。
「エコ洗剤」はカラダに優しいけど「エアコンの汚れは落ちない」、強い洗剤なら「エアコンの汚れは落とせる」けど、小さなお子様の健康が心配・・・と葛藤されたお客様は、子供を連れて実家に1日帰省されるとのこと。当日の立ち合いは、旦那様にしていただきました。
正直、心配しすぎ感は否めませんがお母様の愛を感じますよね。「エコ洗浄」でエアコン内部に汚れを残すことを考えれば、大正解だと思います。ただ・・・当店で使用するエアコン用洗剤は劇物ではありません。洗浄後のエアコンや室内に、洗剤成分が残ることもありませんのでご安心ください。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン
上記の通り、訪問日の少し前にお客様から電話をいただきました。「当日は、子供を連れて実家に帰省します。1日経てば洗剤の臭いも解消されていますよね?」と、エアコンクリーニングで使用する洗剤の残留を心配されているようです。
「エアコン内部を徹底してすすぎ作業していますので、エアコン内部に洗剤成分が残ることはありません。お部屋内に残る臭いも、2方向の窓を開けてしっかりと換気すれば10分もしないで消えるでしょう。ただパーツ洗浄で浴室を使用しますので、浴室の塩素臭はしばらく残ってしまうかも知れません」と回答し、ご安心いただくことができました。あとはいつも通り「エアコンを徹底洗浄」するだけです。
このようなやりとりがあったため、訪問前から日記のネタにすることを決めていのたですが・・・型番の写真撮影すら忘れてしまいました。そして、他の写真もイマイチです。正直な話、今日の日記ネタとしては「この後に訪問した2件」の方が良かったですね。下手なエアコンクリーニング業者が、下手なエアコンクリーニングしたお話。その話は、後で少し紹介しますね。業者名も聞いていますので・・・。
▼コード類の汚れ

今日の写真は前後します。これは2台目のエアコン。1台目のエアコン(リビング)には、これといった特徴がありませんでした。ただこのエアコン(寝室)はご覧の通り。エアコンを分解していると、コード類が汚れているのを発見。ただ汚れの原因は確定できません。
実はエアコンクリーニングしたことがあって「業者が残した汚(残留物)」なのか・・・。はたまた、実はエアコンから若干の水漏れが起きていて、その水漏れによってコード類が汚れてしまったのか・・・。おそらくどちらかが原因なのでしょう。この汚れたちは拭き上げて処理しておきました。
次亜塩素酸ナトリウムで「徹底洗浄」
当店のスタンスは「エアコン内部の徹底洗浄」。これまでの経験値で「エコ洗剤」の洗浄力は把握済みです。落ちない汚れや取れない臭いと格闘しながらも、色々な洗剤を色々な汚れ方のエアコンに使用していった結果、エアコンクリーニングには「次亜塩素酸ナトリウム」は欠かせないという答えに行き着きました。エアコンには「手の届かないところや直接洗浄できないところ」が多数あります。その箇所にこそ臭いの原因が隠れていることも・・・。その隠れた汚れ・臭いを落としていくには、二つの方法しかありません。
一つ目は、エアコンをバラバラに分解してから洗浄する「オーバーホールや完全分解」。ただ簡単な作業ではありません。サービスを提供するには、時間もお金も掛かってしまいます。エアコンは使用環境によっては直ぐに汚れてしまうもの。定期的なエアコンクリーニングには、コスト面を考えると不向きですよね。財布に余裕がある方の選択肢の一つでしょう。
エアコンを持っている人が皆、財布に余裕がある・・・そんなことはありませんよね。そこで当店が行き着いたのが、極力時間とお金をかけないエアコンクリーニング。それでもエアコンの臭いを解消させる方法です。それが「次亜塩素酸ナトリウム」の徹底活用。「次亜塩素酸ナトリウム」の強力な洗浄力・殺菌力で、エアコン内部を洗浄し、洗剤成分が残らないように「徹底したすすぎ作業」すること。この洗浄方法なら「オーバーホールや完全分解」と比較したって、エアコンの臭いの除去率であれば大差ありません。エアコンの臭いの原因となる箇所には、しっかりと洗剤は届いていますからね。
▼カビ取り洗剤で浸け置き洗浄中

ドレンパン内もご覧の通り、カビ取り洗剤を大量に噴霧して浸け置き洗浄。これが当店のエアコンクリーニングでのスタートの作業となります。ドレンパン内の汚れを洗浄前に融解させることで、洗浄中のドレンパンやドレンホースの詰まりも解消可能。他にも「背面パネル」「ドレンパン裏」「ファン裏」、汚れ具合によっては「クロスフローファン」にも大量に噴霧しています。
ここだけの話、当店が使用する洗剤の中で「カビ取り洗剤」が一番高価。且つエアコンに使用する量も一番多いのです。「カビ取り洗剤」は希釈できませんからね。不経済だから・・・といって、敬遠する業者が多いのも事実・・・「エコ洗浄」を推奨しながら・・・。しかし「エコ洗浄」なんて、業者が得するだけの「方便」でしかありません。エアコンの汚れも落ちませんからね。
▼ドレンパン|洗浄前・後

