
渋谷区本町で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコンと
ダイキンルームエアコン各1台です。
他業者では臭いが取れなかったエアコン
(訪問日:2020年10月25日)
本日は、渋谷区本町でエアコンクリーニングをしてきました。今年の夏に「ユアマイスター」の登録業者である「ハピネス」で、エアコンクリーニングしたとのこと。しかし、エアコンの臭いは解消せず。再度の訪問でも結果は変わらなかったそうです。エアコンの臭いが酷いので、再度「エアコンクリーニング業者」をネット検索し、「臭い戻り保証」のある当店のホームページを発見。ホームページをご熟読いただいてから、ご予約の電話をいただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-221UD(W)|2010年製
戸建て住宅のお客様宅には駐車スペースはありません。道具類を一旦家の前に降ろし、最寄りのコインパーキングに車を停めてからの訪問となりました。それでは、エアコンをチェックしましょう。
3階の寝室には「東芝のスタンダードエアコン」、2階のリビングには「ダイキンのスタンダードエアコン」が設置されていました。2階の浴室前の洗面下に「高圧洗浄機」をセット。上から順番にエアコンを洗浄していきましょう。
この夏に2回も洗浄しているエアコン
エアコンの下には大きなベッド。お部屋には移動するスペースはありません。マット下を確認すると足場には強度がありそうですね。マットを部屋の端に立て掛け、ベッドの土台に防水シートを敷いておきます。壁とベッドの隙間にはマスカーテープで防水処理。これで準備はOKですね。それでは、エアコンを分解していきましょう。
▼東芝ルームエアコン|RAS-221NV(W)

ここで、またまたお詫びを。本当に申し訳ありません。ご予約の際に、色々とお話を聞いているのですが、訪問時に内容を覚えていることは殆どありません。今回もそのケース。その日の気分やタイミングなどで、お客様にエアコンの状況などを確認することもあるのですが・・・本日は挨拶早々に黙々と作業を始めてしまいました。気を利かせた女性スタッフがお客様と歓談。エアコンカバーを分解したころに、前述の話を聞き思い出しました。そこで慌てて写真をパシャリ。
▼エアコンの汚れ具合

①基盤下の隙間の汚れです。ただこの箇所はエアコンの悪臭とは無縁。それでも・・・ホコリ払いくらいしても良いとは思うのですが・・・簡単に終わる作業ですしね・・・どうやら放置プレイのようです。
②熱交換器背面です。完全なるノータッチ。これでは何度エアコンを洗浄したって、エアコンの悪臭は解消できませんね。
③ドレンパン内部も汚れたままです。ただ、堆積したスライムがあるほど汚れてはいません。ドレンパン付近のアルミフィンの汚れは気になりますが、ドレンパン内の汚れは臭いの原因にはならないでしょう。
④クロスフローファンも薄らと汚れていますね。ベッドの上なので、ホコリが舞いやすいのかもしれません。若干お部屋が汚れていることにも原因があるのかも・・・。
そうそう、夏にこのエアコンを洗浄した「ハピネス」さん、一人作業で4台のエアコンを3時間もかけずに片付けたそうです。相当なやり手ですね。手慣れた業者で仕事が早い。お客様の負担を軽減させるために、いかに早く作業を終えるかを追求しつづける・・・完全なるプロ「簡易清掃業者」。脱帽です。
ただ1点だけ、この業者を評価できることもあります。それは再度、お客様宅に訪問したということ。残念ながら、エアコンの臭いを解消させることはできませんでしたが、業者曰く「こんなことは初めて!」と話していたそうですよ。2回目訪問時の業者の手には、「消臭スプレー」が握り締められていたとのこと。それを見たお客様は「この業者に何を言っても無駄」と悟ったそうです。「経験が浅い業種なんだろな・・・」と諦めたそうですが・・・。
「口コミ」の件数は48件。総合評価は4.60。エコ洗剤を使用して、抗菌コートも無料サービス。室外機の清掃も行っている、当店とは全く真逆のスタイル。ただ女性スタッフも同行できるそうですね。
ハウスクリーニング歴13年の「ハピネス」さんは、年間1300台の実績で「エアコンクリーニングはプロに頼む時代です!」と言っておられます。エアコン台数は大袈裟だとしても、かなりの台数のエアコンが被害にあっているのかも知れませんね。ただ大半のお客様は、被害にあったことにすら気づいてはいません。その結果が「口コミの過大評価」。その評価を鵜呑みにし、慢心している業者の一言が「こんなことは初めて!」です。別に今回のお客様がクレーマーなのではありません。正当な評価を下しただけなのですが・・・。
▼熱交換器背面|洗浄前・後

熱交換器の背面もこのようにスッキリと殺菌洗浄しておきました。この箇所の洗浄は、見えているホコリを落とすことだけが目的ではありません。目に見えない「熱交換器の裏側」に貼り付いてしまった汚れや洗剤を落とすのに大切な洗浄箇所なのです。見えるところしか洗浄しない・洗浄できない業者には理解できないことでしょうが・・・。
▼ドレンパン|洗浄前・後

ドレンパンもご覧の通り。カビ取り洗剤の洗浄力で殺菌済みです。ただドレンパン内の汚れは、それほど気にしなくても大丈夫。多少の汚れぐらいでは、その汚れが原因でエアコンが臭くなることはありません。ドレンパン分解をオプション設定している「業者の誘惑」には騙されないように・・・。ただの営業トークでしかありません。
▼洗剤の飛散跡

下手な業者のエアコン洗浄後は、決まってこのような洗剤の飛散跡が残っていることが多いですね。これはエアコン内部の養生が甘いから起きること。この程度の養生で当店レベルの洗浄したら、エアコンは確実に故障します。このような飛散跡は残っているということは、しっかりと内部が洗浄されていないということ。この程度の洗浄レベルでは、何度頑張っても「エアコンの臭い」は一掃できません。
▼洗浄後の乾燥運転

上記の画像は、洗浄後の乾燥運転中です。当店で徹底洗浄されたエアコンが、洗浄後に悪臭を放つことはありません。見えるところだけではなく、見えない臭いの原因までも洗浄済み。乾燥運転中のエアコンからは、心地よい暖かな風が吹くようになりました。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が本日の汚水。数カ月前に2回も洗浄しています。これは汚れている方なのでしょう。ただこれは室内に残ったバケツ内の話。室外には、このエアコン達の悪臭の原因が大量に排水されています。たっぷりの洗剤を使用し、大量の洗浄水(お湯)で汚れ洗剤成分を洗い流す。たったこれだけの事で、エアコンの悪臭は解消可能。ただこの作業ができない・理解できない業者が多いのですよね。
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