カビ取り洗剤でしっかりと浸け置き洗浄したら、大量のメイン洗剤も噴霧器でたっぷり噴霧します。洗浄後は、こんなにキレイな黒いドレンパンに生まれ変わりました。今回はドレンパンの分解はしていません。ドレンパンの奥の方やアルミフィンとの接着面などには、まだまだゴミが付着していると想像できます。ただその残留物が原因で、エアコンが臭うことはありませんのでご安心を。その汚れたち(残留物)も「次亜塩素酸ナトリウム」で殺菌済み。メイン洗剤にも次亜塩素酸ナトリウム」は配合されていますからね。
▼洗浄後のエアコン全景とクロスフローファン

たっぷりのメイン洗剤を時間かけて隅々までに噴霧。洗剤成分が浸透・作用してきたら、大量の洗浄水(お湯)でエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄していきます。高圧洗浄機の水圧は「最大圧力3.5MPa」に設定済み。このような「過酷な状況」でも、エアコンが故障しないように「エアコン内部は徹底養生」してあります。この作業が常にできるからこそ、当店では「洗浄力の強い洗剤」も使用可能。洗浄後のエアコンは、この画像以上にキレイな仕上がりですよ。
▼洗浄後の乾燥作業

エアコンの洗浄が終わったら、エアコンを組み立てて乾燥作業。お掃除ユニットも無事に動きだしました。もうこの段階でも、エアコンに洗剤臭は残っていません。お部屋内には多少の臭い残りがありますが、それも換気すれば解消されます。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が本日の汚水。そうそう、こいつらからは「悪臭」が漂っていますね。洗剤の臭いも残ったままです。この室内残ったバケツの汚水は、お外の排水溝に流して処理しました。ただ、室外にも汚水は流れているのですよね。
▼室外の汚水跡

上記の写真は、リビングのエアコンから流れ出た汚水です。ベランダ置きされた室外機の横からドレンホースは伸びていました。ただ申し訳ありません。当店では汚水の持ち帰りは行っていません。また室外に流れ出た汚水をキレイに洗浄して帰ることもありません。所謂これは、当店がエアコンクリーニグしたあとの「残留物」です。エアコン洗浄後のドレンホース近辺は、このように汚れたままとなりますので、予めご了承ください。
▼壁を伝う洗浄水

そして、室内にも洗浄水(お湯)は漏れていました。当店ではエアコンの背面も「高圧洗浄機」で徹底洗浄。その結果、壁面からは洗浄水(お湯)が漏れることがあります。これはエアコンの機種や設置状況、エアコン設置業者の腕・技術などによって様々。全く洗浄水が漏れないエアコンもあれば、ジャーとだだ漏れることだってあります。エアコン洗浄後には濡れた箇所は拭き取りますが、このようなことが起こることも予めご了承ください。
▼エアコン下の養生

当店では、エアコンクリーニング中の洗浄水(お湯)漏れは、防げないものと考えて作業しています。そこで、こんな感じでお部屋を養生することに・・・。こちらは寝室での作業風景。ベッドの上でしたので、壁側からマスカーテープを貼って対処しました。壁から洗浄水(お湯)が漏れたとしても、これならベッドを濡らすことはありません。それでは次のお客様宅へ移動しましょう。
「エアコンクリーニグ」できない業者たち
この後の作業は2件入っています。1件目は江戸川区松島のお客様。この夏に「クリーンクルー」でエアコンクリーニングしたのですが、エアコンの臭いが取れなかったとのこと。クレームを言うと再訪問してくれたが、やっぱりエアコンの臭いは取れず・・・。洗浄後のバケツを見せて「エアコンは汚れていないですよね?」などとも言っていたそうです。業者曰く、これ以上は洗剤を変更するか上司に洗浄してもらうしか方法がないとのこと。返金の提案もあったため、この業者ではラチが明かないので半額返金してもらうことにしたそうです。
そんなお客様は、エアコンクリーニング業者を信用できなくなっている感じ。今考えると、最初はちょっと突き放されるような対応でしたね。ただこのエアコン、簡単に処理できました。エアコンのカバーを外してみると一目瞭然。エアコン上部はノータッチです。熱交換器は汚れたまま。そりゃ、何度「吹き出し口」ばかり洗浄したって、臭いなんて取れる訳ありません。洗剤を変更したって、そんなの不可能。バケツに汚れが残らないのは、汚れがあるところは掃除していないからですよ。上司に相談したって同じでしょうね。彼に仕事を教えた上司なのですから・・・。
洗浄後のエアコンを確認したお客様は大満足。色々とお話しされるようになりました。本当に色々な業者がいますよね。注意しないと・・・。
2件目は江東区北砂のお客様です。昨年の暮れに「おそうじ本舗大島店」でエアコンクリーニングしたのですが、ファンからゴミが降ってくるようになったとのこと。「抗菌コート」を施工され、2年は大丈夫などと語っていたそうですよ。当店のエアコンクリーニングの様子を見ていたお客様は、前の業者との違いに愕然としておりました。作業時間も早かったそうですね。「おそうじ本舗大島店」さんは・・・。洗浄水もちょっとしか使用していなかったとのこと。店舗情報を確認したら、お店の住所はお客様宅と目と鼻の先。近所のお客様相手でもこの始末。怖いもの知らずですね。
この業界には、仕事経験が長いだけの業者だっています。エアコンクリーニングの実績○○○○台なんて語っている業者も多いですが、大切なのは業歴や経験台数ではありません。「どのような洗浄をしてきたかのか」が一番大切なこと。「簡易清掃」を長年に渡って、沢山こなしてきた・・・こんなのは弊害でしかありません。本当に無駄な経験値です。業者の選択には要注意ですね。
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